司会:それでは見事OAを獲得した5組の発表です!








デブガリズム! 413いっぱいいっぱい 第3位 (3/3)


Deep Blue Sea! 281いっぱいいっぱい 第4位 (1/1


QQQ! 505いっぱいいっぱい 第 (6/7)


アイススケート! 257いっぱいいっぱい 第5位 (3/9)


ケースバイケース! 453いっぱいいっぱい 第2位 (4/5)




それでは勝ちあがった5組のネタをどうぞ!





●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

デブガリズム

漫才:ルパンファンの集い (3/3)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


ガリ:びくびく!

デブ:どうぞ。



司会:きっちり盗って、しっかり取った! 負け無しの3連勝! デブガリズム



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

デブ:♪デブと

ガリ:♪ガリの

二人:二人で奏でる デブガリズム♪

デブ:ということでツカミも決まったところですが、実はルパン3世が大好きでして。

ガリ:お!実は僕もルパンファンなんですよ。せっかくだから誰もが知ってる名シーンでも再現しません?

デブ:面白そうですね!ルパンの名シーンといえばやっぱり『アレ』ですよね?

ガリ:77年度版・第13話の冒頭!

デブ:うん、ピンとこない。

ガリ:知りませんか?銃の発砲音がしたと思ったら一発の銃弾が飛んできて「ルパン3世」の「ン」の文字の点になるんですけど。

デブ:それオープニングじゃねぇか!何が冒頭シーンだ!?

ガリ:誰もが知ってる名シーンじゃないですか?

デブ:たしかにみんな知ってそうだけど!演じる部分がねぇよ!

ガリ:じゃぁ僕が銃弾役、あなたが「ノ」の役をしてください。

デブ:やりたくないし、俺立ってるだけじゃねぇか!何を無理やり演じようとし
てんだよ。

ガリ:なんですか?あなたが思ってたのと違うんですか?

デブ:違いますよ。俺が言ってるのはあの映画版のラストシーンの話ですよ。

ガリ:あぁ!カニとストローの城。

デブ:酷いな!お前ほんとにルパンファンか!?
   まぁいい、とにかくやりますよ。じゃぁ俺がクラリスをやるんで、あなたは銭形警部をやってください。


ガリ:あぁ!くそ、遅かったか。ルパンめ、まんまと盗んでいきおった。

デブ:いえ、あの人は何も盗んでいません。私を助けてくれたんです・・・

ガリ:いいえ、やつはとんでもないものを盗んでいきました。

デブ:え?・・・

ガリ:あなたの財布です。

デブ:スリじゃねぇんだから!

ガリ:とりあえずこちらの盗難届けの方にですね、

デブ:銭形もめんどくさいな!財布ってルパンはそんな小さいヤツじゃねぇよ!

ガリ:ヴィトンですよ!?

デブ:たとえヴィトンだとしても財布なんてチンケな物には手を出さないの!

ガリ:財布じゃ無かったか・・・もう一回やりましょう。

デブ:出足から悪いですけど、信用しても良いんですよね?

ガリ:やつはとんでもないもの盗んでいきました。

デブ:え?・・・

ガリ:あなたのホクロです。

デブ:あらほんと、首筋にあった大きなホクロが。って美容整形か!

ガリ:くるぶしのホクロです。

デブ:その程度なら靴下はけば目立たねぇだろ!

ガリ:ルパンめ、無免許での手術で逮捕だ!では失礼!

デブ:お前のボケがいちいちルパンに失礼だよ!あとルパンは無免許みたいに小さいことしないって言ってるの。

ガリ:何?銃刀法?

デブ:だから細かいんだって!とんでもない財宝とか宝石を盗んでるんだよ。

ガリ:それ何年版の何話?

デブ:大抵そうだよ!!とにかくお前のルパンはスケールが小さい。もう1回だけやってみ?

ガリ:あぁ!くそ、遅かったか。とりあえず詳しい話はそこの喫茶店「キャッスル」でアイスティーでも飲みながら聞きますかな。
   すいません、アイスティーを1つ。あ、ガムシロップを多めで。
   どうも。そこに置いておいてください。
   で、事件の話ですが・・・あ、ストロー落とした。むむ!ストローが無い!?どこに?犯人は?ルパンか?なんだ、カニか。

デブ:なんでそこで急にカニとストローの城!?しかも無理やり。

ガリ:あれ?カリ・・・オ・・・ストロの城・・・だっけ?

