司会:今回は5位が同点で2組いるためOAは6組です!

それでは見事OAを獲得した6組の発表です!









潮江軍団! 481いっぱいいっぱい 第位 (6/7)


ビジョンアーツ! 321いっぱいいっぱい 第4位 (3/3)


オクトパス! 281いっぱいいっぱい 第5位 (1/7)


トロイデ! 453いっぱいいっぱい 第2位 (3/3)


NIKE! 453いっぱいいっぱい 第2位 (6/6)


田中カズヒロ! 281いっぱいいっぱい 第5位 
(1/1)




それでは勝ちあがった6組のネタをどうぞ!





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☆アクセントの強いお笑い危険部隊☆
潮江軍団

コント/エンマ様と僕  (6/7)


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向島軍団長:右の乳首をコリコリしながらご覧になると、50倍楽しめますよ!



司会:全く出てこない軍団長から有難いアドバイス! 今期3度目のTOP合格! 潮江軍団!



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どこまでも続く深い闇

ひんやりとした重苦しい空気が辺りを包む

寒い・・・

どうやら僕は死んだみたいだ

これが死後の世界というものなのか・・・



閻魔:おう、目覚ましたか。

吉田:え?え?あなた誰ですか?

閻魔:今から仕分けをするから、そこ座れや。

吉田:え?仕分け?

閻魔:今の若い奴は何も知らんねんなぁ。お前、10分ほど前に死んでんやんかぁ。だから、天国に行くか地獄に行くか今から選別作業を行うってことや。

吉田:えーマジ!天国とか地獄とかあんの!ということは、あなたは閻魔様ですか!

閻魔:そうや。あの、閻魔様や。

吉田:すげー!閻魔様って、意外とおちょぼ口なんですね!

閻魔:そういう閻魔いじりとかはええから。みんなそれやりたがるけど、ええ加減食傷気味やねん。

吉田:すいません・・・

閻魔:これからな、この画面にお前の人生を10分間にまとめたVTRを流すから。吉田s’人生〜ダイジェスト版〜やな。それ見て天国行きか地獄行きかを決めるから。それではVTRスタート!

吉田:・・・

閻魔:・・・

吉田:・・・

閻魔:・・・。何の場面やこれ?

吉田:これは麦茶と間違えてそうめんつゆを飲んでしまった場面ですね

閻魔:へぇ・・・。

吉田:・・・

閻魔:・・・これは?

吉田:これは苦労してレベル上げしたドラクエのセーブデータが飛んでしまい、愕然としているシーンです

閻魔:ふーん・・・

吉田:・・・

閻魔:・・・で、これは?

吉田:これは・・・ペヤングの湯切りをしたときに台所がボンってなってビックリしたシーンです

閻魔:・・・

吉田:・・・

閻魔:・・・・・・・グスン

吉田:え?

閻魔:ウッ・・・ウグッウグッ・・・

吉田:何で嗚咽漏らしてるんですか!?どこに泣くシーンがあるんですか!?

閻魔:実に・・・実にしょーもない!!!

吉田:ええ!?

閻魔:お前の人生は何てしょーもないんや!いいか、これはお前の30年間の人生を10分間に凝縮した、中身が濃いー濃いーはずのVTRやねん!それやのに、何でこんなしょーもないエピソードばっかり出てくるんや!もっと他にあるやろう!それを思うとお前が可哀想で可哀想で・・・

吉田:そんな理由で泣いてるんですか!

閻魔:しかも6分弱でVTR終わったし!10分でも尺が余る人生ってどんなんやねん!

吉田:いや、僕に言われても・・・

閻魔:俺は仕事柄、何億人もの人生を見てきた。けどな、こんなしょーもない人生を見たのは初めてやわ!そんなお前が不憫でならん!

吉田:そうなんですか・・・。ということは、僕は天国に行けるってころですか?

閻魔:は?それとこれとは話は別や。

吉田:ええ!

閻魔:お前、免罪符買ってないやろ?

吉田:免罪符ですか?えっと・・・買った記憶はないですねぇ

閻魔:そうやろ。免罪符買ってない奴を天国に行かせたら、神様にえらい怒られるねんやんか。だからお前は地獄行きや。

吉田:そんな判断基準なんですか!

閻魔:でも、安心しろ。こんなしょーもない人生を送った挙句、地獄行きなんて余りにも可哀想や。だからな、できるだけ楽な地獄に行かせてあげる。

吉田:楽な地獄・・・ですか?

閻魔:そうや。その名も『舌地獄』や!

吉田:えっ!!舌地獄って舌を抜かれちゃう、いかにも痛そうな地獄ですか!?それのどこが楽なんですか!

閻魔:どうやら、お前は下界で出回っているガセ情報を信じてるみたいやな。正確には「舌を抜く」じゃなくて「舌を入れる」地獄やねんけどな。

吉田:舌を入れる?

閻魔:そうや。お前の口の中に俺の舌を・・・

吉田:ただのディープキスじゃないですか!気持ち悪いですよ!他の地獄にしてください!

閻魔:チッ、わがままな奴やなぁ。人の好意をムダにしやがって。まぁ、今から内線で俺の部下を呼ぶからちょっと待っとけ。

吉田:内線って、地獄でも結構インフラが整備されてるのかぁ・・・

閻魔:えぇと、確か青鬼のスケジュールが空いとったはずやな。あいつの番号はたしか、390831(サンキューオヤサイ)と・・・

吉田:青汁!?

閻魔:あぁ、もしもし閻魔です。今すぐ閻魔室に来てね。よろしくー。

吉田:閻魔室!?



青鬼:ボス、何の御用でしょうか?

閻魔:おぉ、青鬼か。この吉田君を例の楽な地獄に連れてってくれや。

青鬼:かしこまりました。それでは吉田様、こちらへどうぞ。

吉田:は、はい。吉田様って・・・

閻魔:さぁ、邪魔者もどっか行ったことやし、忘れんうちにさっきのVTRをDVDに焼いておこっと



吉田:それにしても、青鬼さんって、本当に体が青いんですね!

