司会:それでは見事OAを獲得した上位5組の発表です!








グリーンタイプ! 430いっぱいいっぱい 第3位 (2/3)

前回の敗退のうっぷんを晴らす自己最高でリベンジ!


ギブコン
! 465いっぱいいっぱい 第2位 (2/2)

絶好調! 2連続のOVER450で連勝スタート!

シベリア派遣部隊! 488いっぱいいっぱい 第 (4/5)

いっぱいいっぱい杯初となるお見事4連勝! 
歴代7位タイで得点を伸ばした!

たかとんび! 338いっぱいいっぱい 第4位 (1/2)

並み居る強豪を打ち破って、見事に初OAだ!


コンソメパンチ! 315いっぱいいっぱい 第5位 (3/3)

今回、ひやひやながらも3連勝達成!



それでは勝ちあがった5組のネタをどうぞ!





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グリーンタイプ

漫才/サッカーゲーム  (2/3)


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大谷:これでベスト16進出です!

浜中:さっぱり意味がわかりません!どうぞ!



司会:やったぞベスト16だ!(違 今回、自己最高でお見事リベンジ! グリーンタイプ!



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浜中:はいど〜も〜。
大谷:はい〜。グリフィンドール所属のグリーンタイプで〜す。
浜中:ハリーかお前は!
大谷:そんぐらいビッグになろうってことよ。
浜中:世界的に有名だけど!架空の人物ですから。
大谷:でさ、やっぱり冬っていったらこたつにテレビゲームじゃん?
浜中:急にだねまた。しかもみかんじゃない?
大谷:俺やりたいゲームがあってさ。自分で作っちゃったんだけど。
浜中:作っちゃったの?
大谷:やってみない?
浜中:期待していいのか?
大谷:もちろん!良純さんの天気予報くらい!
浜中:外してんじゃねえか!
大谷:とにかく面白いからさ。
浜中:どんなやつ?
大谷:サッカーチームのオーナーになるっていう。
浜中:それってもうあるよね?
大谷:一味違うからやってみてよ。
浜中:いいけどさ。
大谷:「まずはチーム名を決めてください。」
浜中:かっこいいのがいいよな。
大谷:「1.FC神奈川」
浜中:ほう。
大谷:「2.ツインズ大阪」
浜中:う〜ん。
大谷:「3.トータス松本」
浜中:ん!?・・・・・これ長野県の松本ってことだよな?
大谷:「4.ダチョウ倶楽部」
浜中:まんま3人組じゃねえか!まあ1番のFC神奈川か。
大谷:「次に、応援歌を決めてください。」
浜中:これも盛り上がるからな。
大谷:「1.がんばれFC神奈川」
浜中:パッとしないな。
大谷:「2.you'll never walk alone.」
浜中:よくあるやつね。
大谷:「3.ガッツだぜ!!」
浜中:やっぱウルフルズ!?
大谷:「4.ゥ〜〜ヤァーーー!!」
浜中:これも例のトリオのやつだろ!もはや歌じゃねえし!2番だな。
大谷:「次に、チームの方針を決めてください。」
浜中:大事だね。
大谷:「1.とにかく攻めて勝つオフェンス重視」
浜中:これかっこいいな。
大谷:「2.どんなに攻められても死守!ディフェンス重視」
浜中:俺には合わなさそうだ。
大谷:「3.最初の曲だけあたればいい1発重視」
浜中:コラ!遠まわしに1発屋って言ってんだろ!怒られるぞ!
大谷:「4.竜ちゃんのリアクション重視」
浜中:遂にニックネームが出てきた!とりあえず1番のオフェンス重視。
大谷:「次に、チームの得意な戦術を決めてください。」
浜中:はいはい。
大谷:「1.中央突破」
浜中:う〜ん。
大谷:「2.サイドを崩してクロス」
浜中:難しいな。
大谷:「3.肥「じゃあ俺やるわ」 ジ「いやいや俺やるよ」 竜「いや俺がやる」肥&ジ「どうぞどうぞどうぞ」」
浜中:3人とも出てきちゃった!もういいよコレ!
大谷:ダメ?
浜中:何かとダチョウ倶楽部が出てくるじゃねえか。こんなの売れないよ。
大谷:そこは宣伝にもお金をかけてさ。テレビショッピングとかで売るんだよ。
浜中:それでも売れなさそうだけどな・・・
大谷:俺自身がやるから見てくれよ。
浜中:わかりました。
大谷:「こんばんは〜。大谷ショッピングの時間です!
    本日の商品はコチラ!【サッカーを作ろう!】」
浜中:なんかすげえ壮大なタイトルになっちゃってんな。
大谷:「この作品はなんと、有名選手が偽名で登場します!」
浜中:オー!マイナスポイント!
大谷:「日本の中村俊輔選手は、斉藤和弘!」
浜中:もはや誰かわかんねえ・・・。
大谷:「森田和義選手はタモリ!」
浜中:芸名!
大谷:「中田英寿選手はヒデとしてあいのりに登場!」
浜中:突然あいのり!?あれはそっくりなだけ!
大谷:「がんばれ嵐!」
浜中:何の話だよ!ゲームソフトの話に戻せや!
大谷:「そして鮮明な映像がより一層リアル感を引き出します」
浜中:なるほどね。
大谷:「さらに本日は特別に、この番組をお聞きの方にだけ」
浜中:ラジオじゃねえか!イチオシの映像が伝わらない!
大谷:あぁそうか。
   「この番組をご覧の方にだけ、トイレットペーパーをお付けします」
浜中:いらねえよ!新聞の勧誘じゃねえんだからさ!
大谷:「さらに、【サッカーを作ろう!〜ダチョウ仕様〜】もお付けして」
浜中:さっきのあれ仕様か!
大谷:「100ドルから参りましょう!」
浜中:オークションかよ!そんでドルなんだ。
大谷:「はい95ドル!85ドル!おっと一気に60ドル!」
浜中:ディスカウントしちゃってるけど!?
大谷:「もうありませんか〜?」
浜中:あったらお前が損すんだぞ。
大谷:「出ました0ドル!0ドルですよ!もうないですか?」
浜中:ないだろ。
大谷:「それでは0ドルのお客様に決定です!」
浜中:結局早い者勝ちプレゼントじゃねえか!
大谷:これで皆買いますよ。
浜中:儲けがねえよ。いい加減にしろ。
2人:どうもグリーンタイプでした〜〜!!

