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司会:今回は同点5位が2組いるのでOAは6組です。
それでは見事OAを獲得した6組の発表です!
アバババ! 384いっぱいいっぱい 第5位 (3/3)
今回はぎりぎりながらOAを重ねて、今期3勝!
QQQ! 442いっぱいいっぱい 第1位 (3/3)
今回も自分の世界に引き込んだ! 絶好調3連勝!!
グラン・バガン! 419いっぱいいっぱい 第4位 (1/1)
初挑戦で申し分ない実力を発揮した!!
パピーゲバ! 442いっぱいいっぱい 第1位 (4/4)
点数こそ伸びなかったが、前回許したTOPをまたもぎ取った!
スクリューコミカル! 384いっぱいいっぱい 第5位 (4/6)
今期も正統派漫才に白星がついた! お見事リベンジ!
みやこ! 442いっぱいいっぱい 第1位 (3/3)
今回も1位の座を守りきり、通常収録からチャンピオンを挟んで4連続TOP!!!
それでは勝ちあがった6組のネタをどうぞ!
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アバババ
漫才/誰かに見せたい裏の顔 (3/3)
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阿波:うん。
馬場:コマネチ!
阿波:うん。
司会:馬場の喜びのポーズが決まった! 今日は裏の顔も見せてくれます。 3連勝! アバババ!
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阿波:はいどうも。アバババです。ツッコミ担当の阿波です。
馬場:ボケ担当の馬場です。
阿波:2人合わせてアバババです。よろしくお願いします。
さあ、今回も頑張っていきましょう!
馬場:はい。
阿波:僕思うんですけど、最近の若い奴ってマナーが悪いですよね。
馬場:なぁ、その前にちょっといいかな?
阿波:どうした?
馬場:ゴホンゴホン!
山を飛び 谷を超え
ぼくらの町へ やってきた
ハットリくんが やってきた
どんぐりまなこに への字口
くるくるほっぺに ふくめん姿
目にもとまらぬ 早業で
投げる手裏剣 ストライク
ござるござるよ ハットリくんは
愉快な味方 忍者でござる
忍者でござる!
阿波:・・・歌うまいね。
馬場:ありがとう。でも相方の前で歌うのって恥ずかしいもんだな。普段の半分くらいしか実力でなかったよ。
阿波:そっか。
馬場:「投げる手裏剣 ストライク」のとこはもうちょっと感情をこめるべきだったなぁ・・・。
阿波:うん、独り反省会中に悪いんだけど、なんで忍者ハットリ君の主題歌を歌った?
馬場:あれ?俺言ってなかったっけ?
阿波:言ってないよ。少なくともこの漫才が始まるやいなや歌いだしたことだけは間違いないよ。
馬場:あっちゃあ。
阿波:いやいや、「あっちゃあ」じゃなくてさ、この現状わかってる?僕も含め、これ見てる人全員置いてきぼりだぞ?あんまり調子こいてっとしまいにゃ手でるぞ?
馬場:ぼ、暴力反対!暴力反対!
阿波:じゃあスッと言おうよ。
馬場:いや、俺忍者になりたいなと思って。
阿波:うわー、回りくどい方法とったなー。「急がば回れ」もTPOによるな。
馬場:なぁ、忍者ってどうやったらなれるの?
阿波:なんで僕が知ってると思ったんだよ。つーか、なんでそんなに忍者になりたいの?
馬場:だって忍者になればNHKで10分の帯番組が持てるんだぜ!?
阿波:それ「忍たま乱太郎」な。アニメと現実の区別がつかないとは。馬場はボーダレス社会が生んだ悲しき産物だな。
馬場:帯番組を持つってことはタモリ、みのもんた、薬丸、川合俊一さんらと肩を並べるってことだぜ!?
阿波:だからそれは実写じゃん。あとどうでもいいけどなんで川合俊一だけさん付けなんだよ。
馬場:それに実写といえば、冒頭で歌ったけど忍者ハットリくんも実写映画化されたじゃん。
阿波:ああ、香取慎吾が主演のやつな。
馬場:そう。あの思いっきりスベったやつ。
阿波:お前はサラッと猛毒を吐くなぁ。
馬場:忍者になれば銀幕デビューも夢じゃないぜ?
阿波:なんか果てしなく本末転倒だとおもうんだけど気のせいかな。
でもまぁ、馬場がどうしても忍者になりたいっていうんなら協力してやるよ。僕も忍者とか嫌いじゃないし。
馬場:マジで!?忍者好きなの!!?マ、マジで!!??
阿波:なんだよ、その異常なまでの食いつき方。
馬場:ねぇ、どっち派!?お前どっち派!?
阿波:いや、答えようがないよ!選択肢が無いんじゃ答えようがないよ!
馬場:そんなの伊賀派か甲賀派かどっちかしかねぇだろ!!
阿波:知らないよ!それが忍者ファンの間では常套句なのかもしれないけども!
馬場:じゃあ、お前忍び刀の鞘に開けてる穴の大きさの直径何mm??ちなみに俺は12mmが一番しっくりくるね。
阿波:もう言ってる意味がわからん!
馬場:馬鹿!鞘に穴開けないでどうやって水中で息するんだよ!
阿波:馬鹿はお前だよ!そんなの一般人にはわかんないし、そもそも忍び刀なんか持ってねーよ!なに本格的なことしてんだよ!
馬場:ちっ、忍者好きとはよく言ったもんだぜ。
阿波:お前の忍者好きは度が過ぎるんだよ!あー、もう忍者の話やめやめ!漫才するぞ!
馬場:え、だって忍者になるの協力してくれるっていったじゃん・・・。
阿波:いや、確かに言ったけどそもそも忍者なんて職種、今は存在しないわ
けで・・・。
馬場:言ったじゃん・・・。
阿波:そんな潤んだ瞳で見つめても駄目なのは駄目!漫才やるの!
馬場:・・・・・わかったよ。もういいよ。
阿波:ごめんな。あとで相談乗ってやるから。な?
馬場:ああ。
阿波:じゃあ、仕切りなおしだな。一回はけまーす。
(一旦舞台袖に下がる2人)
阿波:はいどうも。アバババです。ツッコミ担当の阿波です。
馬場:ボケ担当の馬場です。
阿波:2人合わせてアバババです。よろしくお願いします。
さあ、今回も頑張っていきましょう!