青鬼:青鬼と呼ばれるぐらいですからね。まぁ、シャワーを浴びれば、元の小麦色の肌に戻るんですが。

吉田:それ特殊メイクなんですか!?何でそんな煩わしいことをするんですか?

青鬼:『小麦色鬼』だと言いづらいでしょ?だから、青鬼で売っていこうと思いましてね・・・

吉田:地獄でも個性の時代なんですね!

青鬼:まぁ、そういうことです。
   さぁ、到着しましたよ。

吉田:こっ、これは・・・

青鬼:そうです。針山地獄です。

吉田:針山!?針の上を歩くやつでしょ?めちゃめちゃ痛そうじゃないですか!これのどこが楽な地獄なんですか!

青鬼:どうやら、地獄初心者にありがちな勘違いをしているようですね。針山地獄というのは『針山の上を歩く地獄』ではなくて『針山のすべての針穴に糸を通す地獄』なんですよ。

吉田:どちらかと言うと精神的苦痛じゃないですか!知らなかったなぁ。

青鬼:吉田様の場合は、1本だけ糸を通すだけでOKということになっております。

吉田:1本だけかぁ。それなら楽勝だね。

青鬼:それではこちらの糸を通してください

吉田:OK!

青鬼:・・・

吉田:・・・あれ?

青鬼:・・・

吉田:・・・あれれ?

青鬼:・・・

吉田:・・・あ、あの、僕、視力が悪くて、おまけに不器用なんですよ。だから、1本だけでもかなり厳しいかと・・・

青鬼:そ、そうですか。では、ボスのところに戻って、他の地獄に変えてもらいましょう。

吉田:すいません・・・



閻魔:グ・・・ウググッ、グッグッ

青鬼:ボス、ただ今戻りました

閻魔:そうか、・・・グッ、ご苦労やった・・・ウググッ

吉田:そんなことより、何で僕のVTRをまだ見てるんですか!しかも号泣してるし!ちゃんと仕事した方がいいと思いますけど!

閻魔:いやー、お前の人生は何回見ても泣けるなぁ。特にこの『思わずコタツの中で寝てしまい、翌朝風邪をひいてしまう』場面はヘビーローテーションで観てるけど飽きひん!

吉田:ヘビロテで観るもんではないでしょう!

青鬼:・・・あのですね、実はこういうトラブルがありまして・・・ゴニョゴニョ

閻魔:えぇっ!お前、針穴に糸通されへんの!?しょーもな!どんだけしょーもない人間やねんお前は!!

吉田:そんなことぐらいで、言いすぎでしょ!

閻魔:まいったなー。じゃあ、しゃあないから血の池地獄に連れて行け。あれならこいつでも余裕やろ。

青鬼:はい、かしこまりました。それではこちらへどうぞ。




吉田:血の池地獄かぁ・・・

青鬼:ご存知なんですか?

吉田:はい、聞いたことはあります。昔から思ってたんですけど、針山とか舌を抜くとかは辛そうだけど、血の池って大したことないですよねぇ。スプラッターものとか平気な方なんで楽勝かと・・・。

青鬼:本当にそう思います?

吉田:え?そうでもないんですかね?

青鬼:実は血の池の血というのは・・・すべてB型の血液なんですよ
吉田:えっ、あの自己中心的で悪名高いB型の血液なんですか!それはちょっと嫌かも・・・

青鬼:でしょ?でも今回は特別に、トマトジュースで作ったダミーの血の池地獄に行ってもらいますから。安心してください。

吉田:それはよかった!でも何でそんなダミー作ったんですか?

青鬼:噂によると税金対策だそうです。うちも色々大変なんですよ・・・。

吉田:(どこに税を納めてるんだろ・・・)

青鬼:さぁ、着きましたよ。今から、この池を往復してください。浅いですし、幅もそんなにないですから、大丈夫でしょ?

吉田:それが・・・僕、全く泳げないんですよ

青鬼:そんなこともあろうかと思って、ビート板を持ってきましたから。これがあればさすがに行けるでしょ?

吉田:わーい、ビート板だー!確かにこれがあれば楽勝ですね!
   わーい!わーい!

バシャーン

青鬼:(こいつ、ビート板の上に乗ろうとして失敗しやがった。どんだけしょーもない人間やねん!)



閻魔:グッウグッ・・・なぁ?ほんまに泣けるやろ?

鬼A:グス・・・いやぁ、ほんとに泣けますねぇ・・・

鬼B:ウググ・・・これはもう、蛍の墓のセツコ以上に可哀相な人生です!

鬼C:ウウウ・・・『吉田、それ麦茶やない、そうめん汁やないか』のシーンなんか、涙を堪えられませんでした・・・

青鬼:ボス、ただいま戻りました!

吉田:・・・

閻魔:おぅ、ご苦労やった。ウッウッ・・・

吉田:ちょっと!勝手に他人の人生の上映会を開かないでください!しかもそのVTRに、「セツコ、それドロップやない、おはじきやないか」みたいなセリフはないですから!

閻魔:いやでも、これはほんまに傑作やで!賞レースに出品すれば、各メディアが大絶賛しよるで!
『しょーもない 実にしょーもない人生だ   N.Yタイムス』 みたいに!

吉田:ニューヨークタイムスがそんな記事書くわけないでしょ!

閻魔:まぁ、この話は置いといてやな、一応は血の池地獄に行ってきたんか?

吉田:えぇ、往復してきましたよ。

閻魔:じゃあこれでOKや。お前は来世に生まれ変われるっちゅうこっちゃ。

吉田:そうですか・・・終わってみると、あっけなかったですね

閻魔:お前の場合は特別やで。地獄を舐めたらアカンで・・・
ところで生まれ変わるにあたって、希望みたいなんはないのか?特別に考慮してやるぞ。

吉田:そうですねぇ、できれば押尾学みたいに・・・

青鬼:ボ、ボス!大変です!

閻魔:おぅどうした、シャワーを浴びれば小麦色鬼、そんなに慌てて

青鬼:それがですね、この吉田という人はまだ死んでないそうなんです!

