審査開場3 現在第57回いっぱいいっぱい杯収録審査中
いっぺんに10通審査をするのはしんどい!
と言う声が大きく聞こえましたので、前半と後半の5組ずつに分けたいと思います。
審査してくださる場合には締め切りまでに両方送っていただけると嬉しいです。
審査をする際に御注意を!
フォームの関係上、時間が経つとエラーになってしまいます。
ですのでメモ帳か何かで保存をしつつ、最後にコピーで投稿してくださるよう、
面倒くさいですが、お願いいたしますm−−m
審査用紙はこちら
審査基準
5点・・・最高に面白い! 大いに笑った。
4点・・・大変面白い! 終始よかったが、ちょっと物足りなさや気になった点がある。
3点・・・面白いには面白いのだけど穴もある。 ギリギリでオンエアならしてもいいかな。
2点・・・面白いところもあるのだが、オンエアできるには色々と−の面が多い。
1点・・・まだまだだと思う。 笑いどころも少なく、出直してきて欲しい。
0点・・・正直厳しい。 笑ったところがなかったに等しい。
6組目:KOYOMI (4/8)
漫才/脚本
2人「はいどうも〜。」
睦月「めくれ笑いのカレンダー、」
如月「KOYOMIです。よろしくお願いします。」
睦月「ガンバっていきましょ〜。」
如月「最近さぁ、思うんだけど、芸人さんのドラマ出演が増えてきたよね。」
睦月「そうだねぇ。」
如月「そういうの見てると、やっぱり自分も出てみたいとか思ったりして。」
睦月「だったら私にまきゃしぇなしゃい!」
如月「・・・『まかせなさい』を噛むような人にまかせたくない。」
睦月「え〜、せっかく今度の新作ドラマの脚本持って来たのに。」
如月「そんなモノ、アンタみたいな若造がどうやって入手したのよ。」
睦月「だって、私が書いたんだもん。」
如月「ソレって、新作ドラマの可能性0%だよね。」
睦月「いや、なるかもしれないよ?」
如月「だって、アンタの書いたストーリーでしょ?期待が持てないもん。」
睦月「ストーリーには自信あるよ〜。」
如月「どんなドラマなのよ。」
睦月「コレはね、監禁についてのドラマなんだ。」
如月「ほら、もうすでに大丈夫じゃない雰囲気がにじみ出てるよ。」
睦月「大丈夫だよ、感動作だから。とにかく聞くだけ聞いてみてよ。ソレから新ドラマにするかどうか決めればいいし。」
如月「いや、私が決めるワケじゃないんだけども。」
睦月「最初はとある倉庫みたいなトコロから始まるんだ。」
如月「んで、勝手に始めるワケね。」
睦月「『ちょっと!離しなさいよ!』
『何?お前、どんな自分がどんな状況に置かれてるのか分かってるのか?』
と言って女性の胸ぐらを掴む犯人。
『・・・くっ。』
『今、お前は監禁されてるんだ。それも、オレの知り合いの豆腐屋の小屋にな。』
如月「場所バラしちゃってるじゃん。ってか場所のセンス悪いよ。」
睦月「『オラ!早く教えやがれ。』」
如月「あぁ、この女の人がなんか隠し事してるってことね。」
睦月「『イヤよ!このウチに代々伝わる「おいしいハンバーグのレシピ」は絶対に渡さない!』」
如月「・・・ゴメン、この時点でこのドラマのストーリーに希望を見出せないんだけど。」
睦月「まぁ、そんなコト言わないで、とりあえず聞いてよ。
そして犯人はおもむろにポケットに手を突っ込む。
『ほぅ、コレを見てもまだ強気でいられるかな?・・・あれ・・・?』」
如月「ん?」
睦月「『やっべぇ!ピストルがねぇ!家出るときに玄関においてきちまったかなぁ・・・。』」
如月「そんな大事なモノ、なに上履き感覚で忘れてるのよ。」
睦月「そして犯人はポケットからケータイを取り出す。
『もしもし?お母さん?玄関とかにピストル忘れてない?』」
如月「うわぁ、ストーリーが音を立てて壊れていくね。」
睦月「『えっ?無い!?しかも、オレちゃんと家出るトキ持ってたって?
