司会:それでは見事OAを獲得した5組の発表です!
SAMURAI超特九! 389いっぱいいっぱい 第4位 (1/1)
長文界に久々帰ってきた共同ユニット初OA!
たかとんび! 373いっぱいいっぱい 第5位 (4/9)
こちらは久々OA! 自己最高で復活のコント師!
灯風! 441いっぱいいっぱい 第1位 (3/5)
今期絶好調! 2回連続同スコアを記録し、初のTOP合格
たんぼ〜いず! 417いっぱいいっぱい 第2位 (2/2)
前期に引き続き今期もOA! 連続400越えで、連勝をマーク!
天体観測! 401いっぱいいっぱい 第3位 (3/9)
念願の3勝目をオーバー400で獲得! 実力のOAだ!
それでは勝ちあがった5組のネタをどうぞ!
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SAMURAI超特九
コント:幽霊 (1/1)
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とれ:で、オンエアしちゃったねぇ。
九:点数云々を抜きにして受かってよかったです。
司会:夏にぴったり(?)、幽霊コントで堂々の初OAだ! 共同ユニット、SAMURAI超特九!
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九:あ〜、家で一人でいても暇だなぁ。いいともでも見るか・・・
とれ:う〜ら〜め〜し〜や〜。
九:・・・・今、何か聞こえた気が・・・・
とれ:ふふっ、今時うらめしやて。げふん!げふん!う〜ら〜め〜、いや、もっとビブラート利かせてみるかな。う〜ら〜
九:いや、ビブラート利かせようが何しようが構わないけど、お宅は幽霊でよかったかな?
とれ:あーいのまーまにー。わーがーまーまにー。ぼくはきみだけをえ、あ。はい、幽霊です。
九:醒めるわ!ってかなんで最終的にはB’zになってんだよ!最初は背筋が凍ってた俺の身にもなってよ。
で、幽霊さんが何の用なの?
とれ:いや、そろそろいいとも始まるなーって。
九:そんな軽ノリ!?
とれ:だって今日のテレフォンショッキング丹波哲郎でるんですよ?また嘘かホントかわからない冥界話がどうしても聞きたくて。
九:どっちかって言うとあんた本場の人だろ!俺には幽霊が目の前にいること自体が嘘のようでならないわ!
とれ:そんなこと言ったってこちとら幽霊歴まだ2日ですからねぇ。いってみればビギナーなわけですよ。
九:幽霊にビギナーもベテランも聞いたこと無いわ!
とれ:その証拠にほら、装束も頭の三角もまだ白いでしょ?
九:最初は白からって柔道の帯みたいになってるじゃねぇか!二日目って本当にまだ死んだばっかりだし。
とれ:そうですねえ、そろそろコクが出てくるころですね。
九:いや、カレーでも一晩寝かせただけで美味・・・って幽霊にコクも何もあるか!
ところで二日前に何があった?
とれ:それがですね、お風呂洗おうとしたんですよ。
九:お風呂ね、お風呂で何かがあったのね。
とれ:で、スポンジをぬらそうと思って蛇口捻ったんですね。
九:風呂掃除なら必ず見る光景だわな。
とれ:そしたらそれシャワーで、冷たい水がバーって出て。びっくりしちゃって。
九:あぁ、それよくある!俺もよくそれでビックリするもん。
とれ:で。
九:で?
とれ:いや、で?って。以上ですけど。
九:死ねよ!どっかで死ねってばよ!俺は死因を聞いてるの!
とれ:だから、びっくりしちゃったんですって!
九:だからビックリして・・・まさかそれでショック死!?