閻魔:えぇ、マジでぇ?

青鬼:はい、マジです。どうやら手続きミスがあったみたいで、誤ってここに送られてきたんだとか・・・

吉田:と、ということは、まだ俺の人生は終わってないんだ!ヤッター!これからは、もっと素晴らしい人生を過ごすぞー!

閻魔:実に・・・実にしょーもないオチだ!驚くほどありきたりな結末!さすが吉田!最後の最後までしょーもなかった!

吉田:うるさい!こんなところ、もう2度と来るか!ボケ!



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481/545いっぱいいっぱい

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ビジョンアーツ

コント/陰陽師  (3/3)


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勝ったあ!



司会:素っ気無い毎度のコメントも、もはや御馴染み!? 3連勝で今期3勝! ビジョンアーツ!


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(ワァーワァー!!!ギャー!!キェーッ!ブベラッ!)

村長:はぁ、はぁ、・・・ケン!

ケン:はっ!

村長:・・このままでは村人全員妖魔に殺されてしまう・・!至急、裏山の洞窟にいるという陰陽師をつれてくるのじゃ!
   わしは・・もう・・・うぐぅっ!

ケン:だっ、大丈夫ですか村長!!

村長:はぁ、はぁ、頼んだぞ太助・・・・・・・・ぶふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!!!!!!!!!!!

ケン:村長ー!!!!!

村長:いや、今のは思い出し笑いじゃ


・ ・ ・ ・ ・


ケン:はぁ、はぁ、洞窟ってこれか?・・とりあえず入ってみよう

(ガラガラガラ)

白夜:いらっしゃいませ。陰陽師派遣会社セイメー、ムッシュムラ村支店へようこそ。私は当店ご案内係の大空寺白夜でございます。

ケン:村が大変なことになってるんです!至急陰陽師を派遣していただきたいのですが!

白夜:わかりました。えーっと、当店の陰陽師は、もちろん全員精鋭揃いなのですが一人一人違った術を使えまして、
   その術の強力な順に松・竹・梅とランク付けしており、お値段もそのランクに基づいております。

ケン:術・・・?・・あぁもう、急がないと!一番上の松ランクの人をお願いします!

白夜:かしこまりました。おーい!万斎!出番だぞー!

万斎:(シュタッ)お呼びでございますか。

ケン:おぉ!なんだかかっこいい!

白夜:この者はスゴいですよ。妖魔なんて一発で吹き飛ばす術が使えます。

ケン:す、すごい!

白夜:妖魔どころか村ごとふっ飛ばします。

ケン:じゃあ使えねぇよ!!加減とかできないんですか!

白夜:さぁ・・・。

ケン:さぁて!

白夜:もしかしたら、できるかもしれません。

ケン:そんな博打みたいなことできませんよ!他の人出してください!

白夜:わかりました。では竹ランクの者になりますがよろしいですか?

ケン:え、松ランク一人しかいないんですか?

白夜:はい。

ケン:まぁ松でそれだけ強力な術が使えるんならその1つ下はちょうどいい術が使えるかも・・・

白夜:まぁ、ちょっと呼んでみましょう。おーい!天陽!

天陽:(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・)

ケン:な、なんだか無口で凄そうな雰囲気だ!

白夜:この者は本当に凄いですよ。妖魔なんて一発で成仏させる術が使えるのです。

ケン:おぉ!成仏なら村が吹き飛ばされなくて済みますな!

白夜:ただ無口なんで術の呪文を絶対言いたがらないんですよね

ケン:それ陰陽師失格じゃねーか!!なんとか言うことはできないんですか!

白夜:さぁ・・テンションがあがりさえあれば呪文を言うって履歴書に書いてありました。

ケン:そんな人採用しないでくださいよ!他の人は!

白夜:梅ランクに一人新米が居ますね。

ケン:もう梅ランクかよ!どんだけ人の層が薄いんだよ!

白夜:まぁとりあえずお呼びしましょう。鈴麗ー!

鈴麗:なんですか・・・?

ケン:お、おぉ・・・なんて綺麗な人なんだ・・・。

白夜:こいつはいかんせん新入りなもんで、ドジばっかり、術の方もまだまだ未熟なんですよ・・・。

ケン:どんな術を使えるんですか?

白夜:式神と召還の術が使えます。

ケン:おぉ!すごいじゃないですか!この人にします!

白夜:かしこまりました。3万円になります。

ケン:微妙な金額・・・。


・ ・ ・ ・ ・


ケン:あ、あそこです!あの村です!

鈴麗:すごい妖気ねぇ・・・とりあえず式神を偵察に・・・あぁっ!!!

ケン:どうしました!

鈴麗:式神と間違えてジャイアンツの下敷き持って来ちゃった!!

ケン:どうしたら間違えるんだよ!色からして違うだろうが!!

鈴麗:・・しょうがないわね・・・これだけはやりたくなかったけど・・・。

ケン:・・あ!召還の術ですね!

鈴麗:え?いや、仕事放棄してもう田舎にある実家に帰ろうかなって

ケン:さらっとなに言ってんだよ!村人を見殺しにする気か!

鈴麗:・・・ちっ、面倒くさいわね・・よく考えたら実家あの村だし・・・。

ケン:もう早くしてくださいよ!

鈴麗:あぁもううっさい!まだ成功したことないけど・・・魔界の者よ、今しがた我に力を貸したまへ!召還の術!


(ポン)


万斎:・・・はっ!こ、ここはどこだ!

ケン:さっきのやつ出しちゃったよ!!

鈴麗:また失敗か・・・もういいや!万斎さん!妖魔を吹き飛ばしてください!

ケン:ダメだよ!村が吹き飛ぶだろ!

鈴麗:じゃあどうしろっていうのよ!

ケン:成功するまで召還しつづけろ!!

(助けてくれー・・・ワァー・・キャアアアー!!!・・・)

鈴麗:・・・しょうがない。召還の術!!


【30分後】


(ワイワイガヤガヤ)

鈴麗:ハァ、ハァ、ハァ、・・・

ケン:すごいじゃないですか!村人全員召還して村から逃がすなんて!

