審査開場5 現在第56回いっぱいいっぱい杯収録審査中


いっぺんに10通審査をするのはしんどい!

と言う声が大きく聞こえましたので、前半と後半の5組ずつに分けたいと思います。

審査してくださる場合には締め切りまでに両方送っていただけると嬉しいです。



審査をする際に御注意を!
フォームの関係上、時間が経つとエラーになってしまいます。
ですのでメモ帳か何かで保存をしつつ、最後にコピーで投稿してくださるよう、
面倒くさいですが、お願いいたしますm−−m


審査用紙はこちら

審査基準

5点・・・最高に面白い! 大いに笑った。

4点・・・大変面白い! 終始よかったが、ちょっと物足りなさや気になった点がある。

3点・・・面白いには面白いのだけど穴もある。 ギリギリでオンエアならしてもいいかな。

2点・・・面白いところもあるのだが、オンエアできるには色々と−の面が多い。

1点・・・まだまだだと思う。 笑いどころも少なく、出直してきて欲しい。

0点・・・正直厳しい。 笑ったところがなかったに等しい。


1組目:パワーボマー (初挑戦)

コント/プロレスラー育成ゲーム


川村:お?「プロレスラー育成ゲーム」か。面白そうだな。買って見よう。



川村:よし、さっそくプレイだ。スイッチオン!よし、ついたぞ。

『そんな、スイッチの入れ方では、プロレスラーなど、つとまらん!!出直せ!!』
――強制終了します――

川村:あれ!?消えちゃったぞ!?……もういっかい、ポチ。

『気合が足りん!!』
――強制終了します――

川村:えええッ!?何このゲーム!?スイッチの入れ方が悪いと始められないの!?
   えーっと、気合だな?よし、
   とぉりゃああああ!!ポチ

『初心者への、アドバイス……
 ・まずゲーム機を両手で抱える
 ・ジャーマンスープレックスの要領で、ゲーム機を地面に叩きつける。
  (スープレックスをかけるときは、手で投げるのではなく、腰を使って投げるように意識をしてみよう)
  (どうしても出来ない場合は、ブリッジの練習から始めてみよう)
 ・衝撃でスイッチが入る』
――強制終了します――

川村:どんなスイッチの入れ方だよ!!ゲーム機壊れるわ!!あー、どうしよう……。
   売るか。このゲーム。

『ピコーン!……ジャジャジャジャジャジャジャーン♪……
 プロレスラー育成ゲーム!!

 →はじめから  つづきから   』

川村:わあ!!急に起動した!!……売るっていう言葉に反応した?まあ、はじめからプレイをしてみよう。

『名前を入力してください』

川村:えーと、名前は……川村 芳雄 と。

『階級を決めてください
  ヘビー級   ジュニア級   』

川村:うーん。軽快な動きのジュニアもいいけど、やっぱ迫力のあるヘビーかな?と。

『階級を決めてください
  ヘビー級   ジュニア級   』

川村:あれ?さっき入力したのにな?ミスったかな?えーと、ヘビー。と。

『階級を決めてください
   ヘビー級   ジュニア級   』

川村:何回聞くんだよ!もしかして、ヘビー級は出来ないのか!?ジュニアと。

『ゲームを開始します』

川村:ようやく始まった。

『猪本:これで、入団テストは合格だ。これからお前をプロレスラーとして
    ビッシビッシと鍛えていくぞ。
    まずはお前のリングネームを決めよう!』

川村:リングネームか。何がいいかな?

『リングネームが、チョットダケ斉藤になった。』

川村:勝手にリングネームが決まっちゃったよ!!しかも、なに?この名前。
   俺の名前、川村芳雄だぜ?どこがチョットダケ斉藤なんだよ!!斉藤の要素ナシだよ!!

『戸籍の登録が、チョットダケ斉藤になった』

川村:本名まで変わっちゃったよ!!

『親が自分を呼ぶときの名前が、チョットダケ斉藤になった』

川村:親がそんな名前で呼ぶなよ!!自分たちでつけた芳雄って名前で呼んでくれよ!!