デブ:お前ホントのホントでルパンファンなのか!?

ガリ:ホントだって!なんたって俺はルパンファン倶楽部の初代会長なんだから。

デブ:それホントにルパンファンが集まってんのか?お前を見る限り心配なんだけど。

ガリ:ホントだって!入会テストだってあったんだから。

デブ:えらく本格的だな。

ガリ:なんとか補欠合格で入れたんだけどさ。

デブ:初代会長なのに!?威厳の無い経歴だな!

ガリ:まぁそこはご愛嬌ということでさ。

デブ:どういう愛嬌だよ。

ガリ:実は今ルパンファン倶楽部の間でルパンのテーマパークを作ろうって計画があがっててさ。

デブ:面白そうじゃないですか!でも著作権とかは大丈夫なんですか?

ガリ:大丈夫だよ、モンキーパンチ先生のところにバナナ持ってお願いに行ったら「ウキャキャ!ウキャキャ!」の2つ返事でオッケー出たから。

デブ:それただの猿だろ!!しかも「ウキャキャ」がよくオッケーって判断できたな!

ガリ:とにかく作りますよ!!もう場所も決めましたから。

デブ:お、どこに作るんですか?

ガリ:浦安。

デブ:浦安ってすぐそばにすげぇライバルがいるじゃないですか!

ガリ:東京ルパンランドって名前にするつもりなんですよ。

デブ:名前もモロ被り!!

ガリ:最寄り駅は東京ルパンランド・ステーション。

デブ:その駅は何線に作るんだよ?

ガリ:ディズニーリゾートライン。

デブ:どこに割り込んでんだよ!?ルパンだよ!?

ガリ:だって、モンキーパンチ先生が二つ返事で・・・

デブ:猿がバナナに釣られて出したゴーサインなんか当てにするんじゃねぇよ!

ガリ:まぁいいじゃないですか。アトラクションは負けないくらい良いものがありますから。

デブ:まぁテーマパークといえばアトラクションが命ですからね。

ガリ:まず象徴的なのがルパンランドのシンボル、カリオストロの城ですよね!

デブ:象徴が城ってところまで被ってるじゃねぇか!浦安にいくつ城を建てるつもりだ!

ガリ:目玉となるアトラクションは「ビックサンダーマウンテン」ですね。

デブ:アトラクションまでパクリかよ!

ガリ:違う違う、ディズニーのは「ビッ”グ”サンダーマウンテン」ルパンランドのは「ビッ”ク”サンダーマウンテン」

デブ:「やまざき」と「やまさき」みたいなこと言うんじゃねぇよ!まぁいいや、どんなアトラクションですか?

ガリ:ジェットコースターです。

デブ:ほほう、それで?

ガリ:・・・それで、と言いますと?

デブ:だから特徴とか!

ガリ:あぁ!えぇっと・・・あ、あんま怖くないです。

デブ:それジェットコースターとしてどうよ!?

ガリ:ビックサンダーマウンテンはまだ序の口なんですよ!目玉となるアトラクションは他にあるんです。

デブ:今度は大丈夫だろうな?

ガリ:大丈夫ですよ。あの人気アトラクションのパクリですから。

デブ:俺はパクリかどうかを心配してたんだよ!もういいや、どんなアトラクションですか?

ガリ:「銭形のハニーハント」

デブ:ルパンをハントしろよ!のんきにハチミツ探してる場合じゃねぇだろ!

ガリ:他にも「イッツ ア スモールワールド」

デブ:もはや丸々パクリじゃねぇか!

ガリ:アトラクションがどれだけ先にすすんでも、どこかしらに銭形がいるんだよ。

デブ:確かにそういうのって「世間は狭いなぁ」とか感じるよ!?イッツアスモールワールドだけども!

ガリ:「バズ・ライトイヤーのワルサーP38」

デブ:それルパンの銃だろ!だいたい何でバズライトイヤーがルパンランドにいてルパンの銃を持ってんだよ!?

ガリ:まぁ盗まれたんでしょうね。

デブ:ルパンって世界一の泥棒だぞ!バズライトイヤーすごいな!

