司会:それでは見事OAを獲得した2組の発表です!
みかづき。! 392いっぱいいっぱい 第2位(歴代2位)
みやこには抜かれたが、一瞬歴代1位を獲得&余裕のOAだ!
みやこ! 468いっぱいいっぱい 第1位(歴代1位)
初挑戦で、格の違いを見せ付けた! 物凄い記録が誕生!
それでは勝ちあがった2組のネタをどうぞ!
みかづき。
コント/リバースディズニー
(1/1)
(コメント)二人:ね、出場時コメントどおりでしょう!
司会:宣言通りの初OA! この勢いで一気にチャンピオン大会まで突っ走れ! みかづき。!
はづき:健太〜!
健太:何?
はづき:こんな話聞いたんだけど…。
(二人が小声で話す。)
健太:それ、本当なのか?
はづき:友達が言ってたよ。
健太:行ってみるか?
はづき:うん。
(舞浜)
健太:大丈夫なのか?
はづき:多分…。
健太:あ、ミッキー!
(ミッキー寄ってくる。)
健太:「ミニーの勝負下着は赤と黒のまだら。」
ミッキー:お待ちしておりました。こちらへ。
はづき:本当だったんだ…。
二人:裏のディズニーランドがあるって…。
(十分後)
ミッキー:こちらです。お楽しみ下さい、では。
健太:見た目「表」と変わらないけどな…。
はづき:でも、誰もいないからそうなんだよ。
健太:回ってみるか?
はづき:うん。
健太:うわ!シンデレラ城につたが巻きついてるよ。
はづき:衰退した公共施設みたいになってる…。
健太:ここは止めとこうか、何かゴミ屋敷っぽい臭いするし。
はづき:あ、ビックサンダーマウンテンだ。特に変わりはないみたいだし、乗ってみない?
健太:うん。
はづき:え、何これ?
健太:でけぇ家!「雷」宅?誰か住んでるのかな?
はづき:(コンコン)誰かおられますか?
雷さん:誰だ!またボールでうちの盆栽割ったのは!?
健太:…見たことあるな…。
はづき:逃げよう。
二人:…失礼しました!
雷さん:あ、待て!
健太:とりあえずビックサンダーマウンテン乗ろう!
はづき:発車!
健太:ああ!雷さんが小動物並みのスピードで追っかけてくる!
はづき:ほうきに乗ってる。サリーちゃんのつもりかな!?
(バタン)
二人:あ、力尽きた。
健太:やっぱり裏なんだな。
はづき:何かお腹減ったから食べない?
健太:あ、ちょうど良いところにチュロスの店があった。
はづき:でもさ、何か変じゃない?
健太:…確かに。
はづき:煙出てるし、バボちゃんがバイトしてるもん。
健太:マスコット同盟係長って札をおでこに貼ってあるし。
はづき:お札で封印された中国の人形?
健太:でも、チュロスはちゃんと売ってるみたいだから買ってくるわ。
はづき:気をつけて。
(健太が行ったがすぐ戻ってくる。)
はづき:どうしたの?
健太:…焼き鳥だった。
はづき:あ…。
健太:もう暗くなったし、パレードの時間だな。
はづき:あ、来たよ。
健太:これは普通なのか?
はづき:ミッキーもミニーもいるしいたって普通じゃない?
健太:…俺の目が正しければまたミッキーだ。
はづき:乗ってる車に「JINSEI GEKIJYO」って書いてある。
健太:人生劇場?
はづき:あ、喧嘩してるよ。
ミッキー:何だよ!俺は卵焼きにはケチャップだって言ったじゃないか!
ミニー:あたしは、マヨネーズなの。
ミッキー:亭主関白させろよ!
ミニー:男女平等の世の中でしょ。
(去っていく)
健太:何か一方的にミッキーが噴火してる。
はづき:今度ので仲直りしてイチャイチャしてるよ。
健太:そして、ハチ公に行って、
はづき:魔法をかけて、
二人:プルートになった!
健太:つれて帰ろうとしたけど、
はづき:駅員に止められて、
健太:魔法をかけて、
二人:戻した!
健太:プルートは背中の毛を毛づくろいしてたから、
はづき:ヨガみたいな状態で固まってる。
健太:そして、無理やり鞄に詰めて、
はづき:そして、舞浜へ…。
健太:『Fin』だと。
はづき:これってプルートの人生劇場だったんだ。
健太:そろそろ帰ろうか。
はづき:良く分からないけど楽しめたからね。
健太:え、あれ、何だ!何か炎が浮いてるぞ!
はづき:まさか「鬼火」!?
健太:早く突っきって帰ろう!
はづき:ダッシュ!!
健太:でも鬼火にしては大きくないか?
はづき:それに、さっきここ通らなかった?
健太:近づいてみよう。
(近づく)
はづき:ああ、そうだったんだ…。
健太:そういうことか。
二人:バボちゃんが燃えてただけか。
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みやこ
コント「バイキン」 (1/1)
宮尾:やりましたよ!
