司会:それでは見事OAを獲得した5組の発表です!








模範少年! 519いっぱいいっぱい 第位 (2/3)

あっさりリベンジは、
歴代2位タイ519いっぱいいっぱい!

エクスプレス! 374いっぱいいっぱい 第5位 (1/1)

初挑戦初OA! ライジングブルーの無念の分も晴らしたぞっ!


潮江軍団! 479いっぱいいっぱい 第3位 (2/2)

ここに来て高得点で2連勝! 隙の無い綿密に練りこまれたコント師!

アクティブビレッジ! 492いっぱいいっぱい 第2位 (3/3)

今期3勝! 歴代10位タイとなる自己最高得点をマークしてお見事OA!

アポカリプス! 466いっぱいいっぱい 第4位 (5/5)

5戦5勝! 前回のオーバー500の勢いのまま今回も高得点OA!




それでは勝ちあがった5組のネタをどうぞ!





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模範少年

コント:料理 (2/3)


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K:リベンジっつう事で。スイマセン。
R:長いですね。スイマセン。



司会:独自の世界観が生んだ、読み応えありの料理番組コント! いよいよ開演! 模範少年!



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KOJI(以下K):コント、
RYO(以下R):料理。

K:ハイ、今日もやってまいりました。
「キューピー3分間クックドゥドゥルドゥ」と言う事で。
アシスタントは毎度同じく私が担当です。そして講師の先生も毎度同じく・・・
R:私です。
K:ということで始まったワケですけど、何と今回はスペシャルらしいですよ。
R:らしいですね。
K:ええ。いつもは3分間なんですが、今回はちょっと多めに2時間拡大でお送りするようなのですが。
R:良いですね。毎回毎回3分足らずで終わるモンですから、味気無かったんですよね。
K:そうですよね。かといって2時間拡大は開き直り過ぎだと思うんですけど。
R:まぁいつも味気無い番組でしたが、今回は味気有る番組にしたいと思います。
あ、勿論料理も味気有る料理をね。
K:いやー、頼もしいですね。
しかし、その発言を受けた事でいつもの料理が味気無いモノだったという可能性が浮かび上がったのですが。
R:ハイ、味気無い料理でした。
K:残念ですね。ですが、今回はちゃんとした料理を作って頂けると言う事で。
R:ええ、頑張りますよ。それではあなた、分からない人達の為にこの番組の趣旨を
説明して。
K:かしこまりました。
えー、この番組、キューピー3分間クックドゥドゥルドゥ、その名の通り、「鶏料理」の専門番組でございます。
ご存知の通り鶏料理は下ごしらえが大変。
ですが、その鶏料理を3分間で行う、と言う事から大人気の番組なワケでございますね。
まぁ今回は2時間なので番組の趣旨がグチャグチャですけれども。
R:人気はあるって事でね。
K:そうです。大人気なワケですよ。
R:お陰様で私の財布は満腹です。グヘへ。
K:さて、料理を作る前から涎を垂らしている先生を交えて、早速スタートです。
R:じゃあまずは作る料理を決めましょうか。
K:おや、今決めるんですか?
R:そうですよ。何の為に2時間あると思ってるんですか。
K:料理を作る為だと思うのですが。
R:あなたねぇ、この番組は料理中に行われる私とあなたの会話が好評なんですよ。
K:確かにそうですけれど、しょっぱなから談話で始まるとなると、視聴者は困惑すると思うんです。