ガリ:他は「ホーンテッドルパンのアジト」

デブ:語呂悪い!!

ガリ:「ピーターパン空の旅」

デブ:なんかモジれ!!ひねり0か!?おい、こんなテーマパーク楽しめるわけねぇだろ!

ガリ:ダメですかね?7月13日までは期間限定で「五右衛門のフリフリ大騒動」ってやってたんですけど?

デブ:パクリ方がキモいし終わってるし。

ガリ:とにかくすごいんですよ。

デブ:すごいすごいって、明らかなパクリばっかりじゃねぇか。どうなってんだよ?

ガリ:そりゃルパンランドですからね。ルパンだけに全部アトラクションを盗んできました。

デブ:そういうことかよ!いいかげんにしろ。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

413/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

Deep Blue Sea

コント/豆 (1/1)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


青沢「深海のようなネタをどうぞ!」

海藤「・・・深海みたいなネタって何だ?」

深田「さぁ?」



司会:美貌と発言で悩ます潤いのトリオコンビ! 初挑戦初OA! Deep Blue Sea!!


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

海藤「なぁ。」

深田「なんだよ、もうすぐ仕事だぞ。」

青沢「そうだよ、今集中してるんだから話しかけないでよ。」

海藤「・・・豆まきの歌ってどんなんだったっけ?」

青沢「え〜っと、それはね、」

深田「♪鬼は外〜福は内〜」

青沢「♪パラッパラッパラッパラッ豆の音〜」

深田「鬼は〜・・・」

青沢「鬼は〜・・・鬼?」

深田「続きなんだっけか。」

青沢「えっと、なんだっけ?」

海藤「だろ?オレもそっから分からねえんだよ。こういうのってイライラすんだよなぁ。」

青沢「じゃあさ、じゃあさ、僕たちが2人でそのシチュエーションやってみるから、ソレみて思い出したらどうかな?」

海藤「ホントか?マジ助かるわ。」

深田「OKOK。じゃあ行くぞ。」



深田「鬼は〜外!福は〜うち!」

青沢「あの〜、すいません・・・。」

深田「?どうしました?」

青沢「鬼はかなり前にもう逃げちゃってますけど?」

深田「・・・・・・。」

海藤「♪鬼は〜とっくに逃げている〜」

3人「・・・・・・。」

海藤「なんか違くねぇか?」

深田「豆撒く前に逃げてちゃ、豆まきとして成立してないし。」

海藤「豆まいてから逃げないと、追っ払った感がねぇしなぁ。」

青沢「じゃあもいっかいやってみる?」

海藤「いや、今度はオレが演じるから、青沢はソレ見て頑張って思い出してくれ。」

青沢「分かった〜。」



深田「鬼は〜外!福は〜うち!」

海藤「がっはっはっは!俺が鬼だ〜!」

深田「よ〜し!豆を当ててやれ!」

海藤「わっはっはっは。覚えてろよ〜!がっはっはっは。」

深田「なんでそんな笑顔?」

海藤「いや、やっぱり一年に一度のイベントだから楽しくって楽しくって。」

深田「ふぅん、やっぱり鬼にとってもそうなんだ。」

海藤「じゃあ逃げないと、がっはっはっは・・・。」

青沢「♪鬼は〜にっこり逃げていく〜」

3人「・・・・・・。」

青沢「なんか違わない?」

海藤「そうだよなぁ・・・。」

深田「明らかに「にっこり」の笑いじゃなかったし。」

海藤「鬼がにっこり、なんてかわいらしい笑いするわけねぇしな・・・。」

深田「じゃあ次は流れ的に次はオレが見てればいいのね?」

海藤「そうだな。」

青沢「頼んだよ〜。」



海藤「鬼は〜外!福は〜内!」

青沢「がお〜!鬼だぞ〜!」

海藤「うわぁ〜!アッチ行け!!鬼は〜外!」

青沢「や〜ら〜れ〜たぁ〜!」

海藤「・・・お疲れ様です!」

青沢「コレでいいんですか?」

海藤「もちろん!最高でしたよ!ではコレが今回の報酬の1千万円ですから。」

青沢「どうもです!」

海藤「いやぁ〜、毎年わざわざ来てくださってありがとうございます。」