馬場:好きな忍者は猿飛佐助!馬場ですよろしく!
阿波:・・・いやー、なんか馬場が訳わかんないこと言ってますけどお気になさらずにね。
僕思うんだけど、最近の若い奴ってマナーが悪いですよね。
馬場:あー、わかるわ。最近の若衆ときたら、任務がないと聞くや否やすぐに城下町に繰り出しては遊郭に入り浸ってるもんなー。
あれほど俺が「我々は闇に生きるもの。一般の民衆とは交流を持つべからず」っていってんのに聞きやしない。
まったく、忍者としてマナー違反というか、もう忍者失格だよな。
阿波:うん、ちょっと黙ってようか?さもないと張っ倒すぞ?
馬場:忍法、自分口封じの術!
阿波:あら、便利な忍法だこと。
で、僕が「迷惑だなー」って思うのは電車の中で人に迷惑かける奴ね。
馬場:あー、電車の中でまきびし撒いたりするやつとか?
阿波:まきびし持ち歩いてる若者なんてお前以外検討もつかないよ。
馬場:あと、電車のなかで五色米撒いたりする奴ね。
阿波:もう五色米が何なのかがわからない。
馬場:五色米っていうのは忍者が敵の忍びに悟られたくない情報を味方に伝えるために考えられた暗号に使う米で、赤、青、緑、黄、紫の5色に染められた米を組合わせることで50音を伝えるというものだよ。常識だぜ?
阿波:ヘキサゴンで言うところの「東大生 正解率5%」クラスの常識だよ。てか、お前怖いわ。
馬場:こないだもさ、俺が電車に乗ってたら知り合いのくノ一のお市が駆け込み乗車してさ、勢い余って五色米ぶちまけてたんだよ。まったく、くノ一たるものが目立ってどうするんだっつーの!
阿波:うん、馬場、ちょっといいかな?
馬場:お市はそういう娘なんだよ。こないだも色仕掛けの術の練習相手になってあげたんだけど、あいつブラなんかしてきてんだよ!くノ一がブラとかありえねーだろ?
阿波:ねぇ馬場。馬場って。
馬場:やっぱくノ一の基本はノーブラにきわどく入ったスリットだよな?あいつこの間なんか忍び装束の下に出身高校のジャージはいてきてんだよ!信じなんねーよ!・・・まぁ、俺的にはそれはそれでありだけどさ・・・。
阿波:びゃびゃーーーー!!!!!!!!
馬場:どうしたあびゃ。トラブル発生か?
阿波:いいか、馬場。お前がプライベートで忍者の後輩に説教しようが、友達のくノ一の色仕掛けの術の練習台になってるとか、そういうことでゴチャゴチャ言ったりしない。
むしろ色仕掛けの術の練習台になってるとかうらやましいくらいだ。つーかめっちゃうらやましい。もしよかったら今度僕も連れてってほしい。
馬場:阿波・・・。
阿波:でもさ、いまは漫才中だぜ?お前の裏の顔がどうであろうが俺はかまわない。お前の表の顔は漫才コンビ、アバババのボケ、馬場ばば郎なんだ。
馬場:ごめん阿波・・・。俺、自分のことに夢中になりすぎて、お前のことをないがしろにしてしまったな・・・。俺、最悪だな・・・。
阿波:・・・・・ただ、お前の忍者に対する情熱に負けたことも確かだよ。
馬場:阿波・・・。
阿波:今日はもう説教は終わりだ。行けよ、後輩やお市さんが待ってるんだろ!
馬場:ありがとう、ありがとう阿波!じゃあ早速拙者、ドロンさせていただきます!
阿波:うまいねしかし!どうもありがとうございましたー。
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QQQ
漫才/ネコと風船 (3/3)
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Q1:QQQ!!
Q2:QQQ!!
Q1:999!!
Q2:救急休ーーー!!!!
Q1:どうぞ。
司会:勢い止まらない3連勝! 今回も不思議なネタで、2度目のTOP合格だ! QQQ!
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Q1:どーも~ネコと風船です。
Q2:よろしくお願いしまーす。
Q1:まぁ僕がネコで、
Q2:僕が風船ってワケで、
ネコ:2人合わせて、「ネコと風船」ってコンビでがんばってるんですけども。
風船:まぁ僕こんな感じでどっからどう見ても風船なんですけど悩みがあるんですよ。
ネコ:なんですか悩みって??
風船:あの~なんて言うんですか、ここ最近オッサンになったなーって思うようになったんですよね。
ネコ:まぁ~風船は誰でも年取るもんですからね~。
風船:なんかもう肌なんか張りがなくなって来たし、それに肌がしわしわになって来たんですよ・・・やっぱ老いてきましたかね~。
ネコ:それどっかから空気もれてんじゃ!?てか今体重いくつあるんですか??
風船:それがね~僕生まれて一度たりとも体重計に乗ったことないんですよ。
ネコ:いやいやそんなヤツいるわけないでしょ!!小学校とかで身体測定しなかったんですか!?
風船:いやそりゃちゃんとやりましたよ身体測定ぐらい!!
ネコ:ほらやっぱりそうでしょ??
風船:あれよくやりましたよね~友達同士で「俺の方がちぢんだ!!いや俺の方がちぢんだ!!」って。
ネコ:んなワケないでしょ!!そりゃ風船だからちぢむかもしんないですけど!!
風船:そんで身長測り終わったら今度は体重計りに行くんですよね。
ネコ:あ~小学生だからちゃんと順番守りますからね。
風船:でも体重計に乗ろうとするんですけどぜんっぜん乗れないんですよ!!!
ネコ:はい!?
風船:これマジな話なんですよ!!どう体重計乗ろうとしても「フワッ」とか「スルッ」みたいな感じになって乗れなかったんですよ!!!
ネコ:いやいや体重計ぐらい小学生でも1人で乗れるでしょうが!!
風船:いやいやだから僕は体重計の方に行こうとすればするほど体が勝手に上に行っちゃうんですよ!!
