司会:それでは見事OAを獲得した5組の発表です!
アポカリプス! 511いっぱいいっぱい 第1位 (4/4) 歴代4位
自己最高となるオーバー500で歴代4位記録を樹立! C大会圏内に入った!
天体観測! 327いっぱいいっぱい 第5位 (2/6)
再びの連敗脱出は本業漫才でOA! 自信になる2勝目をGET!
グリンサダーズ! 384いっぱいいっぱい 第3位 (3/5)
自己最高を大きく越えた! 連敗脱出は今期3勝目の勝ち星!
八重霞! 361いっぱいいっぱい 第4位 (4/4)
抜群の安定感で今回も無傷の4連勝を獲得したっ! コントでは久々のOA!
潮江軍団! 442いっぱいいっぱい 第5位 (1/1)
初挑戦初OAはオーバー400! 終盤に突如現れた刺客!
それでは勝ちあがった5組のネタをどうぞ!
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アポカリプス
コント/再会 (4/4)
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大好きだ!!
司会:大好きなコントが高得点に結びついた! オーバー500で初のTOP合格だっ! アポカリプス!
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千葉:・・・・・・大変ですね。こんなに蒸し暑いのに。
秋山:いや、そうでもないですよ。
千葉:外販か、なにかですか?
秋山:いいえ。私用です。
千葉:私用!?・・・そうですか。・・・・・中に入ってるんですよね?
秋山:いいえ。
千葉:えっ!・・・それじゃあなんでこんな住宅街にしゃべるカーネルサンダースの人形が一体たたずんでいるんですか?
秋山:あっ違います。
千葉:えっ?
秋山:カーネルサンダースの人形じゃなくてカーネルサンダース男です。
千葉:・・・・・・はぁ。
秋山:・・・・やっぱり・・・・・覚えてないんだな。
千葉:えっ?・・・・・僕はいじめられてるカーネルサンダースの人形を助けたことはないんですけど・・・・・・
秋山:いや、そうじゃなくて。ほら俺だよ。秋山だよ。
千葉:あっ・・・そういえば声が・・・・高校同じだった秋山?
秋山:ああ・・・・・まぁ今は秋山じゃなくてカーネルサンダース男だけどな。
千葉:うわぁー久しぶ・・・とんだ再会だ。
秋山:どう?元気にしてる?
千葉:うんまぁ・・・いや僕なんかより君だろ。
秋山:まぁ元気かな。
千葉:いやそうじゃなくて、何でそんな風になったの?
秋山:いやぁーさぁ俺が酒を飲んで酔っ払っちゃってさぁ路上で寝てたらよく分かんないけど、カーネルサンダースの人形がドンだよ。
千葉:落ちてきたんだ?
秋山:ああ、それで今俺の肉体のほうは昏睡状態だって。まぁいわゆる昔やってた転校生みたいになったんだよ。カーネルサンダースと入れ替わっちゃったの。
千葉:・・・・・そんな・・・・それじゃあ今君の肉体のほうには・・・
秋山:カーネルサンダースの方がいるわけ。そして俺はケンタッキーの店の前で笑顔を振りまいて客の購買意欲を上げてるんだ。
千葉:君・・・・あれだね。運命を受け入れるタイプだね。
秋山:大変なんだぞ。カーネルサンダース男って。笑顔振りまいてる最中にガキとかがご飯粒つけてくるんだぜ。
千葉:とりあえずそいつはケンタッキーの客じゃないね。
秋山:つーかまぁぶっちゃけ振りまくことは出来ないんだけな。
千葉:えっ?・・・そうなら動けないのになんで自分が今昏睡状態だって分かるの?
秋山:香ばしい匂い。
千葉:・・・・・香ばしい匂い?
秋山:カーネルサンダース男だとチキンの香ばしい匂いと共にあらゆる情報が入ってくるから。情報チキン風味だよ。
千葉:体が今昏睡状態ってことを君はそんなにおいしく受け取れるのか。
秋山:というかなぁ動けなくはないぜ。現にお前の前に現れたじゃないか。
千葉:あっそうか。でも笑顔は振りまけないんだろ?
秋山:まぁ動くところがかなり限定されてるからな。手は使えないし、基本的に移動はホッピングだし。
千葉:ホッピング?