青沢「まぁ、報酬がいいですからね〜。」

深田「♪鬼は〜ガッポリ稼いでる〜」

3人「・・・・・・。」

深田「絶対違うな。」

青田「まぁ、豆まきが1年で唯一の収入なんだろうねぇ。」

海藤「いや、鬼は雇われの身じゃないだろうが。」

深田「ってか、鬼はチマチマ稼いでないで強盗とかして金奪うだろ。」

海藤「いや、強盗もみみっちいと思う。」

青沢「ってかさぁ、鬼はお金つかんないでしょ?」

海藤「まぁな。」

深田「じゃあ次は〜」

海藤「俺が見るわ。」

深田「そうだな、1周したし。」

青沢「じゃあ、いっくよ〜。」



青沢「・・・シャワー借りたよ、どうもね。」

深田「あぁ、別にいいよそんなこと。」

青沢「ゴメンね、私が家出しちゃったからおじゃましちゃって・・・。」

深田「いいよいいよ、気にすんなって、困ったときはだろ?」

青沢「・・・どうも。」

深田「にしてもな。」

青沢「ん?」

深田「オレだって男だぞ、そんなバスタオル1枚でうろつくなよ。」

青沢「あっ・・・。」

深田「ほら、オレの服かしてやるから、ほらコッチ。」

青沢「うん・・・。」

(青沢、つまづいて深田に寄りかかる)

2人「!!!」

深田「鬼・・・。」

青沢「深田クン・・・。」

海藤「♪鬼は〜 しっとり濡れていた〜」

3人「・・・・・・。」

海藤「こんなん絶対違うって。どう考えたってこんなエロくねえもん、何してんだよ。」

青沢「コッチだって必死で思い出させようとしてるんだからさぁ。」

海藤「だって、鬼はガッチリした体だぞ?なんでしっとりしてんだよ。」

深田「どっから見ても完全に女だったし。」

青沢「ゴメンねぇ・・・。」

海藤「・・・あっ!」

深田「どうした?」

青沢「思い出したの?」

海藤「・・・もう仕事の時間だぞ。」

深田「え、マジ?」

青沢「う〜ん・・・結局モヤモヤしたままじゃんかぁ。」

海藤「終わってからもう一回考えてみようぜ。」

青沢「じゃ、行こうよ。」

海藤「よ〜し、今日も怖がらせるぞ〜!」

3人「悪い子はいねぇが〜!」

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

281/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

☆Q1とQ2の不思議なコントの世界☆
QQQ

コント/公衆トイレ (6/7)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


Q1:勝ちました。

Q2:みなさんも人生で勝ってくださいね。

Q1:いい人生を歩んでくださいよ。



司会:オーバー500で突き抜けた! 見ている者を虜にする今回のNO1! QQQ!!


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

Q1:うわーやばいこんな時に限って腹の調子が・・・。どっかに
   公衆トイレは・・・あ、あったあった!!




Q1:うわあーこんな時に限って全部誰か入ってるよ!!どうしよう・・・
   ダメもとだけどノックだ!(コンコン)

Q2:入ってまーす。

Q1:くそ・・・やっぱダメか。じゃあ隣のトイレは・・・(コンコン)

Q2:入ってますよ〜!?

Q1:くそ・・・なんでそんなにハイテンションなんだ。隣のトイレ
は・・・(コンコン)

Q2:田中です。

Q1:・・・どうして名を名乗るんだ。じゃあ隣の方は・・・(コンコン)

Q2:山根です。

Q1:・・・・・・くそ、ここもダメか。満席だらけだなあ・・・こっち
は?(コンコン)

Q2:うるせえ!!いいかーそれ以上ノックしてみろ。さもないとこの人質ぶっ殺すぞ!!

Q1:よ、よせ早まるな!!お前の身内の方がここに来てくれてるんだぞ!!

Q2:な・・・なんだと?

Q1:さあお母さん、息子さんにメッセージはありますか・・・?

Q2:・・・・・・。

Q1:お前はそんなことできないいい子だったはず・・・だから早く出て来いって言ってるぞ!!

Q2:・・・ち、ちくしょー!!(ガチャッ)

Q1:あ、犯人が逃げたぞ!!お母さん、後を追いましょう!!