R:御託はいいからさっさと決めますよ。ホラ、後1時間50分しかない。
K:おっとそうですね。企画の段階で決めておけという怒りはこの際しまっておきます。
R:さて、今日はどんな料理にしましょうか。
K:そうですね。折角2時間近くあるんですから、手の込んだ物を作りたいですよね。
R:手の込んだ物ねぇ。確かに久し振りに作りたい気もしますね。
K:ええ。いつも下ごしらえで終わってしまいますから。
R:この間作った「七面鳥の丸焼き」は意外と良い線まで行けたんだけど。
K:あぁ、アレは凄かったですね。まさか生きた七面鳥を渡されるとは思ってませんでしたよ。
R:下ごしらえどころの話じゃないからね、アレは。
K:もはや狩りに近いモノがありましたから。本番中に何とかしろみたいな。
R:私がその場にあった肉切り包丁で、七面鳥の首を切り落としたから事無きを得たワケで。
K:至上稀に見るグロ映像でしたよ。一応、お昼の番組なんですけどね。
R:まぁそこはね。何気ない日常に加わった少し過激なエッセンスということで。
K:あぁ、エッセンスね。ちょっとだけ料理番組らしいですが。
R:でも残念でしたよ。時間が無かったから首を切り落としたところで終わっちゃって。
K:結果、無用の殺生になってしまいましたからね。
R:あと少し時間があればねぇ。焼きの過程に入れたんですが。
K:まぁ、苦い思い出と言う事で。
R:苦い思い出・・・、うん、じゃあ今日は甘い料理を作りましょう。
K:あっ、私の発言が重大な決定権を担ってしまったようで。
R:甘い鶏料理かぁ。何がある?
K:おっと?明確な料理も決めずにテーマだけ決めてしまったんですか?
R:いや、だって何かしらあると思うじゃん。
K:確かに世の中には多種多様の鶏料理がありますけれど、甘い鶏料理となると小首を傾げるばかりです。
R:じゃあもう「唐揚げ」で良いよね?
K:唐揚げですか。ポピュラーな鶏料理だとは思いますが、
甘い料理という観点から物を言わせて貰えるなら、その選択はどうかと。
R:唐揚げは駄目か。それなら「フライドチキン」は?
K:その2品を比べると、驚くべき程に調理方法が酷似しています。
さらにテーマである「甘い料理」からもかけ離れています。実にスパイシーです。
R:これも駄目か。あっ、「手羽先」は?
K:揚げずに煮る、と言う事ですか。でも意外と良いかもしれませんよ。
手羽先なら味も「甘辛い」ですし。
R:う〜ん、でもなぁ。私、手羽先駄目なんだよね。
K:ココに来て好き嫌いの問題ですか。
R:何て言うか、鶏肉独特の肌のブツブツ感がね・・・、ナンセンス。
K:仮にも鶏料理の専門家じゃないんですか?嘆かわしい。
R:いや、正直な所、鶏料理そんなに詳しく無いから。
K:まさかの告白です。そんな重大事項を今更になってとは。
R:鶏料理って言うか、肉料理全般が駄目だから。
K:どんどんぶっちゃけますね。料理人としてあるまじき姿です。
R:って言うか、もう、食事自体好きじゃないし。
K:拒食症です。この料理人は拒食症でした。
R:生きてる事、それだけでもう幸せだから。
K:哲学染みています。これでも料理人のハズです。
R:だから私は食事を取らない。でもそれは自然な事。天地と一体になれば全て小さく見える・・・。
K:既に無我の境地と化しています。
R:食事を取る事が出来ない人々、取れないんじゃない、取らないんだ。それは自分の意思である。
取らなくたって良いじゃないか。それが自然さ。だって人間だもの。
K:視聴者の皆さん、コレは料理番組ですよ。変な宗教番組ではございません。
R:食べたくないから食べないんじゃない。食べないのであれば食べたくない・・・
K:先生、支離滅裂過ぎます。そろそろ本題に戻りましょう。