秋山:ほら、児童館とかにあった。ジャンプするやつだよ。まぁ俺の場合はその器具使ってないから両足跳びなんだけど。
千葉:・・・・それなら最初から両足跳びって言えば良いじゃないか。
秋山:それはなぁ俺がアメリカ人いやカーネルサンダース男だからだよ。あーアメリカ人になりたいという夢がこんな形で叶えられるとは思わなかった!
千葉:アメリカ人じゃなくて人形だろ・・・・・・それとさっきから思ってたんだけど、カーネルサンダース男って男いらないよね。カーネルサンダースでいいじゃん。
秋山:それは本物に悪いだろ。
千葉:ならカーネルサンダース人形でいいじゃん。
秋山:なんかそれだとさぁくいだおれ人形と被るじゃん。
千葉:そもそもオリジナリティなんてないんだから、被ってもいいじゃん。それにしてもよくここまで来れたね。
秋山:大変だったよ。見つかったらすぐに見世物小屋直行だからな。
千葉:見世物小屋って今存在してるのかな。
秋山:それに餅つき大会とか連れてかれて、両足跳びで餅つかされるかもしれないしな。
千葉:・・・・・なんて奇妙な光景なんだ。
秋山:でもまぁ気付かれはしなかったよ。結構時間はかかったけどな。あとさぁ途中で気付いたんだけど、こんな体でも休憩がいるんだぜ。
千葉:人形なのに?
秋山:まぁたまにケンタッキーで休ませてもらったよ。
千葉:それじゃあ・・・・・カーネルサンダースが一つの店に二体いるじゃないか!気付かれてるよ。
秋山:いや夫婦とか思うだろ。
千葉:男同士だよ!
秋山:カーネルサンダースはアメリカ人だから大丈夫だろ。自由の国だし。
千葉:仮にアメリカでは認められてるとしても、ここは日本だからね。・・・・・なんだかんだ言ってこれからどうするの?
秋山:まぁカーネルサンダース男だな。
千葉:えっ!元に戻らないの?
秋山:うん。
千葉:ぶつかった衝撃で入れ替わったんなら、またぶつかれば元に戻るかもしれないよ。
秋山:いいの。昼は店の前で笑顔を振りまいて、夜は自警団やるの。
千葉:自警団?!
秋山:そう。
千葉:そりゃあ両足跳びのカーネルサンダースが追ってきたら怖いけども。
秋山:追うだけじゃないぜ。潰すぜ。
千葉:そんなに跳べるの?
秋山:三メートルくらいは。
千葉:即死だよ。
秋山:まぁそれがダメだったら、小学校に行って跳ぶカーネルサンダース男として七不思議になるよ。
千葉:小学校にカーネルサンダースは需要ないと思うよ。
秋山:ああ〜これが恰幅のいいアメリカ人ですねとか理科の授業でやればいいじゃん。
千葉:それから得られる知識は何だよ!・・・・・・本当にそれでいいの?
秋山:うん。
千葉:まぁ君の人生だから僕がどうこう言える問題じゃないんだけど・・・・・・
秋山:さてそろそろ本題に入るか。
千葉:本題?
秋山:カーネルサンダース男にならないか?
千葉:えっ!
秋山:なぁ!一緒に笑顔振りまこうぜ!
千葉:えぇーっ!なんで僕が君に合わせるんだよ。君が人間に戻ればいいじゃないか!
秋山:だって垂直跳び三メートルを捨てられるか?
千葉:人間として頑張ればいいじゃないか!
秋山:いいじゃんか。一緒にカーネルサンダースのやつ増やしてさぁいろんな地域のカーネルサンダースが集まった会議とかしようぜ。
千葉:そんなのは地域ごとの店長に任せればいいだろ。とにかく僕はカーネルサンダースにはならないよ。
秋山:じゃあ強行手段だな。
千葉:えっ?
秋山:喰らえ!カーネルサンダース男跳躍!
ボヨーン
千葉:なんて歯切れの悪さだ。あれっ?三十センチも飛べてないんじゃないの?
秋山:畜生。結構な長旅で体が・・・・・・
千葉:助かった。ここは一応助けを呼んどいた方がいいな。うわー!!カーネルサンダースが出たー!!
秋山:だからカーネルサンダース男!!