『家の表札の名前がチョットダケになった』

川村:チョットダケが苗字で、斉藤が名前かよ!!無茶苦茶な名前だな!!

『猪本:プロレスの道に入れば、もう後戻りは出来ん!!覚悟しろよ!!』

川村:戸籍の名前まで変えられちゃったら、そりゃあ後戻り出来ないよ!!

『猪本:では早速トレーニングと行きたいところだが、
    その前に、メニュー画面で自分のパラメーターを確認しておくとよいぞ』

川村:自分に必要な能力をトレーニングするには、確認をしておいたほうがいいもんな。
   えーと、メニュー画面を開くボタンはコレか?ポチ

『   体格    
 頭   :ヘビー級
 おっぱい:ヘビー級
 股間  :ジュニア級 』

川村:な、なんだこりゃッ!?こんなとこヘビー級とかジュニア級とか言われても意味がわからないよ!!
   最初に何度も聞いてきた階級って、コレのことだったのか!?
   プロレスラーに全然関係ないじゃないかよ!!
   こいつ、男だろ!?なんでおっぱいがヘビーなんだよ!!

『猪本:さあ、トレーニングを選べ!!
 ブリッジ ランニング 筋トレ スパーリング 』

川村:えーと、よくわからないし、順番に選んでいくか。ブリッジと。

『ミス!!頭が大きすぎて、ブリッジが出来ない』

川村:どんだけ頭がデカイんだよ!!

『柔軟性が下がった 頭が一回り大きくなった』

川村:なんで頭がデカくなるんだよ!!これ以上大きくならなくていいよ!!じゃあ、次、ランニング!!

『ランニングをした!おっぱいがボインボイン揺れた!』

川村:知らないよ!!そんなことどうでもいいわ!!

『男子中学生の視線を釘付けにした』

川村:なんで男子中学生が男のボインに視線が釘付けなんだよ!!気持ち悪いわ!!

『ガン!!ガン!!ガン!!頭が大きすぎて、街の看板に頭をぶつけた! 頭が腫れて、一回り大きくなった』

川村:まだ、頭がデカくなるか!?しかも、頭、ぶつけ過ぎだろ!!もう次!!筋トレ!!

『筋トレのために、床に落ちているダンベルを拾おうと、前かがみになった
 Tシャツから、チラリと胸元がのぞく! 男子中学生の視線を釘付けにした』

川村:男子中学生、出てこなくていいよ!!次、スパーリング!!

『ミス!!おっぱいが大きすぎて、相手に手が届かない!!』

川村:おっぱいデカ過ぎだよ!!

『おっぱいが一回り大きくなった ブラジャーがはち切れそうになった』

川村:だから、デカくならなくていいよ!!しかも、こいつ、ブラジャーつけてるのかよ!!

『猪本:しっかり、トレーニングをやっているようだな。
    そんなお前を見込んで、試合を組んでやったぞ。
    デビュー戦だ。気合を入れていけ!』

川村:全然、まともにトレーニング出来てないよ!!

『猪本:対戦相手はチョッピリ斉藤だ。手強い相手だぞ。』

川村:チョットダケ斉藤と名前が似すぎだよ!!そんな名前のレスラーしかいないのか!?

『猪本:しかし、条件がある。お前には覆面レスラーとして、試合に出てもらいたい。
    このレスラーマスクを被ってくれ』

川村:覆面レスラーとしてデビューするのか。

『ミス!!顔が覆面に入りきらない!!』

川村:頭がデカ過ぎんだよ!!

『顔の3分の1以上が見えているが……
   これでよしとする   仕方ないとあきらめる  』

川村:どっちもおんなじだよ!!いらないよこんな選択肢!!

『猪本:さあ!行け!チョットダケマスクよ!!』

川村:すごく言い得てる名前だな!!チョットダケマスク!!

『試合開始!チョットダケマスクのターン!』

川村:おっと!いきなり試合が始まった!

『マスクがパッツパッツだ……どうする?
痛い、ギブアップ!   痛い、でもガマンする   』

川村:マスクがキツ過ぎてギブアップってバカじゃないかよ!!ガマンだよ!!

