第２期 Ｃ大会セミファイナルＡブロックネタ披露！
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１組目：今期ランキング１３位 （実質得点１６位） （５／６）
言霊連盟
コント/99%の症候群
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槍沢：実質16位からのチャンピオン獲得方。
栃城：目指せ下克上！
司会：Ｃ大会初出場！ 地方に最終戦と積極果敢の参加で最後の一枠を掴んだ！
漫才もコントもこなすオールラウンダーが過去最高の出来で今回に望む！ 言霊連盟！
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２人：（黙って新聞、雑誌を読んでいる）…………。
栃城：あ！ あったあったあった！！！！
槍沢：えっ！？ どこどこどこ？
栃城：ほらほら、これこれ。
槍沢：なに、なに？ 字、なに？
栃城：「預かる」
槍沢：おーすげえ、重要じゃん。
栃城：まあなー。正確には「預」だけですけど。
槍沢：いや、大したもんだって。よーし、じゃあ続きやろう。
栃城：はい！
２人：（黙って新聞、雑誌を読んでいる）…………。
栃城：おー！ あった！ あった！ あった！
槍沢：えっ！？ またもや！ 連続で！ 字なに？
栃城：「和夫くん」
槍沢：はぁ？
栃城：「和夫くん」。だって名前のところ必要でしょ
槍沢：そりゃ必要だけどさ、別にまだ誰にするか決めたわけじゃないからいらないだろ。
栃城：でも･･･…。
槍沢：でもじゃなくてさ。お前考えてみろよ。誘拐犯から脅迫状が届いてよ「うちの武が誘拐！」ってびっくりしながら読んでいったら
「お宅の和夫くんは預かった」ってあったらなんだこれ？ ってなるだろ。
栃城：じゃあ武くんならいいんですね。
槍沢：そういう問題じゃねえよ。例えだよ。
栃城：じゃあ和夫･武当てはまる方に○をして郵送してくださいって送れば
槍沢：なんでだよ！ 大体どこ郵送してもらうんだよ。
栃城：ここに。
槍沢：アジト丸分かりじゃねえかよ。
栃城：それで送られてきたのを見て、あー君、和夫くんなんだ。
槍沢：だから捕まっちゃうっての。そんなもんはさらう前に調べとくよ。
本当にお前は飲み込みが悪いな。もういい、少し休憩しよう。
栃城：はい。……この脅迫状も結構出来てきましたね。「お……のさ……は預……ば……円……せ……連絡……に……るな」これで送っちゃいます？
槍沢：送れるわけねえだろ！
栃城：だって切るの面倒だもん。
槍沢：だからってこんな中途半端な脅迫状遅れるか！そこはちゃんと
「お宅のお子さん、ここで名前は預かった返して欲しければ3千万円よこせ。詳細は追って連絡する。くれぐれも警察には届けるな」じゃないと。
栃城：長いなぁ。
槍沢：だからってしっかりやれよ。もういい休憩しよう。
栃城：はい。……いやあでも、いざ誘拐するんだなって思うとワクワクしません。
槍沢：別にしてこないけれど。
栃城：せっかくだからコードネームつけません？
槍沢：いらないだろコードネームなんて。
栃城：槍沢さんがリーダーだから兄貴で。
槍沢：兄貴ってコードネームか？
栃城：で俺が親分。
槍沢：おかしいよな。
栃城：あれ、でも槍沢さんが兄貴で偉いんだけれど、その親分だから俺の方が上で、でもその兄貴だから……。あの、どっちが偉いんです？
槍沢：知らねえよ！
栃城：ちょっと訊きたいんですけど、兄貴は。
槍沢：早速コードネーム使うんだ。
栃城：兄貴は金入ったらなんに使うんですか？
槍沢：俺か？ 俺には別かれた女房んとこに3歳になる娘がいてよ。全額養育費に渡してやるんだよ。
グータラで酒飲みで親父らしいことは何ひとつしてやれなかったから、せめて金だけでも送ってやらないといけないと思ってな。
栃城：そうなんですか。
槍沢：お前はいいよな。女房も子供もいないし。
栃城：付き合ってる彼女はいますけどね。
槍沢：本当か？
栃城：この前プロポーズしたらOKしてくれましたし。
槍沢：お前、いつそんな人出来たんだよ？
栃城：ヘヘヘ、俺もやることはしっかりやってるんですよ。
槍沢：なるほどな。じゃあ、金はその人のために使うのか？
栃城：いや、俺にはやりたいことがあるんでそのための軍資金にします。
槍沢：なんだよやりたいことって。
栃城：その前に確認しておきたいんですけど、手に入れた身代金て税金が三割がかかるんですよね？
槍沢：かからねえよ。
栃城：え！ そうなんですか。
槍沢：当たり前だろ。なんで税務局は犯罪見逃してるんだって話だから。
栃城：やったー！ これで丸々使えるぞ。
槍沢：馬鹿か。でなんに使うんだ？
栃城：俺はですね。この金を元手にもっともっと大きな誘拐をするんですよ。
槍沢：意味あるのかそれ？
栃城：最終的には全世界の人間をさらうのが夢なんですよ。
槍沢：はあ、がんばれよ。
栃城：わかりました。で、これ最初は脅迫状を送るとしてそのあと家族との連絡はどうやって取りますか？
槍沢：いや、まだ決めていないけれど。
栃城：電話にしましょうよ。いちいち新聞から切り抜いて脅迫状作るの面倒ですし。
槍沢：それもそうだな。
栃城：じゃあ、電話に決定ですね。ちょっと練習しません。
槍沢：ああ、わかった。
栃城：じゃあ俺が電話かけるほうやりますね。
プルルルル〜 プルルルル〜
槍沢：ガチャ。はい、もしもし。
栃城：プルルルル〜 プルルルル〜
おかけになった電話は非通知着信拒否にしておりますので……
非通知拒否かよ！
槍沢：なにやってんだよ！
栃城：僕の中では、非通知拒否って言う設定でやってるんで。
槍沢：知らないよ。お前の設定なんて。じゃ、非通知拒否外すから。かけなおして来い。
栃城：でも非通知拒否しなかったらイタズラ電話とかきちゃうじゃないですか。
槍沢：じゃ、非通知でかけなきゃいいだろ！
栃城：そしたら番号ばれちゃう。
槍沢：細かいな、もう。そもそもお前、なんで携帯にかけてるって設定なんだよ。自宅の電話にかければいいだろ！
栃城：でもそのとき留守だったら。
槍沢：ごちゃごちゃごちゃごちゃうるせえなあ！
栃城：あ、誘拐犯でーす。留守ですかー？ またかけなおしまーす。
槍沢：なにその間抜けなファーストコンタクト？ 誘拐犯でーすって。待ってかけなおせばいいだけだろ！
栃城：わかりましたよ。プルルルル〜
槍沢：ガチャ。はい、もしもし。
栃城：（低音で）はい。もしもし。
槍沢：なにカッコつけてんだよ！
栃城：ボイスチェンジャー
槍沢：そんな機能ねえよ！ 普通にやれ。な、なんだと本当か!