R:おっと、そうでした。まぁこうやって話しているのが一番好評だったりするんですけどね。
K:それはそれで嬉しいのですが、料理番組と言う事を考えると素直に喜べません。
R:でも実際、「番組中に行われるグダグダした会話が良い」という意見も寄せられていますよ。
K:やはりグダグダでしたか。いや、気付いてはいましたけれども。
R:やっぱりね、キッチリしているよりかはグダグダとしている方が見ている方も気が楽って事ですな。
K:まぁそれを「番組の味」と取るか、はたまた「番組構成がなってない」と取るかで、随分印象が違ってきますけれども。
R:で、結局何を作るの?
K:あ、そういえばまだ決まってなかったんですよね。
R:どういう料理を作れば良いんだっけ?
K:鶏料理です。先生が嫌いな鶏料理です。
R:ああ、そうそう。私の嫌いな鶏料理ね。分かりました。では今から私の嫌いな鶏料理を作りたいと思います。
K:もう嫌いな事を前面にアピールするんですね。色々と頑張ってください。
R:さぁて・・・、何作る?
K:もう何でも良いです。正直、疲れました。
R:じゃあリベンジという意味も込めて「七面鳥の丸焼き」を。
K:ハイ、分かりました。では今回の料理は「七面鳥の丸焼き」です。よろしくお願いします。
R:時間はタップリとありますからね。今回はチキンとお届けします。鶏だけに。鶏だけに。
K:キチンと、ハイ。・・・あっ、申し訳ありません。残り時間の方がですね・・・
R:あぁ、ちょっと喋り過ぎましたか。
K:ええ。残り時間、あと3分です。
R:・・・マジ?
K:マジです。あー、もうしょうがない。早速行きますよ。
R:ハイ、分かりました。それでは調理方法の説明です。
K:皆さん、メモのご用意を。
R:えー、まずは七面鳥の首を切り落とします。
K:今回もココからなんですね。首を切り落とします。
R:続いて羽毛を全てむしります。残さないようにシッカリと。
K:シッカリとですね。
R:ココで残っていますと、食べた時喉に刺さって最悪死ぬ恐れがありますので。
K:皆さん、死にたくなければむしってください。
R:丸裸にしたら、下味をつけていきます。ココでは特製のタレを使いますが・・・
K:特製のですか。気になる作り方は?
R:時間が無いので省略します。
K:ああっと残念です。でも時間が無いので仕方有りません。
R:コチラにあらかじめ作っておいた特製のタレがあります。
K:おっ。料理番組ならではの演出ですね。あらかじめ作っておいた、と。これはこれで残念です。
R:このタレの中に七面鳥を入れて、下味をつけたものがコチラになります。
K:ドンドン省略されております。時間が無いのでしょうがないです。
R:ちなみにココまでの作業は、本当に行うなら丸1日かけた方が良いでしょう。
K:どの道2時間あっても無理だったんですね。
R:さて、いよいよ焼きの作業に入りますよ。
K:ココからが本番ですね。何と言っても丸焼きですから。
R:えー、コチラに丸焼きされた物があります。
K:もはや最終手段です。一番の醍醐味を見せなかった。しかし、時間が無いので仕方有りません。
R:コレで完成です。
K:お疲れ様でした。いやー、今回は大成功と言う事で。
R:さて、私は食べたくないので、あとは皆さんが勝手に食べてください。
K:ハイ、本当にお疲れ様でした。今回の料理は「七面鳥の丸焼き」でした。
お送りしたのはアシスタントの私。そして講師の先生は・・・
R:私です。
K:と言う事で今回も一通り終える事が出来ました、「キューピー3分間クックドゥドゥルドゥ」
さて、先生。次回の料理は?
R:まだ決まってません。
K:次回も懲りずに御覧下さい。それでは。
R:もう鶏料理作りたくないです。
K:お疲れ様でした。
(終)