『チョッピリ斉藤のターン!
 チョッピリ斉藤は、ダッシュで距離を詰めに来た!
 ミス!股間が大きすぎて、足が地面につかない!  』

川村:股間デカすぎるわ!!股間をヘビー級にしてたら、こんなことになってたのかよ……。

『チョットダケマスクのターン!
 マスクがパッツパッツだ……どうする?
痛い、ギブアップ!   痛い、でもガマンする   』

川村:またコレ!?この選択肢しかないのかよ!?……ガマン!!

『チョッピリ斉藤のターン!
 チョッピリ斉藤は、ダッシュで距離を詰めに来た!
 ミス!股間が大きすぎて、足が地面につかない!  』

川村:エンドレスじゃねえかよ!!え?じゃあ、なに?この試合会場の客は
   出てきて早々、マスクがキツくて「痛い痛い」って泣き叫んでる覆面レスラーと
   股間が大きすぎて、身動きが取れないレスラーの様子を
   延々と見守るわけ!?なんだ、この無様な試合は!!

『チョットダケマスクのターン!
 マスクがパッツ……

川村:ポチ。……ゲーム終了。やってらんない。……ああ、無駄な時間を過ごした……。

(パッ)
――強制起動します――
『そんなスイッチの切り方では、終了出来ません。
  初心者への、アドバイス……
 ・まずゲーム機を両手で抱える
 ・ジャーマンスープレックスの要領で、ゲーム機を地面に叩きつける。
  ・衝撃でゲーム機が壊れる……。                       』

川村:もういや!!このゲーム!!

――END――


2組目:ミゾイガワ (?/3)

ショートコントスタイル0その2


溝井 はいどうも、ミゾイガワです。
井川 萌えーーーー!
溝井 (腹を殴る)それでは早速参りましょう!
井川 ミゾイガワのショートコント。「借り物競争」

溝井 よし、一番だ。どれにしようかな。コレッ!
井川 じゃあ、俺はコレ。
溝井 (紙を読む)マンモスの生きてる時の姿・・・。
井川 フジテレビの球体・・・。
二人 どうやって持って来いと!

二人 ♪タラタラッタッタタッタン。

井川 「射的」
溝井 井川、射的やるか。
井川 おお。
溝井 100円と・・・。
井川 溝井、この銃、重いわー。
溝井 実弾入り!?

二人 ♪タラタラッタッタタッタ

井川 「射的中」
井川 パーン。当たったー。
溝井 すげえじゃん。
井川 でも、バラバラになってる。何でだろう?
溝井 実弾入りだったからな・・・。


二人 ♪タラタラッタッタッタタ

井川 「雪合戦」

溝井 雪だ!
井川 雪合戦だ!それ!
溝井 いた!こうなったら石入れてと・・・。それっ!
井川 いてー。よくも・・・。
溝井 ははは、ゴメン。
井川 血とまんねー。
溝井 ホントゴメン!
井川 だったらコッチもっ。えい。
溝井 うあ、当たった〜。昌平何入れたの?
井川 餡子。
溝井 大福か!

二人 ♪タラタラッタッタタタ 

井川 「再会」

井川 よっ!
溝井 え?
井川 溝井じゃん!
溝井 お前、誰だっけ?
井川 お前の家に無断で入った井川だよ!
溝井 警察行け!

二人 ♪タラタラッタッタタタタ

井川 「孫悟空、病院へ行く」

井川 みんな、オラに元気を分けてくれ!
溝井 死人が出ちゃうからやめて!

二人 ♪タラタラッタッタタタッタ

井川 「習字」

井川 ふぅー。
溝井 先生、すばらしいですね。
井川 ああ、そうだな。
溝井 あ、文字が間違ってる!
井川 何!こうなれば筆をなげて直す!トウ!
溝井 凄い、先生。
井川 わりー。墨かけてめちゃくちゃになっちまった。
溝井 「弘法も選択の誤り」

二人 ♪タラタラッタタッタタッタ

二人 「文字当てゲーム」

井川 背中に文字書くよ。
溝井 オッケー
井川 はい書いたよ。
溝井 何書いたの?
井川 ドラゴン。
溝井 刺青書くなよ!