(ガチャッ)

Q1:・・・お母さんにトイレ割り込みされた・・・。


Q1:・・・こっちはダメかなあ。(コンコン)

Q2:(ガチャッ)

Q1:・・・・・!!

Q2:・・・隣の佐藤さんならこないだ引っ越したよ。(バタンッ)

Q1:そうなのか・・・隣は・・・(コンコン)

Q2:はい?(ガチャッ)

Q1:あ、こんにちは。

Q2:あーどうも。私今日からこちらに越してきた者です。
   これからいろいろと宜しくおねがいします。

Q1:いえいえこちらこそー。

Q2:(バタンッ)

Q1:・・・・一足遅かったか。じゃあ隣は・・・(コンコン)

Q2:入ってます・・・。

Q1:・・・そ、その声は・・・兄さん!?

Q2:・・・ま、まさかキュウイチ?キュウイチなのか?

Q1:兄さん!!兄さんなんだろ!?こんなところで会えるなんて・・・。

Q2:俺もこんなところで会うなんて・・・思ってもいなかった。

Q1:兄さんこんなところにいないで早く家に帰ろう!!

Q2:・・・それはできない。

Q1:どうして!?

Q2:兄さんはもう・・・ここから急いででも離れなければならない。

Q1:え!?どうしてだよ!!

Q2:・・・俺はたった今、強力な時限爆弾を抱えてるんだ。

Q1:・・・なんだって!?一体何があったんだ兄さん!!

Q2:・・・こんなくそったれな人間でも、最後の
   最後にこの世のお役に立てればと思ってな・・。

Q1:兄さん!!

Q2:やばい、組織の追っ手に居場所がバレた!!キュウイチ、またな!!

Q1:兄さーーーん!!

Q2:(ジャアーーーーゴポゴポゴポ・・・・)

Q1:兄さーーーん!!(ガチャッ)

Q2:・・・・・・。

Q1:流れきってないよ兄さん・・・。


Q1:えーっとじゃあ隣はどうだろう・・・。(コンコン)

Q2:・・・・・・。

Q1:・・・・・・。(ガチャッ)

Q2:『へんじがない。ただのしかばねのようだ。』

Q1:・・・・・・。(バタン)


Q1:(コンコン)

Q2:入りたまえ。

Q1:(ガチャッ)失礼します。

Q2:まあこちらに座りなさい。

Q1:失礼します。

Q2:・・・で、一体なんの用だね?

Q1:はい、実はこれといってお願いがありまして・・。

Q2:なんだね?

Q1:えーっとですね・・・。

Q2:なんだ、勿体ぶらずに話しなさい。

Q1:・・・トイレを貸してください。

Q2:なんだと?このワシに向かってよくそんな減らず口を叩けるな。

Q1:あ、いえ・・・。

Q2:貴様のような身分はその辺の地べたで用をたしていればいいのだ。

Q1:・・・・・・。

Q2:なんだその顔は?文句があるならその減らず口で言えばいいじゃないか。

Q1:・・・さっきから言わせておけばぁ!!

Q2:!!

Q1:お前一人がいるせいで他の人はどれだけ用をたすことを
   苦労してきたと思ってるんだああああ!!

Q2:や、やめろ・・・おち、落ち着け!!悪かった!!
   話し合おうじゃあないか!!

Q1:うるさいー!!

Q2:うわあああああ!!(ゴボゴボゴボゴボゴボゴボ・・・)




Q1:(タッタッタッタッタッタッタ・・・)

(ファンファンファンファンファン・・・)

Q1:ハア、ハア、ハア、ハア、ハア・・・!!

(そこの君!!逃走するのをやめなさい!!)

Q1:ハア、ハア、ハア、ハア、ハア、ハア、ハア・・・!!!

(君がトイレで中年男性の顔を便器にムリヤリつっこませて窒息死させた
 ことはもう分かってるんだ!!)

Q1:やばい、このままじゃやばい・・・!!あ、あんなところに建物が!!


(ガチャッ)

Q1:・・・・・・。

(ジャアアアア・・・・)

Q1:ふうースッキリした。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

505/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

アイススケート

漫才 ハンバーガー (3/9)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


大雪「ようやく連敗脱出…」

氷河「正直みんなオフエアって予想してたでしょ。」

大雪「否定できない。」



司会:実に37回振りのOA! 6連敗の次に待ち構えていたのは嬉しい勝利の味! アイススケート!!