鈴麗:ま、まだよ・・・まだ・・・ハァ、ハァ、妖魔が・・・残って・・る・・・・・ッ(バタッ)

ケン:ちょ、ちょっ、鈴麗さん!?

万斎:霊力を使いすぎたんだな。よし!後は俺に任せろぉ!!

ケン:だから村が吹き飛ぶだろうが!!

天陽:(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・)

ケン:・・ん?あ!竹ランクの人!!いつのまに!

万斎:さっきの召還ラッシュで呼ばれたんだな

天陽:(ゴゴゴ・・・・・・カッ!!)

万斎:・・・おぉっ!!

ケン:え?どうしたんですか?

万斎:て、天陽の目が・・・開いてる!!

ケン:え?

万斎:あれはテンションが上がってる証拠だ!

ケン:マジですか!?

天陽:・・・・・・ヒヒヒ・・・ヒーヒヒー!!!病弱な女の子萌えー!!!!!

万斎:え・・・・・あ、あぁ、倒れた鈴麗に萌えたのか

ケン:そんな性癖だったのか!!

天陽:万引きGメン痴漢で御用・・・恥骨折れればワキガも消臭・・・
   汝、魔界の王よ、我にしばし力を与えたまえぇぇぇぁぁぁ破邪の術ぅぅぅん!!!!!


(ブワッシャアアアアア)


万斎:うぉぉっ・・・

ケン:ま、まぶしい・・・


(パアアアアアアアッ・・・)


ケン:・・・って村消えてるし!!!!!!!

万斎:テンションのメーターがふれきっちゃってたんだな・・・

天陽:(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・)

ケン:ゴゴゴじゃねぇよ!これからどうやって生活してけばいいんだよ!!

村長:ほっほっほ、その点に関しては大丈夫じゃ。

ケン:そ、村長!

村長:この村は元々、潰してレジャー施設でも建てようと政府から誘われてたんじゃわい。
   もちろんみなの住むところは政府が用意しておる。なんでも温泉付きマンションじゃと。

ケン:・・・え?

村長:幸い、死者もゼロだったわけだし。結果オーライじゃわい。

ケン:・・・な、なんだよそのご都合主義!!終わりよければすべてよしかい!

鈴麗:あたしケンのことが好き!結婚しよ!

万斎:まぁ、お前なら俺の妹を任せられるな。

天陽:(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・)

ケン:わかった!鈴麗は俺が絶対幸せにしてみせる!!

THE HAPPYEND


・ ・ ・ ・ ・


漫画家:っていう漫画なんですけど。

編集者:帰れ。

漫画家:はい。

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321/545いっぱいいっぱい

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オクトパス

漫才「アニメ」 (1/7)


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飯田 やっとオンエアしました。

高島 どうぞ。



司会:原点回帰の漫才で悲願の初OA! 王道漫才! オクトパス!


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飯田 はいどーも。

高島 オクトパスって思うでしょ?

飯田 はい、僕らはオクトパスですからね。がんばりましょう。

高島 まぁ、今でも子供のときってよく思い出すんですけどねぇ。

飯田 あぁ〜、ベタですねぇ。

高島 僕はよくアニメ見てたんですよ。

飯田 アニメは僕も見てましたよ。

高島 でも、僕が見てたアニメは面白かったよ。

飯田 どんなのですか?

高島 たとえば「えっ、俺に父さんなんか居たっけ?」とか。

飯田 なんなんだ!その重そうなタイトルは!

高島 内容は、主人公 純一は、お母さん、お父さん、妹と仲良く暮らしていました。

飯田 父さん居るじゃん!

高島 ある日、純一は寝坊した。

飯田 ほう。

高島 なぜなら、昨日の晩、自分の部屋にあるテレビでHな番組を見てたからだ!

飯田 何見てんだよ!そして、なんてアニメなんだよ。

高島 純一は、朝ごはんも食べずに昨日見た番組を思い出してにやけながら走って学校へ行った。

飯田 気持ち悪いよ、純一!

高島 すると、ふと、足を止め純一は思った「あれ?俺に父ちゃんなんか居たっけ?」と、

飯田 馬鹿だろ!純一!さっきまで居たじゃん!

高島 第131話で、物語が・・・

飯田 そんなにあんのかよ!

高島 あとは、「それゆけ!アンジョンファン!」とか。

飯田 くだらねぇよ!アンパンマンだろ!

高島 「サッカーボールが割れて、力が出ないよ〜」

飯田 どんな強さで蹴ったら割れるんだよ。

高島 「ねぇねぇ、ジーコ監督〜」

飯田 国が違う!韓国の選手だろうが!

高島 「新しい、サッカーボール買ってよ〜」

飯田 駄々こねてるみたいじゃん。

高島 「あっ、これadidas(アディダス)のじゃん!NIKEのやつ買えよ!」

飯田 どっちでもいいだろ!どっちもいいブランドだよ。

高島 「あっ、これよく見たら『abidas』(アビダス)じゃん!」

飯田 偽者!"b”と“d”はまぎらわしいなぁ!

高島 まぁ、こんなアニメを見るんですよ。

飯田 どんなアニメだよ!

高島 おまえは、どんなの見てた?

飯田 僕はやっぱり戦隊者ですよ。

高島 船隊者?

飯田 いや「戦隊」者だから。「船隊」だったら海賊みたいだろ。

高島 あ〜、戦隊ね。でも、僕は今日。あるものを持ってきました。

飯田 何?

高島 予言の封筒です。(封筒を出す)

飯田 え?

高島 予言です。(封筒をあける)(一枚の紙が出てくる)
   『飯田は、僕がアニメの話を振ったら、船隊ものの話をする』ね。

飯田 マジシャンか、おまえは!しかも字間違えてるし。

高島 ってことで、今日はヒーローもののアニメを書いてきました。おまえも出るから。

飯田 え?マジで?じゃあちょっと楽しみ。どんなの?