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天体観測
漫才〜便利な世の中 (2/6)
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翔「ありがとうございました!!最高です!」
ミヤ「勝利の味って最高ですね!!」
司会:2度目の勝利の味をしっかりと噛み締めた! 再び連敗から帰ってきた男女コンビ! 天体観測!
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翔「はいどーも天体観測です!」
ミヤ「よろしくお願いします!」
翔「まぁ、私達、高校生男女コンビとして頑張っているんですけど」
ミヤ「最近、ようやく私も携帯電話を買いましてね!」
翔「あぁ〜!俺も持っているよ?しかも電話付き携帯!」
ミヤ「電話が付いてないと携帯の意味がないから!」
翔「胃カメラ付き携帯も持ってるよ!」
ミヤ「何、その不気味な携帯は?」
翔「画素数、なんと500画素」
ミヤ「少ないよ!万をつけなさい!でも、最近は電化製品も進化していますね!」
翔「進化してるね!俺もこの前、ゼニガメがカメールに進化したし」
ミヤ「誰もポケモンの話はしてないよ!電化製品が進化しているって言ったの」
翔「ポケモンを語らせると、俺はうるさいぜ?」
ミヤ「語らなくていいよ。今は電化製品の話をするの」
翔「はいはい。でも具体的にどう進化しているんですか?」
ミヤ「例えば、テレビですよ。今はテレビで番組に参加できるんですよ」
翔「マジで!?それ凄くない?」
ミヤ「そうなんですよね」
翔「巨人戦見てたら、サードとか守れちゃったりするの?」
ミヤ「それは無理だわ!翔ちゃんに小久保の代わりは荷が重いだろうし」
翔「バカヤロー!俺は練習試合にスタメンで出て、初打席を迎えた2回表に代打を出された男だぞ?」
ミヤ「早いな!打席に立ってないじゃん。そんなんじゃ小久保どころか西武に行った江藤も越えられないわ」
翔「セカンドでもいいけど・・・」
ミヤ「守備位置の問題じゃないから!クイズ番組とかに参加できるんですよ」
翔「あぁ〜、そっち系?」
ミヤ「他にどんな系統があるのかが私には分かりませんけど」
翔「で、他にはどんな電化製品が?」
ミヤ「あとは、パソコンですよ!今じゃパソコンはテレビ代わりだからね」
翔「俺は野球が友達代わりだけどね」
ミヤ「そんな報告は別にいりません。でもパソコンも本当に便利ですよ」
翔「そうだね。通販とかで色々なものが買えたりね」
ミヤ「チケットや宿泊の予約が出来たりね」
翔「清原のホームランを予約したりね」
ミヤ「それは無理!野球は筋書きのないドラマだし」
翔「予告ホームランならぬ予約ホームランですよ!」
ミヤ「別に上手いことも言わなくていいです」
翔「あっ、俺も何か発明して、大もうけをしよう!」
ミヤ「発明って難しいんだよ?」
翔「俺をなめるな!地元じゃ『泣く子もだます』で有名だった俺だぞ?」
ミヤ「最低だね・・・黙らせようよ」
翔「さらに、地元じゃ負け知らずなんだぞ?」
ミヤ「聞いてないよ」
翔「あっ!もう、ひらめいた!ラジオに、映像をつけるの」
ミヤ「世界じゃそれをテレビと呼ぶんだぜ?」
翔「食べ物や飲み物を冷やして保存するような箱とかね」
ミヤ「冷蔵庫じゃん。もうあるよ。やっぱ翔ちゃんに発明は無理だね」
翔「じゃあ、2つの電化製品の能力をくっつけて1つにするってのは?」
ミヤ「なるほど!テレビとCDコンポををくっつけて、音楽も聴けるようにするとかね」
翔「ドライヤーと炊飯器をくっつけてご飯を炊きながら髪を乾かすとかね」
ミヤ「別に必要ないわ!」
翔「ドライヤートースターをくっつけてパンを焼きながら髪を乾かすとかね」
ミヤ「またドライヤーか!どれだけ髪を乾かせば気が済むんだよ」
翔「上原の変化球と松坂のストレートをくっつけて、最強投手作ったりね」
ミヤ「電化製品どこいったんだよ!そういうのはパワプロでやれよ」
翔「ドライヤーとテレビをくっつけてテレビを見ながら髪を乾かすとかね」
ミヤ「ドライヤーはもういいって!」
翔「よく考えてみると、それって世紀の大発明じゃない?」
ミヤ「どこが?」
翔「例えば、ホラー映画とか見るだろ?」
ミヤ「うん」
翔「すると、後ろから、人の気配が・・・そして振り返ると・・・」
ミヤ「うんうん」