野崎:ではご覧ください!僕を。
宮尾:俺もね。
司会:初挑戦で余裕のTOP合格&歴代1位を達成! バイキンの裏事情を描いた秀逸コント! みやこ!
宮尾:へっへっへ、俺たちはバイキン軍団「フケツンダー」。俺様は隊長の「バイキン一号」。
野崎:うん。
宮尾:この世を病気で染めるためにやってきた。
野崎:へえ。
宮尾:人間どもを俺たちの手で滅亡してくれるわ。へっへっへ。
野崎:おー。・・・よし、風邪薬「エコナック」完成。
宮尾:おい。そこで薬の調合しながら適当に相づち売ってる輩。
野崎:なんですか?
宮尾:お前、やる気あるか?
野崎:ありますよ。やっぱり薬はね、人間の体に役に立ってるわけですよ。僕が人間を助けてると思えば・・・。
宮尾:違う、そっちじゃない。バイキンらしからぬ発言はやめろ。そしてバイキンらしからぬ内職はやめろ。
野崎:だって食っていけないですもん。バイキンとしての仕事だけじゃ。
宮尾:ちゃんと住むところも分け与えてるだろう。
野崎:あの部屋借りてるだけで、給料の4割は飛んでますよ。しかも狭いし、寒いし。風邪引いたらどうするんですか!
宮尾:エコナック飲め。
野崎:俺バイキンですよ?バイキンが風邪薬飲んだら死にますよ。何言ってんですか?・・・・・・・・・はい、分かりました。ごめんなさい。そのいかにもバイキンらしい槍をしまってください。
宮尾:ったく・・・。もう一度聞くけど、お前バイキンとしての仕事はやる気はあるのか?
野崎:ないですね。これっぽっちも。ふざけるなって感じですね。
宮尾:うわー、きっぱりといいやがったな。なんでだよ。
野崎:理由は2つ。まずね、バイキンだってこと。
宮尾:すさまじいくらいに根本的だな。
野崎:だって、地球上の生き物はみんな、生き生きと生きているわけですよ。馬だろうが蝶だろうが人間だろうが。僕はそれがすばらしいと思うんですよ。
宮尾:うーん、俺らまっとうなバイキンはその思想がまったく分からない。
野崎:なのにバイキンと来たら・・・。病気の根源。不潔の代表。そして生き物を苦しめる。何だバイキンって!みんな死んでしまえ!
宮尾:お前もバイキンだって事忘れるなよ。
野崎:それですよ・・・。
宮尾:え?
野崎:なぜ俺はバイキンとして生まれてきたんだ!
宮尾:運命だろ、そりゃ。
野崎:俺は人間になりたかった・・・。そして薬剤師になりたかった・・・。そしてあらゆる病気を治したかった!そしてお前らみたいなバイキンを抗生物質でケッチョンケッチョンに・・・・・・・・すいません。そのいかにもバイキンらしい槍(刃先が3本バージョン)をしまってください。
宮尾:次なんか言ったらバイキンがバイキンを殺すという前代未聞の非科学を起こすぞ。
野崎:勘弁してください。そんなことしたら医学会が混乱を起こします。
宮尾:ところで、もうひとつの理由は何だ?
野崎:この部隊ですよ。
宮尾:なんだ、バイキンの存在はともかく、この部隊に何か不満があるのか!数々の子どもたちを病気に陥れてるんだぞ!
野崎:ダサい。
宮尾:・・・何?
野崎:あのね、何もかもがダサい。
宮尾:(うわ〜、俺の槍があいつの血を吸いたがってる)・・・どこがダサいんだよ。
野崎:じゃあ聞きますけど、なんですか「フケツンダー」って。何?この世界一不名誉な名前。
宮尾:カッコいいじゃないか。
野崎:うわー、バイキンとしての考えが染み付いてますね。
宮尾:バイキンだから当然だ!これはな、他の隊員にも受けがよかったんだぞ。
野崎:よっぽど変わり者が多かったんでしょうね。人間界だと追放されますよ。
宮尾:うるさいな!もういいじゃねえかよ!バイキンは外見より中身だ、強さだ!
野崎:じゃあ聞きますけど、僕らの名前なんていうんですか?
宮尾:フケツンダー。
野崎:部隊名じゃなくて。
宮尾:バイキン。
野崎:そうじゃなくて。細菌としての名前ですよ。
宮尾:え・・・。
野崎:ブドウ球菌とか、病原性大腸菌とか、サルモネラ菌とかいろいろあるけど、僕らの名称聞いたことないですよ。
宮尾:う・・・ほ、ほら!俺らは医学会でも発見されてない貴重な病原菌なんだよ!
野崎:その割には俺らの起こす病状が風邪となんら変わりないんですけど。
宮尾:ギクリ。
野崎:もしかして名称がないのは「貴重だけどそれほど重い症状は起こさないからほっとかれた影の薄い病原菌」だから?