二人 ♪タラタラッタタッタタッタ

井川 「文字当てゲーム2」

井川 背中に文字書くよ。
溝井 オッケー
井川 はい書いたよ。
溝井 わかんね。何書いたの?
井川 ネタ
溝井 消えるからノートに書けよ!

二人 ♪タラタラッタタッタタッタ

井川 「CM」

井川 喉越し最高!
溝井 お、ビールのCMか。
井川 濃口醤油!
溝井 飲めるか!

二人 ♪タラタラッタタッタタッタ

井川 「躾マン」

溝井 うわー。捕まった。誰か助けてー。
井川 とう、躾マン登場!
溝井 助けて、躾マン。
井川 おいっ、「助けてくださいませ。お願いいたします」って言え。
溝井 助けてくださいませ。お願いいたします。
井川 土下座しろ!
溝井 今、躾を行うな!

二人 ♪タラタラッタタッタタッタ

井川 「交通事故」

溝井 凄い野次馬だな。何かあったのか?
井川 交通事故だってよ。
溝井 ああ、こえーな。で、どんな事故だったの?
井川 ワゴン車と乗用車が上下激突だって。
溝井 どうやって!?

二人 ♪タラタラッタタッタタッタ

二人 ありがとうございました。


3組目:木のコットン (0/1)

キャッチフレーズ


コッ:木のコットンです。
シイ:宜しくお願いします。
コッ:最近、僕、キャッチフレーズ考えるのが好きなんですよ。
シイ:面白いですよね。女子バレーのキャッチフレーズは意味が分からないですけど。
コッ:で、今日は色々と作ってきました。
シイ:じゃあお願いします。
コッ:まずは笑点シリーズ。
シイ:シリーズがあるんだ。

コッ:水色の象徴 小遊三

シイ:何かちょっと引っ掛かるけどね。まぁ、こんな感じじゃないかな。

コッ:桃色の何か大して面白くもないし普通な人 好楽

シイ:それは失礼だろ!確かにそうかもしれんが駄目だよ!もうちょい格好良く!

コッ:黄色のサンダーボルテージ 木久蔵

シイ:木久蔵にしては格好良すぎだよ!そんな弾けてないよ木久蔵!
   あ、外見とかそこら辺でフレーズつけるのも良いんじゃない?

コッ:白色の眼鏡マン 斉藤

シイ:確かに眼鏡かけ・・・いや斉藤って誰だよ!笑点メンバーでもなんでもないよ!そこは春風亭昇太だろ。

コッ:紫色の着物 黒の腹 楽太郎

シイ:上手い。いや上手いかは分からないけど何だかイキナリ良くなったよ。

コッ:橙色のガムテープとよく見間違える たい平

シイ:またよく分からなくなったよ!どうやったら間違えるよガムテープと!

コッ:赤色の歌姫 山田

シイ:確かに最初の紹介の時に良く歌うけれども!音痴だし第一姫じゃないよ!

コッ:緑色の司会者。縦横無尽にステージを駆け回れ 歌丸

シイ:何でちょっと命令口調なんだよ!そんな事したら身体に障るよ!

コッ:という訳で笑点シリーズは終わりですか何かありますか?
シイ:楽太郎以外駄目だよ。もう駄目だよ。
コッ:でもまだまだありますから。まぁ笑点はちょっとはっちゃけちゃった部分があったよ。
シイ:じゃあ他のを見せてください。

コッ:何だかちょっと顔が蛭子さん 僕が三歳の時に家から出て行った母親

シイ:意味分からないよ!感動の再開シーンが汚れるよ!

コッ:左フック!右ストレート!そしてキミは 阿部総理大臣

シイ:よく分からないけど何だか日本任せられないよ!

コッ:打率3割、本塁打30本、盗塁30個 阿部総理大臣

シイ:最初の方良かったと思ったら阿部さんだから駄目だよ!