じゃあ何?どっかに落としたんかなぁ・・・。うん、わかった。じゃ。』
『え?ピストル落としたんですか?大変ですねぇ・・・』心配する女性。」
如月「なんで被害者も心配してんのよ。」
睦月「その時!小屋の入り口のドアが勢いよく開けられた。
『警察だ!』」
如月「え、もう事件解決するの。ストーリー性ゼロじゃん。」
睦月「いやいや〜まだ続くって。まぁ聞いててよ。
犯人は警官に向かってこう言い放った。」
如月「なんて?」
睦月「『すいません、ピストル落としちゃったんですけど、どっかで見かけませんでした?』」
如月「警察官にそんなコト聞くなんてあっぱれなヤツね。」
睦月「『あぁ、コレですか?』ピストルを差し出す警官。」
如月「あるの!?ってか素直に渡してるし。」
睦月「『助かりました!コレで安心して脅迫できます。』と全身全霊お礼を言う犯人。
『そうですかそうですか、ソレは良かったですね。』と言って微笑む警官。
『本当に助かりました』とお礼を言う女性。」
如月「何?この非日常的イベントは。」
睦月「そして、警官は去っていった。」
如月「職務放棄もはなはだしいよ。」
睦月「『オラ!さっさとレシピ教えやがれ!』『イヤよ!』」
如月「リカバリー・・・出来たって言えるのかな。」
睦月「『このピストルがニセモンだと思ってんだろ?じゃあ撃ってやるよ!』
犯人が引き金を引いたそのとき!」
如月「今度はなによ。」
睦月「なんと!弾が出なかったのである。」
如月「・・・なにソレ。」
睦月「女性は男に向かってこういった。
『その弾丸ってドコで買ったんですか?』
男は『え?ジャスコの火曜市ですけど。』と答えた。」
如月「アンタの中でのジャスコってどんな位置づけなのよ。」
睦月「『ソレだったら合わないんですよ。二丁目のローソンで売ってるヤツならちょうどよかったハズですよ。』と親切に教える女性。」
如月「親切とか以前にさぁ、なんでこの女性はピストルに詳しいワケ?」
睦月「『そうか・・・、じゃあ買ってきてくれ。』と自分のサイフを差し出す犯人。」
如月「さっきからさぁ、この犯人は他人のコトを信用しすぎだと思うんだけど。」
睦月「そして10分後、女性はローソンの袋を下げて帰ってきた。」
如月「女もなんでこのビッグチャンスを活用しないのよ。」
睦月「『はい、コレが弾です。あと・・・。』そういって氷を差し出す女性。」
如月「アタマを冷やせ。ってコト?だったらアンタ自身も冷やした方がいいと思う。」
睦月「『コレは・・・?』『オナカすいてると思って。』」
如月「いや、そう思ったならもうちょっとマシなモノ買って来なさいよ。何その不可解なやさしさは。」
睦月「『あ・・・ありがと。』男はテレながら氷に噛り付いた。」
如月「ココでテレビつけたヒトは何かと思うだろうね。」
睦月「ソレから数ヵ月後。」
如月「え?全然煮え切らないままなんだけど。」
睦月「『ほら、朝だよ!朝ごはん出来てるからちゃっちゃと食べて!』『わかった、今起きるから待ってろ。』」
如月「何?斬新な展開過ぎて付いていけないんだけど。」
睦月「2人はアレからそのまま同棲を始めた。」
如月「氷きっかけで愛情でも芽生えたの?ってか人の倉庫で生活してるけどいいの?」
睦月「『今日の朝ごはんは豆腐ハンバーグよ。』」
如月「しかも、豆腐屋さんも協力してるみたいだけどソレでいいの?」
睦月「『ゴメン、いらないわ。』『・・・どうして?』『オレ・・・・・・自首しようと思うんだ。』」
如月「おぉ、急展開ね。」
睦月「『お前のやさしさに触れて分かったんだ。やっぱり悪いコトはよくない。』」
如月「よっぽど愛がない環境で育ったんだろうね。」
睦月「『・・・今更そんなコトいいじゃない・・・。』『いや、俺は罪を償う。そして、出所したら・・・。結婚しよう。』」
如月「特殊なケースのプロポーズ方法だね。」
睦月「女性はゆっくりうなづいた。それから、彼女はずっと待ち続けた。」
如月「どこにほれ込んだんだか・・。」
睦月「そして、出所の日。彼女は刑務所へと向かった。ソコへちょうど出てきた男。」
如月「感動のご対面ってワケね」
睦月「そして、男はこういった。
『あ、オレお世話になったこの弁護士の人と結婚するから。』」
如月「待って待って待って!」
睦月「はいはいはい。」
如月「アンタも3回言わないの。ってかソレより思いっきり裏切られてるじゃん。」
睦月「最後のどんでん返しがドラマの醍醐味でしょ。」
如月「悪い方へ裏切ってどうするのよ、いいかげんにしなさい。」
睦月「以上、アナタを笑わす、」
如月「1年間。」
睦月「KOYOMIでした〜。」
如月「ありがとうございました。」
7組目:ブライアン・メイ (初挑戦)
漫才「川柳マスターブライアン」
ブラ:どうも。ブライアン・メイでおま。
メイ:おま!?鶴光さん!?