翔「ドライヤーの風がブォーンと!」
ミヤ「ドライヤーがうるさい!!」
翔「きゃー!!って悲鳴も音にかき消されるからね」
ミヤ「音が大きすぎる!」
翔「ちなみにドライヤーの音はTVの音量と平行してます」
ミヤ「迷惑!!」
翔「でも、こうすると、世の中便利になっていくと思うんですよ」
ミヤ「まぁ、合理化は良い事ですけどね」
翔「アニメも2つにくっつければ、かなり面白いですよ」
ミヤ「ほう、なるほど。じゃあちょっとやってみて」
翔「『ドラえもん』と『アンパンマン』をくっつけます!顔はドラえもん、体はアンパンマン」
ミヤ「普通、逆じゃない?アンパンマンはアンパン食べさせられないし、ドラえもんはポケット使えませんよ?」
翔「そのままやればいいんですよ!のび太君が『ドラえもーん、お腹すいたよ〜』って言うんですよ」
ミヤ「ほうほう」
翔「そしたらドラえもんが『僕の顔を食べなよ』って自分の顔を引きちぎるわけですよ」
ミヤ「恐いよ!もうそれはアニメの域を超えてる」
翔「今度は、バイキンマンが襲ってくるんですよ」
ミヤ「おぉ〜!だけど、ドラえもんのポケットは使えない」
翔「だから、おもむろにジーンズのポケットに手を突っ込むんですよ」
ミヤ「何で、ジーンズ履いてるのよ!高校生かっ!」
翔「すると、1000円が見つかるんですよ」
ミヤ「そういうことあるけど!昔入れっぱなしにしてたのたまに見つけるけど!」
翔「それをバイキンマンに渡して解決ですよ!」
ミヤ「汚いな。それはヒーローじゃないよ!国会議員かっ!」
翔「悪いのは全て秘書です」
ミヤ「秘書のせいにするな!」
翔「他には『ドカベン』と『ドラゴンボール』」
ミヤ「全くジャンルが違うけど」
翔「まずは、悟空が元気球を出すんですよ」
ミヤ「はいはい」
翔「それを山田太郎が『カキーン』と」
ミヤ「なんだ、そのあり得ない野球は!?」
翔「野球は筋書きのないストーリーなんだよ」
ミヤ「もういいよ!」
二人「ありがとうございました!」
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グリンサダーズ
漫才「桃太郎」 (3/5)
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久保:やったー!! やばすげ嬉しい。
森内:このネタ・・・で?
司会:このネタで自己最高を収めた! 連敗脱出! 危ない桃太郎の物語の始まりだっ! グリンサダーズ!
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久保:どうもーグリンサダーズです、よろしくお願いします。
森内:昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでおりました。
久保:何?いきなりベタに桃太郎なんて始めちゃって。
森内:おじいさんは山を越え都に。
久保:おじいさんタフだね。
森内:おばあさんは川にせんたくんに行きました。
久保:ちょっとなかやまきんに君みたいになってる。
森内:すると、チグリス・ユーフラテス川から、
久保:どっちから流れてきたんだよ。
森内:ピーチが流れてきました。
久保:ちょっと外国風味出そうとしてるのは解るけど。
森内:せんたくんはそれを拾い上げると、
久保:ばあさんじゃねえのか。
森内:一回川にくぐらせ水洗いしてから、
久保:まぁ意味はそんなに無さげだけどその気持ちはわかる。
森内:洗濯カゴの下に寝かせて上から洗濯物をのせて持ち帰りました。
久保:何故上から。 窒息するよヘタしたら。
森内:おばあさんはそのピーチを庭に植え、
久保:食べろ。 切ったら出てくるのそれ。
森内:3年後、
久保:桃栗三年柿八年に忠実に沿ってるね。
森内:赤ちゃんが、なりました。
久保:どうゆう仕組みや。
森内:おばあさんは名前を桃太郎と名づけました。
久保:うん、その通りね。 ここまで来るのにどれだけかかったか。
森内:その2年後、都から帰ってきたおじいさんに、
久保:案外長い遠征でしたね。
森内:桃太郎は「鬼退治に行きたい」と言いました。
久保:そうね、かっこいいね。
森内:しかしおじいさんは「最低でも高校は出ておけ。」と、それを認めませんでした。
久保:現実的。第一桃から生まれてまだ2年だから幼稚園にも行ってないけどね。
森内:16年後、
久保:高校出た!