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

大雪「アイススケートです。」

氷河「どうも。

   元気出していきましょう。」

大雪「そうですね。今日はなんですか?」

氷河「あのね、ファーストフード店を経営したい。」

大雪「また急な話を持ちかけるね。」

氷河「で、僕が経営するショップの名前は『バーガー・アイススケート』」

大雪「僕もやるの?」

氷河「是非。断られたら今度の草野球でフェンス直撃のエンタイトルツーベースをしてやる。」

大雪「お前にそんなすごい事やられたら俺の立場がないからなぁ。

   しょうがない。やってやるよ。何をすればいいの?」

氷河「とりあえずお前は店の天井で空中ブランコをやってて。」

大雪「サーカス員をやれと。」

氷河「是非。断られたらパパイヤ鈴木さんと一緒にフォークダンスする。」

大雪「そんな惨めなパパイヤさんを見たくないからやってやるよ。

   じゃあまずその店について紹介してくれ。」

氷河「わかった。まずバーガーのレパートリーがなかなか。」

大雪「へぇ。」

氷河「下から言っていくぞ。『パン・紙・紙・紙・紙・パン』どうだ!」

大雪「どうだ!じゃないよ。何だこれは。山羊の餌か。」

氷河「これを食べて代打の神様になったと。」

大雪「それは八木だ。もっとちゃんとしたものを頼むよ。」

氷河「じゃあ、『パン・塩・岩塩・salt・塩化ナトリウム・パン』どうだ!」

大雪「塩!塩!塩!ナメクジが息絶えるバーガーだ。」

氷河「死ぬほどうまい…ってことだよ。」

大雪「絶対違う。完全否定ができるよ。もっときちんとしたのはないのか?」

氷河「じゃあ、『パン・オレンジジュース・アップルジュース・パン』どうだ!」

大雪「染み込むよ!パンがふにゃふにゃになるよ。」

氷河「あまりのうまさにパンもタジタジなんだよ。」

大雪「パンにそんな心理はない!」

氷河「じゃあ、『地面・人・建物』どうだ!」

大雪「これバーガーじゃない!大惨事だ。」

氷河「この悲惨さをかみしめるということで…」

大雪「全くわからない。その考え。」

氷河「ならば、『パン・一生懸命バーガーを作るという気持ち・パン』どうよ。」

大雪「結果的にパンじゃねえか。」

氷河「気持ちがあれば料理はうまくなる。Love is OK!」

大雪「気持ちだけじゃ食べていけないんだ。所詮気持ちなんて…」

氷河「ふてくされるな。ならば『パン・トランクス・悟空』」

大雪「ドラゴンボール!しかもGTだ!」

氷河「G…グッド! T…とりわけおいしい の略なんだぞ。」

大雪「無理矢理!とりわけって珍しい表現するな。」

氷河「別にいいだろ。ならば『パン・レンコン・レンコン・レンコン・パン』」

大雪「食べづらいしバランス悪い!」

氷河「中はカリカリ。外はモチモチ。」

大雪「逆!普通逆だろ!魅力がないよ。」

氷河「ハンバーガーは以上。

   次にサイドメニュー。

   ポテトがすごいんだよ。」

大雪「どんな感じになっちゃってるの。」

氷河「じゃがいもじゃなくて里芋を使うんだよ。」

大雪「ポテトじゃない!」

氷河「その里芋をおろして…」

大雪「とろろにでもする気ですか?」

氷河「で大根をおろして…」

大雪「芋でもなくなっちゃったよ。」

氷河「そして揚げる。」

大雪「もう想像したくもない世界に入り込める気がしてきた。」

氷河「完成品はまるで天かすを食べている食感。」

大雪「ハンバーガーショップで天かすねぇ。」

氷河「チキンナゲットは礼儀正しいしね。」

大雪「キチンナゲットか!」

氷河「アップルパイは3.14グラム。」

大雪「アップルπか。くだらないよ。」

氷河「キャンペーンもすごいですよ。」

大雪「すごい企画でもやるの?」

氷河「あたりが出ると300万円がもらえるという…」

大雪「すごいな。」

氷河「さらにすごいのが当たりが一日1回は必ず出るんだよ。」

大雪「出費考えろ!」

氷河「カランカランカラーン

    見事当たりました!」

大雪「あ、誰かに当てられちゃったよ。」

氷河「大雪が空中ブランコをしている最中に天井についてるプロペラみたいな物に当たりました。」