とれ:ええ。びっくりしてぽっくりしちゃったんです。
九:お前よっぽど心臓弱いな!日常茶飯事が死に発展て、想定外の展開だわ。
とれ:全くもう、血圧上げさせないで下さいよー。
九:そんなことはお前ん家の蛇口に言ってくれ!俺は違う点でビックリさせられた立場だから。
とれ:まあ、でも結構満喫してますけどね。
九:どこからその余裕とノリが生まれてるんだよ。死んだ事にもっと驚きと焦りを感じろ。
とれ:余生を幽霊で過ごすってのも結構良いかもしれませんよ。ブームになるかも。
九:死んでんだよ!何が余生だ。
とれ:でも宙にも浮けるし便利なもんですよ。さっきまで遊園地で遊んでましたもん
九:死んで二日目で「よし、遊園地で遊ぼう」と踏み出せるやつなんてなかなかいないぞ。幽霊の事はあんまりわからんけど。
とれ:でも最近の遊園地って凄いんですねえ。ジェットコースター乗るのに1時間並ぶんですから、平日なのに。
九:そこは幽霊特権で並ばず行けよ!こっちから言わせれば「1時間並んだんですね、幽霊なのに」だわ。
とれ:でもいざ乗るとなる時に気づいたんですけどこの身体だと透けて乗れないんですよねー。
だから自分自身ジェットコースターと同じ速度で動かなきゃいけなくて。
九:ジェットコースターってただでさえウネウネ動くのに、そんなのに付いて飛んだら曲芸飛行状態じゃねぇか!
とれ:ほんと死ぬかと思った。
九:だから死んでるんだって!
とれ:で、疲れたから今度は映画館に行ったんですよ。
九:まぁ映画ならジェットコースターみたいに置いてかれる心配も無いしな。
とれ:それが運悪くホラー映画上映してたんですよね。俺ああいうの全然ダメなんですよ。
九:それお前の台詞じゃねぇよ!
とれ:もう悪霊だの呪いだのイヤになっちゃいますって、いくらフィクションだって思って見ても怖い。本当に怖い。
九:それを語るのが幽霊っていう目の前の状況がノンフィクションっていうのが怖いわ。
とれ:あんま怖いから映画館抜け出しちゃいましたよ。
で、その後町中ぶらぶらしてたんですけど、誰にも見えないからやりたい放題で・・・
九:自分が幽霊って自覚はあんのにホラー怖いのかよ。ってちょっと待て!なんで俺にはお前が見える!?
とれ:えっ?
九:ビックリしてんのはこっちだよ!何で周りには見えないで俺にだけはお前が見えてるんだよ!?俺そんな能力とか無いぞ!
と
れ:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
九:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
とれ:わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!?
九:うわっ!?周りには聞こえて無いだろうけど俺にとってはうるさい!というか俺に声をかけられた時点で気づけ!!
とれ:うーわ!うーわ!あー・・・・・・・・・・。成仏するかと思った。
九:そのまま成仏すりゃよかったのに!
とれ:え?なんで俺見えてるの?え?あ?ちょ、ちょっと見ちゃダメーーーー!
九:更衣室を覗かれた女子か!!
とれ:あーびっくりした。っていうか何で本当にあなたにだけ見えるんでしょうねえ。
ウマが合ったんでしょうかねえ。
九:できれば合いたくなかったけどな。
とれ:あー。とりあえずこれからどうしましょうかねえ。
見たところここは1Kみたいだし・・・・・。そのくせ押入れは布団ぎっしりで入れそうにないし。
九:お前ここに居座るつもりか!だいたいお前に関しては透けてるからギッシリとか関係ないだろ。
とれ:まだ寒い中野宿しろとおっしゃるんですか?そんなことしたら夜中枕元に化けて出ますよ。
九:どっちにしても俺の部屋に来るのかよ!
そんなことより死んで二日なら、まだ遺体も残ってるだろうし体に入れば生き返るんじゃねぇか?
とれ:あ、そうかもしれませんね。もしかしたら仮死くらいで済んでるかもしれないし。じゃあ家に戻ってみます。
九:急げ!火葬とかになる前に!
とれ:あ、その前にトイレお借りして良いですか?
九:おそらく出ないだろ!さっさと行けって!生き返ってから好きなだけ出せばいいから!
ふぅ、厄介な客だったなぁ・・・
九:あー、今日も暇だし、いいともでも見るとするか・・・
(ぴんぽーん)
九:ん?はーい。
とれ:あ、どうも。
九:え?どこかで見た気がするけど・・・まさかあの時の幽霊の!?
とれ:ええ、その節はお世話になりまして。
九:いえいえ。にしてもちゃんと戻れたんだな。良かったじゃないか!
とれ:そうですねえ、相変わらずシャワーかかりっぱなしだったんで戻るとき命がけでしたが
九:さすがに2回目以降は死ぬほどビックリするなよ!