ブラ:まぁ僕PTA役員やらしていただいてるんですけどもね、
メイ:僕ら父親みたいな設定でしたっけ?
ブラ:小学生の作った交通安全の標語みたいなのあるでしょう。
メイ:あぁ、ありましたね。
ブラ:それ見てたら凄いのみつけましてね。
メイ:どんなのですか?
ブラ:「きをつけて きみの後ろに ほら!くるま!」
メイ:何が凄いんでしょうか。
ブラ:僕はこの「ほら!くるま!」が最高だと思いましたね。
メイ:いやー・・・僕にはよくわかんないですけど。
ブラ:「ほら!くるま!」ですよ!?これ見た瞬間書いた子天才だと思いましたよ!
メイ:え、何でテンション上がってるの!?
ブラ:僕は「ほら!くるま!」は俳句や川柳において万能だという事に気付いたんですよ。
メイ:ほう。例えばどんな風に?
ブラ:えー、例えばね。「空き缶は ポイ捨てせずに ほら!くるま!」
メイ:さっそく意味わかんないんですけど。
ブラ:要するにですよ、5・7・5の始めの5・7でなんか言ってたのに最後の5で車来ちゃうから
全部吹っ飛んじゃうわけですよ。
メイ:じゃあ今の句は、ポイ捨てしないでリサイク・・・危ない!車だ!みたいなそういう事ですか?
ブラ:そういう事です。しかも元の句から考えると本当にもう少しで事故レベルの「危ない!」です。
メイ:じゃあもう本当に5・7部分何でもいいんじゃないか!
ブラ:「ともだちは とても大事な ほら!くるま!」
メイ:気の毒だよ!せっかく良い事言おうとしてたのにさ!あとこれ友達=大事な車っぽくなるよ!?
ブラ:「自分から 声をかけよう ほら!くるま!」
メイ:これもほら!くるま!って声をかけてる感じになってるから。
ブラ:「友達を 傷つけている ほら!くるま!」
メイ:友達轢かれてない!?これ!
ブラ:「ほら!くるま! その一言で ほら!くるま!」
メイ:もう言いたいだけじゃないか!5のところ両方ともほら!くるま!にしやがって!
〜この事実がのちに俳句界を震撼させる事になるが、それはまた別のお話〜
メイ:え、今のなに?
ブラ:まぁそれはそうと、僕も自作の俳句を一つ詠んでみようと思いましてね。
メイ:今のは卑怯な話題転換の手段か?・・・えっと、それは5・7・5ですか?
ブラ:もちろんです。
メイ:もうみんなオチ読めてますよ。
ブラ:一句。「初日の出
メイ:あーあーあー
ブラ:新たな年の
メイ:ほら!くるま!だろ?
ブラ:ほら・・・いぞん」
メイ:ホライゾン!?地平線!?
ブラ:いや、英語の教科書。
メイ:まだ地平線のが良かったわ。初日の出だし。
ブラ:なんでオチを言っちゃうのか!
メイ:あんな心躍らない展開はヤムチャの戦闘シーン以来だってぐらい皆オチが読めてたから。
ブラ:大丈夫ですよまだ他にもありますから。
メイ:信用ならんね・・・
ブラ:字余りとか字足らずってのも有りなんでしょ?それを踏まえて一句。
メイ:ほうほう。ほら!くるま!の危険性は下がりましたね。
ブラ:「ボブ・サップ
メイ:川柳ですかね。
ブラ:対する赤は
メイ:まぁ赤コーナーって事でしょうね。
ブラ:ドルゴルスレン・スミヤバザル」
メイ:長い長い長い長いながいながい!何だ5・7・13って!あと誰だそいつは!
ブラ:朝青龍のお兄さんの格闘家です。
メイ:誰も知らねーわそんなやつ!
ブラ:サップと戦って足の関節痛めちゃってタオル投入負けしたんです。
メイ:なんでもいいわ!
ブラ:でもスミヤバザルはブフのアヴァルガなんですよ?
メイ:全然わかんない。
ブラ:モンゴル相撲の横綱って意味ですー!あほあほあほ!
メイ:なんで急にガキみたいになってんだよ!他に無いんですか?
ブラ:横文字なんか使ってみるのもオシャレですよね。そこで一句。
メイ:カタカナ語ですか。何でも良いけど「一句」は言わなきゃダメなんですか?
ブラ:「DVD 君の心に バーティカル」
メイ:意味わかって使ってます?
ブラ:わかってますよ!ディジタル・ヴァーサタイル・ディスクの略ですよ!
メイ:DVDを正式に言えって言ってるんじゃないの!バーティカルのほう!
ブラ:「多目的な」だろ?