宮尾:そ、それは・・・
野崎:大体おかしいと思ったんですよ。隊長ののあなたでさえ「バイキン一号」だし、僕なんて「バイキン191号」ですからね。なんて相手にされなそうな数字だろう。
宮尾:そ、それは・・・。
野崎:しかもこの黒タイツ着たような単純な体の色。子どもの学習マンガじゃあるまいし。
宮尾:い、いいじゃねえか!大体お前は細かいんだよ!俺たちは人々を病気にさせればそれでいいの!
野崎:不名誉〜・・・
宮尾:うるさい!
野崎:しかも子どもしか狙わない。すげぇ不名誉〜・・・
宮尾:大人だって病気にしたことあるもん!
野崎:病名「いぼぢ」。はい、不名誉。はい、不名誉。はい、不名誉。・・・・・・・・・2槍流はご勘弁を。
宮尾:もうかなり怒りのボルテージあがってますからご注意を。
(ピピーピピー)
宮尾:ぉ。出撃命令だ。狙いはあの子供か。よーし、行くぞのざ・・・191号!
野崎:・・・今の間違いは聞き捨てならないんですけど。
宮尾:うるさい!いくぞ!
(子どもの体の中)
宮尾:へっへっへ・・・。これだけのバイキンの数がいれば病気にすることも簡単だな。よーし突撃!
(ばたばたばた)
宮尾:何!子どもを病気に犯そうと襲い掛かったとたんに隊員がやられた!?どうなって・・・。
野崎:(ぬりぬり)
宮尾:おい。エセ薬剤師。
野崎:エセじゃないもん。いまこの子の胃に塗った「エコナック」がとてもいい薬だという証拠だもん。
宮尾:お前はどっちの味方だ。
野崎:やっぱ細木数子かな。ホリエモンもいいけど細木数子の毒舌の前には・・・。
宮尾:聞いてない。
(ドドドドドドドドド・・・・)
宮尾:お、出やがったな白血球め。それ、残った隊員たち、やっつけろ!
(ボカボカボカボカボカボカボカ)
宮尾:うわー、効果音のせいで見事に昭和のケンカ。しかし、向こうの部隊は強いな・・・。くそ!
野崎:へえー、22歳なの、若いねぇ。どう?俺と一緒に十二指腸でスキー
しない?
宮尾:こら。そこのエセプレイボーイ。
野崎:なんですか。いま白血球のハクコちゃんをナンパしてるんですよ。
宮尾:敵をデートに誘うな。大体白血球に性別はねえよ。名前もダサいし。
野崎:え?何?ハクコちゃん・・・ふむふむ。フケツンダーに言われたくないって。
宮尾:どけ。その白血球は俺が倒す。
野崎:待って待って。今のは僕のアドリブですよ。
宮尾:じゃあお前を殺す。医学会に激震を走らせる。
野崎:いやよいやよいやよ殺しちゃいや〜。隊長の頭はフラッシュ!
宮尾:・・・俺の一番気にしてることを!
野崎:逃げろ〜!
宮尾:待ちやがれ、コラ!
(グオオオオオオオオン)
宮尾:ん?こ、この泣き声は・・・間違いない。抗生物質だ!
野崎:え!?
宮尾:このままじゃ勝ち目はない。逃げるぞ!
野崎:こ、こうせいぶっしつ・・・。
宮尾:野崎?
野崎:あの憧れの大スター・・・。こうせいぶっしつー!!!
宮尾:お、おいまてよ!やられるぞ!
野崎:抗生物質さん、大ファンなんです。サインください!
宮尾:・・・史上類を見なすぎるミーハーだな。あいつも終わりか・・・。
野崎:ありがとうございます!
宮尾:もらったの!?
野崎:いやー、いつもすごいですよね。病原菌に仕掛ける一本背負い!
宮尾:それは「康生」だろ!
野崎:このサイン、一生大切にします!・・・いやーすごいでしょ隊長!このサイン!
宮尾:別の意味ですごいよ。
野崎:抱擁もしてもらったし。もう絶対体洗わないんだ!
宮尾:俺たちバイキンは洗ってないようなものだろ。
野崎:もうここ最高!俺、ここに住みます!
宮尾:・・・は?
野崎:もうここで白血球としてすごします!
宮尾:そんな黒い白血球がいるか。
野崎:いま思えば白血球はすばらしい仕事じゃないか!バイキンを倒し、この子どもの体を守る!まさに俺の居場所だ!
宮尾:自分のバイキンという立場を放り出しやがった。
野崎:お。バイキン発見!倒すぞ!
宮尾:・・・なんだ?2槍流の俺とやるのか?
(ボキ)(ボキ)
宮尾:あ、折られた・・・。
野崎:隊長、お世話になりました。
宮尾:あ〜・・・。
【あなたにとって白血球とはなんですか?】
野崎:僕の本来の居場所です。あ、あなたもエコナック食べます?
【いらん】
468/545いっぱいいっぱい
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