とれ:とりあえずこれ、つまらないものですが。ってあれ?車において来ちゃったな。すいません。とってきま・・わっ!(ズルッ)
九:あっ!!!
と
れ:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
九:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
とれ:えっと・・・あの・・・・・。う〜ら〜め〜し〜
九:もう成仏してくれ!
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たかとんび
コント「コンサート」 (4/9)
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前田:ありがとうございました。これはいけました。
吉川:久々オンエア!
司会:連敗脱出! 自己最高の久々OAは、ぴったり息が合ったコンサートが舞台のコント! たかとんび!
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吉「何々?もう1回。」
前「だから、「ねむたい?そうなの?やばいぞ、どうしよ!」だよ。」
吉「OKOK。「ムエタイ?どうなの?そんなの、ありなの!」か。」
前「違うよ。「ねむたい?そうなの?やばいぞ、どうしよ!」だってば。」
吉「あぁ、「けむたい?俺なの?いやがら、ないでよ!」か。」
前「わざと言ってるのか?」
吉「違うよ!わかりにくいんだよ!もう1回。」
前「これラストだぞ。「ねむたい?そうなの?やばいぞ、どうしよ!」だ。」
吉「あ〜OKOK。「ねむたい?そうなの?やばいぞ、どうしよ!」だな。」
前「そう。やっと覚えたな。じゃ、次いくぞ。」
吉「おう。」
前「次は、「最高!ガンちゃん。それ絶対、流行るぜ!」だ。」
吉「なるほど。「細胞!ガンじゃん。それ絶対、治らねぇ!」だな。」
前「違うって!「最高!ガンちゃん。それ絶対、流行るぜ!」だよ。」
吉「わかった。「才能!無いじゃん。それ絶対、売れねぇ!」か。」
前「おい!なんだそれ!侮辱か?」
吉「違うよ。本当にわかりにくいの。」
前「あのなぁ、お前わかってるのか?」
吉「何を?」
前「今日はな、あのクリスマス・スパゲティーの初コンサートなんだぞ!?」
吉「わかってるよ。そんなこと。」
前「お前みたいに合いの手ひとつ入れられないような奴はな、ファン失格だ!」
吉「なんだと!?」
前「あ!うわ!ごめん!」
吉「今のは許せねぇ!」
前「あ〜!あ、ごめ〜んライス!大盛りで!」
吉「このや・・・・・・許す。」
前「よかった〜。ごめんね。」
吉「いいよ。ってかお前ずりぃよ〜。」
前「へっへ。」
吉「そんな、ボーカルのドソ・ガンバッチョフのあやまり一発ギャグやられたらそりゃ許すって〜。」
前「困った時はこれがあるからクリスパファンとは仲良く付き合えるんだよな!」
吉「全く!俺達は熱い友情とクリスパで結ばれてるもんな!」
前「友情は余計だよ。」
吉「まじで・・・・・・?」
前「そんな事より。」
吉「え?」
前「さっきのだよ。」
吉「あぁ、ごめん。もう1回。」
前「ったく。「最高!ガンちゃん。それ絶対、流行るぜ!」だ。覚えたか?」
吉「こんどこそOK。「最高!ガンちゃん。それ絶対、流行るぜ!」だな?」
前「そう。やればできるじゃん。」
吉「まぁな。クリスパの合言葉通りだ。」
前「あぁ、「迷わずやれよ!やればできるさ!」ってやつだな?」
吉「そう、それ。良いよな、あれ。若干誰かのパクリ入ってると思うけど。」
前「あぁ!?」
吉「あ!しまった!」
前「おい、テメェ今なんつった!?」
吉「ごめん!ごめん!」
前「今のは絶対聞き捨てならねぇな!」
吉「あ〜!あ、ご〜麺1杯、味噌味で!」
前「てめ・・・・・・許す。」
吉「ごめんね?ついタブーを。」
前「いいって。しっかしお前もすっかり一流のクリスパファンだな。シンセサイザーのミルク三太郎の平謝り1発ギャグ使いこなすなんて。」
吉「そう?そんな事言われると嬉しいな〜。これでも結構練習したからな。」
前「どれくらい?」