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430/545いっぱいいっぱい

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ギブコン

コント「ロマンチストな義理の母親とジンマシンが出る鑑定士 (2/2)


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ギ「ありがとうございます」

ブ「ありがとうございます」

ギ「ギリギリ舞台上は二人で演じてます」

ブ「実際に演じる時は大変です。その辺を踏まえてご覧下さい」



司会:完璧に練りこまれた劇作風コントで、舞台せましと動き回る! お見事連勝! ギブコン!


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義理の母親(以下・母)、鑑定士(以下・鑑)、鑑定士の妻(以下・妻)

祐介(鑑定士)が妻と、彼女の実家に遊びに来たのだが……。
妻「あ、そうだ。私ちょっと買い物してくるから祐介さん先行ってて」
鑑「おいおい、実家着いてから何言い出すんだよ」
妻「ほんのちょっとよ。5分か10分か1時間よ」
鑑「えらい差あるぞ、1時間て」
妻「あああ、私数学わかんない」
鑑「数学じゃねえよ、何言ってんだよ。
  それよか、僕だけ先に行ったって、お義母と二人で何話せばいいんだよ。気まずいだろ」
妻「誘惑しちゃダメよ」
鑑「しないよ!何か苦手なんだよ、お義母さん。妄想癖があるって言うか」
妻「ロマンチストなのよ」
鑑「そういう解釈もあるけど。お前、僕が人の妄想とか聞くとジンマシン出るの知ってるだろ」
妻「気にしない気にしない。ま、とにかく……」
ピンポーン。
妻「あとヨロシク!」
≪妻、舞台袖にはける≫
鑑「あ、おい!……実家でピンポンダッシュやる奴初めて見たよ」
≪母、反対側の舞台袖から現れる≫
母「まあ、いらっしゃい祐介さん」
鑑「こ、こんにちわ、お義母さん」
母「あら、あの子は?一緒じゃないの?」
鑑「あ、あの、ちょっと買い物してくるそうです。あのコレつまらないものですが」
母「あら、お茶菓子ね。じゃあ、さっそく粗茶でも入れるわ、どうぞ上がってちょうだい」
鑑「あ、はい、お邪魔します。どうでもいいですけど謙遜の使い方おかしいですよ」
≪母、粗茶を取りに一旦舞台袖にはける≫
鑑「おや、ずいぶん古い掃除機があるな。ん、何だコレ?こっちにある扇風機、羽根がないぞ……」
母「――そうそう、祐介さん。最近お店の方、繁盛してるんですって?」
鑑「あ、ええ、まあ。おかげさまで」
母「はいどうぞ、粗茶ですよ」
鑑「よ?……い、いただきます」
母「祐介さんみたいな趣味が高じて開いたお店。そういうの何て言ったかしら、トラクターグッズのお店?」
鑑「コレクターグッズです。地ならしに使う牽引自動車にそこまで興味はないです」
母「そう、それ。コレクターグッズね。ほら、私横文字苦手だから」
鑑「そうみたいですね」
母「でもやっぱりテレビの力って大きいのね。祐介さんが鑑定士で出てる番組。近所でも評判よ」
鑑「そうなんですか、ありがとうございます」
母「私もたまに見てるわよ」
鑑「出来れば毎回でお願いします」