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373/545いっぱいいっぱい

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エクスプレス

漫才 不良の使う言葉 (1/1)


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広:ありがとうございます。
浜:こんなネタをやってみました。見て下さい。
両:どうぞ。



司会:初挑戦の今回は、勢いのあるストレートな漫才で見事初OAを掴み取った! 来期に期待だ! エクスプレス!


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広:どうもー!僕たちエクスプレスと言います。

浜:よろしくお願いしまーす。

広:じゃ、とりあえず自己紹介から参りましょう。僕が広崎といいます。

浜:僕が浜瀬です。特技は連絡網で相関図を書くことです。

広:やめろよ。そんなクラスの状況を把握しなくていいから。ま、とりあえず宜しくお願いします。で早速なんですけど、不良が使っている言葉ってあるでしょう。

浜:ありますね。「夜露死苦」とかね。それがどうしたんですか。

広:僕ね、それ無くした方が良いと思うんですよ。怖くてしょうがないですから。

浜:そうですか。でも、そういうのは逆に優しく変えていけばいいんでしょ?

広:え、あなたはできるんですか?

浜:僕ね、今まで言わなかったんですけど、「夜露師免許」を持っているんでそういういのは得意ですよ。

広:ちょっと待った。何ですかそれは。

浜:ごめんね。志望校入るために差をつけたかったんだ。

広:ああ、構わないよ全然。そんなに差がつくようなものとは思えないから。

浜:まあ医師免許みたいなもんだよ。

広:まあ意識してるのがネーミングでわかったよ。まあとにかくその腕を見せてください。最初で最後の出番だと思いますから。

浜:はい。じゃあまずそういうのが使える学校を作りますよ。開校するから来てくれよな。

広:良いだろう。お手柔らかに。



       
浜(先生):よし、じゃあ今日から新学期が始まる。「夜露死苦」!

広(生徒):よ、よろしく・・・。まあこういうのはありかな。

浜:私がこの1年「四六四組」の担任になった・・・

広:多いよ多いよ。こんな学校にそんな生徒いたのか。随分なマンモス校だな。

浜:まず1時間目の社会だ。今日は東京の勉強をするぞ。東京の「四六四区」をしっかり覚えろよ。

広:そんなにないよ。東京都何個分だよ。


浜:次は国語だ。教科書の、「四六四繰」。
広:464ページか。ていうか教科書がコロコロコミック並の厚さなんだけど。

浜:よし。誰か「四六四句」の俳句を読んでくれ。

広:徹夜覚悟の大冒険になる気がするんだけど。



浜:続いては体育だ。早速「夜路始駆」だ。午後10時まで。文句は言うなよ。

広:うわー、夜まで走るのは嫌だな・・・。

浜:そこ、うるさいぞ。「与六四苦」にするぞ。

広:64個も罰は思いつくだろうか・・・

浜:まず手始めに、「世呂氏苦」。

広:まず誰だよそいつ。無関係じゃん世呂っていう人。

浜:「世呂氏口」に「四六脂苦」。

広:油を入れるなよ!かわいそうだから。




広:やっと給食の時間か。

浜:今日も「四六子食」だな。

広:それてどういういことですか?

浜:46人の生徒が食ってるってことだよ。

広:46人しかいないの?464クラスあるんだろ。1クラス0.1人?

浜:まあ給食は「四六四食」分あるから。

広:無駄に多いんですね。




浜:5時間目は地図記号のテストの答え合わせだ。

広:ああこれ全然わかんなかったんだよなー。

浜:ええと、「四六四九」番の問題は、答えが複数あるからな。

広:まず問題が多すぎるんだよ。まあそれはいいとしてここって「果樹園」が正解じゃないのか?

浜:まず「火樹園」。

広:怖いよ。木を燃やすな。

浜:ええと、「歌呪宴」。

広:怖いって。変な儀式するな。

浜:後は・・・「蚊樹園」。

広:蚊も育てるなって。悪趣味だから。

浜:そして、「蚊十円」。

広:売るなよ迷惑だから。誰も買わないだろ。

     

浜:まあこんなものでしょうか。良い学校でしょ?
     