メイ:それもヴァーサタイルの意味です。バーティカルは「垂直な」とかだからさ!
ブラ:あっ、そうなの?間違えたわ・・・
メイ:何と間違えたのか非常に気になるけどね・・・
ブラ:続いての句は僕の好きなものでの一句。
メイ:そうですか。
ブラ:「桃屋の メンマ やわらぎ」
メイ:川柳を作れ。真ん中が3ってなんだよ。
ブラ:最後にこのネタを終わらせるために一句。
メイ:最後ビシッとお願いします。
ブラ:「このネタは ご覧の各社の 提供で」
メイ:スポンサーついてねーよ!いい加減にしろ!
ブラ:ほら!くるま!
メイ:わーっ
ブラ:どうもありがとうございました。
8組目:ブラックキャッツ (1/2)
(読み物漫才)推理小説
ボ:神田です!
ツ:霧原です!
ボ・ツ:二人合わせてブラックキャットです!
よろしく!
神:俺最近小説にハマりましてねぇ
霧:おぉ!いいじゃないですか!!
神:その中でも「推理小説」にハマッてるんですよ!
霧:あぁ推理小説ね。推理小説っていったら有名なのが結構ありますもんね
神:「ワトソンの名にかけて!」「灰色の脳細胞はいつもひとつ!」
霧:ゴッチャになってるよ! いろいろ混ざってるし・・・
神:推理小説って女性が主役のって少ないじゃないですか
霧:そうですね。あまり聞きませんけど
神:結構かわいいと思うんですよね。
「犯人は・・・」
霧:あぁ、決めゼリフとかもあるんですか
神:「ワ・タ・シ!!」
霧:自分が犯人!?どんな探偵だよ
神:萌えーーーーーー!!!!!
霧:うるせぇよ。全然かわいくないから!
神:だから今日、それを踏まえて小説を作ってきたんですよ
霧:踏まえなくていいから。ヘンな事になるのは目に見えてるよ
神:そうですか・・・萌えると思うんですけどね
霧:萌えなくていいから。普通のでお願いします
神:分かりました。(おもむろに本を取り出す)「東京ニャンニャン探偵物語」
霧:オイ、オイ、オイ。タイトルからしてアウトだろ
神:「あたしゎ、ネコタンって言います!ヨロシクニャン?」
霧:「?」じゃないから。思いっきりオタク系だろ
神:萌えーーーーーー!!!!!
霧:やかましい!普通の推理小説でお願いします!
神:はい・・・
(おもむろに本を取り出す)「東京探偵物語」
神:「俺は田中太郎。」
霧:おっと、予想外にすごいシンプル。どっかの宇宙人みたいな名前だし
神:「都内のアパートに住む私立探偵だ」
霧:なんか本格的ですね
神:「毎朝、仕事の電話で起きるのが俺の日課だ」
霧:カッコいいじゃないですか
神:「プルルルル・・・・」「今日も電話がなる」
霧:それを取るわけですよ
神:「ガチャ」「家賃払ってくださいよ!」
霧:カッコ悪い!
神:「もう8年もたまってるんですよ!」
霧:溜めすぎだろ。いい加減に払えよ
神:「もう少し、もう少しだけ待ってください!」
霧:ダサいなぁ・・・
神:「・・・俺は二度寝することにした」
霧:寝るな!少しは働いとけ
神:「・・・今日も健やかな朝だ!」
霧:どこがだ。!思いっきり後味悪いじゃん
神:「人の気配がして外に出てみると、玄関に一通の手紙があった」
霧:おぉ!やっと本題ですか
神:「それには赤い文字で「タスケテクダサイ」と書かれていた」
霧:事件ですね。やっと推理小説らしくなってきましたよ
神:「俺は足が震えてしまった」
霧:何ビビってんだよ!
神:「怖いので布団にもぐる事にした」
霧:仕事に行け!
神:「仕方なく外に出て勢いよく手を挙げた」
霧:おぉイイねぇ!「ヘイタクシー!」って・・・
神:「ヘイジョニー!久しぶり!」
霧:ハイタッチか!
神:「タコ殴りにあう」
霧:ボッコボコじゃん!いいからさっさと行け!
神:「そして俺は愛車「キュウカンバー」にまたがった」
霧:バイクですか・・・けどキュウカンバーって「きゅうり」じゃん!
どんなセンスなんだよ・・・
神:「チャリンチャリン〜」「ベルを鳴らす俺」
霧:自転車か!
神:「この「キュウカンバー」は三つのタイヤがついている。しかも・・・」
霧:三輪車って・・・サイアクだろ!