吉「1ヶ月くらいかな。」
前「まじで!?凡人なら会得するのに半年かかるといわれてるこのギャグを1ヶ月で?お前超将来有望のクリスパファンだな。」
吉「へっへ。ありがとう。お前だってさっきガンちゃんのギャグできてたじゃねぇか。」
前「あれは俺1年練習したから出来るだけだよ。こりゃお前は将来のファンクラブ会長候補だな!」
吉「おいおい、おだてても何もでないぜ!」
前「へっへ!会長候補〜。」
吉「おいおい〜。まったく、最高な奴だぜ!よし、クリスパと俺達の友情に乾杯だ!」
前「友情は余計だよ。」
吉「まじで・・・・・・?」
前「さ、1回さっきのとこ通しとくか。」
吉「ん?おう、頼む。」
前「本番で俺達がミスる訳にはいかねぇからな。」
吉「おう、そうだな。しっかり練習しとこう。」
前「あ、そうだ。言うの忘れてたけど、2回目の合いの手のトコ、振り付け入るからな?」
吉「それぐらいは俺も知ってるよ。両手をクロスして顔を挟んで半目で顔を上下するやつだろ?」
前「知ってるならいいや。よし、準備良いか?」
吉「おう、いつでもOK、OK養鶏場!」
前「へっへ!コーラスのマイク今の爆笑ギャグが出るって事は相当な余裕だな!」
吉「おうよ、いつでもこい。」
前「よし・・・・・・。さぁみんな!準備は出来てるか〜い?」
吉「いえ〜〜す!」
前「歯は磨いてきたか〜い?」
吉「いえ〜〜す!」
前「隣の人のお口は気にならないか〜い?」
吉「微妙〜〜!」
前「OK!じゃあ行くぜ!まずはこのナンバーからだ!「おっさん的!」聞いてくれ!」
吉「いえい!」
前「朝起きたら〜、あ〜、まだ眠たいから。」
吉「ねむたい?そうなの?やばいぞ、どうしよ!」
前「あ〜、歯磨きで〜、えづいて、無理やり起きる!」
吉「最高!ガンちゃん。それ絶対、流行るぜ!」
前「OK!」
吉「よし、今の完璧だったな!」
前「あぁ、この短時間で凄い成長スピードだよ。全く、クリスパファンの鏡だな!お前は!」
吉「おいおい、またおだてる気か?その手には乗らないぜ!」
前「へっへ!全く、面白い奴だよ!お前は!」
吉「へっへっへっへっへっへ!へっへっへっへ!」
前「へっへっへっへっへっへ!へっへっへっへ!」
二人「へっへっへっへっへっへ!へっへっへっへ!」
前「ガンちゃん笑いも完璧だな、俺達。」
吉「やっぱり俺達結ばれてるな!クリスパと、ゆうじょ」
前「友情は余計だよ。」
吉「まじで・・・・・・。」
前「さてと、もうやる事は無いな。後は開場を待つだけか。」
吉「そうだな。いや〜楽しみだ!早く始まらないかな。」
前「はやる気持ちを抑えきれないってのはまさにこの事だな。」
吉「本当だな。抑えきれないもんな。もう待ちきれないよ。」
前「そうだな!開場まで後どれくらい?」
吉「あと7日くらいかな。」
前「もうちょっと抑えてもよかったな。」
吉「あぁ。」
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灯風
コント「デバッグプレイ」 (3/5)
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ナオ:(ガッツポーズ)
ゴウ:(プロポーズ)
ナオ:…。
司会:ついにTOP合格で3連勝だ! いよいよノリに乗ってきた! 人生色々、調子は上向き、灯風!
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ゴウ:ちわーっす先輩!
ナオ:おぉゴウか。どうした?
ゴウ:実はですね、作成中だったゲームが完成しまして。
ナオ:ついに出来たか!お疲れさん。
ゴウ:どうも。で、先輩に試しにやってみてほしいんですよ。不備とかあったら訂正したいんで。
ナオ:分かった。どんなゲーム作ったんだ?
ゴウ:最近の子供は甘ったるい!ということで人生の厳しさを教えるゲームをいくつか作ってきました。
ナオ:お、いいかもよ、それ。
ゴウ:まずはこれ、一生を再現したRPGです。
ナオ:よし、やってみるか。
(チャラララーン)
ナオ:お、敵か?
(卵子があらわれた!)
ナオ:おい待てやゴラァ!なんだよこのゲームはぁ!