栃城：ああそうとも。返してほしいか？
槍沢：当たり前だろ！
栃城：そうか、ガタン。返してほしいのか。ゴトン。
槍沢：ちょといいかな。なにさっきからガタンゴトンて？
栃城：こうすることで犯人は線路沿いにアジトがあると間違った情報を与え捜査に支障をきたすかなと。
槍沢：きたすわけねえだろ。叶わぬ望みだよそんなもん。
そんな細かいところいいからさ。で、えっと。わかったなんでも言うことは聴く。用件はなんだ！
栃城：金だよ、金。息子を返してほしければ身代金として7万円よこせ。
槍沢：少ねえな！
栃城：その金を使って四国に温泉巡りに行く。
槍沢：どうでもいいよ。てか使い道言っていいのか？
栃城：いわゆる高飛びだ。
槍沢：言わねえよ。観光だろ！ それぐらいならバイトしてくれない？
とにかくわかった。必ず実行するから息子が元気な証拠を見せろ！
栃城：わかった。はい、チーズ。（パシャ）今写真を撮った。
槍沢：いや、意味ないから！ 今見られないから！
栃城：ポラロイドで撮ったんだぞ。
槍沢：関係ないよ。そうじゃなくて声だよ声。声を聴かせてくれ！
栃城：わかったよ。ほら坊主かわれ。
（低音で）パパー。
槍沢：なんで息子にボイスチェンジャーつけさせてるんだよ！
栃城：使わないともったいないかなと。
槍沢：そんな貧乏根性出さなくていい。普通にやれ普通に。
栃城：パパー！
槍沢：そうそう。 光策！ 大丈夫か？
栃城：うん。だいじょぶ。
槍沢：そうか、よかった。光策、今どこにいる？
栃城：いまあ？
ガッターンゴットーン（必死に手を合わせる）ガタンゴトンガタンゴトン（必死に頭を下げる）。
槍沢：なに頼んでるんだよ！
栃城：（苦笑いして）線路沿い。
槍沢：気ぃ使われてんじゃん！
栃城：じゃあ、身代金はしっかり用意しろ。7万で息子の命が助かるのなら安いと思え。
槍沢：本当に安いよ！
栃城：いやー完璧でしたね。
槍沢：どこがだよ！ まずお前身代金7万円てなんだよ！
栃城：いや、だっていきなり3千万て言ってもためらうでしょ。
だからまず7万円て言ってそこから要求を吊り上げて最終的に3千万円にする作戦なんですよ。
槍沢：だからって最初のハードル低すぎるだろ。
栃城：そこからは大体5千円刻みであげていこうかと。
槍沢：気ぃ長すぎるわ！ お前何回交渉する気だよ！
栃城：回を重ねるごとに要求増やしていって最終的には身代金3千万円と逃走用の青春18きっぷを用意させるんですよ。
槍沢：なんで観光気分だ！ 誘拐犯なのに逃走用ってのもよくわからないし。
栃城：その青春18きっぷで四国に温泉巡りに行く。
槍沢：いいよ、そのプランは！
栃城：最高級の温泉宿の予約も要求しますよ。
槍沢：確実につかまるわ！ お前全然出来てねえよ。
栃城：そんなに言うんだったら兄貴がやってくださいよ。
槍沢：わかったよ。プルルル〜
栃城：ガチャ。はいもしもし
槍沢：お宅のお子さんは預かった。
栃城：はあ、そうですか。ありがとうございますわざわざ世話してくださって。
槍沢：そういう事じゃねえよ。児童館じゃねえんだよ。
栃城：じゃ、謝礼として3千万。
槍沢：ものわかりいいな！ ありえないだろこんな展開。普通にやれよ。息子さんを誘拐したんだよ。
栃城：え！ そうなんですか〜♪
槍沢：なんでうれしそうなんだよ。
栃城：新聞載っちゃうよ〜。
槍沢：喜ぶなよ。
栃城：えっこれ逆探知とかしてるんですか？
槍沢：するわけねえだろ！ あんたがするもんだろ逆探知は！
栃城：え、しちゃっていいんですか？
槍沢：よくねえよ！ えーもういい。身代金は3千万円だ。
栃城：それは、一括でですよね。
槍沢：当たり前だろ！
栃城：なんとか10年ローン組めませんかね……。
槍沢：組めるわけねえだろ！ 10年て完全に養育費じゃねえかよ。
栃城：でも兄貴養育費が欲しいっていってませんでしたっけ？
槍沢：欲しいのは俺の娘の養育費だよ！ とにかく一括でだ。
栃城：一括なのはわかりましたけど当日は何回に分けて運べばいいんですかね。
槍沢：一回でだよ！ なんでお前はちょいちょい分けたがるんだよ。
栃城：でも、50円玉で3千万用意するわけですよね。
槍沢：万札に決まってるだろ！ 50円玉で用意されてもかさばってしょうがねえよ。
栃城：でも、真ん中の穴にひも通したら持ち運びやすいでしょ。
槍沢：そんな気遣いいらねえよ。
栃城：ひもを結べばおしゃれなブレスレットになりますし。
槍沢：だからどうした。あいにくそんなものをおしゃれと思うファッションセンスは持ち合わせてないしね。
いいから話を聴け。身代金の3千万をボストンバックに詰め込んで、
栃城：青春18きっぷを握り締め、鈍行に揺られさあ、貧乏旅行の始まりだ。
槍沢：何の話だよ！ 全然貧乏でもないしね。ボストンバックに詰めた身代金の受け渡し場所は中央自然公園噴水前だ。
栃城：ああ、あのそこで待ち合わせたカップルは必ず結ばれるという。
槍沢：どうでもいいよそんな情報。
栃城：いや、実は私も学生時代にそこでデートの待ち合わせをした事がありまして。
槍沢：ああ、そうですか。そりゃよかったですね。
栃城：初めて出来た彼女だったんで大事にしたんですけど、結局ジンクスどおりには行かず別れちゃいまして。
もしあの後も彼女と付き合っていたらいったいどうなったんでしょうかね……。
槍沢：少なくとも俺はこんな苦労はしていない。えーとにかくさっき言った場所に三日後の午後七時までに身代金をもってこい。
栃城：わかりました。
槍沢：急に素直だな。まあいい、せっかくだ息子の声を聴かせてやろう。
栃城：別にいいです。ガチャ プープープー。
槍沢：なんで切っちゃうんだよ。