神:「一輪駆動だ!」
霧:三輪車だいたいそうだから。自慢するほどのものでもないよ
神:「オレはまず、聞き込みをすることにした」
霧:聞き込みは大切ですもんね
神:「最初に聞き込みをしたのはお菓子の家に住むおばあさんだった。」
霧:えらいメルヘンチックだなぁ・・・
神:「『おばあさん、この辺りで誘拐事件とか起こっていませんか?』
オレは尋ねた。」
「『アタシが今やろうとしてるよ』
おばあさんは怪しい笑みを浮かべて答えた。」
霧:今、自白したよ!このオバハンが犯人じゃん!
さっさと逮捕して事件解決しろよ
神:「オレはこの鼻メガネをかけたおばあさんに有力な情報を得て、
霧:日常で鼻メガネってどんだけユーモラスにあふれた人なんだよ
神:大阪にある『南の島』に向かった」
霧:おかしいよ!南国じゃなくて難波の「ミナミ」だから。
神:「オレはそこで『浅倉』という人物に出会った。」
霧:・・・それは「南ちゃん」でしょ!なんで綾瀬はるかが出てくるんだよ
神:「助けてくださ〜い!」
霧:それはセカチュー。今頃そんなネタをやるな!
神:「I LOVE FOREVERひ〜とみをと〜じて〜き〜みをえ〜が〜くよ〜♪」
霧:歌うな!
神:「『豚箱にでも住んどけ!』冷たく言い放つ綾瀬はるか」
霧:そんなひどい人じゃないですよ!もっと優しい人ですって。多分・・・
神:「なんだかんだで学校の裏にある豚箱から脱出したオレは、長澤まさみの置いていった目撃者のいるらしいメモの所に行った。」
霧:牢屋じゃなかったのね・・・。結局長澤さんもいい人そうだし
神:「途中、幾多もの落とし穴を乗り越えてきた」
霧:カッコよくワナでも張ってるんだろうとおもうんですけど・・・
落とし穴って・・・今頃引っかかるやついるのかよ
神:「見事に10個中6個に引っかかった」
霧:大バカヤロウだよ。どんだけアホなんだよ。この探偵
神:「例のキュウカンバーに乗り40日で目的地に着いた」
霧:また三輪車でいったの!?40日無駄に時間かけてるよ
神:「そこは豪華な屋敷だった」
霧:そりゃもう地元じゃ有名な幽霊屋敷かなんかとか・・・
神:「地元じゃ有名なやしきたかじんだった」
霧:人だろ!しかもチョイスが古い!今頃知ってる人いないし・・・
神:「そこは忍者屋敷だった」
霧:ちょっとミスマッチのような気が・・・
神:「その屋敷の庭には2羽鶏がいた」
霧:早口言葉か!違うだろ。忍者屋敷だったら罠とかがあるんですよ
神:「地雷の跡、竹槍の落とし穴、そしてバックス・バニー」
霧:それはワーナー!ワーナーじゃなくて罠しかけろ!たかじんさ〜ん!!
神:「『バーン!!』遠くからピストルを持った赤ひげの男がバックス・バニーを撃ち殺した」
霧:トムだろ!そいつ。しかも目の前で殺人・・・殺兎事件じゃん!!
神:「俺はその場をスルーして屋敷に入った」
霧:スルーすな!目の前の事件を解決しろ!!
このままだとワーナーブラザーズ潰れるぞ!
神:「屋敷に入ると白い塊が落ちていた」
霧:なんか意味ありげですね
神:「その白い塊は何かの文字になっていた」
霧:ダイイングメッセージだな!
神:「床一面にその白い塊で『大広間』と書いてあった」
霧:ちょっと待て!そりゃ『ダイニング』だろ。『ダイニング』じゃなくて『ダイイング』!
神:「大広間の床にはまだ白い塊が窓の外の林まで続いていた」
霧:・・・ってかこの流れでいくとその白い塊ってパンだろ。ヘンゼルとグレーテルが迷わないように置いといたヤツじゃん!
神:「ギャー!」「老婆らしき者の断末魔が聞こえた」
霧:ヘンゼルとグレーテルがかまどに魔女ぶち込んだ!!!
神:その場所に駆けつけると少年2人が鼻メガネで遊んでいた。
霧:鼻メガネって・・・その老婆さっき聞き込みした人だろ!
神:「パララパララパ〜ラ〜」「俺は死んでしまった」
霧:チョット待て!いつ死んだの!?お昼のドラマ並みの展開だよ
神:「後ろにはセーラー服に機関銃をもった綾瀬はるか。」
霧:綾瀬はるかが犯人!?