高島 その名も「戦隊トリオ タカシマン」

飯田 お前主人公なんだ。

高島 よく分かったな。

飯田 タイトルで分かるよ。

高島 テーマソングあるから聴いて。

飯田 いいよ。

高島 「♪地球の〜平和を〜必ず守る〜」

飯田 いいねぇ。

高島 「♪絶対、タカシマンが、守って見せる〜」

飯田 お〜。

高島 「『当選したら絶対、平和を守って見せます!』」

飯田 !?

高島 「♪マ・ニ・フェスト〜」

飯田 選挙演説みたいじゃんか!

高島 メンバーを紹介します。まずはリーダー タカシマン!

飯田 やっぱりお前がリーダーなんだ。

高島 そして、イイダマン!

飯田 おれも、ヒーローなんだ。

高島 でも、さっき「トリオ」って言ったろ?

飯田 だからもう一人居るのか。

高島 ジャイアン!

飯田 なんで居るんだよ!

高島 さっそく、悪のデンジャラス軍団がやってきた。

飯田 ふむふむ。

高島 デンジャラス軍団は東京を支配し、悪事を働いた!

飯田 重要なシーンだ。

高島 5人がバスジャック。

飯田 大変だ!

高島 2人がエアジャック。

飯田 凄いことになったぞ。

高島 4人がブラックジャック。

飯田 トランプで遊ぶな!邪魔じゃねぇか。

高島 違う!・・・・漫画のほうだ。

飯田 もっと邪魔だよ。

高島 その頃、タカシマンは?

飯田 なにやってんだ?

高島 ネタを描いていた。

飯田 「オクトパス 高島」に戻ってるじゃねぇかよ!ヒーローだよ、ヒーロー。

高島 その頃ジャイアンは?

飯田 何やってたんだ?

高島 「のび太!新曲聴けよ!」「あんた!何やってんだよ!」「あっ、母ちゃん!」「そんなところに居ないで、さっさと配達しなさい!」

飯田 お使い頼まれちゃった!

高島 その頃イイダマンは?

飯田 俺は!?

高島 オーストリアに居た。

飯田 何で俺だけ外国に居るんだよ。

高島 その頃タカシマンは、デンジャラス軍団のことを聞きつけ、車で出動した。

飯田 出動だ!

高島 その途中でジャイアンに電話で連絡した。

飯田 急げ。

高島 「今、デンジャラス軍団が来たんだ。今すぐ来てくれ!」「そんなことより、俺の新曲聴けよ!(息を吸う)お・・・」ガチャ。

飯田 重要なこと言い忘れるなよ!

高島 しかし、タカシマンの携帯のやり取りを見ていた警察。タカシマンは、罰金を取られた。

飯田 軽犯罪犯してるじゃねぇか。

高島 早速、タカシマンは現場に着くと、まず、バスジャックが居るバスに乗り込んだ。

飯田 戦闘シーンだ。

高島 「タカシマンがやってきたからにはもう大丈夫」

飯田 頼もしい。

高島 「必殺 湯婆ば!」

飯田 待て!なんだその技は?

高島 説明しよう。必殺湯婆ばとは、相手を「千と千尋の神隠し」の湯婆ばと同じ髪型にすることで、相手に精神的ショックを与える技なのだ!

飯田 どんな技だよ!

高島 デンジャラス軍団はその場に倒れこんだ。

飯田 嘘〜!

高島 すると、向こうから歌声が聞こえてきた。

飯田 ん?

高島 「♪お〜れ〜はジャイア〜ン」

飯田 ジャイアン着ちゃった!

高島 デンジャラス軍団は止めを刺された。

飯田 すげぇな。さすが歌でゴキブリ殺すことだけはあるな。

高島 そして2人は次なる場所へと向かった。

飯田 そっか、まだエアジャックがあったんだ。

高島 「ねぇ、ブラックジャック読ませて!」

飯田 そっち行くなよ!と言うか俺出てねぇじゃん!

高島 あっ、忘れてた。じゃあ、「戦隊コンビ」でいいや。

飯田 いいかげんにしろ!

2人 オクトパスでした。

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281/545いっぱいいっぱい

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トロイデ

コント「警視庁24時」 (3/3)


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今読み返したら

このネタちょっとサブいです!どうぞ!



司会:ハイアベレージで無傷の3連勝! 自由奔放なお緩いコント世界! トロイデ!


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トロ太:ごめんごめん!おまたせー!

トロ美:大丈夫!私も今来たところよ!

トロ太:今日は君にとっておきのプレゼントがあるんだ!

トロ美:うわぁ!なんだろう!

トロ太:ほら!このバラの花束だよ!

トロ美:うわぁ!こんなの貰っても荷物がかさばるだけじゃねえかよ!

トロ太:あれー?本当だねー!

トロ美:アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

トロ太:アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ



トロ太:犯人の様子はどうだ?

トロ美:はい、相変わらず私達が警察官ということはバレてないようです。

トロ太:そうか、うまいこと騙せているな。相手は子供を人質に立てこもっている。
     こっちに気を引かせて油断させるんだ。その間に突入する。

トロ美:分かりました。



犯人:あいつら演技下手くそすぎだろ

子供:僕あの人達に保護されるの何かイヤだよ

犯人:俺はじめて見たよ。あんなウンコみたいな警察官

子供:言い方悪いけどウンコだね



トロ美:警部!犯人と人質が何か喋ってます!

トロ太:何だって?・・・・ウ・・・・ン・・・・・コ・・・・?

トロ美:確かに口の動きからウンコと言っていますね・・・・。

トロ太:ま・・まさか!子供がトイレに行きたいと言ってるのに行かせないつもりか!

トロ美:なんだって!?人質の肛門まで苦しめるつもりか!?

トロ太:くそ!なんて極悪非道な!

トロ美:くそおおおおおおおおおおおお!

トロ太:あんまりデカい声で喋るな!我々の喋り声が犯人に聞こえたらどうする!

トロ美:す、すいません!警部!