広:何だよこの学校。全然なってないじゃないですか。

浜:僕は結構楽しかったですけど。

広:こっちが面白くないんだよ。こんな学校はだめだ。

浜:でも、先生の名前とかも普通と違うんですよ。

広:どんなんだよ。期待できないけど。

浜:「鋼鳥先生」とか。

広:校長にちょっとかっこいい名前を付けるな。サイボーグじゃねえか。

浜:「強刀先生」とかね。

広:恐ろしいよ。ラストサムライは教頭先生じゃないから。

浜:「火剣の先生」もいるよ。

広:危ないよこっちも。何で保険の先生がフレイムソードを装備してるんだよ。

浜:「珠忍の先生」。

広:何で忍者だよ。主任だろ。

浜:「妖矛員」のおじさんもいないと。

広:もうやめろ。勝手にアドベンチャーを始めるな。とにかくこんな学校はだめだ。

浜:じゃあまず「夜露師免許」の取得学校を作りますよ。

広:いいかげんにしろ。

二人:どうもありがとうございました。

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374/545いっぱいいっぱい

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潮江軍団

コント:聖徳太子のオールナイトニッポン (2/2)


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やったー!



司会:前回の得点をさらに上回る高得点! 今回は歴史を巧みに利用した技ありコントだ! 潮江軍団!


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「日出ずるところの天子、ニッポン放送をお聞きの皆さんへ楽しいお喋りを致す・・・ 
 聖徳太子のオールナイトニッポン!」

ターンタターン ターンタターン ターンタターンタン
ターラタラッタッ タッタラタッタッタラッ
タッタラタッタッタラッ タラッタラッ タラッ
ボボンボンボーン

聖徳太子(以下聖)「どうもこんばんはー、聖徳太子です」

推古天皇(以下推)「こんばんはー、推古天皇です」

聖「いやー、つい先日の話なんだけどね。パスポートを取得しに行ったんですよ。
  で、そん時に提出する書類にさ、職業を記入する欄があるよね。」

推「ありますね。」

聖「あそこに何て書いたらいいか、いっつも困るんだよね。」

推「摂政って書けばいいんじゃないの?」

聖「でも『職業:摂政』って書いてもね、受付の人が若い子だったら
  「?」って顔をされるんだよね。今どきの子は摂政って言われても
  分からないのかな。だから、分かり易いように「日本初の摂政」って
  書いてやると「ああっ」って納得した表情になるんだよ。
  でもね、わざわざ「日本初の」って付け足したら自慢してるみたいで
  何か嫌なんだよなぁ」