しかも今度はヤクザじゃん・・・
神:「『やったのは・・・
ワ・タ・シ!』」
霧:いい加減にしろ
神・霧:どうも失礼しました
9組目:デブガリズム (3/3)
漫才:セーラームーン
デブ:♪太〜いのと〜
ガリ:♪細いのと〜
二人:二人で奏でるデブガリズ〜ム♪
デブ:ってことで今日も井上陽水さんの「少年時代」に乗せてツカミをお届けしました。
ガリ:パクリ漫才師のデブガリズムです!
デブ:感じ悪い言い方するなよ!替え歌ですから。
ガリ:それにしても僕ね、セーラームーンになりたい。
デブ:おぉ、のっけから気持ち悪い。なんでですか?
ガリ:地球の平和に目覚めてさ。
デブ:まぁやりたいなら止めないけどさ。でも俺、セーラームーンのことあんま知らないぜ?
ガリ:俺も。
デブ:じゃぁなんでセーラームーンを選んだんだよ!?
ガリ:セーラー服だよ!悪いか!?
デブ:なにを開き直ってんだよ!動機は地球の平和じゃなくて歪んだ性癖じゃねぇか。
ガリ:とにかく誰になんて言われようがセーラームーンになりたいんだよ!頼むよ!
デブ:まぁそこまで言うならセーラームーンごっこしてやるけども。
ガリ:やったー!じゃぁ俺はセーラームーンするからお前は黒猫のやつやって。
デブ:見たことないからわからないけど、最善は尽しますよ。
デブ:ウサギ!街で悪者が暴れてるわ!
ガリ:あ、ちょっと待って。
デブ:なんですか?頑張ろうとしてるのに。
ガリ:いやさ、作中での猫はもっとスレンダーだったし、デブさんが猫はどうかなぁって思って。
デブ:そんなこと言ったって二人しかいないじゃん!
ガリ:でも俺みたいなスレンダーなタイプがやった方がナイスキャットかなぁ、って。
デブ:ナイスキャストな。じゃぁ役割交代でもするか?
ガリ:いや、でもセーラームーンやりたいのは俺なワケだし。デブさんがセーラーが着たいって言うなら話は別ですけど。
デブ:じゃぁもう猫の役は出すな!俺が悪役をやる!はい解決!
ガリ:それはセーラー服着た俺に殴られるプレイになりますけど…オッケー?
デブ:じゃぁ俺は見守る!干渉しない!これで良ぃだろ!?
まったく、あぁ言えばこう言う。
ガリ:ごめんね、素直じゃ無くて。
デブ:うまいこと言わなくて良いよ!とりあえず悪者が現れましたと。
ガリ:よし、変身するわよ!
デブ:セーラームーンの変身といえばこの掛け声、どうぞ!
ガリ:般若波羅蜜多時照・・・・
デブ:そんな不気味なやつじゃなかっただろ!もっと女の子らしいヤツ!
ガリ:テクマクマヤコン・テクマクマヤコン
デブ:アニメも世代も違いますよ!?
ガリ:なんか強そうになぁーれ☆
デブ:そんな大雑把な変身あるか!
メイクアップでしょ、メイクアップ。
ガリ:あぁ、それか。
メーイクアーップ!!に一時間はかかるからちょっと待ってね。
デブ:何ガチでお化粧はじめてんだよ!?
ガリ:(パフパフ)あー忙しい、忙しい。
デブ:朝のおばちゃんみたいになってんじゃねぇよ!もう良いです、変身しました。ここでお決まりのアノ決めゼリフ!
ガリ:般若波羅蜜多時照・・・・
デブ:『今度こそは』みたいな感じで般若心経を出すな!
ガリ:何?違うの?
デブ:少女マンガだぞ!?もっとちゃんと聞き覚えのあるセリフだから!
ガリ:お前はもう死んでいる・・・
デブ:まだ戦闘はじまってないのに!?
ガリ:そして私は新世界の神となる・・・
デブ:怖ぇよ!!正義の味方だぜ!?あの「○○に代わっておしおきよ!」ってやつだって!
ガリ:あぁ、「ママに代わっておしおきよ!」か!
デブ:なんで正義の味方が「アンタまた悪さして!」みたいなお説教しなきゃならねぇんだよ!?月だよ、月。
ガリ:月に変わって5時起きよ!
デブ:ただの早起きじゃねぇか!もういいです、戦って、戦って。
ガリ:いくわよ、怪人テッペンハゲ!
デブ:何そいつのネーミングセンス!?なんか萎えるわ。
ガリ:ちょいジュピター、後ろから羽交い絞めにして。オラっ!オラっ!
デブ:そんなリンチみたいな戦い方するな!
ガリ:でも数での優位をフルに活用するにはこれがベストでしょ?
デブ:だとしても正義の戦士ですからね!?リンチはやめろ。
ガリ:『隙あり!くらえ、テッペンハゲビーム!』
デブ:何その情けない攻撃!?