ネコ:どんな生き物だよそいつ!!あ、そっかあなた風船ですもんね。
風船:なんすかその今気づいたみたいなリアクション!?
ネコ:いやいやこれはノリボケです。
風船:ノリツッコミじゃなくて!?なんすかその微妙な新ジャンル!!
ネコ:まあ一応ボケてることになってるでしょ??
風船:まあ一応ボケとして成立してはいましたけど!!とにかくホントいやな思い出だったんですよ。そういえばネコさんはなんかイヤな思い出とかなかったんですか??
ネコ:そりゃネコにだってありますよ。これずっと前の話なんですけどね、僕が昔ノラネコだったころに。
風船:あんたノラネコだったんですか!?
ネコ:まぁ雑種のね。だからノラネコだから身の回りのこと全部自分でやんなきゃいけないから大変だったんですよ。
風船:あ~つねに1人暮らしみたいなもんですからね~。
ネコ:そん時僕お腹ものすごい空いてた時があったんですよ。ものすごく。ホント餓死寸前だったんです。
風船:それって冗談抜きでやばいじゃないですか。
ネコ:そんでどんどん意識もうろうとしててもう必死だったんです。
風船:はいはい。
ネコ:そん時に一匹の魚を見つけたんですよ。
風船:おお!よかったじゃないですか!!
ネコ:そんで僕ホントに必死だったんでそこの魚盗んで食べちゃって。
風船:盗んじゃったんですか・・・う~んでも死にそうだったんだししょうがないんですかね~。
ネコ:でもそこまではよかったんですよ。その魚とった瞬間に一人の人間がダーーーって僕のこと追いかけてきたんですよ!!
風船:え!?ちょっとそれ怖いじゃないっすか!!
ネコ:それでも僕はなんとか逃げ切ったんですけどね・・・いや~ホント怖かったですよ。
風船:すごいですねそれ・・・その人どんな人だったか覚えてないんですか??
ネコ:う~ん・・・たしか裸足でした。
風船:・・・それだけ!?
ネコ:だって死にもの狂いで走ったんだからそんなの覚えてるワケないでしょうが!!裸足でたしか・・・あ!!たしかその人女性でした!!
風船:女の人だったの!?すごいっすね~女性なのにとことん走ってネコ追いかけるなんて。
ネコ:そんでたしか・・・あ!!その人みんなに笑われてました!!
風船:いや~そりゃ外を裸足で走ってるんですしね~。
ネコ:あとお日さまにも。
風船:はい!?お日さま笑うわけないでしょ!!あんた餓死寸前だったから精神的にキてたんじゃないんですか??
ネコ:やっぱそうなんですかね~これが禁断症状に置ける幻覚ってヤツですかね。
風船:・・・なにちょっとうまいように聞こえるけどビミョーなこと言ってるんですか!!
ネコ:いや~これが僕のイヤな思い出ですかね・・・。
風船:てか当時ノラネコだったってことは今なんなんですか??
ネコ:今??今はちゃんと結婚して子供もいますし仕事もしてます。もちろんこの漫才師が仕事ですけど。
風船:あ、結婚してたんですか。しかも子供まで・・・うらやましいですね~。
ネコ:風船さん独身なんですか??
風船:いや~それがいいメス風船に会えなくてね・・・あ~子供欲しいなぁ。
ネコ:いやいやまだこれからですって。こっちも家庭も持つといろいろ大変なんですから。
風船:あ~やっぱり??
ネコ:まず住むとこも探さなきゃいけないんですから。
風船:あ、そーいえば今どこに住んでるんですか??
ネコ:磯野さん家の塀の裏です。
風船:塀の裏!?
ネコ:住むとこあるだけいいでしょうが!!風船さんはどこに住んでるんですか??
風船:僕は転勤族なんで毎日引っ越してます。
ネコ:風に飛ばされてるだけだろ!!てか転勤族って公務員とかじゃなきゃないですって!!あんた転勤族どころかただの風船でしょ!?
風船:なんすかその言い方!!差別じゃないっすか!!風船にだって仕事ありますよ!!
ネコ:じゃあなんすか仕事って!?
風船:遊園地で子供に配られたりとか!!
ネコ:お前働いてねーじゃんよ!?
風船:ガムとして売られて金かせいだりとか!!
ネコ:お前フーセンガムじゃねーだろ!!てか思ったんですけど風船さんって1人じゃなんもできないですよね??
風船:んだとさっきから言いたい放題言いやがって!!お前だってこんなもうかんない仕事して1児の父親か!?どうせ嫁さんのヒモにして暮らしてんだろ!?
ネコ:な、なんだこの軟体動物!!
風船:ケッ俺は生き物じゃねーからそんな罵声なんか屁でもねえよ!!俺は浮き物だ!!
ネコ:うるせえこの浮き物!!(バシッ)
風船:うわぁぁぁぁ!!!空気がぁ、空気がぁーーーー!!!
ネコ:ああ!!つい叩いちゃって風船さんの体に穴が!!
風船:誰かガムテープガムテープ!!!
ネコ:やばい、このままじゃ殺ゴム事件の犯人としてニュースで放送されてしまう・・・!!風船さん、コレを!!
風船:(ペタッ)ふぅ~なんとか死をまぬがれた・・・ったく気いつけろよ俺浮き物なんだから!!・・・・ってあれ??なんか変だな。
ネコ:これがホントの「ガムに風船」。
風船:ガムそのもので穴ふさいだの!?あぁ、まだビミョーに空気が抜けてる・・・。
ネコ:あ!!くっつけたガムが抜けてる空気で膨らんで行く!!
風船:あ・・・!!俺がもう1人!?
ネコ:おめでとうございます。かわいい女の子ですよ!!
風船:オスが妊娠するか!!もういいよ。
2人:どうもありがとうございました。
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グラン・バガン
コント「NUMBER10」 (1/1)
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緑川「どうも。」
花園「でもサッカーは嫌いです。」
司会:いっぱい杯についに登場! 本人サッカー嫌いでも、審査員には好まれた! グラン・バガン!
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(ピ――――ハーフタイム!)