大雪「おー僕大惨事だ。」

氷河「この悲惨さをかみしめるということで…」

大雪「それはもういい!」

氷河「ごめん。最後にこの店の禁断のハンバーガーを教えよう。

   これだけは作ってはいけないんだ。」

大雪「何、そんな物があるんだ。教えてくれ。」

氷河「『パン・口・パン』だ。」

大雪「口をはさむなってか!

   もういいよ。」

二人「どうもありがとうございました。」

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

257/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

ケースバイケース

漫才「強盗」 (4/5)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


持村:サイドハンド・ボーラーズさんのネタをどうぞ!

川嶋:せっかくリベンジしたのに?



司会:見事リベンジ! MM−1グランプリお疲れ様でしたー…って違ーーーう! ケースバイケース!!


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

川嶋:はいどうも、ケースバイケースです!
持村:早速なんだけどね、僕ちょっとやってみたいことがあるんですよ。
川嶋:ほう。なんですか?
持村:強盗。
川嶋:・・・はい?
持村:いや、だから、強盗だって。
川嶋:・・・強盗?
持村:分からないの?強盗ってのは、銀行なんかを・・・
川嶋:分かる分かる分かる分かる。分かるから。
   なんで強盗なんだろうって思ってただけだから。
持村:なんで強盗やってみたくなったかって?
川嶋:うん。
持村:お前また答えづらいことを聞くな・・・
川嶋:そんな恥ずかしがるようなこと?
   強盗やってみたいって言うのよりは恥ずかしくないと思うんだが・・・
持村:そうか?じゃあ言うけど・・・
川嶋:うん。
持村:こないだ俺のパンストが伝線したんだよ。
川嶋:お前パンストなんてはいてたのかよ!
   それは確かに言いづらいな!ごめんな!無理に言わせて!
持村:で、「このパンストの新しい使い道ないかな」って考えてさ・・・
川嶋:確かに強盗ってパンスト頭にかぶってるイメージあるけれども!
   パンストの使い道なんて他にもいろいろあっただろうに!
持村:とにかく俺は、強盗をやってみたい。
   その意志は、プッチンプリン並みに固い。
川嶋:ものすごい意志がもろい雰囲気がプンプンするんだけど・・・
   そもそもお前、強盗に必要なものとか持ってるの?ピストルとか。
持村:・・・ん?ピストル?
川嶋:そう、ピストル。
持村:そんなのいる?俺の計画ではそんなのいらないけど・・・
川嶋:・・・武器なしでどうやってやる気なの?
持村:じゃあさ、俺が強盗やってみるから、お前コンビニ店員やってみて。
川嶋:分かった。コンビニ強盗の設定ね。

持村:(ウィーン)
川嶋:いらっしゃいませー。
持村:すみません、強盗なんですけど、お金いただけますか?
川嶋:・・・え?
持村:いや、僕、強盗なんですけど、お金もらえますか?
川嶋:あ、ああ、強盗の方ですか。ご苦労様です。おいくらがよろしいですか?
持村:そうですね・・・じゃ、千円ほど。
川嶋:千円ですね。かしこまりました。こちらになります。
持村:どうもありがとう。
川嶋:ありがとうございましたー。

持村:ほら。うまくいった。
川嶋:「ほら。」じゃねえよ!こんなうまい具合になるわけねえだろ!
   今のは俺が乗っかってやっただけだから!
持村:えー、うそー。
川嶋:当たり前だろ!あれで成功するなら世の中の人の大半は強盗やっとるわ!
持村:いや、斬新でいいかなって・・・
川嶋:斬新にもほどがあるわ!
   しかもお前要求額千円ってなんだ!中学生の小づかい程度じゃねーか!
持村:いや、お前を採用するようなコンビニだったら千円が限界かなって・・・
川嶋:なにを根拠にそんなことを!
   とにかく、こんなんじゃ強盗できないから。
持村:うーん・・・じゃあ、こういうのはどう?
川嶋:またなんか別のがあるの?