犯人:結構聞こえてるよ

子供:さっきからすっごい大きな声で喋ってるのにね

犯人:どうでもいいけどあのキャミソール着た女ってさ

子供:スネ毛生えてるよね

犯人:何で徹底しないかなぁ

子供:完全男だよね

犯人:うん

子供:しかもなんでウンコだけ聞き取れてそれ以降の会話は聞き取れないんだろう

犯人:やっぱりウンコ警察官だなぁ



トロ太:・・・・よし、そうか。分かった。

トロ美:どうしましたか?

トロ太:犯人を完全に包囲したそうだ。

トロ美:そうですか!じゃぁそろそろ私達の出番ですね!

トロ太:そうだな。



犯人:もう正体知ってるって

子供:ていうかヤバくない?

犯人:ヤバいよね

トロ太:犯人に告ぐ!お前達は完全に包囲されている!おとなしく観念しろ!

トロ美:私達は警察官だ!カップルを装っていたのはお前を錯乱させるためだ!

子供:あいつらまだ自分達の扮装が完璧だと思ってたの?

犯人:えー・・・何かここまで来るとちょっとヒくわぁ・・・

トロ美:どうやら犯人は驚いた様子ですね

トロ太:そうだな。口がポカーンと開いておる

子供:ま、まぁそう落ち込まないで。とりあえず要求とかしてみれば?

犯人:そ、そうだな・・・。

トロ美:警部!犯人が拡声器を手にしました!

トロ太:何だと!?

犯人:おい!約束の3億円と逃走用のヘリを早く用意しろ!さもないとこの子供を!

子供:うわーん!助けてー!

トロ太:そんなに人質をゆするな!もしウンコを漏らしてしまったらどうするんだ!

トロ美:とりあえずその子をトイレに行かせてやれ!

犯人:あいつら何の心配してんだよ

子供:とりあえずトイレ行った方がよくない?

犯人:そ、そうだな。じゃぁちょっと行って来て

子供:うん分かった

犯人:よし分かった!今から子供をトイレに行かせてやる!

トロ太:よし、あの犯人バカだ。人質1人で行かすなんて。

トロ美:子供が家から出てきたところを保護ですね

トロ太:そうだ



トロ美:警部!見てください!子供が犯人のところへ戻ってきてしまいました!

トロ太:くそ!なんて素直な子なんだ!何か脅しでもかけれたのか!

犯人:あれ、やっぱり逃げなかったんだ。

子供:あいつらに保護されるならまだお兄さんのところにいた方がマシだよ

犯人:それもそうだね。ウンコしてきたの?

子供:小便だよ。ウンコなんて簡単に出るもんじゃないよ

トロ美:警部!犯人と人質が何か喋ってます!

トロ太:またか!・・・・・何?・・・・ウ・・・・ン・・・・コ?

トロ美:ま、まさか!

トロ太:もしかしたらあの子ウンコが出なかったのか!?

トロ美:精神的にもボロボロですし、緊張してウンコが出なかったんでしょうか!?

犯人:まだ言ってるよ

子供:声はデカいんだね

トロ太:おい!犯人!その子は本当にウンコをしてきたのか!?

犯人:あいつら論点ズレてない?

子供:テキトーに言っとけば?

犯人:えー、っと・・・・。あぁ、ちゃんとしてきたとよ!

トロ美:警部!あいつウソついてます!

トロ太:そこまでしてあの子の肛門を苦しめたいか!極悪非道な!

犯人:ウソって決め付けるなら最初から聞くなよ

子供:肛門の心配しすぎだよね

トロ太:もう許さん!突撃部隊!突入だ!

トロ美:私達も行きましょう!!

トロ太:おう!

(ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド)

子供:ちょっと!やばいよ!

犯人:うわー、もうここまでか・・・・

子供:でもほらまだ何か方法が

犯人:もういいんだ!!・・・・・

子供:お兄さん・・・・

犯人:ごめんな、お前を誘拐なんかしちまってさ

子供:いいんだ。それにお兄さん、悪い人じゃないし

犯人:お・・・俺は悪い奴だよ。こうやって罪を犯してさ・・・

子供:悪い人が人質にごめんななんて言わないもん

犯人:・・・・・

子供:確かに罪を犯すことは悪いことだと思うよ。僕もとっても怖かった。でもお兄さんは僕に心から謝ってくれた。
   僕はもうそれでいい。・・・・・それにこんな経験滅多に無いから楽しかったよ!

犯人:お前・・・

子供:何年後になるか分からないけど、お兄さんがまた戻ってきたとき・・・・一緒にヘリコプター乗ろ。

(ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド)

子供:き、きた!突入部隊だ!

犯人:もうここまでか・・・・

トロ太:ここの部屋だ!一気に突入しろ!

トロ美:いけー!

子供:もうだめだああああああああ!



犯人:・・・・・・・あれ?

子供:何で?・・・誰も来ないよ?

トロ太:おい!犯人は何処だ!?何処へ隠れた!

トロ美:警部!どこにも居ません!

トロ太:くっそお!一体どこに行きやがったんだ!

犯人:あいつら隣のビル行ってるよ

子供:ホントにウンコ警察官で助かったね・・・

犯人:・・・・・・俺、自首するよ。

子供:うん、それがいいと思うよ。

犯人:ただあいつらには捕まりたくないから隣の県まで行ってからにするよ

子供:じゃぁ僕もあいつらに保護されるのはイヤだから一緒に行くよ!

犯人:そうか、じゃぁあともう数時間だけだけどよろしくな

子供:うん!

犯人:じゃぁ今のうちに・・・

子供:ちょっと待って!

犯人:どうした?

子供:ちょっと落ち着いたらトイレ行きたくなっちゃった

犯人:小便か?

子供:ううん、ウンコ!

犯人:ハハハ、そうか。


(次の日)


ピーポくん:お前らクビ

トロ太:ぴょおおおおおおおおおおおん
トロ美:ぴょおおおおおおおおおおおん

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453/545いっぱいいっぱい

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☆王道を行く高校生漫才師☆
NIKE

漫才「迷える迷子」 (6/6)


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I「えーNIKEです。」

N「NIKEです!今回はわりとあっさりした漫才です、どーぞ!」

I「はいどーぞ。」



司会:テンポの良い漫才であっさり6連勝! 迷える迷子の不意を突く! NIKE!