花園「・・・ふぅ、ちょっと負けてるな。」
緑川「・・・10対4のどこがちょっとなんだよ。
野球でもこんなスコア滅多にねぇよキャプテンさんよぉ。」
花園「なんで10点も取られるようなことになったんだ?」
緑川「お前が敵味方所構わずシュートするからだろが!」
花園「なに!?俺の美しいシュートにケチつける気か!?」
緑川「たとえ国宝級に美しくても得点にならなくちゃ意味無いの。」
花園「大体、その4点は全部俺が入れたものではないか。」
緑川「んで自殺点が6点だろ!?プラスどころか借金だろが!」
花園「芸術点で10点満点取れるのは確実だ、安心せぇ。」
緑川「フィギュアスケートだったらそうだけどな!悲しいけどこれ、サッカーなのよね!」
花園「いや、かつての日本人は「見得」を尊重する民族だったんだ。
歌舞伎なんてのはその代表例さ。」
緑川「芸術論語る暇あるなら戦術の相談しろよ。」
花園「じゃあ俺とお前でツートップな。」
緑川「いきなり決めるなよ!」
花園「大丈夫、俺とお前は石崎君と森崎君並みのコンビプレーができる!」
緑川「翼君と岬君じゃねぇのかよ!
顔面シュート野郎とスーパーがんばりやゴールキーパーに何の接点があるんだ!」
花園「同じチームの仲間じゃないか!」
緑川「それ以上の接点が無いじゃないか!」
花園「とにかく、俺とお前を中軸にして防御は捨てる!」
緑川「大丈夫なのか?それで。」
花園「大丈夫だ!フォワード11人の布陣なら確実に10点以上取れる!」
緑川「100点は奪い返されるよ!キーパーまで攻撃に参加させてどうすんの!」
花園「キーパーは楽だろ。ボール投げてゴールに入れればいいんだもの。」
緑川「お前サッカーのルール1から学びなおせ!」
花園「どうしてよ。」
緑川「キーパーは決められた位置以外で手を使ってはいけないんだよ。」
花園「なんでそれを早く言わないんだ!」
緑川「俺は知っている前提だと思ってたんだよ!お前が予想を裏切ったんだよ!」
花園「なんてこった、これでは『突貫の陣』が組めなくなるではないか。」
緑川「なんだよそのジャンプ漫画の必殺技みたいな名前は。」
花園「キーパーにお前を投げさせて
相手キーパーがよけたところを俺が華麗に決めるというなんとも素晴らしい技だぞ。」
緑川「要は俺はおとりかよ!微妙にせこいじゃねぇか!」
花園「フォア・ザ・チームの精神を忘れたのか!?」
緑川「俺はもっとまともなかたちでフォア・ザ・チームしたいの!」
花園「仕方ない、やはり守りを固めて・・・。」
緑川「やっとまともな戦術切り出してくれたか。」
花園「ディフェンダー11人の布陣なら・・・。」
緑川「さっきと同じじゃん!感心した5秒の時間を返せ!」
花園「全く違うだろうが。」
緑川「根本的なことが進歩してないんだよ!なんでお前はそんな極端な布陣しかひけないんだ!」
花園「だからフォア・ザ・チームの心得をなぁ・・・。」
緑川「お前フォア・ザ・チームを楯にすれば何でもOKと思ってないだろうな!?」
花園「一人はみんなのために、みんな一人のために。
だから11人全員で守れば・・・。」
緑川「意味を明らかに履き違えてるなお前。」
花園「なんでよ。」
緑川「ディフェンダー、フォワード、ミッドフィルダー、キーパー。
これらの役割をこなしながらイレブンで助け合うってのが本意だよ。」
花園「そんな虫のいい話、出来るわけがないだろ!」
緑川「虫の良し悪しは関係ないっての!」
花園「じゃぁ、どういう布陣すればいいのかね?」
緑川「まぁ、たとえば4-4-2とか、3-5-2とか。」
花園「なるほど・・・じゃあ4-7-4だ!よし決めた!」
緑川「おい待てコラ!」
花園「なんだよしつこいぞ!」
緑川「俺だってこれ以上言及するのは疲れるけどお前が理解してないから言ってやる。
人数多いだろ!16人て!」
花園「16人じゃない、15人だ!バカ!」
緑川「キーパー入れて16人だろが、それもわからんのか!」
花園「ウィットに富んだジョークだとわからんのか。」
緑川「ジョークも時と場所を選ばないとえらい目に遭うぞ・・・!」
花園「いいかげんいしろこの正義の粘着質め!」
緑川「俺をこんな粘着質に仕立て上げたのはお前だろうが・・・!」
花園「お前のアロンアルファ(ゲル状)並みの粘着ぶりにはこりごりだ!」
緑川「俺だってやだよ!大体何でお前がキャプテンなんだよ!明らかに人選ミスだろ!」
花園「俺は4月2日生まれ。お前は?」
緑川「え?7月6日だけど。」
花園「じゃあお前はキャプテンになる資格は無い。」
緑川「何でだよ!」
花園「それはだな、このチームのキャプテンは代々一番誕生日の早いヤツが就任するのだよ!」
緑川「ええー!?うちのチームにそんな慣習があったのかよ・・・。」
花園「伝統は守るものだからな。仕方ないさ。」
緑川「そんなくだらぬ伝統など今ココで潰してしまいたい・・・!」
花園「何を言うか!お前のようなヤツが日本の伝統芸術の灯を消していくんだぞ!」
緑川「それは自然の摂理だから俺は関係ない!」
花園「それとも、この俺を倒してキャプテンの座を奪うってのか?」
緑川「ああ!ちょうどそうさせてもらおうと思ってたところさ!」
花園「じゃあ、どちらがより芸術的なシュートを決められるかで勝負だ!」
緑川「お前が10点満点のシュート決めるんならこっちは12点満点のシュート入れてやる!」
(ピッチへ駆け出す)
こうして、二人がシュートの芸術点を競い合ううちにチームは見事な逆転勝ちを収めた・・・。
そして、ここから新たなる伝説が始まる・・・・。
-第1章・完-
ご愛読ありがとうございました!漫★にゃ次郎先生の次回作にご期待ください!!
緑川「って、勝手に打ち切りにすんな!編集部ども!」
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パピーゲバ
漫才・日本語 (1/1)
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日本語が乱れていて本当によかったと思う。
司会:今回は大阪弁の漫才でTOP合格! 勢い止まらない4連勝! パピーゲバ!