コッ:セクシャルハラスメント的存在 阿部総理大臣

シイ:あーもう駄目だ。クビだクビ。もう辞職しろ。
   ん?いやさっきから俺、阿部さんに文句言ってるけど阿部さんに罪は無いじゃん。まぁいいか。

コッ:昆布味 聖徳太子

シイ:味付けるなよ!聖徳太子は聖徳太子のままでいいんだよ。

コッ:レモン味 卑弥呼

シイ:だから歴史上の人物に味付けすんなよ!自然体で良いんだよ自然体で。

コッ:自然体な男 小倉智昭

シイ:それは例外だよ!頭のほう完璧に不自然体だから!

コッ:以上がまぁシリーズ系じゃない邪魔な人たちのキャッチフレーズでした。
シイ:そうなんだ・・・。
コッ:じゃあ最後はサザエさんシリーズで
シイ:もう好きにやってください。

コッ:華麗なパーマで近所の方々を魅了にする サザエ

シイ:・・・あ、普通やん。・・・いや普通じゃないか。

コッ:この世界でただ1人の正常者 カツオ

シイ:まぁ冷静に考えるとね。

コッ:声の裏返り具合が絶妙なハーモニーを奏でている マスオ

シイ:キャッチフレーズっぽいけど何か違う。そんなハーモニーはない。

コッ:髪の毛の妖精 波平

シイ:そんな可愛いキャラじゃない。

コッ:自分の過去と一緒にコイツも消し去りたい ワカメ

シイ:確かにワカメはウザイけどね。言いすぎだろ。

コッ:ハイボールヒッター 舟

シイ:格好良いな舟。

コッ:闇から這い出てきた地獄の帝王 タラちゃん

シイ:うわぁ。これ1番のキャッチフレーズなのにタラちゃんて・・・。

コッ:以上でサザエさんシリーズは終わりです。ラストに僕の相方シイタケ君のキャッチフレーズを発表します。
シイ:お願いします。

コッ:よくJPで突っ込みのことを言われる シイタケ君

シイ:大きなお世話だ。もういいです。

2人:どうも有難う御座いました。


4組目:トラベル (2/2)

コント〜床屋〜


旅田秀和(以降旅)「あー、髪が伸びに伸びすぎて体が完全に隠れちゃってるよ。全然前見えないし、他の人からは不思議な生命体としか見られないし。じゃあ髪を切るか。」

ゴン

旅「いたい!床屋によくある赤と白のシマシマのポールにぶつかっちゃったよ。」

ウイーン

行原修平(以降行)「いらっしゃいませ。」

ゴン

旅「またぶつかったよ。」

行「今のは私です。」

旅「きょうはカットで。」

行「すいませんが当店人間以外のカットは行っておりません。」

旅「人間です。れっきとした人間です。これは髪です。」

行「ではメデューサの系統のモンスターですね。」

旅「これをどうみたらヘビの集まりに見えるのですか?これは人間の髪です。」

行「人間の髪をまとった生物かもしれないじゃないですか。」

旅「しゃべっても信用ならないですか。はい身分証明書。」

行「確認が取れません。というか髪の中に身分証明書を収納しないでください。大量のフケが付着して汚いです。」

旅「ではこのハンカチで拭いてください。」

行「ハンカチも髪の毛の中にあったので汚いです。髪の毛をほったらかしすぎですね。」

旅「かれこれ18年間一回も切らずにシャンプーしていなかったですからねえ。」

行「不潔すぎます。と言うか人は18年間髪を切らなかったらこうなるのでしょうか?私には分かりかねます。」

旅「あっ目がチクチクして痛い。さかまつげかな?」

行「ほぼ確実に髪の毛でしょうね。では早く切りましょう。こちらの椅子へどうぞ。」

旅「こちらの椅子がわかりません。どう進んだらいいか説明してください。」

行「では後ろに振り返ってそのまま前に進んでください。」

ウイーン

旅「追い返さないでください。きちんと案内してください。」

行「ではそこを右・・・そこを左・・・やっぱり右・・・そこでダッシュ・・・そこでジャンプ・・・足は右で体は左。」

旅「ほぼ確実に遊んでいますね。途中でダッシュとかジャンプとかさせないでください。僕はスーパーマリオですか。しっかりお願いします。」

(1時間後)