栃城：だって家帰ってくればいくらでも聴けるものをなんでわざわざ聴かなきゃ行けないんですか。
槍沢：だから聴きたいんだろ！ お前子供を誘拐された親がこんな反応するか？ 少しは考えてみろ。
栃城：そうですね。さっきためしに誘拐した家では全然反応が違いましたし。
槍沢：ちょっと待てちょっと待てちょっと待て。……なに？ ためしに誘拐したって。
栃城：いや、実際やるとどうなのかなあってちょっとシミュレーションを……。
槍沢：なに勝手にやってくれてるんだよ……。
栃城：安心してください。絶対警察に届けられたりしませんから。
槍沢：どっからくるんだその楽天家ぶりはよお！
栃城：だって僕が誘拐したの兄貴の娘さんですもん。
槍沢：はあ！？ ……お前、娘になんかしてみろただじゃおかねえぞ！
栃城：安心してくださいよ。ちゃんと別の部屋でおとなしくしてますから。
槍沢：……本当だろうな。もし怪我でもさせてみろお前……。
栃城：わかってますわかってますって。とにかくこれで兄貴からは警察に届けられないでしょ。
槍沢：そりゃ、俺は届け出ないけれど嫁が警察に言ってるだろ。電話だってあいつの家にかけたんだろ？
栃城：大丈夫ですって。
槍沢：だからどっからでるんだよその能天気さは。
栃城：だって兄貴の娘さんは僕の娘にもなるんですから。
槍沢：はあ？
栃城：いや、さっき言いましたよね今度結婚するって。その相手が兄貴の別れた奥さんなんですよ！
槍沢：何してくれてんだよおい！！ あ……あいつと結婚！？
栃城：安心してくださいよ。兄貴の奥さんの実家って裕福なんでしょ。金目当てですよ〜。
槍沢：納得できるか！
栃城：だから安心してくださいって。あんなおばさんある程度金を手に入れたら別れますから。
槍沢：人が再婚を望んでいる女になんていう言い草だということはおいとくとして。
お前いつかは離婚するつもりなんだよな。慰謝料払うことになるぞ。
栃城：え！ でも……あ、そうか。慰謝料の金払わなきゃいけないんですよね……。
うーんそうなるとせっかく貢がせた金がパーになっちゃいますね。よし！ 和夫君の誘拐がんばりましょう。
槍沢：いい加減にしろ。
２人：どうもありがとうございました。
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２組目：今期ランキング１０位 （実質得点１１位） （７／７）
青西瓜
論文／重複
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頑張ろう。
司会：Ｃ大会初出場！ 独自の文章スタイルで積み上げた今期は、なんと負けなし７連勝！
Ｃ大会唯一のピン芸として、そして今回のネタは論文で挑む！ 青西瓜！
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無意味に言葉が重複した文章。
しかし、本当に無意味は存在するのでしょうか。
いいえ、存在しません。重複にはそれ相応の意味があるのです。
重複から本当の意味を読み取っていきましょう。
ケース１． 太郎「足の膝から赤い血が出た」
『足の膝』
まず、この太郎くんには足以外に膝があることがわかります。
しかし、そんなものは普通の人間なら存在しません。
このことから、太郎くんは肘のことを『新しい膝』と呼んでいるのでしょう。
『赤い血』
ドロドロした成人病患者のような血ではなく、
キレイな血が出たと言いたいがために重複させたのでしょう。
『まとめ』
太郎くんは自己主張が強い。
ケース２． お尻からオナラを出す
『お尻からオナラ』
まず、オナラとゲップ、どちらの言葉のほうが上品に感じる言葉でしょうか。
幾分オナラのほうが上品に感じるはずです。
なぜなら、『ゲ』という言葉には下・毛など良くないイメージにつながる漢字があり、
後ろには『ップ』というまさにそれっぽい響きの言葉がついてあるからです。
つまり、この「お尻からオナラを出す」と言った人はゲップのことを「お口からオナラ」と呼ぶ、
どちらかというと上流階級の女性…そう、セレブだとわかります。
『まとめ』
セレブという言葉の響きもどうかと思う。
ケース３． 「私が飼っている犬が突然「ワン」と鳴いたのよ」
『「ワン」と鳴いた』
「バウ」ではなく、純日本の犬だということを強調したかったのでしょう。
そしてこの私というのは、ケース２のセレブということがわかります。
なぜなら、純日本…つまり、ブランドモノだということを強調しているからです。
普通の人ならば、突然「ワン」と鳴いたぐらいでそんな話はしません。「ｏｈ ｙｅａｈ」なら別ですが。
しかし、このセレブはまるで、英語を習いたての子供のように言った。
このことから、遠回しからしか自慢の出来ないセレブなりたての人と言えるでしょう。
『まとめ』
「ｏｈ ｙｅａｈ」自体はセレブが言いそう。
ケース４． 太郎「かわいいパンダを見たよ、違和感は感じたけど」
『かわいいパンダ』
言わなくてもわかるでしょうけども、パンダとは元々かわいいものです。つまりこれも重複です。
この場合、パンダにかわいいをつけることにより、
そういうことを言う自分もかわいいでしょ？という意味になります。
『違和感は感じた』
違和感は『ある』ものであったり、『抱く』ものであります。
しかし、『感じる』と表現したということは最上級の違和感だということでしょう。
理由は女性に例えたほうがわかりやすいので、そうしたいと思います。
女性がある（いる）→女性を抱く→女性を感じる、こういうことです。
『まとめ』
太郎くんは大人からエロカワイく見せるすべを知っている。