ゴウ:「洞窟」探索です。
ナオ:洞窟を強調するな!しかも生まれる前から再現するな!
ゴウ:やっぱ性教育もしておかないと。
ナオ:もういい!これ却下だからな!
ゴウ:ええっ…あ、でも他にも作ってきました。
ナオ:それはどんなの?
ゴウ:コースを人生にたとえたレースゲームがあります。
ナオ:お、それいいじゃん。やらせて。
(ピッピッピッポー)
ゴウ:スタートしましたよ。
ナオ:…あれ?これどうやって進むの?アクセル踏んでも動かないんだけど。
ゴウ:あ、最初のうちはうばぐるまです。
ナオ:押してもらうの!?
ゴウ:ほら、お母さんたちがすごい形相で押してますよ。
ナオ:妙に滑稽な風景だ。
ゴウ:…今5歳地点まで着きましたよ!
ナオ:5歳までうばぐるまかよ!情けない。
ゴウ:とりあえずこっからは運転できますよ。
(ブーン)
ナオ:よし、だいぶん慣れてきた。
ゴウ:…あ、アイテムボックスが見えてきましたよ。
ナオ:アイテムあるんだ。よっしゃとろう。
(ピコーン)
ナオ:…なんだこれは。
ゴウ:バナナの皮ですね。相手をスリップさせられます。
ナオ:おおいいじゃん。よし、投げつけようか。
(ぴゅーん…キュルルル)
ナオ:よし!当たった!
ゴウ:これであの人は高校受験で滑りましたよ。
ナオ:重い!受験を滑らせるアイテムなの!?
ゴウ:はい、当たったらスタートにもどります。
ナオ:人生の恐怖だな。当たらないようにしないと。
ゴウ:…でも先輩はなんとか高校まで行きましたよ。
ナオ:よかったよかった。
ゴウ:…あ、またアイテムボックスです。
ナオ:よし、待ってました!
(ピコーン)
ナオ:…お、バリアーだ。いいね。
ゴウ:これで他人に干渉されず孤独になれますね。
ナオ:待て引きこもりだろそれじゃ!高校で引きこもりって。
ゴウ:こういうこともありますよ。
(ぴゅーん…パンッ)
ナオ:何だ!?
ゴウ:よかったですね。バナナの皮を当てられましたが引きこもりで受験を受けなかったのでセーフでした!
ナオ:いいのか悪いのか分かんないよ。しかも受験受けなかったの!?
ゴウ:だから脇の就職コースを進んでます。
ナオ:いつのまにか高校を卒業してるよ。光陰矢のごとし。
ゴウ:…そうこうしてるうちにまたアイテムボックスですよ。
ナオ:次は何だろ。
(ピコーン)
ゴウ:お、スピードアップが出ましたよ。
ナオ:加速するのか。いいじゃん。
(ピューン)
ゴウ:就職せず何もすることがなく時だけがさっそうと過ぎ去ってます。
ナオ:ニート!引きこもりのままニートになってるじゃんか。
ゴウ:そんな人生もありますよ。
ナオ:光陰ジェット機のごとしってか!?
ゴウ:…あ、もうすぐゴールですよ。
ナオ:もう!?ゴールって人生のだろ。
ゴウ:いや、このゴールは結婚のゴールインです。
ナオ:なんだぁ。よかった〜。これでとりあえず結婚だな。
(キキーッ…ピューン)
ナオ:あれ?ゴール通りすぎたのに。
ゴウ:あ、相手がいないとゴールできませんよ。
ナオ:先に言え!なんだよ、またゴール前に戻されたよ。
ゴウ:でも先輩、今一位ですよ。
ナオ:そうなの!?あんな人生で!?
ゴウ:他の人達のほとんどはコース、というか人生を踏み外しました。
ナオ:最悪じゃないか!みんなもっとまともな人生を送れないのか!?
ゴウ:これで人生の厳しさを教えてるんです。
ナオ:ハッピーエンドは待っていないのかよ。
ゴウ:とりあえずゴールしましょうよ。
ナオ:いや、相手いないだろ。
ゴウ:そこら辺にいるひとを無理矢理拾いましょう。
ナオ:いいのか!?最悪の男じゃないか。
(ブイーン)
ゴウ:こんどこそ正真正銘のもうすぐゴールです!