推「分かる分かる。私もたまに「日本初の女性天皇」って書くときがあるもの」

聖「やっぱり推ちゃんも、そうなんだ。「前の一万円札の肖像」って書いた方が分かり
  易いかもしれないけど、職業じゃないしね。」

推「へー。で、何でまたパスポートを?」

聖「ちょっと来週あたりに隋のほうにね、旅行に行くんだよ。」

推「あはは!もう、聖ちゃんったらー。今の中国王朝は隋じゃないでしょ。」

聖「そうだっけ?」

推「そうよー」

聖「え?そう?今の中国王朝は宋なの?」

推「違うって!宋王朝じゃなくて相槌で「そう」って言ったの!
  もう、聖ちゃんお得意の『平安ジョーク』が炸裂したわね」


聖徳太子、ここで慌ててカフを下げる


聖「ちょっと待てよ、俺は平安時代の人間じゃなくて、奈良時代の人間だぜ?」

推「知ってるわよ。でも、「奈良ジョーク」より「平安ジョーク」の方が語呂がいいでしょ。」

聖「いくら語呂が良くたってさー、誤ったネーミングだから・・・」

推「うるさいわね!どうせこんな番組、馬鹿な中高生しか聴いてないんだから、
  分かりゃしないわよ!」

聖「いや、そんなことは・・・」


推古天皇、カフを上げる


推「もう、急にカフを下げたら音声さんがビックリするでしょ!
  何にも考えていないんだから!」

聖「いやー、正直すまんかった。」

推「あ、そうそう。ずっと前から疑問に思ってたんだけどね、聖ちゃんって
  7人の会話を聞き分けることができるって、本当なの?」

聖「え、何て?」

推「もう既に聞き取れてないし!私一人しかしゃべってないのに!」

聖「はははは。冗談だよ、冗談!」

推「何だー。またお得意の平安ジョークが炸裂したわね!」

聖「我ながら、会心のジョークだったな!」

推「本当に。まさに、『大化の改新のジョーク』だったわ」


聖徳太子、またもや慌ててカフを下げる


聖「おいおい、俺と大化の改新はあんまり関係ないぞ?」

推「うるさいなー。そんなもん、雰囲気で言ってりゃいいのよ。
  馬鹿中高生は気付かないわよ。」

聖「いや、そんなこと・・・」


推古天皇、カフを上げる


推「もう!また懲りずにカフを下げる!」

聖「いやーごめんごめん。正直、すまんかった。」

推「で、さっきの話の続きは?」

聖「あ、そうだったね。7人の話を聞き分けられるってのは本当だよ。」

推「本当なんだ!すごーい!」

聖「でもねー、この能力を持っててもいいことばかりではないんだよ。
  例えば、ゴスペラーズっているじゃん?あの人たちの各パートもさ、
  全部別々に聞き取れるから、全然ハモってるように聞こえないんだよね。」

推「あぁ、それはそうかもしれない。でも、いいことの方が多いんじゃない?」

聖「多くはないけど確かにメリットはあるね。
  例えば、俺の部屋にはテレビが7台あるんだけどね、日テレ、フジ、TBS、
  テレ朝、NHK総合、教育、テレ東、の7局を同時に聞けるんだよ」

推「はぁ?何言ってんの?」

聖「何って・・・」

推「お前さ、奈良県民だろ?だったらさ、読売、関テレ、MBS、ABC、
  NHK総合、教育、奈良テレビ、の7局だろ?」

聖「まぁ・・・」

推「あのさ、奈良の田舎もんのクセに東京人ぶるの止めてくれない?
  それに、さっきから無理に標準語をしゃべってるしさ。
  都が東京に移ったからって、媚びを売るのは止めたほうがいいよ。」

聖「・・・・・。
  さぁ、ここで1曲お聞きください。蘇我入鹿で『なごり雪』」

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479/545いっぱいいっぱい

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アクティブビレッジ

漫才/エロス (3/3)


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有:ありがとうございます!
株:WOW…
有:それでは僕らのネタ見てください。
株:WOW…



司会:挑戦的な題材で、してやったりの歴代10位! 今期3勝! 自己最高! アクティブビレッジ!


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有:はい!どぅもー!アクティブビレッジです!

株:まぁ、200万円の壷買いましたけども。

有:おふぉう!一つ目のセリフでいきなり騙された発言かよ!

株:そんなことよりも、僕たちも中学校卒業しまして。

有:そうですね。そしてもうすぐ青春高校ライフが待ってますよ。

株:そして、その先に数億組のあみんが待って

有:待ってない待ってない!かわいいふりしてやりすぎ!

株:でも、高校へいったら恋愛とかしてみたいですね。

有:そうですね。僕らは思春期真っ只中です。

株:思春期だとエロいこととか考えてしまいますねぇ。

有:ですねぇ。下半身がジョバイロジョバイロしてしまうような本とか読んだり。

株:あぁ、読んでしまいますねぇ。「動物大百科」。

有:いかがわしさゼロだよ!むしろPTAが推奨してくるよ!

株:首輪され調教される犬!

有:普通!いたってノーマルだよ!

株:悶絶!ヌルヌルニシキヘビ!

有:表皮だよ!表皮のたぐいだよ!

株:会釈!中山さん!

有:誰だよ!というか会釈になんのエロさを見出したんだよ!

株:たったレッサーパンダ!

有:おふぉう!なんかちょっとエロいな!

株:まぁ、こんな感じで。

有:いや、言い方しだいで少しエロくなったけど違うよ、やっぱり。

株:有君は動物百科よりエロ本派なの?

有:いや、うん。恥ずかしながら。

株:まぁ、エロ本は見つからないように、っていうスリリングさもあるからね。

有:うんうん。広辞苑の間に挟んだりね。

株:あぁ、チーズ、トマト、レタスと一緒に。

有:何バーガーか!何ドナルドか!

株:ところで有君は女性のどんなところにエロさを感じますか?