ケース５． 太郎「腹痛が痛いと言っている人の腹を足で蹴ったよ」
『腹痛が痛い』
自分の想像以上に腹痛とは痛いものだ、という意味でしょう。
この台詞からわかるように、腹痛というものは聞いていたがこんなに痛いのか、
つまり、初めて腹痛というものを認識し味わった…そう、
１歳児前後の人がそう言っていたということがわかります。
『足で蹴る』
太郎くんには足以外に蹴ると呼ぶ部分があるのでしょう。
しかし、蹴るには足へんが使われています。そのことから足らへんの部分だということがわかります。
つまり、太郎くんはチンコ系の部分で攻撃するときも蹴ると呼ぶのでしょう。
『まとめ』
太郎くんは人の道から外れている。
ケース６． 太郎「僕の男の父さんは無職でニート」
『男の父さん』
まず、太郎くんには女の父さんもいることがわかります。
しかし、父親が男でなければ太郎くんは生まれてこない。
このことから、１番目の父親が男、２番目の父親が女と考えるのが自然であろう。
つまり、太郎くんは憎い１番目の父親の悪口を言いふらしているのです。
『無職でニート』
本当はニートとだけ言いたかったのでしょうが、
保険として無職という言葉を付けたのでしょう。
このことから、太郎くんの姑息具合がうかがえます。
『まとめ』
太郎くんは家庭環境が良くないので、この性格は仕方ない。
『全体のまとめ』
文章に無意味な重複は存在しないことが改めて証明されたと思います。
そして、この文章からわかるようにケース２のセレブは太郎くんの現在の父親と考えるのが妥当でしょう。
なぜなら、両者から同じようなおかしさが重複しているからです。
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３組目：今期ランキング６位 （実質得点７位） （３／３）
サイドハンド・ボーラーズ
漫才：動物保護
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おか：まぁ、今は何も言わず、みなさん楽にネタ見てください・・・
あべ：どうぞ。
司会：Ｃ大会初出場！ 得意の時事ネタ引き下げて、終盤高得点の３連勝！
２期長文の塔王者は、その勢いそのままにファイナルへと繋がるか！？ サイドハンド・ボーラーズ！
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あべ：はいどうも、よろしくお願いします。
おか：しかしもうこんな年になりましたしこれからは、地球を守りたいですね。
あべ：また突然スケールのでかい話をするなぁ！
おか：でも実際地球上では環境破壊が進んで、もう既に野生動物とかは危ないですからね。
例えば象とかライオンとかは、もうどんどん数が減ってきてますよ。
なのでもうこうなったら、そんな動物たちを環境の良い日本に移住させるってのはどうですか？
あべ：まぁ確かに、アフリカとかでは絶滅が心配されてる動物が多いらしいですけど・・・
おか：ということで、まずは世界中の約５０万頭の象を全部日本へ移住させることにしましょう。
あべ：またなんで５０万頭も連れてくるとか言い出すんだよ！？ むちゃくちゃにも程があるだろ！
おか：いやここはぜひ、世界を代表して、少子高齢化社会に取り組んでいる我が日本が面倒を見ないと・・・
あべ：見てられるか！ ただでさえ高齢化社会で国民の負担が増えるのに象の面倒まで見るのは無理だよ！
おか：そこは、これから象と人間が共生できる社会を作ればいいんです、とにかく象権を守らないと！
あべ：象権って何だ！？ その前に人権を守れって・・・
おか：とにかくうまく共生できればいいんです。
なのでまずは、日本の大企業が代表して象を雇うことから始めましょう。
あべ：なんで企業が雇わないといけないんだよ！ だいたい象に何ができるんだ！？
おか：いろいろできますよ、例えば、筆箱の上に乗って耐久性を確かめる仕事とか。
あべ：確かに象が踏んでも壊れない筆箱ってあったけど！ それだけのために象を雇うか！？
おか：まぁそれとか、あと他には引っ越し業者の荷物積み下ろしの仕事とか。
あべ：それも象にできるのか！？ いくら力仕事とはいえ・・・
おか：いや、引っ越し業界では象の評価は高いですよ、実際みんな業者の人はキリンさんよりも象さんの方が好きだと言ってますし。
あべ：それ松本引越センターのＣＭじゃないか！ あれはただのコマーシャルだから！
おか：あとは電化製品の工場で働いたりとか・・・
あべ：無理！ 象に精密機械なんて取り扱えないだろ。
おか：いや扱えますよ、象は特にポットに関していえばもう専門分野ですし・・・
あべ：それ象印のポットじゃないか！ あれは別に本物の象が製作にかかわってるわけじゃないから！
おか：まぁ、このようにいろいろと就職先はあるわけで。
あべ：それ全部就職先として象がやっていけるのか・・・？
おか：やっていけます。とにかく象は有能です、あまりの有能さに、きっと企業で天狗になってしまう象も出てくるぐらいでしょうね。
あべ：つーかなんでお前の中ではそこまで異様に象の評価が高いんだよ・・・
おか：で、会社の部長とかから言われるんですよ、
「あいつの鼻っぱしを折らないとな・・・あっ、象はもともと鼻が長かったか、なんちゃって〜！」と。
あべ：そんなくだらない冗談言ってる場合か！ つーかまずお前のそういう話自体がありえないし！
おか：ただそんな象たちがどこで暮らすかという問題はあるんですよね。社宅に入れようとしたら建物が壊れるだろうし・・・
あべ：そりゃあんなデカい生き物が社宅に入るわけないな！