行「そこを左・・・はいこの席です。」

旅「やっとの思いでついた感がありますがどうしたらいいでしょうか。」

行「その感じは髪と一緒にカットしましょう。」

旅「上手くないですね。その言葉をカットしましょう。」

行「上手くないですね。では前の椅子に座ってください。」

旅「よいしょ。」

行「お客様、そちらは空気いすでございます。」

旅「わけが分かりません。僕は一体何に座っているのでしょうか?」

行「よく見ると今お客様が座っているのはスーパーマリオの隠しブロックですね。」

旅「だからスーパーマリオですか。じゃあカメのコウラ投げて当てて実体化させてくださいよ。」

行「すいません。今カメのコウラがノコノコのコウラしかなくてですね。」

旅「あるんですね?あるならそれで十分ですよ。逆にミドリガメのコウラ持ってきてもらわれても困りますから。」

行「前が見えないのにどうやって判別するんでしょうね。」

旅「すいません。このままでいいので早く切ってください。」

行「ではハサミのほうは金のはさみと銀のはさみどちらにしましょうか。」

旅「明らかに童話の引用ですね。ではふつうので。」

行「ではふつうの斧で。」

旅「よろしくないです。ふつうの斧がどこから出てきました?髪を束ねて一気に切るおつもりですか?」

行「いや縦にズバッと。」

旅「死にますよね僕。頼みますからふつうのはさみでお願いします。」

行「ではふつうのはさみ 攻撃力99でよろしいですか。」

旅「RPGの武器みたいになっちゃってますから。しかもそのはさみ強すぎますから。」

行「見ましたところあなたの髪の防御力は999ですね。」

旅「硬すぎます。僕の髪はミスリルですか。ミスリルヘアーですか。」

行「ミスリルではせいぜい防御力50くらいにしかなりませんよ。」

旅「じゃあ僕の髪は何で出来ているのでしょうか?僕の髪を切るものはこの世に存在するのでしょうか?」

行「こちらの伝説のはさみでしたら、攻撃力100ですので。」

旅「全く足りませんよね?しかも伝説のはさみなのにふつうのはさみと攻撃力1しか違わないじゃないですか。」

行「こちらですと、髪に対しては一撃で倒すことが出来ます。」

旅「じゃあそれでお願いします。よく考えるとはさみが髪を一撃で倒すのは当たり前なんですけどね。そう考えるとふつうのはさみははさみじゃないですよね。」

行「そうですね。ではカットに入ります。」

旅「素直に認められました。」

(カットシーンをカット)

旅「ありがとうございました。おかげで自分の顔ににきびがあることが分かりました。」

行「よかったですね。」

旅「そして自分が座っていたのはノコノコのコウラだということも分かりました。」

行「よかったですね。ではそちらのレジカウンターまでおすすみください。」

旅「支払いは?」

行「ではカット代200コインになります。」

旅「スーパーマリオはもういいです。日本円でお願いしますよ。」

行「えーと1コインが19574円になりますね。」

旅「計算が出来ません。1コインの価値が高すぎです。」

行「電卓で計算しますと3914800円ですね。」

旅「明らかにぼったくりなのでこの切ったミスリルヘアーで攻撃してもよろしいでしょうか?」

行「おやめください。」

(どうもありがとうございました。)


5組目:鉞 (初挑戦)

コント「マイケル・ダグラス」


ガチャ

滝上 喫茶マイケルへようこ、またお前かよ

勝山 死ね!

滝上 営業妨害だよ!帰れってば

勝山 来ただけで営業妨害なんですかー?

滝上 うっぜー

勝山 相変わらずセンスの悪いインテリアだな。喫茶マイケルは

滝上 個人の勝手だろ

勝山 なんでこんな天井ギリギリまでサボテン育ててんだよ

滝上 アメリカンでいいだろ

勝山 お前んとこ座敷喫茶だろ。バーカ

滝上 うっせ!バーカ

勝山 バーカ

滝上 バカって言ったほうがバカなんだよ。バーカ

勝山 このコーヒーバーカ

滝上 俺にとっちゃ褒め言葉だな

勝山 おい、一応客だぞ!注文取れよ、バーカ

滝上 ご注文はなんですか?