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杉本:大変やあッ!日本語が乱れとるぞぉッ!
島田:お。開口一番、日本語の現状を斬るか。
杉本:特にね、アニメとか、漫画の中で使われてる日本語が間違っとるからね。子供たちが正しい日本語を使われへんのですよ。
島田:例えば、どんな?
杉本:例えば、SFや!
「キャプテン大変です!地球基地がエイリアンの攻撃を受けています!」
「何だと!よし、ここは私が自ら行くッ!物質転送装置の準備をしろッ!よし私を転送するんだッ!ブイーン!」 ……ね?
島田:ね?…ね?って何?
杉本:お前、思いっきり間違った日本語があったやないかッ!
島田:いやあ…。
杉本:転送やんか。
島田:転送?
杉本:だって、転送言うけど…転がしてないからね。
島田:いや、そういう意味やないやろ。
杉本:なんでやねん!「転がして送る」と書いて転送や!ブイーンって何や!何、時空を移動しとんねん!
島田:そんな強引な。
杉本:それやから、これからのSFも変えていかなあきませんよ。日本語の乱れを増徴させますからね。
島田:それは、乱れとは言わへんやろ。
杉本:「物質転送システームッ!」って叫んだら、箱から「ヘーイ!」って、マッチョマンが二人くらい出てきてね。わーっ!ってキャプテンをゴロゴロ転がしていくわけや。
島田:どんなシステムやねん!
杉本:もう、なんていうかリアリティやよね。
島田:待て!どこにリアルさがあるねん!
杉本:時空をブイーンよりはよっぽどリアルやないか!実現可能や!
島田:実現可能かもしれんけども!
杉本:時給680円やからね。
島田:バイトか!
杉本:リアリティやないか!
島田:そんなリアリティはいらんねん!SFの空気が台無しやんけ!
杉本:マッチョ二人がキャプテンを転がしながら、夢を語り合うわけや。
「俺、将来、タイムパトロール隊員になりたいんだよ。」
島田:あんのか!?そんな人をゴロゴロ転がしてるような世界にタイムパトロールなんてものが!?
杉本:もう、壮絶やで。SFやから規模もでかいからな。大陸規模の距離をを転がしていくわけやからね。
島田:それを男二人がキャプテンを転がして運ぶんかい!時間かかりすぎや
ろ!
杉本:人間ドラマも描けるからね。
「(ゴロゴロ)待ってろー!エイリアン!」
「くそ…!もうダメだ!手が疲れてきた…。」
「相方ッ!無理はするな!お前の分は俺がカバーする!ぬおおッ!」
「くそう!!迷惑ばかりかけてすまない!」
「いいってことよ!」
みたいなね。かっこいいねえ。友情やね。
島田:他のシーンで友情を描けや!全然、カッコついてへんぞ!
杉本:んで、片方ばかりが頑張るから、カーブしちゃって同じところグルグル回るわけや。
島田:頭悪すぎるわー!
杉本:キャプテンの意気込みも凄いからね。「エイリアンの侵攻を私が阻止してみせる!」ってめちゃめちゃ燃えとるからね。ま、実際、地面との摩擦で燃えとんねんけどね。
島田:キャプテン、エイリアンのところに行くまでに力尽きるぞ!
杉本:で、目的地に近づくころには、2年の月日が流れてるわけや。
島田:完全に基地はエイリアンにやられちゃってるわ!
杉本:そのころにはキャプテンも、どんどん角が取れていって完全な球体の生命体になっとるわけや。
島田:お前が、地球外生命体みたいになってどないすんねん!
杉本:そのころには、キャプテンもね。「いいんじゃない?エイリアンも。仲良くしようよ。」ってね、性格も丸くなっちゃって。
島田:2年の月日がまったくもって無駄やないか!
杉本:んで、いよいよって到着かって、ときに、マッチョマンが手を滑らせて、キャプテンはあらぬ方向へ転がっていくわけや。速いでー。完璧な球体やからね。
島田:もうええわ!いったい、いつ目的地につくねん!
杉本:坂をスピードを増して転げ落ちて、一番下に行ったところで、今度は上り坂があるわけや!勢いに乗ったキャプテンは、そのままドーーーーーーーーンッ!きらりーん。
島田:そこまで来て最終的に空に消えていくんかいッ!
杉本:大気圏も突破や。見知らぬ惑星に到着したキャプテンは第一声にこう言うわけや「……ちっ、転送ミスか。」
島田:今さら何を言うとんねん!出だしでミスっとんねんッ!
杉本:こうして、キャプテンは、エイリアンに侵攻されているであろう地球の事を思いながら、その惑星で起こる事件に巻き込まれつつ、地球に帰る方法を探すという、一大SF巨編が始まるわけやな。
島田:ようやく本題かいッ!
杉本:これから、転送システムを使う場合はこのように使うべきやということや。
島田:もうええわ。わかりましたわかりました。
杉本:まあ、この理論で言うたら、「転校」もいかがなもんかと思うね。
島田:えッ!?まだあんの!?
杉本:だって、転がってないからね。転校生。
島田:勘弁してくださいよ。
杉本:主人校が自転車で坂を上って登校してると、前から見かけない女子高校生が転げ落ちてきて、ドーン!とぶつかるわけや。「どこみてんだよ!」
島田:どこも見えてへんて!
杉本:女子高生は無視して、坂を転げ落ちていくわけや。それを見た主人公は「ケッ!感じの悪いやつ!」とか言うて、第一印象は最悪なわけや。
島田:最悪過ぎるわ!
杉本:転校生も大変やで。SFちゃうから、物質転送システムなんてないわけよ。
島田:お前の言う物質転送システムはSFとか関係ないやんけッ!
杉本:せやから、転校生は自力で坂を転げ登るわけや。とてつもない回転数で。
島田:もはやバケモノやんけ!
杉本:学校について、教師に紹介されるわけや。転校生、入ってきなさい。ゴロン。
島田:そんな教室の入り方あるかい!
杉本:ざわめく教室。
島田:そら、ざわめくわ!