ナオ:なんかもやもやしたものが食道から突き抜けていく。
ゴウ:まあいいんですって。
(GOAL!)
ナオ:やっとゴールか。
(ニューナコード!)
ナオ:なんでニューレコードみたいになってんだよ!
ゴウ:僕が仲人になったおかげですから。
ナオ:わけわかんねぇよ。
ゴウ:しかし先輩、これで老後コースが現れました!
ナオ:それってゴールで死ぬんだろ!?
ゴウ:まあそうですね。
ナオ:だめだこんなの。これも却下だからな。
ゴウ:えーそんなぁ…。
【GAME OVER】
ゴウ:っていうゲームを認めてもらうゲームを作ったのですが。
ナオ:却下!
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たんぼ〜いず
漫才(サッカーの実況) (2/2)
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田:出たぞー
わ:頑張った
司会:代表作で貫禄の2連勝! 何が起こるか予測不能の実況漫才! たんぼ〜いず!
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田:どうも〜たんぼ〜いずです
わ:たんぼ〜いずです
田:突然ですが、サッカーの実況になりたいです
わ:いいじゃない
田:じゃあ、実況やりますんで解説頼みます
わ:わかりました
田:まもなく栃木県少年サッカー大会1回戦が行われようとしています
わ:もうちょっと大きな舞台でやろうよ
田:まもなく世界アーチェリー選手権が行われようとしています
わ:惜しいなぁ〜
田:どこがマズかった?
わ:大きな舞台ではあるんだけど、サッカーから離れちゃった
田:じゃあ、最初のままでいいかな?
わ:まあ、しょうがないな
田:まもなく栃木県少年サッカー大会1回戦が行われようとしています 既にグラウンドは超満員です
わ:グラウンド超満員にしちゃった
田:ダメかな?
わ:第一、この大会でそんなにお客さん入らないし
それに選手が客席に押し出されちゃったよ
田:審判は?
わ:審判も
田:どうすればいい?
わ:じゃあ、なんとか客席でやるしかないんじゃないの
田:しょうがないか
わ:この際しょうがないな
田:実況は田んぼ、解説はわたるさんでお送りします
わ:どうも、わたるです
田:わたるさん、この喜びを誰に伝えたいですか
わ:確かにサッカーの解説できてうれしいけどさ
今日の主役は俺じゃないんだよ
田:じゃあ、俺?
わ:悪いけど、お前でもないんだ
主役は選手だから
田:じゃあ、もう1回途中からやってみるわ
わ:がんばって
田:この喜びを誰に伝えたいですか
わ:そこからじゃないんだ、そこいらないしさ
田:じゃあ、もうちょっと前からはじめるよ
田:はわたるさんでお送りします
わ:かなり中途半端なとこからはじまってるよ
田:マズい?
わ:そこからはじめると、俺が何の人だかわからないよ
田:確かに、サムライか農民かもわからないな〜
わ:江戸時代じゃないんだから
田:じゃあ、先に行っちゃっていいかな
わ:まあ、このままじゃキリがないからな
田:天気は晴れ、グラウンドのコンディションは最高です
わ:今日に限ってはグラウンドの状態を気にしなくていいんだよ
田:ああ、観客席でやるんだもんな
わ:そうだよ
田:観客席のコンディションは最高です
わ:普通はあんまり言わないけどね
田:今、山田FCと大村FCの試合がはじまりました
わ:やっと、はじまった
田:攻める山田FC
わたるさんどうですか?
わ:まだ始まったばかりなのでなんとも言えませんね
田:大村くんシュート
わ:ちょっと、紛らわしいな
田:キーパーの山田くん便座に座りつつキャッチ
わ:また、紛らわしくなりましたね
ところでゴールは、どこなんでしょう?
田:今回はスタジアムの各洋式便所です
わ:男子でも、女子でもいいんですか?
田:男子便所です
ちなみに洋式便所は入って、一番奥です
わ:わかりました・・
田:キーパー大きくボールを蹴り出した大村FCの反撃です
わ:カウンターのチャンスですね
田:大村FCの山田くん山田FCの選手を次々に抜いていきます
わ:山田FCの選手が次々と階段から転げ落ちてるんですけど
大丈夫ですかね?