おか：ということで、ここは少子化対策の意味もこめて、子供ができない夫婦が象を代わりに育ててもらうことにしましょう。
あべ：そんなの無理だろ！ またなんで一般人が子供代わりに象を育てないといけないんだ！？
おか：だから象は賢い生き物ですから。気はやさしくて力持ち、いざという時はもう人間の子供以上に役に立ちます。
あべ：だからって象が子供の代わりになるのか！？ しかもいざという時ってどんな時だ・・・
おか：いざとなったら夜逃げの時に荷物を運んでもらえたりできますし。
あべ：そんな夜逃げする人自体めったにいないだろ！ もっと現実的なことを考えろよ！
おか：あと災害時にお湯が無いときは象の鼻の中で沸かしてもらえますし。
あべ：鼻水混じってて汚いだろ！ そんなお湯なんて使いたくないし！
おか：まぁとにかくそんなふうに象は賢いですから、きっとそのうち「忠象ハチ公」として渋谷駅前に銅像が建てられる象なんかも出てきますよ。
あべ：そこまで賢い象っていったい何者だよ！？
おか：象の像が駅前に建てられますよ。
あべ：「象の像」ってまぎらわしい！ つーか結局お前はそれが言いたかっただけだろ！？
おか：とにかくいろいろ行く手はありますけど、ただ残念ながら、さすがに５０万頭分もの行き先は無いので
半分以上の象は路頭に迷うことになるかと・・・
あべ：ほら言わんこっちゃない、だから５０万頭とか最初からむちゃくちゃなんだよ！
おか：なのでホームレスになって公園で野宿生活をする象・・・
あべ：近所の住民大迷惑だな！
おか：で、仕方無いから暇つぶしに、公園で子供のすべり台の役をやってあげる象・・・
あべ：確かに象さんのすべり台ってあるけど！ 本物の象がそれをやるのか！？
おか：あと暇つぶしにマスコットキャラとして薬局の前に立つ象・・・
あべ：佐藤製薬のサトちゃんか！ だから本物が店の前に立ってどうするんだよ！？
おか：しかしそんな公園からも追い出されてしまった象は、全国で野生化して、被害が続出することになるでしょうね。
あべ：ほら被害続出だ。だから俺は最初から言ってるだろ、５０万頭も面倒見切れないって。
おか：そう、具体的には、奈良公園の「鹿飛び出し注意」の標識が「象飛び出し注意」に変更されることを余儀なくされる被害とか・・・
あべ：被害ってそんなのどうでもいいだろ！ 畑を荒らしたりとかが問題じゃないのか！？
おか：あと近所の子供がイタズラで掘った落とし穴に象が落っこちる被害とか・・・
あべ：それもどうでもいい！ 確かに想像したら異様な光景かもしれないけど！
おか：まぁそんなんですから気をつけないと、もう夏場なんて油断してたら庭に象が湧いてきますからね。
あべ：ウジ虫が湧いてくるみたいに言うな！ あんなのがどこからともなく湧いてきたらある意味怖すぎだ！
つーかもう、最初から言ってるけどお前の話は無理があり過ぎるんだよ、もう全部却下、象を呼ぶ話は却下だ！
おか：そんなに言うなら分かりましたよ・・・
じゃ象を日本に移住させるのはやめて、代わりに世界中からライオン５０万頭を日本に移住させることにしましょう。
あべ：それもっと危険極まりないだろ！ いいかげんにしろ。
２人：どうも、ありがとうございました。
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４組目：今期ランキング１５位 （実質得点１２位） （３／３）
森の熊さん
コント クイズろう
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仁川：我々の出番の時にダッシュで逃げたら面白いですかね？
小倉：確かに。
司会：Ｃ大会は初出場！ 異空間の世界に引き込む、一風変わったコント師登場！
前期のシンナーズの分も借りを果たす…気はあるのか！？ 森の熊さん！
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仁川：クーイズクイズ。
小倉：クーイズクイズ。
仁川：クーイズクイズ。
小倉：クーイズクイズ。
仁川：レッツクイズ。
小倉：うん。
仁川：先生に、タンポポ、ススキ、ヒマワリ、オジギソウ、ペンペン草のせいで遅刻しました、って言い訳してた子は？
小倉：「道草食ってた」。
仁川：正解！
小倉：生で食べてた。
仁川：正解！
小倉：根っこまで食べてた。
仁川：正解！
小倉：最後の方は嫌々だった。
仁川：正解！
小倉：学校に来るまでに７回吐いた。
仁川：正解！
小倉：・・・クーイズクイズ。
仁川：クーイズクイズ。
小倉：レッツクイズ。
仁川：うん。
小倉：中国から連れてこられたパンダが葉巻を吸ってました。このパンダは？
仁川：「ジャイアント馬場パンダ」。
小倉：正解！
仁川：アポアポって名前だった。
小倉：正解！
仁川：飼育係の顔面を１６文キックで蹴りつけた。
小倉：正解！
仁川：凄く動作がゆっくりだった。
小倉：正解！
仁川：最後まで全日本の行く末を案じてた。
小倉：正解！
仁川：アントニオ猪木との対決を白黒はっきりつけようとしてた。
小倉：正解！
仁川：・・・クーイズクイズ。
小倉：クーイズクイズ。
仁川：レッツスクイズ。
小倉：川相のバント！
仁川：レッツスクイズ失敗。
小倉：三塁戻れ戻れ！
仁川：やっぱりレッツクイズ。
小倉：うん。
仁川：手先が器用選手権をぶち壊しに来た参加者は？
小倉：「手先が器用な悪魔の手先」。
仁川：正解！
小倉：サイコロで出来たお城を躊躇無く破壊した。
仁川：正解！
小倉：イライラ棒でイライラしすぎてキレた。
仁川：正解！
小倉：１ｍｍ四方の紙でハゲタカを折った。
仁川：正解！
小倉：米粒に「悪こそ正義」って書いた。
仁川：正解！