森内:桃太郎は「スーパー鬼退治に行きたい」と言いました。
久保:ちょっと進化してる!16年間ほっといたから!
森内:そんな桃太郎におばあさんは白い粉で作ったきびだんごをあげました。
久保:それは白玉粉ですよね? ね?
森内:桃太郎はおじいさんの遺産で購入した自家用ジェットに乗り込み旅に出た。
久保:結構裕福だったんだ。 きっと都で成功したんだろうね。
森内:小腹がすいたのできびだんごを食べる桃太郎。
久保:うん、白玉粉なんだろうな?
森内:30分後、またきびだんごを食べる桃太郎。
久保:やってもうたぞ、これ。
森内:燃料供給のためにクウェートに寄航。
久保:どんだけ長旅だよ。
森内:8時間後鬼ヶ島に到着。
久保:ちょいと遠回りやね。
森内:その1時間後、鬼が、島に到着。
久保:いや不在やったんかい。1時間の間になんかできたろう。
森内:1時間の間に禁断症状が出た桃太郎は、
久保:あーきびだんご切れたのか。
森内:きびだんご欲しさに鬼に圧勝。
久保:怖いねー。 昔話として語り継げないねー。
森内:その後、白い粉を手に入れた桃太郎は、
久保:あ、そういう島だったの。
森内:急いで自家用ジェットに乗り込みきびだんご作成。
久保:あ、それじゃないと嫌なんだ。
森内:1個だけスッパイのを作る。
久保:なんか駄菓子みたいなの作るな。
森内:家に着いた桃太郎、ですがおばあさんは居ませんでした。
久保:こりゃパクられたな。うん。
森内:桃太郎はきびだんごをヒヤシンスを育てる器に置きました。すると根っこから白い粉の元がなりました。
久保:いいかげんにしろ。
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八重霞
コント・Want to Be… (4/4)
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八:八重霞、4連勝達成ですって!
霞:新ネタで受かって本当によかったですね。
司会:新ネタコントで4連勝! 見るものをとりこにする不思議な言葉の巧みな掛け合いっ! 八重霞!
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八:はぁ…。
霞:どうかした?ため息なんかついて。
八:俺、進路が決まらないよ…。
霞:進路ねぇ。なりたい職業とかないの?
八:うーん……そうだ、俺、プロになりたい。
霞:アバウトすぎ。
八:そうだ、俺、プロになりたい!
霞:なんで2回言った?
八:あわよくば、プロポリスになりたい!
霞:なれないから。人じゃないから。
八:そうか…。おれあんなにドロッとしてないもんな…。
霞:どろどろ具合の問題じゃないけどね。
八:…そうだ、俺、野球選手になりたい!
霞:おぅ、いいんじゃないの?かなり難しいけど。プロポリスよりは成れる確率あ
るよ。
八:そして、「堀幸一」のように大活躍したい!
霞:地味!ロッテのいぶし銀じゃん。言うほど活躍してないじゃん。
八:お前、堀選手なめんなよ!あの人の内野守備はなぁ天下一品なんだよ!こうグ
ラブにボールが…
霞:食いつきすぎだよ!
八:とにかく、堀のようなプロ…、そうホリプロになりたい!
霞:意味が違ってきてるけど?ホリプロって会社じゃん。無生物じゃん。
八:そうか、ホリプロにもなれない…か。
霞:何故ちょっと最後ためた?
八:そうだよな…俺、苗字「堀」じゃないもんな…。
霞:問題そこじゃないから!
霞:なにか特技とかないの?
八:虫採り。
霞:小学生かよ。…虫取りから職業にねぇ。
八:…そうだ、俺、昆虫採集のプロになりたい!
霞:生計立てれなそ〜。
八:そうだ!蝉採りのプロになろう!
霞:なんで、蝉限定なんだよ!