杉本:「うわ、あの娘。すっげーかわいい!」
島田:そっち!?転がって入って来たとこやないの!?
杉本:「なんかすんげー、ミステリアスだよな。」
島田:ミステリアス過ぎるわ!
杉本:主人公も転校生もお互いの存在に気づかないわけや。転がってて顔が見えへんかったから。
島田:なんやねんその展開!「あー!お前は!」とかなるんちゃうんかい!
杉本:教師が言うわな。「みんな仲良くしてあげてください。」
島田:なれるかーッ!
杉本:んで、この転校生には不思議な力があるねん。
島田:この期に及んで、まだ不思議なんかいッ!
杉本:この学校に漂う、邪悪な気配。その正体を確かめるために転校してきたわけや。
島田:その前に自分が悪魔に執り付かれた人間みたいな登場しとるやないかいッ!
杉本:学校に来たときから感じるめまい。吐き気。
島田:目を回してるだけやッ!
杉本:転校生も必死や。「どっち!これどっち!?邪気!?三半規管!?邪気!?」
島田:テンパり過ぎやろ!ミステリアスなキャラが台無しやんけ!
杉本:これからは転校生は、こういう登場をしてもらわなアカンいうことやな。
島田:もう、いいです。わかりました。
杉本:んで、転校で思い出したけど、あれも絶対おかしいわ。
島田:まだあんのかい!?
杉本:登校。
島田:なに?まさか。
杉本:だって、登ってないやん。校舎。
島田:そういう意味やないやんか!
杉本:校舎をよじ登ると書いて、登校や。
島田:強引やって!
杉本:これは問題やで。学校という教育現場に使われてる言葉が乱れてるわけやからな。
島田:そんなことないって!
杉本:壮絶やな。朝の学校。校舎にびっしり張り付く黒い影。
島田:気持ち悪いわ!
杉本:屋上には生活指導の教師が待ち構えてて、シャツがズボンから出てたりしたら、やり直し。竹刀でストーン!
島田:危なすぎるわーッ!学校に張り付いて登ってたら、シャツくらいはみ出るやろ!
杉本:下校なんて、もっと壮絶やで。
島田:まさか。
杉本:校舎から落下すると書いて、下校や。
島田:解釈が強引過ぎるわッ!
杉本:最近は物騒やから、一斉下校なんか実施してね。
島田:アホか!そっちの物騒やろがッ!
杉本:マットなんて敷いてへんからね。そんな予算ないし。
島田:生徒を殺す気か!
杉本:グラウンドに水をいっぱいまいて、ぬかるませたらええんですよ。
島田:そんなんで大丈夫なわけないやろ!
杉本:下校時間が過ぎたのに息子が帰ってこないんですよ!って電話がしょっちゅうかかってきて。
島田:そらなるわ!飛び降りれるわけないやろ!
杉本:「いや、息子さんはちゃんと下校しましたよー。」って言いながらグラウンドを見たら、首から下が地面に突き刺さってる生徒がびっしりと。
島田:なんやその光景!怖過ぎるわッ!
杉本:トーテムポールかと思ったら、下校した生徒達やったりとか。
島田:縦に突き刺さっとんのか!
杉本:しかたないから、週末にはPTAや町内会で草抜きならぬ首抜きや。
島田:まて!週末までほったらかしかい!
杉本:町内会の楽しい秋の恒例イベントはナシ狩り、イモ掘り、生徒掘り。
島田:楽しむな!下手したら、秋まで放置されるんかい!
杉本:トーテムポールの下によく埋まってるから、そこがねらい目やねん。
島田:待て!まさか、そのためにトーテムポールはそのまま放置してるとは言わんよな!
杉本:もちろん、トーテムポールを動かしたりしたら自治体からの講義が大爆発や!
島田:その大人たち、頭どうかしてるわ!ていうか、埋まってるやつは確実に窒息死するぞ!
杉本:大丈夫や、めぼしいところに竹筒を差して、息ができるようになっとるから。
島田:めぼしいって、この期に及んで勘か!?全然大丈夫やないわ!
杉本:確かに下校の際、ケツに竹筒がズボっと刺さる生徒が続出やけども。
島田:そら、そんなところに竹筒差してあったらそうなるわ!全然アカンやないかい!危険すぎるわ!
杉本:それはさておき。
島田:なんていい加減な話の切り替え方。
杉本:俺はしみじみ思う。
島田:ん?
杉本:日本語乱れてて、よかった。
島田:もうええわ!
(終)
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スクリューコミカル
漫才 ひったくり (4/6)
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櫻井:よし前回のリベンジ!
伊藤:では銅像
櫻井:あとで警察いこうね
伊藤:うん
司会:警察に行くことなく、いっぱい杯に帰ってきた! お見事リベンジ! スクリューコミカル!
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二人:はいどうも~よろしくお願いします。
伊藤:まぁがんばっていきましょうよ
櫻井:そうですね。
伊藤:まぁ最近は物騒ですよね。
櫻井:そうだね。なんだかんだいってもそうですよ。
伊藤:道歩いてるだけでも通り魔とかひったくりとか水質汚濁とか・・・
櫻井:いや最後のは歩いててもおきないよ。犯罪じゃなくて環境汚染だよそれは。
伊藤:特にひったくりなんて最近俺の親戚の親戚の友達のお母さんが被害にあったしね。
櫻井:ひったくりよりお前の情報網の広さにびっくりだよ。まぁそれは大変だね
伊藤:しかもそのかばんの中には通帳、印鑑、芋羊羹とか入っててよ・・・
櫻井:最後のは無くなってもいいようなやつだな。なんでお前の親戚の友達のお母さんのかばんの中
に芋羊羹が入ってるんだよ。
伊藤:違うよ。友達の親戚の親戚の友達のお母さんだよ
櫻井:どうでもいいよそんなの!