ガリ:これを喰らうとてっぺんハゲになるんですよ。
デブ:それメンタルと頭皮にはダメージいくけど肉体的には痛くも痒くもねぇよ!
ガリ:きゃぁぁぁぁぁぁ!アルシンドになっちゃうよー!
デブ:また古いやつ引っ張り出してきたな!
ガリ:『待てー!』
デブ:この声はまさか・・・セーラームーンの味方・タキシード仮面だ!!
ガリ:『アルシンド仮面、参上!』
デブ:何をあらかじめハゲてきてんだよ!?
ガリ:『ば、ばかな!貴様は私が倒したはず・・』
デブ:ってかハゲたら負けなんてルールないですからね。
ガリ:『ふふふ、残念だったな。怪人テッペンンハゲよ!その光線で私を倒したつもりだったのだろうが、この薄毛、お医者さんで治せます!』
デブ:たしかにそんな時代だけども!!
ガリ:『相手は動揺している!今だ、セーラームーン!』
デブ:お、セーラームーンのあの力が発動しますよ!!
ガリ:よぉし!般若波羅蜜多時照・・・・
デブ:呪い殺すつもり!?そろそろセーラー服と般若信教の不釣合い具合に気付けよ!なんたらパワーってやつ!
ガリ:あぁ、ヘッドライトパワー!
デブ:たしかにさっき光線喰らったけども!セーラー”ムーン”!
ガリ:あぁ、ムーンライトパワーーー!!
デブ:そう、それですよ。
ガリ:あー・・・すっごい四重肩が和らいでくわぁ・・・
デブ:攻撃じゃないの!?なんか完全に癒し系だけども。
ガリ:『ムーンライトパワーを使い出してからというもの、なんだかお化粧のノリも変わってきたんですよ。』
デブ:通販か!!ちょい、ちょい、ストップ!
ガリ:何だよ?ノリノリなのに。
デブ:明らかに間違ったノリ方してるわ。お前セーラームーンは向いてない。
ガリ:わかった、俺一人だけが楽しそうだからって妬んでんでしょ?
デブ:そんなんじゃねぇよ。
ガリ:またまたぁ、ちゃんと判ってんですよ!わかりました、セーラームーンはやめます。
今度は「ふたりはプリキュア」にしましょう!
デブ:もういいよ!
10組目:トパーズ (1/1)
漫才/ガキ大将を育てよう
林「ご紹介に預かりました、トパーズです。」
中「好きな牛乳は3.6、トパーズです。」
林「君はまた奇妙な事を言うね。」
中「よし、これで3.6牛乳からのCM依頼来るな。仕事一つゲット。」
林「日本のCM業界の厳しさを、身を持って教えてやりたいよ。」
中「頼むよ。」
林「頼まれてもね。俺も中君もつらい思いするだけだよ。」
中「そんな事無いって。一回出てみろよ。酢昆布のCMとかどう?」
林「地味だよ。」
中「じゃあいいや。」
林「候補酢昆布だけ?」
中「だって俺酢昆布愛してるし。」
林「もっと別の物に愛情注ごうよ。人生損するよ?」
中「もう遅いよ。もっと子供の頃に言ってくれなきゃ。もう完全に萌えちゃってるもん。」
林「あ〜、酢昆布萌えか。幼少時代から苦労してんだね。」
中「まぁ、幼少時代から変な子だったね。」
林「自分で言うんだ、そこ。まぁ酢昆布ラブの時点で変だしね。他にはどんな風に変だったの?」
中「ガキ大将。」
林「ガキ大将?変じゃないでしょ、むしろかっこいいじゃん。」
中「を育てる仕事に就こうと思っていたよ。」
林「前言撤回。変だわ。中君の幼少時代は何があったんだよ。」
中「いや〜、俺実は子供の頃仲間はずれとかされてさ。」
林「まぁ酢昆布ラブだしね。」
中「いつもガキ大将クラスの奴らにいじめられてたんだよ。だから、大人になったらこっちもガキ大将育てて復讐してやろうと思って。」
林「誰に復讐するんだよ。明らかに対象が違うだろ。」
中「良いんだよ。俺の子供の頃と同じような奴に同じ思いをさせてやるんだ。」
林「今の子供達が陰湿な事するのは中君が原因だな。」
中「でもよ、最近やっと俺がやってきたガキ大将育成の活動が認められてきたんだよ。」
林「何を根拠に。」
中「こないだ新聞に載ったんだ。ガキ大将を育てようみたいな見出しで。これマジ。」
林「あ、それ俺も見た。発信源がお前の活動?」
中「そう。すごいだろ。」
林「中君が発信源なら、日本はよっぽどする事が無かったんだな。」
中「おい、酢昆布の悪口を言うな。」
林「言ってねぇよ。日本の悪口を言ったんだよ。耳も酢昆布かよ。」