八:蝉採りのプロ…、そうセミプロになりたい!
霞:セミプロだったら、プロじゃないじゃん。アマチュアじゃん。
八:ダメ?
霞:ネーミング的にはアマチュアにしかなれないもんね。
八:そうか、セミプロにもなれ、な、い、か…。
霞:最後ためすぎ。
八:そうだよな…俺セミアレルギーだもんな。
霞:そんなアレルギー初耳だよ。
八:…そうだ、俺、プログラマーになりたい!
霞:唐突。でも、良いんじゃないの?IT企業とかで働けるし。
八:でもなぁ…。俺そんなにパソコン詳しくないもんな…。
霞:プログラマーなりたいのに、パソコン苦手て。矛盾にも程があるわ。
八:これじゃあ、プロになれない…。グラマーにしかなれない…。
霞:グラマーにもなれないよ!ってか職業が「グラマー」ってどんな奴だよ!
八:…そうだ、俺、警察官になりたい!
霞:ころころ変わりすぎだろ。まぁいいけどさ。
八:警察官!格好良くない?!
霞:確かにね。いいんじゃない。
八:なるんなら、警察のプロ、そうプロポリスになりたい!
霞:意味が違ってるから!
八:そうか…俺あんなにドロッとして…。
霞:はい。どろっとしてないからなれません。42行前のデジャビュ。
八:今、何人かは行数確認したよな?
霞:人の心理を読むな!
八:はぁ…。俺の将来どうなっちまうんだろうな…。
霞:考えすぎだって。
八:はぁ…。スキージャンプの原田はどうなっちまうんだろうな…。
霞:そこは忘れてあげようね。
八:はぁ…。どうしてデシリットルなんて習ったんだろうな…。
霞:教育課程にあったからだよ。
八:はぁ…。なんでダイワハウスなんだろうな…
霞:Be
Fairだからだよ。
八:あぁ、俺なんになりたいんだろうなぁ。
霞:そこ一番大事よ。
八:I want to be…I want to
be…
霞:何故英語。
八:I wanna be…I wanna be…
霞:発音上達してる!
八:I wanna be…I wanna
be…I ワナビー…I ワラビー…
霞:最後の方動物になってるけど!?
八:I wanna
be ワラビー…そ、そうだ!俺、ワラビーになりたい!
霞:いいかげんにしろ!
2人:どうもありがとうございました。
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潮江軍団
コント:不動産屋と僕 (1/1)
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できた!
司会:今回唯一の初挑戦で堂々のオーバー400! ファンタージー溢れるコントの世界! 潮江軍団!
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不動「お客さん、いかがでしょうか?この不況下でも一戸建てでこの値段はなかなかないですよ。使いやすいカウンター付・システムキッチン、全室南向きで陽当り良好、バス・トイレ独立、駅からも近いですし。何かご不満な点でもおありでしょうか?」
客「確かに予算は少ないかもしれない。贅沢を言えない身分なのは分かっています。しかし・・・しかしですね、誰が好き好んでお菓子の家なんかを買わなければならないんですか!」
不動「まぁまぁ、落ち着いてください。お菓子の家というのは前例にないということで、所有者であるかの大財閥・金持男さんのご好意で、通常の値段よりも格段に安い値段で販売しているんですから。」
客「金持ちが道楽で作った家を、飽きてきたから手放すってだけじゃないですか!しかも何ですかその金持男っていう適当なネーミングは!」
不動「固定観念は捨ててください。住めば都って言うでしょ?お菓子でできてると言っても、意外と快適だったりするんですよ。」
客「全然快適じゃないですから!この家に入ってからね、鼻がムズムズするんです。僕は鼻炎持ちでね。もしかしてこの家、ハウスダストが酷いんじゃないですか?」
不動「あぁ、それは恐らくハウスダストではなく、ポカリスエットの粉が浮遊してるだけですよ。」
客「どこの箇所にそんなものを使用してるんですか!しかも、ポカリスエットの粉はお菓子の部類にはギリで入らないでしょ!」
不動「分かりました。では、ポカリスエットの粉は業者に頼んで撤去してもらいます。他にご不満な点はあります?」