伊藤:でもね、ひったくりはね俺たちも被害にあるかもしれないよ。
櫻井:まぁね。
伊藤:どうするよ。例えば持ち歩いてるスーパ-ファミコンとか取られたら・・・
櫻井:まず持ち歩いてねぇよ!せめてPSPにしろよ。
伊藤:「あぁ!あと2面でスーパーマリオ全クリなのに!」とか言って・・・
櫻井:どうでもいいよそんなの!いいんだよ進み具合は。
伊藤:だからねその時どうすればいいかってことなんだけど。
櫻井:あー。でもね多分一人だとなにも出来ないと思うよ。
伊藤:そうだね。せいぜいできるのは大声で叫ぶとか空中元彌チョップぐらいしかできないもんね
櫻井:そんなことやる余裕があったらかばん奪えよ!
伊藤:だから周りの人の力が必要ってわけか。
櫻井:そういうこと。
伊藤:なるほど。じゃ俺はひったくりされた人を助けることができるようにしたいな。
櫻井:あ、自分のことよりも。
伊藤:まぁ助けて感謝されて警察に表彰されてやがては国民栄誉賞も・・・
櫻井:そこまで行くわけないだろ!そんなところまでいったら日本バカだなとしか言えねぇよ。
伊藤:まぁでも感謝されるのはいいよね。だからやってみたいんだよ。
櫻井:できるのかな?
伊藤:できるよ多分。自信持てって。
櫻井:自分に言い聞かしてくれ。まぁじゃ俺がひったくられるからお前助けて。
伊藤:わかった。
櫻井:ふぅ・・・銀行でおろしてきた10万円大丈夫かな・・・
伊藤:おい、おい。
櫻井:なんだよ。
伊藤:もうちょっと入れとけよ。
櫻井:どうでもいいだろそんなの!わかったよ・・・
櫻井:あぁ銀行でおろしてきた1000万円大丈夫かな。
伊藤:おいおい。かばんにはいんねぇだろ。さじ加減考えろよ。
櫻井:うるせぇな!だまれ俺の勝手だろうが。もういいよやるよ俺。
櫻井:・・あぁ!かばん取られた!誰か誰か捕まえて!
伊藤:あぁ俺の目の前にひったくりが!誰か捕まえてください!
櫻井:お前捕まえろよ!お前まで人任せにしたらだれが助けるんだよ。
伊藤:しょうがないだろ。これは連鎖反応だよだれも収集しようがねぇよ。
櫻井:お前一人で納得してんじゃねぇよ!ちゃんとやれよ。
伊藤:わかったよ
櫻井:あぁ!ひったくりが!だれか捕まえて!
伊藤:あぁ!ひったくりが!だれか捕まえて!
櫻井:お前も被害にあってんじゃねぇよ!なんだこの街の犯罪増加率は。
伊藤:毎年上がってんだから将来こうなるかもしれないだろ?
櫻井:でも今すぐなるわけじゃないだろ、そんな急激に増加したら警察もう疲れまくりだよ。
伊藤:えぇ?大丈夫?
櫻井:心配してんじゃねぇよ!お前がちゃんとやればいいんだよ。
伊藤:わかったよ。
櫻井:あぁ!ひったくりが!だれか捕まえて!
伊藤:なに!よし俺のこのナイスバディーで悩殺させてやる!ほら見やがれ!
櫻井:お前も犯罪者になってるじゃねぇかよ!ほら見やがれじゃねぇんだよ。おかしいだろうが。
伊藤:俺のナイスバディー見れるなんて千載一遇のチャンスなのに・・・
櫻井:お前そのチャンス、ものにしても全然得がねぇだろ。みたらすぐ通報だよ。
しっかりやれって。
伊藤:わかったよ。
櫻井:あぁ!ひったくりが!誰か捕まえて!
伊藤:あ、目の前に。どうぞお通りください
櫻井:通してんじゃねぇよ!
櫻井:あぁひったくりが!
伊藤:目の前に。へい!バトン!
櫻井:お前が持ってくな!
櫻井:あぁひったくりが!
伊藤:だからなんやねん!
櫻井:捕まえろ!なんなんだよまったく。お前全然だめだよ。
伊藤:でも俺らはひったくりするのはうまいぜ。
櫻井:やったことねぇし。どういうことだよ。
伊藤:自然と俺らは見ている人の笑顔を奪ったんだよ。
櫻井:いい加減にしろ
二人:どうもありがとうございました
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みやこ
コント「宮尾と野崎のハゲ隠し」 (3/3)
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宮尾:勝ったんですか!?
野崎:奇跡だ!奇跡だ!
宮尾:うん、「奇跡」はある!!
野崎:どうぞ!
司会:デビュー当時のネタでTOP合格! チャンピオン大会を挟んで4連続TOP!! チャンピオン・みやこ!!
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(ピピピピ・・・ピピピピ・・・ピピ)
野崎:ふわああああああ・・・・朝か。まだ眠い・・・。覚ますために朝シャンでもするか。
(しゃあああああああ・・・)
野崎:はあ~~~。朝のシャワーは気持ちいいなー。さて、シャンプーを・・・
(ツルツルツルツルツルツルツル)
野崎:ん?なんか手ごたえがおかしいぞ?何でこんなにツルツル・・・まさか・・・!鏡、鏡。
(ピーンポーン)
宮尾:野崎ー。あそびにき・・野崎:んなああああああああああ!!!!
宮尾:な、なんだ!?このいきなり行に割り込んでくるような叫び声は!?
野崎:か・・・髪が・・・!
宮尾:あ、鍵が開くな。入るぞ。
野崎:(ドンドンドンドンドンガワグワッシャーーーンどがぶわしおブショオオオオオオオオ・・・)
宮尾:な、なんかものすごく危険な香りが漂いつつも意味の分からん音がしたぞ・・・ん?ド、ドアが開かない!
野崎:とおさん・・・!とおさんでえええええええええええ!!!!
宮尾:とおせえええええええええ!!
野崎:とおさああああああああん!!父さあああああああああああん!!
宮尾:父親が何だああああああああ!!!
野崎:(何で急にハゲたか知らんが絶対ばれるわけには・・・この帽子で・・・)
(バン!!!)
宮尾:やっと開いたよ・・・。さあ野崎!何があった・・・???
野崎:よ、よう、宮尾。
宮尾:なんでお前開けなかったんだ?
野崎:いやー。俺今風呂に入ってたんだけど、急にお前が来るからあわてちゃったんだよ。
宮尾:うん。風呂に入ってたのは分かるよ。バスタオル一丁だからな。それで着替えたかったから俺を通したくなかったんだな?