有:そうだなぁ、服装とか。ボディラインが分かるようなのとかはセクシーだよね。

株:あぁ、ストレッチマンの衣装ね。

有:全然違うわ!

株:手を前に伸ばし、ブラジルをなでる運動〜。

有:長い長い!果てしないわ!

株:他に何かないですか?

有:そうだなぁ、あと髪型とか。編みこんで地肌見えてるのとかかっこいいですね。

株:あぁ、住職スタイルね。

有:地肌見えすぎ!むきだしじゃん!むきだし!

株:あともう一個ぐらい言っちゃって。

有:う〜ん… ベッドに誘うしぐさとかはエロいよね。

株:あぁ、木魚を片手にね。

有:どういうプレイだよ!何が始まるのか!
  ところで、そういう株くんはどうですか?

株:うぅん。有くんと同じで服装とか。

有:そうなんだ。どんなのがいいですか?

株:かっぽう着かなー。

有:おばあちゃんか!懐かしい匂いしかしないわ!

株:あと、これまた同じで髪型。ちょっと紫の。

有:だからおばあちゃんか!変なパーマあててるのか!

株:3個目も同じでベッドに誘うしぐさ。パラマウントベッドね。

有:だからおばあちゃんか!可動式の寝床ラヴァーめ!

株:まぁ、仮に彼女ができたとしても、
  エロいことするまで持っていくのが大変ですよ。

有:そうですねぇ。難しいと思いますよ。
  というか、付き合う状態に発展するのが難しいですからね。
  僕も好きな子いますけど、遠くから見ることしかできませんから。

株:あぁ、戸奥から。

有:怪しい怪しい!
  まぁ、近くから顔見れたら最高なんですけどね。

株:あぁ、死角から。

有:怪しい怪しい!もはや忍びの者じゃん!

株:その子と付き合いたいなら僕がレクチャーしてあげよっか?

有:さすが株くん!頼りになるね!
  じゃぁ、さっそく!

株:うん。やっぱり告白は手紙でするほうがいいと思うんだ。

有:なるほど。シャイな僕にはぴったりだね。

株:じゃぁ、がっちりハートをつかむ文面を。

有:お願いします。

株:「拝啓 指がえびの匂いです 敬具」

有:ええ!?驚愕のダメさだよ!

株:えびの殻むけますアピールをね。

有:魅力がないよそのアビリティ!

株:まぁ、内容は大丈夫だよ。心がこもってれば。

有:うぅん・・・そうかなぁ・・・

株:付き合い始めて、いい感じになったら家に連れ込もう。

有:すごくいやらしさが出てるね!

株:あとでとやかく言われないようにお母さんには内緒ね。

有:でも、お母さんが部屋に入ってきたとき、
  布団の中に隠してもだいたいバレちゃうよね。

株:そうなんだよねぇ。手羽先がはみでちゃって・・・

有:鳥!?コケコッコー!?

株:違う。ぽっぽー。

有:いったん否定してもまだ鳥枠にいるよ!

株:あの鳩胸がグラマラスな・・・

有:全然艶やかさを感じないよ!

株:見つかっても大丈夫。冷静にフォローするんだ。

有:うん。どう言えばいいかな?

株:「おや、母さん!今日の洋服のモチーフは聖戦かい?」

有:ええ!?どんだけ壮絶な服を着てるんだよ!
  そしてほぼフォローになってないよ!
  とりあえず、彼女をいいイメージで紹介する感じで!

株:「これかい?畑でとれたでっけぇおイモだよ!」

有:推測できる限りの言葉で一番ダメなチョイスだよ!
  もう!株くんってば!
  なんで間違ったレクチャーばっかりするの!?

株:だって、有くんと有くんの好きな子がうまくいってほしくないもん。

有:ええ!?なんで!?

株:いつまでも僕だけの有くんでいてほしいから・・・

有:か、株くん・・・


(ピンクの照明に変わってエロい音楽が流れる)

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492/545いっぱいいっぱい

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アポカリプス

コント/教官と二等兵 (5/5)


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やったー?