田:ここで、山田くんが山田くんにパス
わ:山田くんが多すぎて、区別がつきません
田:今、山田ちゃんシュート
わ:呼び方で区別しましたね
田:しかし、これは審判のデッキブラシに当たってしまいました
わ:清掃のおばさんじゃないんですか?
田:しかし、こぼれ球に山田様が飛び込んでいった
わ:スゴイ反応ですね
田:そしてボレーシュート!・・決まったー!!
(ザーッ・・ゴボゴボゴボ・・)
わ:ボールを流さないで下さい
田:今のシーンをリプレイでご覧下さい
(ザーッ・・ゴボゴボゴボ・・)
わ:ボールを流したシーンですけど
田:キーパー喫煙室から1歩も動けませんでした
わ:ちょっと気を抜きすぎましたね
田:Vゴールここで、試合終了
わ:既に延長戦だったんですか?
田:ヒーローインタビューです
わたるさん、この喜びを誰に伝えたいですか?
わ:だから、俺は主役じゃないって
田:また、ミスちゃった
もうあきらめるわ
わ:あきらめ早
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天体観測
漫才〜プロポーズ (3/9)
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翔:やった〜!!ありがとうございます!
ミヤ:私達の漫才見てください!
司会:今回も最小限の連敗に抑えて見事リベンジ! 王道の男女漫才で自己最高だ! 天体観測!
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翔「はいどーも、天体観測です!」
ミヤ「よろしくお願いします!!」
翔「やっぱりね、私達も高校生ですから恋愛なんてたくさんしたいじゃないですか?」
ミヤ「そうですねぇ!異性が気になる年頃ですからねぇ」
翔「火星人とかですか?」
ミヤ「異星じゃなくて異性!なんで私達が火星人を気にしなきゃならないのよ?」
翔「それも青春の1ページですよ」
ミヤ「そんな1ページいらないよ!恋愛の話でしょ?」
翔「そうですよ!学校とかでカップルがいちゃついてるのを見るともう腹が立つんだよね!」
ミヤ「それは確かに相手が居ない人から見ると腹は立ちますよね」
翔「だから、この前オレの後ろでいちゃついてるカップルに接着剤を投入してやったもん!」
ミヤ「何してるの!?バカ?」
翔「いつまでも勝手にくっついてろっていうメッセージを・・・」
ミヤ「大きなお世話だよ!完全にねたみじゃん」
翔「そしたらね、顔がくっついちゃってさぁ〜」
ミヤ「気持ち悪っ」
翔「剥がそうとしたら、耳が取れちゃったね」
ミヤ「恐い!ホラーな世界じゃん!」
翔「そんな恋がしてみたいなぁ・・・」
ミヤ「私は、そんな耳が取れる恋愛はしたくないけどね・・・普通が一番だよ」
翔「普通に付き合うって言っても、やっぱりオレは付きあう=結婚だと思うの!」
ミヤ「確かにそういう考えもありますね」
翔「ということは、いつ彼女が出来ても良いようにプロポーズの練習をしておかないとダメなんだ!」
ミヤ「ちょっと、気が早くない!?」
翔「いや、ちゃんと練習しておいたほうがいいんだって!」
ミヤ「わかった!じゃあまずは設定を決めよう」
翔「じゃあ、オールドソックスに・・・」
ミヤ「オーソドックスね!オールドソックスじゃ古い靴下だから!」
翔「ごめんごめん!オレ、親父がアメリカ人じゃないから」
ミヤ「私もですけど!?ってかそういう問題じゃないでしょ!常識だから!」
翔「・・・オレ、常識に縛られる事って嫌いなんだよね」
ミヤ「じゃあ勝手にしなさい。ば〜か」
翔「・・・まぁ気を取り直して、まずは設定は夏祭りだよ!」
ミヤ「おっ!なかなかいいね」
翔「ミヤは浴衣姿で現れるんだ。オレはオリックスの清原のユニフォーム着ているから!」