野崎:うん!そのとおり!
宮尾:嘘付け。
野崎:え?
宮尾:なんで帽子かぶってんだよ。
野崎:そ、それは・・・
宮尾:しかも何でサンタの帽子だよ。
野崎:(え・・・?・・・うわ、やべえ!これ、クリスマスのときのアルバイトの衣装の・・・!)
宮尾:お前、なんか今日おかしいぞ。
野崎:ち、違うよ!ほら、今日クリスマスだろ?
宮尾:2月だよ。ごまかすならもっと言葉選べ。
野崎:い、いやー・・・俺、クリスマス大好きなんだよ!
宮尾:ほう。
野崎:だから、何度でもやりたくなっちゃうんだよ。
宮尾:ほーほー・・・お前の考えるサンタは赤い帽子にバスタオルっていう格好なんだな?
野崎:う・・・そ、そうそう!
宮尾:そんな変態的イメージと思われているとは、サンタもさぞお怒りだろうな。
野崎:あれ?お前、知らないの?サンタはこの格好が本来の姿なんだ!
宮尾:へえ~・・・?ホントか?
野崎:お、おう!サンタの国インドでは・・・
宮尾:お前、サンタのことしらねえだろ。
野崎:し、知ってるよ!
宮尾:うん。俺もよくしらない。サンタがどこ出身かも知らない。でも、インドじゃないってことくらいははっきりと脳の中に区切れる。
野崎:お前は物知らずだなあ。実はインドだったんだよ。
宮尾:・・・へえ~。メモしとこう。
野崎:そして、インドでは赤じゃなく茶色の衣装を着るんだ。
宮尾:・・・茶色の衣装、と。
野崎:そして、クリスマスイブにカップルでカレーをかけ合うという「カリーフェスティバル」が行われるんだ。
宮尾:・・・・・・かけ合う、と。
野崎:そのために衣装は茶色くなるんだな。これを「サンタ&カリー フュージョンシステム」というんだ。
宮尾:・・・・・・アホ、と。
野崎:で、俺はそのカレー祭りをしてて、体を洗い流していたというわけだ!
宮尾:・・・彼女は?
野崎:へ?
宮尾:カップルでかけ合うんだろ?
野崎:あ、ああ。彼女は先に帰ったんだよ。いやー彼女に「楽しかったね。またやろうね!」なーんて言われちゃってさ。んー俺って幸せ者!!
宮尾:・・・・・・妄想族、と。
野崎:さあ、これでもう文句は・・・
宮尾:帽子は?
野崎:え?
宮尾:なんで帽子はカレーで汚れてないんだよ。
野崎:い、インドでな、「カレーは頭にかけることを禁ずる」って法律があるんだ。
宮尾:へえ・・・。
野崎:いやー、インドって奥が深いな。うん!
宮尾:・・・・・・野崎はインドを勘違いしすぎて脳みそスパーク江頭2:5○状態、と。さり気に○の意味がない、と。
野崎:(どうだ。もう文句はあるまい。)
宮尾:じゃあ、俺帰るわ。
野崎:ホッ。・・・ん?おい、ちょっと待て。
宮尾:なんだ?
野崎:そのメモ帳どうする気だよ。
宮尾:いや、晒そうなんて思ってないから。
野崎:本音出ちゃいましたね?出ちゃいましたでござんすね!?ねえーーーーー!!??
宮尾:・・・じゃあ、俺の願いを2つほど聞いてくれる?
野崎:何?
宮尾:本当のことを言え。
野崎:・・・え?
宮尾:あのな、うそってことくらい分かるんだよ。
野崎:・・・
宮尾:部屋はカレーで汚れてない。カレーのにおいもしない。風呂上りに再び帽子をかぶるのも意味不明。お前が彼女がいるかいないかくらい、おしゃべりのお前ならすぐ俺の耳に入る。インドの人に謝らないとすまないくらいの言動。ツッコミどころ満載なんだよ。
野崎:あ、銭湯の煙突でトナカイが仕事サボってる。
宮尾:意味のわからんうそついてしらけるんじゃねえよ。町内中の掲示板にメモ帳晒すぞ。
野崎:わー!!!やめてやめてやめてーーー!!
宮尾:それともうひとつ。
野崎:・・・何?
宮尾:その帽子取れ。
野崎:・・・嫌。
宮尾:なぜ拒む?
野崎:なぜ取る?
宮尾:なぜ怪しい?
野崎:なぜシャワー?
宮尾:なぜお前の行動の理由を俺が言う?
野崎:お前誰?
宮尾:・・・取る。
野崎:いやーーーーーー!!やめてーーーーーーーーーー!!変態ーーーーーー!!!
宮尾:変態は見まごうことなくおまえだろうが!!このおおおおおおお・・・
野崎:のああああああああああ・・・!!
宮尾:(ガシッ)よし、帽子をつかんだ!
野崎:プギイイイイイイイイイ!プギャアアアアアアアアア!
宮尾:豚かお前は!!
野崎:最近ちょっと太り気味だよ!!
宮尾:知るか!!この・・・・そりゃっ!!!(スポッ)
野崎:ぎゃああああああああ!!あたまがあああああああああ!!
宮尾:・・・頭がどうした?おかしくなったか?
野崎:・・・ふさふさだ。
宮尾:見りゃ分かるよ。・・・ん?何だこのスキンヘッドのかつら。
野崎:・・・ああーーーーーーーーー!!!思い出した!!昨日かくし芸用におもちゃ屋で買って、ふざけてかぶってそのまま寝ちゃったんだっけ・・・。
宮尾:もしかして、それを急にハゲたと勘違いしてしまったのか?
野崎:そのようだ。ハハハ・・・
宮尾:お前、馬鹿だなー、ハハハ。
野崎:ハハハハハハハハハハハ。
宮尾:ハハハ・・・
野崎:ハハハハハハハハハハハハハ!
宮尾:ハハ・・・
野崎:ハハハ・・・どうした、宮尾?
宮尾:・・・
野崎:宮尾?
宮尾:・・・・・・俺と逆かよ。(スポッ)
野崎:・・・・・・・・・・メモしとこう。
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