勝山 エスプレットとピザトースト

滝上 泥水と餅ですね

勝山 ちゃんと聞けよ、バーカ!

滝上 はいはいはいはい。分かりました分かりました

勝山 それにしても昼だってのに誰もいないじゃん。
   お前のとこって人気無いよなー

滝上 お前んとこは入ってんのかよ

勝山 あぁもうすごいね。ギュウギュウだよ。しかも客、みーんな巨乳

滝上 そんなに忙しいんなら、ここ来る余裕無いだろ

勝山 ロ、ロボットが仕切ってんだよー

滝上 バーカ、死ね!

勝山 葬式来るな!

滝上 ジャージで行ってやる

勝山 って言うかはやく出せよ!

滝上 はい、エスプレッソですぅ〜

勝山 やることなすことむかつくなぁ。
   ・・・コーヒーだけは天才だな。コーヒーだけは

滝上 へぇへぇ、ありがとうでゲス

勝山 人がせっかく褒めてるってのに。
   っていうかピザトーストどうしたんだよ!

滝上 ちゃんと作ってるよ。はい

勝山 ・・・炭化してんじゃねーかよ!うわっ!なんだよ、この白いの

滝上 白子

勝山 入れないだろうが!

滝上 オレ流だよ!

勝山 コーヒー以外はカスだな。ゲロ吐いちゃうよ、まったく。
   これじゃあ喫茶マイゲロだな

滝上 ・・・

勝山 無視はやめてよー、無視はー

滝上 なんにもないんなら早く帰れ!

勝山 はいはい。お金はここに置いておきますよ

バタン

滝上 せっかく作ったのに残しやがって。
   ん?・・・ドグログで払ってんじゃねぇよ!クソッ!
   あっ喫茶マイケルへようこそ。・・・いえ、無いんですけども。
   すみません。おかしいなぁ?なんでだ?

ガチャ

滝上 あっ!あいつめー!

ガチャ

勝山 コーヒーショップ・ダグラスへようこ、ってお前かよ

滝上 邪魔するぞ

勝山 邪魔するんなら帰ってくれ

滝上 そういうことじゃねえよ!おい!

勝山 うるさいな。なんだよ

滝上 お前だろ!

勝山 なにがだよ

滝上 俺の店の前にサトちゃん置いたのお前だろ!

勝山 悪かったか?

滝上 「液キャベありますか?」とか聞かれたよ!ねぇよ、うちには!
   余計なことしやがってよー

勝山 これで客が増えたんじゃないの?ハハハ

滝上 ・・・

勝山 だから無視はやめてよー

滝上 いいから注文聞けよ。客だぞ、バーカ

勝山 ご注文のエサはなんですかー?

滝上 ちゃんと聞け。カプチーノとエビピラフだよ

勝山 生活排水と餅ですね

滝上 ちゃんと聞けよ、バーカ。
   にしてもお前のところも客いないじゃんかよ。
   なんって言ってたっけ?「あぁもうすごいね。ギュウギュウだよ。し
   かも客、みーんな巨乳」だったっけなぁ?

勝山 か、隠したんだよー

滝上 もっとマシな嘘つけ、バーカ

勝山 バーカ、死ね!

滝上 生きる!

勝山 アリクイみたいな人生しろ

滝上 アリクイは人じゃねえっつーの

勝山 じゃあアリクイ生しろ

滝上 っていうかピラフもコーヒーも遅いぞ

勝山 お待たせすぃますぃた。エビピラフですぃ

滝上 いちいち癪に障るな

勝山 早く食え!めんどくせぇから

滝上 うん、うまい。料理は一級品なんだけどな

勝山 お前に褒められなくても分かってるっつーの

滝上 おい、コーヒーは?

勝山 忘れてたよ。どうぞ

滝上 ・・・水?