小倉：米粒に「悪こそ正義 ←矛盾してるやん」って書いた。
仁川：正解！
小倉：米粒に「悪こそ正義 ←矛盾してるやん ←落書きは止めましょう 米の管理者」って書いた。
仁川：正解！
小倉：・・・クーイズクイズ。
仁川：クーイズクイズ。
小倉：レッツラジオのノイズ。
仁川：ザザザザザザザザザザザザザザザザザザ・・・。
小倉：レッツ恐いラジオのノイズ。
仁川：ザザザザザザザコロスザザザザザザザザ・・・。
小倉：レッツ恐いけどなんか可愛いラジオのノイズ。
仁川：ザザザザザザザナデコロスザザザザザザ・・・。
小倉：やっぱりレッツクイズ。
仁川：うん。
小倉：サッカーで「シュート！ゴールゴールゴール！」って言いたかったのに、「そんなにお菓子が食べたいの？」って言われちゃったのは？
仁川：「シューク！リームリームリーム！」
小倉：正解！
仁川：サッカーボールが砂糖菓子だと思い込んでいた。
小倉：正解！
仁川：審判がホイッスルの笛ラムネを鳴らす前に食べた。
小倉：正解！
仁川：バナナシュート、ってスターバックスにあるデザートだよね？
小倉：正解！
仁川：ワールドカップとはアイスクリームのコーンのデカいヤツである。
小倉：正解！
仁川：大黒がシュートしたら名前に「黒」が入ってるだけで「エクレア！エクレア！」って決め付けた。
小倉：正解！
仁川：・・・クーイズクイズ。
小倉：クーイズクイズ。
仁川：レッツデューク イズ サライエ。
小倉：くねくね。くねくね。（あの動きで
仁川：レッツデューク イズ トーゴー。
小倉：コードネームはゴルゴ１３だ。
仁川：レッツデューク イズ サライエ イズ トーゴー。
小倉：コードネームは「くねくね」だ。
仁川：レッツデューク イズ トーゴー イズ サライエ。
小倉：ゴルゴル。ゴルゴル。
仁川：やっぱりレッツクイズ。
小倉：うん。
仁川：ちょっと買い物に行ってる間にミーちゃんをのび太に寝取られてたドラえもんは？
小倉：「昼ドラ」。
仁川：正解！
小倉：怨み積もって「ドラ食えー！」ってのび太の口の中にドラ焼きを捻じ込んだ。
仁川：正解！
小倉：その裏側でジャイアンとスネ夫が押入れに隠れている。
仁川：正解！
小倉：最終話ではミーちゃんを奪われて傷心するドラえもんとジャイアンが結ばれる。
仁川：・・・・・・。
小倉：最後のシーンではジャイアンが空き地の土管の上に立って「おまえだけにジャイアンリサイタル」。
仁川：・・・・・・。
小倉：・・・「土管とドラ」。
仁川：正解！
小倉：昼ドラも凄いけど、夜ドラはもっと凄い。
仁川：正解！
小倉：・・・クーイズクイズ。
仁川：クーイズクイズ。
小倉：クーイズクイズ。
仁川：クーイズクイズ。
二人：クーイズクイズ。
クーイズクイズ。
クーイズクイズ。
クーイズクイズ・・・。
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５組目：今期ランキング８位 （実質得点８位） （３／３）
アクティブビレッジ
コント カッシーニ
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株：僕らのネタで楽しんでもらえたら、いいな。
有：テスト前日にてんやわんやで書いたネタです。
両：どうぞ〜。
司会：Ｃ大会初出場！ 漫才・コントもこなす仲良い危険な匂いがするコンビ！？
自身初のファイナル出場をかけ、猪突猛進！ アクティブビレッジ！
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2008年：石油価格引き上げによる第三次オイルショック
2022年：国連加盟国、地下資源に関する16条例を制定
2034年：サウジアラビアでの石油枯渇を確認・第四次オイルショック
2036年：中東、経済情勢の悪化
2038年：先進国と発展途上国での摩擦、武力的動きが高まる
2039年：中東・西アジア軍事連合発足
2042年9月：第三次世界大戦、開戦
2043年3月：日本、憲法第9条改正
先進国圧倒的有利と思われる中、
砂漠化の進んだ地域での季候が兵士たちを苦しめ、
先進国の連合軍は少しずつ追い込まれていった。
―2045年8月9日 核兵器法施行―
株＠総理：本日、我々革新党がかねてより推し進めて参りました、
核保有に対する法律が施行されることになりました。
皮肉なことに、長崎に原爆が落とされた、ちょうど100年後のこの日に。
有＠記者：ちょっと待ってください！
この法案にはまったく国民の意思が反映されていません！
ほとんどの国民が、この法案について詳しく知らないんです！
それにみんな、もっと平和的な解決を望んでるはずです！
株：事態は予想以上に深刻なのです。
もう私、うんこが4年ぐらい出てないんです。
有：なんてポテンシャルの高い便秘してるんですか総理！
そうじゃなくて！大体、国のおかれている状況が悪化して、
憲法9条が改正されたのは、仕方ないとしても、
核の恐ろしさを知っている我々がこのような法律を作る必要があったのですか！
株：1に水分、2に野菜、それでもダメなら核兵器。
有：あちゃちゃ〜！総理あちゃちゃ〜！残念すぎますその発想！
というか数年前まで平和主義を語ってたのに、なんでこんな法案が通ったんですか！
株：でもみんな、快くドアに縦に挟まってましたよ。
そりゃもう過半数が。
有：そんな扉目線の基準で採決とらないでください！
どこの風習ですか！
株：愛し合おうよ僕ら。
有：どういうタイミングでなんて素晴らしい提案してんですか！
辞書の「脈絡」のとこに線ひきなさい！
株：いや、すいません。