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N「はいどーもー!よろしくお願いしますNIKEです!」
I「どーも!高校生漫才師NIKEですぅ。」
N「お願いしますね!頑張っていきましょう。C大会の雪辱晴らしましょう。」
I「そうですね。それに加えて小さい子の扱いって大変ですよね。」
N「加えてねーよなんにも!お前からのリスタートだったろ今。小さい子の扱いとな。」
I「やっぱりね、無邪気な子どもの相手をするのは大変ですよ。」
N「まぁ何しだすかわからないしね。僕も苦手ですよ。親戚とかに小さい子いるんですけど、苦手ですね。」
I「そうですか。僕はね、そういうの得意。」
N「あっそ。」
I「そうよ。子どもにもしっかり対応できるからね。」
N「じゃあさ、例えばデパートとかの迷子センターってあるじゃん。あーいうの子どもの扱いうまくないとできないから。」
I「あーもう絶対できる。十中七八九できる。」
N「なんだ七八九って。ちょっと自信ないんじゃないの大丈夫?」
I「任せてよ。」

N「えーんえーん(泣)。」
I「どおしたんだいボク〜(泣)。」
N「お前泣くなって!2人で泣いてたら話進まねーだろよ!」
I「共感したのよ子どもに。」
N「しなくていいよ別に。お前は優しく対応してくれないと。」
I「わかったわかった。どうしたんだいボク?」
N「えーんえーん(泣)。」
I「迷子か?それとも一匹狼?」
N「迷子迷子。仮にオレが一匹狼だとしよう、ここには来ないだろよ。」
I「だって見ただけじゃわかんないもの。」
N「大体わかるだろ。迷子センターに泣きながら子どもが来たらよ。」
I「いやだって柴田理恵って可能性も」
N「ねーよ馬鹿!なんで泣いてるってだけで他の条件打ち消せるんだよお前は!子どもとかそういうのどこいったんだよ!」
I「わかったよわかったよ。どうしたんだいボク?」
N「えーんえーん(泣)。」
I「ほら泣いてばっかじゃわからないぞ。ちゃんとお兄ちゃんに話してごらん。」
N「うっうっ・・・おかあさんが・・・おかあさんがいなくなっちゃったんだぁ。」
I「そうか別居か。」
N「いやそうじゃねーよ!そんな本格的にいなくなったんじゃねーよ!さっきから言ってるだろ迷子だよ迷子!」
I「お父さんは浮気とかそういう・・」
N「うっせえよ!そうじゃなくて一時的にいなくなっただけ。迷子だから。」
I「じゃあお母さんいついなくなっちゃったのかな?」
N「いつって?」
I「ボクがおもちゃ屋を見てたときとか。あと葬儀屋を見てたときとか。」
N「見ねーよ葬儀屋なんて。おもちゃ屋を見てたの。そしたらいつの間にか・・」
I「おもちゃ屋で何を見てたのかな?」
N「え?・・・ゲーム。」
I「ゲームは何を見てたのかな?どのゲーム?」
N「・・・・・ドラクエ。」
I「ドラクエはどのシリーズを」
N「戻って来い!なんで脱線するんだいちいち!今ドラクエなんてどーでもいいんだよ!」
I「じゃ1個だけ!1個だけドラクエのこと質問させて!」
N「なんだよいきなり。」
I「スライムって何?」
N「お前ぺーぺーだろ完全に!!食いつく意味がわかんねーよ!いいから必要なことだけ聞け!」
I「じゃあ今からアナウンス流してあげるから、名前教えてくれる?」
N「名前?・・・斎藤翔太。」
I「翔太くんね。歳は犬で言うといくつ?」
N「人で言わせろ。人でいうと5才。」
I「5才ね。お母さんの名前はわかるかな?」
N「お母さんの名前・・・えーと・・」
I「バンデラス斎藤とかダイナマイト斎藤とか」
N「なんでリングネームだよ!なんでレスラーにするんだよ母親を!」
I「いやあくまでも推測よ。」
N「もっと現実的な推測しろよどーせなら!マナミだよ斎藤マナミ!」
I「わかったじゃあ今からアナウンス流すね。」
N「うん!」
I「ぴんぽんぱんぽーん。迷子センターより、他球場の途中経過です。」
N「何流してんだ!!なんで野球流すんだよ!」
I「東京ドームで行われております、巨人対蝶野正洋は・・」
N「何の試合だそれは!異種格闘技すぎるだろ!じゃなくて迷子のお知らせ流せよ早く!」
I「わかったわかった。えー迷子のお知らせです。斎藤マナミさん、斎藤マナミさん。
  お子様のS・Sくんが迷子になっております。」
N「なんでイニシャルだお前!隠す必要ねーよ言っちゃっていいよ!」
I「至急、4階の迷子センターDXまでお越しください。」
N「いらんもん付けるな!待てちょっと待てよオイ。」
I「ぽんぱんぽんぴーん。」
N「なんだポンパンポンピンって。終わりだからって逆に言うな腹立つから。
  違うんだよちょっと待ってよ。なんでイニシャルで言うのさ僕の名前。あとDXってなによ。」
I「なにかお遊びをしよう!」
N「・・全てを蹴散らしたね。まあいいや、確かに子どもを不安がらせちゃいけないからね。楽しませるのはいいことだ。」
I「じゃあお兄さんちゃんとゲームを用意してあるから!」
N「うん!お母さんが来るまで遊ぼう!何のゲームするの?」
I「人生ゲーム!」
N「長くなる。お母さん来るの多分ほんの数分だと思うんだけども。絶対終わらないよね。」
I「お兄さんが約束手形ってモノの本当の重みを教えてあげるから。」
N「やめろやめろ!ややこしい話を持ち込むな!そんなんじゃなくてさ、僕アレがいいよ、なんとかごっこみたいなの。」
I「じゃあそれやろっか!手っ取り早く終わるしね!」
N「うん!じゃあ何ごっこやろっかなあ・・。」
I「ドラクエごっこしよう!」
N「それはいいや。お兄さんドラクエ絶対知らないじゃん。さっきそうだったじゃん。」
I「そんなことないって。じゃあやろうよドラクエごっこ!」
N「えー。・・うんじゃあやろう!」
I「じゃあお兄さんが鬼やるから、翔太君はドラクエやって!」
N「もういいや。お兄さんもう金輪際ドラクエを持ち込まないで。わかってないにも程がある。」
I「じゃあドラえもんごっこにしよっか!」
N「そうだね!さすがにドラえもんのお話はわかるでしょ?」
I「もちろん!じゃあお兄さんは学校の先生やるから翔太君は出来杉を・・」
N「どのシーンだよそれ!もっとやりやすいチョイスしろ!何すればいいの僕は。」
I「先生に海外留学の話を持ち込めばいいんだよ。」
N「わかんねーよ!発展できねーよ!ドラえもんとのびたでいいでしょ。ボクがのびたやるよ。」
I「じゃドラえもんやるよ。」
N「どーらえもーん!」
I「なんだいのびたくん!」
N「ジャイアンがいじめるんだ!何か道具出してよ!!」
I「てれれてってれー!!空気砲ー!!」
N「空気砲?これはどうやって使うんだい?」
I「これを腕にはめて、大声で『ドカン!』って言うんだ!
  そうすれば空気の弾が飛び出て、ジャイアンをやっつけられるんだ!!」
N「わーい!よーしこれでジャイアンをやっつけてやるー!!」
I「ぽんぱんぽんぴーん。」
N「・・流してた今の!!?恥ずかしい恥ずかしい!デパート内みんなクエッションマークだよ!
  なんだこの茶番劇はお前、どっから流してた!」
I「迷子かいそれとも一匹狼かいぐらいから」
N「ド頭じゃねーか!この漫才だだ流しじゃねーか!ちゃんと切っとけ放送!」
I「失敬失敬。あ、お母さん来たみたいだよ!」
N「なんか大恥かいてるからテンション上がらんわ。まあとりあえず楽しかったよ!」
I「もう迷子にならないように、しっかりお母さんに付いていくんだよ。」
N「うん!ありがとね!じゃあね!」
I「あ、ちょっと待ってちょっと待って。」
N「何?」
I「お返しに次は僕のお母さん探してくれないかな。」
N「お前も迷子かよ。いいかげんにしろ。」