勝山 いや違う

滝上 いや違うぞ。どうやって作れば透明なコーヒーが作れるんだよ

勝山 水にコーヒー豆を入れて1年寝かす

滝上 焼酎か!

勝山 いいから飲めよ!

滝上 嫌だよ、こんな1年放り出されてた水。飲めるか!

勝山 ワガママだな

滝上 金はここに置いておくからな

バタン

勝山 ピラフだけ平らげやがって。
   ん?・・・シェケルで払うなよ!なんなんだ。
   あっコーヒーショップ・ダグラスへようこそ。ご注文は?いえ、やっ
   てないんですよ。
   すみません。おかしいなぁ?やってないもんなぁ

ガチャ

勝山 なんだこれ?あいつめー!

ガチャ

滝上 喫茶マイケ、またお前かよ!

勝山 おい!

滝上 なんなんだよ

勝山 俺の店の前に「冷やし中華始めました」って看板出したのお前だろ!

滝上 いいじゃんか、客来ただろ?

勝山 まず季節じゃねえよ!それに中華麺ねぇよ!

滝上 じゃあパスタで代用して、生のタマネギとカリカリベーコンを上に乗せて、コーヒーフレッシュをこう

勝山 中華要素ねぇよ!なんだ、その料理!
   もう文句言いに来ただけだから帰る!

バタン

滝上 マザコンのくせして。喫茶マイケルへようこそ。
   えっ!?すみません、そういうお店じゃないんですよ。代わりにコー
   ヒーなら、あぁ。また、あいつの仕業だな

ガチャ

滝上 あいつめー!

ガチャ

勝山 コーヒーショップ・ダグラ、ってまたお前かよ!

滝上 おい!

勝山 なんなんだよ

滝上 俺の店の前に赤提灯ぶらさげたのお前だろ!

勝山 客、いっぱい来たんじゃないの?

滝上 今、4時なのになぜか酔ったサラリーマンばっかりだよ!
   「コーヒーどうですか?」って聞いたらテーブルひっくり返されてよ
   ぉ。店、やめろ!

バタン

勝山 お前のポムポムプリン好き暴露してやる。
   あっコーヒーショップ・ダグラスへようこそ。
   な、なんの事態なんですか!うわっ、そういうことは無いと思うんで
   すよ。痛い!痛い!ハァハァ、あいつの仕業だな

ガチャ

勝山 あいつめー!

ガチャ

滝上 喫茶マ、ってまたお前かよ!

勝山 てめー!

滝上 なんだ

勝山 俺の店の「コーヒーショップ・ダグラス」って看板のショップの部分
   をショックに替えたのお前だろ!

滝上 客、殺到しただろ!

勝山 「オイルショックの次はコーヒーショックですか?」とか言われた 
   よ!しかも無いって言ったらフライングニー。ふざけんな!

滝上 うるさい!

勝山 なんだと!

滝上 お前が来たから悪いんだろ!

勝山 お前んとこのサボテン、投げ倒してやる!

滝上 お前んとこにニトロ撒いてやる!

勝山 差が激しすぎるだろ!

二人 このー!片一方が欠けてなかったら、俺の店だけ生き残るのに!まさ
   みちゃん、俺に力を!ん?

滝上 お前、なんて言った?

勝山 まさみちゃん、俺に力を

滝上 長澤?

勝山 そう、長澤

二人 おー!

勝山 大好き?

滝上 大好き!大好き?

勝山 大好き!おー!

滝上 ワッショイ!ワッショイ!

勝山 まさみ!まさみ!

滝上 ワッショイ!ワッショイ!

勝山 まさみ!まさみ!

滝上 じゃあ一緒に店やるか!

勝山 おう!

滝上 これで片一方の弱点が補えて

勝山 最高の店になる・・・

滝上 じゃあ店名は喫茶マイケル・ダグラスだな

勝山 いやコーヒーショップだよ

滝上 いや喫茶だろ!

勝山 コーヒーショップだよ!

滝上 喫茶だよ!

勝山 このー!サボテン、投げ倒してやる!

滝上 ニトロ撒いてやる!

勝山 だから差が激しいってば



前半はここまでです! 後半はこちらから。


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