「どこの風習ですか」って言われると「愛し合おうよ僕ら」って言う癖が。
有：それ一生のうち何回発動する癖なんですか！
貴重な場面に立ち会ってしまった予感です！
株：とにかく、この法案はもうとっくに決まり、
今日から、法律上、他国への核攻撃が可能となったのです。
有：しかし総理！もうすでにこれまでの戦争で資金はほとんどなくなっているはずです。
これ以上税金を上げるとなれば、国民からも反感を…
株：今回、核開発には、技術面、金銭面において企業数社のバックアップを受けています。
(ざわざわざわざわ………)
有：…企業名を公表することはできますか？
株：はい。新橋玉木屋、西敏商店、桃屋…
有：なんでそんな佃煮屋ばっかりなんですか！
株：それでは、次に核兵器開発の製造方法の説明に参ります。
まず、ウラン濃縮炉、プルトニウム生産炉で生産。
プラントは地下深くに作るため、放射線による国内の被害はありません。
そして、放射線を吸収するニュートロニウム合金でできた鍋で、
塩としょう油で煮詰めていきます。
有：総理！途中から佃煮です！
伝統の味が！伝統の味が！
株：完成した核ミサイルは、正当な報復として、
中東・西アジアの各市街地に投下します。
有：なんてひどいことを…！
株：やつらは、「極東の甘辛い悪魔」として恐れることでしょう…
有：どんだけテイスティーな悪魔ですか！
株：やつらの苦しむ姿が眼に浮かびますね… ククク…
有：あなたそれでも人間ですか！
株：「うわぁぁ！痛い！痛いよぉぉ！」
「ぐわぁ！ごはんがすすむ！」
有：もうなんだか楽しそう！
それより、大体民間企業がそんな大量殺戮に加担して何のメリットが！
株：桃屋からは、「ウランですよ！」が発売になって…
有：店頭に並ばないでそれ！誰か桃屋を止めて！抱きしめて！
株：とにかく、もう来月にも核弾頭を落とす手はずは整います。
止めても無駄です。時代は移り変わるのです。
有：それでもダメだ！
あんた、国民を守るために核兵器使うって言うなら間違ってる！
そんなことして守った国民なんて、誰も幸せにないよ！
もう一度考え直してください！お願いします！
株：……私は間違いを犯していた。君の言葉で気付かされた。
いや、正確にはこれが間違いだと気付いていたが気付かないふりをしていた。
間違いだと言う勇気がなかった。
有：え…？
株：そう、ちょうどボブ・マーリーの一生を北島三郎の曲で綴るぐらいの間違いだ。
有：いや、それも相当な間違いだけど、もっとすごい間違い方でしたよ！
株：国を守ることに必死になって、国民の幸せを考えてなかった。
もう一度、一から始めるよ。ありがとう若者よ。
有：総理…
株：君には感謝マンのフィギュアをあげよう。
有：どこの風習ですか！
株：愛し合おうよ僕ら。
有：これさっき見たやつ！
2045年12月：長崎での講和会議で大戦は終結
2046年3月：オックスフォードの大学教授が石油にかわる次世代エネルギーを提案
2046年7月：株総理、ノーベル平和賞受賞、嬉しさのあまりうんこでる
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６組目：今期ランキング５位 （実質得点５位） （３／３）
デュアル
漫才・デンシジャーのはなし
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渡辺「決勝いけるように頑張ります」
佐藤「ここで１位獲ったら格好良いですよね！」
渡辺「いや、ここで１位獲ったら
このネタ決勝まで残しておけば良かったとか
絶対思っちゃうから目指せ３位通過で」
佐藤「あ〜………」
渡辺「ではネタどうぞ」
司会：Ｃ大会初出場！ その全てが強豪集まる回にも関わらず、全てでＴＯＰ合格！
久々に長文企画に復活したが、この成績では不安は一切無しだ！ デュアル！
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佐藤「どうもデュアルですけども」
渡辺「僕ね、電子ジャーが好きなんですよ。
暇さえあれば電子ジャーでご飯炊いてます」
佐藤「あら変わった趣味ですね」
渡辺「この漫才も炊いた米を蒸らす時間を利用してやってるんですけどもね」
佐藤「そんな片手間ですんなよ！失礼だろうが」
渡辺「１日に３回以上炊いておかないとすっきり眠れないんだよね」
佐藤「あぁもうそれは病気だ。
検査したら何らかの陽性反応が出るな」
渡辺「早くご飯炊けないかなぁ…気になってしょうがないわぁ…
あ、俺ちょっと電子ジャー見てきていい？」
佐藤「ダメに決まってんだろ！
そもそも電子ジャーって認知度低いだろ？
メジャーなとこで言うと炊飯器じゃねぇのかよ」
渡辺「うわっ！ダサっ！」
佐藤「なんだよダサいってよ」
渡辺「炊飯器ってなぁ…炊飯器で炊いたご飯食いたくなくない？」
佐藤「何その変なこだわり」
渡辺「電子ジャーで炊いた米は立ってるけど、
炊飯器で炊いた米はビッチャビチャだよ」
佐藤「そんなことねぇよ」
渡辺「電子ジャー通学は間に合うけど、炊飯器通学は遅刻」
佐藤「意味わかんねぇよ！何その謎の移動手段」
渡辺「足に電子ジャーつけて、ガッチャガッチャ歩く」
佐藤「バカじゃねぇの？！両方遅刻だそんなもん」
渡辺「でもこれ足の筋肉めっちゃつくんだぜ？！
見てよこの筋肉！硬いだろ？！」
佐藤「やったことあんのかよ！
筋肉自慢も含めてお前色んな意味で残念だな」
渡辺「そもそもさ、語感がよくない」
佐藤「そんなんお前の主観だろ？」
渡辺「いやいや、とりあえず両方平仮名にしてみろよ。
『すいはんき』…どうだい。ダサさが滲み出てるだろ」