ミヤ「何故!?」
翔「だって、清原は『お祭り男』って言われてるじゃん!」
ミヤ「意味が違う!清原のほうは、オールスターや日本シリーズで良く打つって事なんだよ!?」
翔「そっかそっか。じゃあどんな格好で来ればいいの?」
ミヤ「自分で考えなさい!」
翔「水着とか?」
ミヤ「捕まるよ?」
翔「ヨロイとか?」
ミヤ「本当に翔ちゃんは常識無いね・・・」
翔・・・エヘ」
ミヤ「照れんじゃないよ!けなしているの!」
翔「じゃあ、オレも浴衣にするよ!」
ミヤ「そう!それでいいの!ようやく次のステップにいける・・・」
翔「それで、ミヤはミヤの友達同士で来ているんだけど、俺がミヤを探し出し呼び出すんだ」
ミヤ「よし、やってみよう!」
ミヤ「ねぇ〜、イクミちゃん次はたこ焼き食べに行こ〜う・・・ってあれ翔ちゃん?」
翔「ミヤ!プロポーズするからちょっと来てくれない?」
ミヤ「喋っちゃってるじゃん!そういうのは言わないでおくの!」
翔「でも・・・どうやって呼び出したら良いかわからないんだもん」
ミヤ「そんなの「金魚すくい行かない?」とか「綿あめ食べに行かない?」とかあるでしょ!」
翔わかった!」
ミヤ「ねぇ〜、イクミちゃん次はたこ焼き食べに行こ〜う・・・ってあれ翔
ちゃん?」
翔「ミヤ、一緒に金魚食べに行かない?」
ミヤ「行かないよ!!何で混ぜちゃうの!?」
翔「だってオレ親父がアメリカ人じゃ・・・」
ミヤ「だから関係ないって!!普通にやって!」
ミヤ「ねぇ〜、イクミちゃん次はたこ焼き食べに行こ〜う・・・ってあれ翔ちゃん?」
翔「ミヤ、一緒に綿あめ食べに行かないかい?」
ミヤ「うん!行く行く〜。イクミちゃんばいば〜い」
翔「じゃあ、こっちに来てくれないかい?」
ミヤ「え?こっちに屋台はないよ?」
翔「ミヤ!大事な話があるんだ!」
ミヤ「何?」
翔「オレ・・・ミヤの事がす、すすすすすっ・・・・・・すしなんだっ!」
ミヤ「緊張しすぎでしょ!私が寿司になっちゃったしょ!」
翔「オシドリ夫婦ならぬ押し寿司夫婦ですよ!」
ミヤ「余計な事言ってるんじゃないよ!!」
翔「でも、寿司じゃこの愛は腐りやすいよね?」
ミヤ「ダメじゃん!」
翔「二人の愛にはワサビという障害があるんだよ!」
ミヤ「何を言っているんだよ!?」
翔「すいませ〜ん!この愛、ワサビ抜きでお願いします!」
ミヤ「もう寿司の話はいいよ!!ちゃんと好きだって言わなきゃ!」
翔「ミヤ!大事な話があるんだ」
ミヤ「何?」
翔「オレ・・・ミヤのことが好きだ!結婚してくれ」
ミヤ「翔ちゃん・・・」
翔「ミヤ・・・目をつぶって右手を出して」
ミヤ「・・・はい」
翔ちくわだよ!」
ミヤ「なんで、私の人差し指にちくわがあるんだよ!!こんな時渡すのは一つしかないでしょ!」
翔「でも、給料三か月分だよ?」
ミヤ「無駄に高いな!!でも、指輪を渡して!」
翔「は〜い」
翔「ミヤ・・・目をつぶって右手を出して」
ミヤ「・・・はい」
翔「俗に言う給料3日分の指輪だ」
ミヤ「安っ!日給制なの!?」
翔「ちなみに980円ね」
ミヤ「私の婚約指輪は寄せ鍋セットと同等の値段なの!?」
翔「寄せ鍋の様な熱い2人の恋だぜ?」
ミヤ「なんか、甘い言葉だな!甘いけど!」
翔「熱っ!!この恋に火傷しちゃったよ!」
ミヤ「恋愛火傷にご用心・・・って違うでしょ!なんか安っぽいよ!」
翔「愛は値段じゃない!気持ちだ!」
ミヤ「・・・なんか格好良いな」
翔「そんなオレでも良ければついて来るかい!?」
ミヤ「はい!ついていきます!」
翔「じゃあ、一緒に金魚食べに行こう!」
ミヤ「前言撤回!もういいよ!」
二人「ありがとうございました」
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