司会:見ているものを虜にする不思議な世界。 教官と二等兵の愉快なコント! アポカリプス!


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タッタッタッタッタッタッタッタッタッ

教官 :みんな大好きハンバーガー〜♯

二等兵:みんな大好きハンバーガー〜♯

教官 :しかし君は知ってるかい〜♯

二等兵:しかし君は知ってるかい〜♯

教官 :ミミズの肉が入ってる〜♯

二等兵:ミミズの肉が入ってる〜♯

教官 :そんなの

二等兵:ウソウソウソウソウソ。

教官 :ウソー!本当はネズミ!・・・・ランニングやめ!

二等兵:イエッサー!

教官 :てめぇはさっきからなんだ!ちんたらちんたら走りやがって!

二等兵:イエッサー!

教官 :もうあれか!愛犬が尻に被りついて、行かないでって哀願してたのか!

二等兵:ノーサー!

教官 :どうせかじられたんなら、尻がなくなってもう少しは早く走れるんじゃねぇのか!

二等兵:イエッサー!

教官 :かじられて、へこんだところにその愛犬でもつめて、一緒に冒険でもしろ!

二等兵:イエッサー!

教官 :早く走れ!分かったか!

二等兵:イエッサー!

教官 :おい!お前!なにを持っている!

二等兵:フルーツポンチであります!

教官 :おいおい、お前は人間の最終形態か?ランニング中にフルーツポンチ食うなんて俺みたいな進化前の人間じゃ到底できねぇな!しかし最終形態、お前のボスは進化前だ!お前はフルーツポンチを食うな!

二等兵:あのですね。これは

教官 :誰がしゃべっていいと言った!お前は俺が聞いたこと以外はしゃべるな!

二等兵:イエッサー!

教官 :しかしチャンスをくれてやろう。なぜフルーツポンチを持っていたかその言い訳をてめえのファブリーズを使っても匂いのおちない頭で考えろ!

二等兵:フルーツポンチのフルーツを種類別に分けていました!

教官 :・・・・ランニング中にか?

二等兵:イエッサー!

教官 :何種類だ!

二等兵:三種類であります!

教官 :なんだてめぇは!自分らしく生きやがって!戦場でも自分らしく生きれると思うか!

二等兵:イエッサー!

教官 :じゃあ貫け!走るときはフルーツポンチを分けてろ!

二等兵:イエッサー!

教官 :これより訓練を始める!

二等兵:イエッサー!

教官 :射撃訓練だ!

二等兵:イエッサー!

教官 :構えろ!

二等兵:イエッサー!

教官 :てめぁなんだその持ち方は!鉛筆か!お前が立ち向かうのは敵じゃなくて三百字詰めの作文用紙か!しっかり構えろ!

二等兵:イエッサー!

教官 :よし!最終形態のフルーツポンチに聞こう。狙うのはどこだ?

二等兵:頭であります!

教官 :なぜだ!

二等兵:ウォームビズは頭のガードが甘いからであります!

教官 :そうだ!あとてめぇのママにメリットしてもらった耳でよく聞きやがれ!

二等兵:イエッサー!

教官 :クールビズは全部甘い!

二等兵:イエッサー!

教官 :よし!気分が乗ってきやがった!いくぞ!走れ!分けろ!そして歌え!

二等兵:イエッサー!

タッタッタッタッタッタッタッタッタッ

教官 :みんな大好きベースボール〜♯

二等兵:みんな大好きベースボール〜♯

教官 :しかし君は知ってるかい〜♯

二等兵:しかし君は知ってるかい〜♯

教官 :バットにコルクが詰まってる〜♯

二等兵:バットにコルクが詰まってる〜♯

教官 :そんなの

二等兵:ウソウソウソウソウソ。

教官 :ウソー!本当は夢!

二等兵:あっ!

教官 :どうかしたか!くそったれ!

二等兵:四種類であります!

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466/545いっぱいいっぱい

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