客「不満な点は無数にありますよ!耐震性はどうなってるんですか?見るからにもろそうですけど。」
不動「それはご安心ください。この家の柱は全て、ブルボン・ルマンドでできてますから。」
客「めちゃめちゃもろいじゃん!あのお菓子、袋を開ける前からボロボロになってるじゃん!震度1で全壊だよ!」
不動「さらに!釘は一切使用せず、全てミルキーの粘着力で代用しております!」
客「めちゃめちゃ不安だわ!ミルキーは歯に対する粘着力しか持ち合わせてねぇし!」
不動「さらに!バスルームは全てチョコレートでできています!」
客「熱で溶けるわ!入浴中にチョコがボトボト落ちてくるわ!体ベトベトになるわ!アホ!」
不動「いえいえ、チョコと申しましても、チョコバットの方ですから。しかも袋入りだからベトベトの心配はナッシングです。オールオーケーなのです。」
客「チョコバット?まぁ、普通のチョコよりはましかも知れないけど・・・」
不動「しかも、あの大リーガー・イチロー選手がプロデュースしたチョコバットなんです!」
客「へぇ、そんなのがあるんだ?」
不動「そうなんです。興味がおありですか?イチロープロデュースですから『ヒット』や『ホームラン』ではなく、あたりは全て『内野安打』なんです!」
客「えらい自虐だな、イチローも!」
不動「ちなみに川相選手のチョコバットはすべて『犠打』!そして多村選手のチョコバットはすべて『交通事故』なんです!プププ・・・」
客「はぁ・・・。内野安打で止めておけば、僕も信じたけどね。まぁいいです、耐震の話はとりあえず置いておきましょう。だけどね、家財にチョコとか使ってるからアリが寄ってくるんじゃないんですか?」
不動「防虫対策はバッチリですので、ご心配なく。ただ、肥満児の方はわんさか寄ってきますがね・・・」
客「ウザい!アリよりもウザいよ!」
不動「風呂場の底に、大量の肥満児が沈殿していたという報告もあります・・・」
客「だから、そういうボケはいいから。僕は時間がないんです。」
不動「失礼しました・・・悪ふざけが過ぎたようで・・・」
客「まぁ、別にいいですけど。で、話は変わりますが、この家には前に誰か住んでたんですか?それとも金持男とかいう人が所有してただけですか?」
不動「それがですね、数年前から賃貸の方はしておりまして、過去に2名の方が居住しておりました」
客「で、その人たちのこの家に対する評価ってのはないんですか?不動産屋はそういうものの提出を義務付けられてるんじゃないの?」
不動「えぇとですね、一番最初に住んでいた人は・・・糖尿病で亡くなりました。」
客「何か納得・・・」
不動「それから、次に住んでた人は、リビングで首を吊・・・おっと、ゴホンゴホン!」
客「ちょっと!そこごまかしたらダメ!今なんか首をどうとか言った!」
不動「ばれましたか。えぇ、そうなんです・・・原因は分かりませんが、リビングで首を吊っていたそうです・・・フレンチクルーラーで」
客「え!あの穴にどうやって首を入れたの!?小顔チャンピオンじゃん!」
不動「さぁ・・・それは資料には書いてないですねぇ・・・」
客「ていうか、あんたさっきから資料をペラペラめくってるけどさ、指にはめてるの指サックじゃなくてとんがりコーンじゃないか!逆に紙をめくりづらいだろ!」
不動「お気付きになられましたか!実は特別サービスなんですよ。」
客「何に対する特別サービスなのか!」
不動「ちなみにもう1つの特別サービスとして、黒アメをナメナメしながらこの物件の説明をしております」
客「だから、どこがサービスなのか!何に対するサービスなのか!おい、さっさと口からアメを出せ!ボンクラ不動産め!」
不動「ちょ、ちょっとやめてください!あーあ、黒アメが床に落ちちゃったじゃないですか!」
客「お前、少しは反省しろ・・・って、その黒アメが物凄い勢いで床を転がってる!この家、めっちゃ傾いてんじゃないですか!?」
不動「えぇお察しの通り、この家の傾きは尋常ではありません。」
客「素直に認めてる!欠陥だらけの家やん!」
不動「ちなみに結露も尋常ではありません。この家で出る結露の一日分だけで、ネルネルネールネが存分に楽めますからねぇ。」
客「何を自慢げに言うとるんじゃ!でも、ネルネルネールネはやりたい!だからこの家、買う!」
終わり
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