持村:(ウィーン)
川嶋:いらっしゃいませー。
持村:・・・川嶋?
川嶋:そういうお前は・・・持村か?
持村:懐かしいなー。小学校卒業して以来だっけ?
川嶋:そうだなー。もう10年になるかな。
持村:そんなになるのかー。お前もすっかり大人になって。
川嶋:お前こそ・・・
持村:で、こんなところでコンビニ店員やってんだ。
川嶋:ああ、バイトでな。
   自分の遊ぶ金くらい自分で稼ごうと思ってな。
持村:そうか、偉いな・・・
川嶋:よせやい。そうでもねえよ。いまだに親から仕送りもらってんだから。
   お前は今なにやってんの?
持村:俺か?俺は・・・強盗だ。
川嶋:え・・・?強盗・・・?
持村:ああ、バイトでな。
   自分の遊ぶ金くらい自分で稼ごうと思ってな。
川嶋:そうか、偉・・・くねえよ!なんだよ強盗のバイトってよ!
持村:タウンワーク見てたら載ってたんだよ。
川嶋:お前どこ版のタウンワーク見たんだよ!
持村:時給650円。
川嶋:安い!安すぎるよ!コンビニとかの方がよっぽどいいじゃん!
持村:というわけで、金がほしいんだが・・・
川嶋:うーん・・・ある程度なら俺が出してもいいが・・・いくらだ?
持村:千円でいいよ。
川嶋:それでいいなら・・・ほらよ。でもこれっきりにしてくれよ。強盗なんて。
持村:悪いな。俺も、今月限りで別のバイトにするわ。
川嶋:うん。それがいいよ。
持村:・・・じゃあな。
川嶋:じゃあな。

持村:これならいけるだろ。
川嶋:いけるわけねえだろ!なに勝手に店員が旧友って設定つけてんだよ!
持村:つきつめていえば世界中の人はみんな友達・・・
川嶋:関係ねえよ!しかも最後の方なんてさっきと同じパターンじゃねーか!
持村:いや、あれははずせない。
川嶋:あれはずさないと絶対成功しないよ!世の中あきらめも肝心だよ!
   頼むから武器使ってくれ!そうじゃないと絶対成功しないから!
持村:武器ならさっきから使ってるぜ?
川嶋:・・・何を?
持村:「勇気」というかけがえのない武器をな・・・
川嶋:確かに素手で強盗しに行くなんてかなり勇気があるだろうけども!
   ちゃんと物理的に攻撃できる武器使わないと店員も絶対金出してくれないよ。
持村:分かったよ!使ってやるよ!
川嶋:なんでお前がきれてるんだよ・・・

持村:(ウィーン)
川嶋:いらっしゃいませー。
持村:すみません、このピストル買い取って欲しいんですけど・・・
川嶋:そういう使い方じゃねえよ!
持村:違うの?
川嶋:当たり前だろ質屋じゃあるまいし!突きつけるの!
持村:金出さねえとこのポテチが吹っ飛ぶぞ・・・
川嶋:商品に突きつけてどうするんだよ!
持村:後で掃除する時大変だぞ・・・
川嶋:そんなこと言われても全然怖くねえよ!人に突きつけるの!
持村:俺がどうなってもいいのか・・・?
川嶋:人っていってもお前じゃないよ!自分自身に突きつけるなんて文字通り自殺行為だよ!
持村:・・・あ、ちびった。
川嶋:情けないことはなはだしいよ!店員に突きつけろ!
持村:おい・・・千円出せ・・・
川嶋:なんでかたくなに千円なんてしょぼい額なんだよ!
持村:一時間千円がバイトの強盗のノルマなんだよ!
川嶋:その「バイトの強盗」っていう設定を捨てろ!
   しかも時給650円で1時間千円がノルマって明らかに普通に強盗した方が得じゃねえか!
持村:いや、仲介料なんかがあるから・・・
川嶋:なんだよ仲介料って!今までの感じだと明らかに行き当たりばったりだろうがよ!
持村:どうでもいいけど、そろそろ漫才終えないと俺やばいんだけど・・・
川嶋:何?この後何かあるの?
持村:うん。強盗のバイト。
川嶋:いい加減にしろ。

2人:どうもありがとうございました。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

453/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


審査結果の詳細はこちら