中「まぁとにかく、俺の活動が認められたんだ。この機会に、バンバン広げていこうと思う。ついでに、ガキ大将を増やす事によって、子供が外で遊ぶ頻度も増やそうと思うんだ。」
林「まぁ確かに最近の子は余り外で遊ばないからそれは良いかも。」
中「だろ。だからここでちょっと深い内容を検討してもいい?」
林「中君の場合目的がちょっと違うとおもうけど、まぁいいか。」
中「よし。」
林「それで、どんな事をするの?今のゲームやパソコンが普及した時代の子供を外に出すのは難しいと思うけど。」
中「手っ取り早い方法で行くなら、全てのインドアゲームの破滅。」
林「手っ取り早いこと風のごとくだね。」
中「だろ。賛成?」
林「賛成反対の前に、可能不可能かで議論しよう。」
中「不可能。」
林「満場一致だね。はい、却下。」
中「もうちょっと議論しようよ。」
林「必要ねぇよ。二人とも不可能の意見じゃん。」
中「じゃあ、俺賛成にまわる。」
林「そんな、会議したいが為にみたいな事をするな。」
中「なんだよ、文句言うんだったらお前も意見出せよ。」
林「何その、散々意見出した挙句的な発言。中君まだ意見一つしか出てないからね。」
中「ごめん、ネタ切れ。」
林「・・・・・・・。リアルにキレるよ。」
中「ごめんって。先意見出して。考えとくから。」
林「わかったよ。今回限りだからね。」
中「ありがとう。で、お前の意見は?」
林「まぁ子供が外で遊ばなくなった原因として、遊ぶ場所が無くなったって言うのがあるよね。空き地が駐車場になったり、公園の周りが住宅だらけでボール遊びができなかったり、公園自体が無かったりって言うのも良く聞くね。」
中「俺はあまり聞かないなぁ。」
林「ひょっとすると、君はキャンプしようって言い出して、計画は他の人に任せるようなタイプの人間だな?」
中「あたり。流石だね。」
林「・・・・・・・・・・。そういうのをなくす為に、やっぱ遊び場所の確保が第一かな。」
中「大丈夫。無視されるのは慣れてますから。」
林「外で遊びたいと思っている子供だってたくさん居ると思うよ。そんな子のためにもさ。年末の無駄な道路工事を無くして子供の遊び場の建設費に当てるべきだと思う。」
中「長々と有難う。ところで酢昆布の話なんだけど。」
林「先に毒塗った針で針治療してやろうか。」
中「ごめん、まじめにやります。」
林「許す。」
中「ありがとう。でも今の意見聞いてるとさ、ちょっと無理があるよね。」
林「どこが?完璧じゃん。」
中「日本に遊び場建設を訴えるんだろ?それだけの署名を集めるのはかなり大変かと・・・・。」
林「規模がでかいよ。何もそこまでしなくても。あくまで俺の意見なんだから。そんなポケットビスケッツみたいな事しなくて良いから。」
中「そうなの?でもね、やっぱそんな大げさな事しなくても良いと思うんだ。」
林「どういう事?」
中「もっと、学校で呼びかけるとか、CMで宣伝するとか、コピー作るとかもいいね。「外はいろんな発見と驚きの連続。みんな、ゲームも良いけど、晴れた日は外で遊ぼう。」みたいな。まぁ遊び場も問題だけど、まずは外で遊ぼうという気持ちを持たせる事が大事だよね。」
林「お、いいねぇ。・・・・・・もしかして、それ全部俺が言ってる間に考えたの?」
中「うん。」
林「中君、僕は君を見くびっていたようだ。此処にお詫びをいたす。見直したよ。」
中「本当に?ありがとう。ところで酢昆布の話なんだけど。」
林「あ〜あ、今までのが全部台無しだ。せっかく良い事言ってたのに。」
中「冗談だよ、冗談。よし、じゃあ今の意見でまとめるか。協力ありがとう。」
林「僕何にもしてなかったけどね。まとめるって、まとめてどうするの?」
中「提出するんだよ。」
林「どこに?」
中「国会に。」
林「君の方が格段に規模でかいよ。」
中「これまた冗談。ちゃんとこの活動しているグループあるからそこに出すよ。」
林「そうなんだ。頑張ってくれよ。」
中「言われなくてもな。後さ、一つお前に言っておきたい事が。」
林「何だ?今のお前の話ならきいてやるよ。」
中「酢昆布の話なんだけど。」
林「もういいや。」
二人「ご笑聴有難う御座いました。」
以上で全て終了です。 有難う御座いましたm−−m
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