佐藤「知らん！」
渡辺「そもそもこの5文字…仲悪そうじゃん」
佐藤「お前のさじ加減次第だろうが」
渡辺「絶対上辺だけの付き合いだって！
こいつら憎みあってるよ！来年の今頃はこいつら一緒にいないよ！」
佐藤「平仮名にしただけじゃそんなメッセージ伝わってこねぇよ」
渡辺「アホか…まず『すいはんき』の『す』！
これは遊んでそうな平仮名の２位！
暇さえあればキャバクラ・パチンコの毎日ですよ」
佐藤「どこ情報なのそれ？！
平仮名一文字に対しての想像力豊かすぎるだろ」
渡辺「お前『月刊ひらがな』読んでないのか？」
佐藤「知らねぇよそんな本！
少なくともタイトル聞いて定期購読する気は起きない」
渡辺「あとね、『すいはんき』の『ん』の下の跳ねの部分に
Tシャツ引っ掛かって切らしそうじゃん？それが危なくて嫌」
佐藤「意味わかんねぇよ！『電子ジャー』にも『ん』があるじゃねぇかよ」
渡辺「『でんしじゃー』の『ん』の下の跳ねの部分は
ハンガーがかけられて便利」
佐藤「なんだそりゃ！違いがわかんねぇよ」
渡辺「そもそもさ、『でんしじゃー』…この6文字は統率がとれてる」
佐藤「ツッコミがめんどくせぇよ！」
渡辺「いいよツッコミとかしないで！
今日は電子ジャーの魅力を思う存分聞いてくれ！」
佐藤「聞きたくねぇよ！ついていけねぇもん。
俺ちょっと思ったんだけどさ、『炊飯器』じゃなくて
『炊飯ジャー』ならダサくねぇんじゃねぇの？」
渡辺「出た出た出た出た出た！！
初心者が犯しがちな間違いやでぇえー！！」
佐藤「何がだよ！それになんだそのエセ関西人みたいな口調」
渡辺「いいかお前。『炊飯ジャー』…何ら変わってない！」
佐藤「もう俺お前がわかんないわ」
渡辺「『炊飯ジャー』ってさ、ご飯炊くヒーローみたいじゃん」
佐藤「確かにそうだけどさ」
渡辺「それに『炊飯ジャー』の『ジャー』は
『戦争じゃぁ！』とか『なんぼのもんじゃぁ！』の
『じゃぁ』につながって、なんか野蛮」
佐藤「じゃあ『電子ジャー』の『ジャー』は？」
渡辺「実にスマート」
佐藤「もうお前電子ジャーに囲まれて死ね！」
渡辺「本望だね。そうやって死にたい。
何らかの形で電子ジャーに関わって死にたい」
佐藤「無名な電子ジャーの蓋に挟まれて死ねばいいさ。無念そうな顔で」
渡辺「お前も電子ジャーでご飯炊いてみろって。そうしたら魅力に気付くから」
佐藤「一人暮らししてるからいっつも炊いてるわ」
渡辺「いや、きっとお前は炊いてない！心から米を炊いてない！！」
佐藤「生まれて初めて言われたよ『炊いてない！』とか」
渡辺「じゃあお前、公式ライセンス持ってんのか？！」
佐藤「そんなもんねぇだろ！」
渡辺「え？！お前無免許炊飯してんのか？！」
佐藤「知らねぇよ！免許とか」
渡辺「無免ジャー？！ねぇ、無免ジャーなの？！」
佐藤「うるせぇよ！たぶん国民の8割は無免ジャーだよ」
渡辺「その辺は大目にに見ようか…じゃあお前の米の炊き方を教えてもらおうか」
佐藤「そんなもん米洗ってうるかしてジャーにセットして
ボタン押せば終わりだろうが」
渡辺「そ、そんなさらっと言えるなんて…
じゃあ炊く前にうるかす時間は？」
佐藤「15分」
渡辺「なっ…お前……じゅ、15分？！」
佐藤「どうしたんだよ」
渡辺「お前…やるな…」
佐藤「何がだよ」
渡辺「15分は日本米に1番適した時間…無免ジャーなのにそこまでやるとは」
佐藤「ごめん誉められてるみたいだけど全然嬉しくない」
渡辺「じゃあ炊き上がりの蒸らす時間は？」
佐藤「15〜20分」
渡辺「な、なんやてぇえーーっっっ？！！」
佐藤「なんだようるせぇな！！」
渡辺「お前、まさか神……？！米神様？！」
佐藤「そんなたいそうなもんに仕立て上げないでくれ！」
渡辺「お前無免ジャーでそこまでわかってるのはもう炊飯の申し子だぞ？！」
佐藤「そんな異名いらねぇんだよ！」
渡辺「お前今目閉じてみろ！
そしたらお前のまぶたの裏には米神様が見えるはずだ！」
佐藤「見えないですなぁ！米神様だけじゃなくて
炊飯に目がくらんだお前も」
渡辺「お前のことを俺の炊飯フレンドに教えたら毎年この日はお祭りだな…」
佐藤「すまん、教えないで。変な集まりに俺を巻き込まないで」
渡辺「お前、もしかして炊き込みご飯とか…
出来たりすんのかな？！ねぇ！出来んの？！」
佐藤「テンションあげんな！端から見るとお前今だいぶ残念だぞ」
渡辺「今度俺と一緒に大型炊き込み免許取りに行こう！」
佐藤「そんな免許いらん！どこに行ったら取得できるんだそれ」
渡辺「そして俺と一緒に炊き込もう！」
佐藤「そんな誘われ方したことねぇよ」
渡辺「土日は毎週炊き込もう！週2のペースで炊き込もう！」
佐藤「嫌だよ！何で炊き込みご飯作るために
貴重な休日を費やさなきゃいけねぇんだよ」
渡辺「バカだなぁ…休日だからこそだ！」
佐藤「バカはお前だよ！この炊飯バカが」
渡辺「炊飯バカ…そんな誉めるなよ(笑)」
佐藤「誉めてねぇよ！それにそんなに炊き込みたいなら
週7で炊き込めばいいだろうが」
渡辺「ダメだ！初心者がそんなことしたら体が保つわけないだろ？！」
佐藤「そんなに体力消耗しねぇよ！お前気持ち悪い！
俺もうお前にはついていけねぇわ。もうお前勝手にやってくれ。
俺は先に帰るからな」
渡辺「あ、じゃあついでに電子ジャーの様子見てきて！」
佐藤「いい加減にしろ」
渡辺「ありがとうございました」
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いよいよ運命の計量の瞬間へ！
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