両「ありがとうございました!」

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453/545いっぱいいっぱい

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田中カズヒロ

悪ふざけ/ペタンク山本の去り際  (1/1)


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どうも。田中でございます。

これで僕も生き延びれるってモンです(死にそうな顔で)



司会:やりたい放題のペタンク選手権! 次はあるのか!? 初挑戦初OA! 田中カズヒロ!


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東京行くんですか。ま、がんばったってください。全国大会。

その頃僕はというと…チェコかスロバキアに行かなくてはならない。
どちらかはセルフサービスである。

今でも思い出すよ。夢にまで見る。あの時そう、ひどく蒸暑い夏の日。
東京は下田でのペタンク全国大会進出をかけて
君と決勝戦をしている時だ(腰をカクカク震わせながら)。
その夢を見た夜は決まって
パジャマのズボンがなんだか若干しっとりしているよ。何でだろうね。

双方マッチポイントで、デュースの状態。
二人とも体力は限界に達していた。まさにあとは精神力の戦いだ。
僕が一瞬気を抜いて隙を見せた瞬間、
君の必殺技が僕の胸を貫いた(ブリッジをして「松田聖子大好き!」と叫びながら)。

まさかあそこで女豹スマッシュ(赤い方)をするだけの
MP(メンタルポイント)が残っていたなんて予想もし得なかった。
その後の僕はただただ呆然と、愕然と、
そして審判と記念撮影をすることしか出来なかった。
そして二人はキスを交わすのであった(この時の2人は目を瞑ってしまっていたとする)

その後審判の彼が見せた笑顔を、僕は忘れない。
ペタンカー冥利に尽きるとはこのことをさすのではないだろうかね(ものすごいスピードでズボンを上げ下げしながら)

君が東京への切符を手に入れたことは素直に受け入れようと思った。
でもこの胸のときめきはなんだ?!悔しさなんかではない。
僕は負けたことは清清しいと思っているんだ。そのはずなんだ!
しかしなんだこの胸の疼きは!恋か!恋なのか!すぽぽー!!めひょー!!
めひょひょー!!女豹スマッシュ(青い方)!!(下半身だけ全裸で←靴下は履いています)

あ、ファミコンのスペランカーのソフト。そろそろ返してください。

そろそろ僕もスロバキアへ出発しなければならない。
便が来たようだ。あ、これチェコの便だ。
あぶねえあぶねえ(とりあえずパンツは履きながら)。

スロバキアに着いたら連絡をくれ?
おいおい何を言ってるんだよしてくれよ。君と僕の関係はもう終わりだ。
連絡をとるつもりはないんだ(パンツからちんちんを放り出す度に「せいやっ!」と叫びながら)

君は東京、僕はスロバキア。君は勝者。僕は敗者ではないか?
ふふっ…君もつくづく優しい男だな…。その優しさが後に仇になるんだがな!(くわっ!)

いいかい。勝負には時として鬼にならなければならない時がある。
優しいままではかならず後に苦労するはずだ。
敵に対しては心を鬼に鬼…おに…オニ…オニオン兄さん!
オニオン兄さんでしょ?!そうなんでしょ!?
(ものすごい勢いでパンツを下ろし、「俺、将来ロックマンみたいになる!」とつぶやきつつ)

ふぅ…便も来たようだし乗りに行くとするか
(必死に押さえつけようとするガードマン数人を振り切りながら)

はぁ…はぁ…じゃあ、これで。
スロバキアについた僕は、君を遠目で哀れんでますんで。
ぺっ!ぺっぺっ!!(白目で)

え?なんですかおまわりさん?(少し満足げに)

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281/545いっぱいいっぱい

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審査結果の詳細はこちら(準備中)