母「ほら、その時間私ドラマ見てるでしょ」
鑑「でしょ、と言われても」
母「今ね、ちょうど面白くなってきたところなのよ。
  旦那さんが家で愛人と浮気しているところへ奥さんが帰ってきてね。
  『お、お前、今日は旅行で帰らないって』
  『そんなの嘘に決まってるじゃない。あなたが浮気してるのわかってたのよ』
  『だ、騙したのか』
  『あら、騙したのはどっちかしら?』
  そうやって言い合いになる旦那と奥さん」
鑑「ジンマシンが……(ブツブツブツ)」
母「『こんな小娘のどこがいいのよ、あなたなんか殺してやるわ』
  包丁で旦那に襲い掛かってくる奥さん。
  グサリ。
  どうなったと思う?そこで何と、愛人が旦那を庇って刺されるの。
  『お、おい、どうして俺なんかを庇った』
  愛人を抱き寄せる旦那。愛人は息を切らしながらこう言うの。
  『あなたのことを愛してるからよ』
  もう何?浮気でも愛人からしたら純愛だったのよ、純愛。
  許されない愛というダンスを踊るの。いい話じゃない」
鑑「……(ブツブツブツ)」
母「で、その愛人がガクッてなったところで先週は終わっちゃったのよ。
  ね、だから続きが気になるじゃない。ああ、二人は純愛という名の絆で結ばれているのか」
鑑「は、話変えなきゃ……。
  あ、あの、後ろにある掃除機、ずいぶん古いタイプのみたいですけど」
母「あら、わかる?あの子はジュリエットちゃんよ」
鑑「ジュリエット?……ジュリエットってもしかしてその掃除機のことですか?」
母「ええ、そうよ。ジュリエットちゃん。いい名前でしょ」
鑑「掃除機に名前なんか付けるなよ……」
母「あの子はね、中世のヨーロッパのお城で使われていた由緒正しい子なのよ」
鑑「……偽物ですよね」
母「もう、こんな時でも職業病?いくら祐介さんでも、この子は本物よ」
鑑「お義母さん、僕が鑑定士でなくとも偽物だということくらいわかりますよ」
母「本人希望価格は5万円!」
鑑「高いです。中古でも買い取ってもらえませんよ」
母「レアものよ」
鑑「確かにそういうマニアな人がいるかもしれませんけど。でも、5万円はないですよ」
母「何でそんなこと言うのよ、祐介さん。
  これはキツツキ電気店の店長さんが滅多に手に入らない代物だって言ってたのよ」
鑑「完全に騙されてますよ。詐欺ですよ。キツツキ電気店ってそこの商店街のですよね。
  さっき来るときに見かけましたけど。キツツキって言うよりウソツキじゃん……」
母「ねえ、祐介さん。ほらココ、この子の柄のところを見てちょうだい」
鑑「大きな傷がついてますね」
母「刀傷よ」
鑑「嘘ですよね」
母「実はこんな話があるのよ。この子はね、とあるお城に仕える召し使いさんが使っていたものなの。
  その召し使いさんはね、そのお城の王子様と惹かれあってしまうの。
  でも王子にはちゃんとした許嫁もいた。
  だから二人は人目を避けて隠れて会うようになったわ」
鑑「その召し使いさんの名前からジュリエットですか」
母「ある時、召し使いと王子が隠れて二人だけで会っているところへ許嫁がやってきたのね。
  『お、お前、何でここがわかった』
  『そんなの決まってるじゃない。王子が浮気しているから見張ってたのよ』
  『ひ、卑怯だぞ』
  『あら、卑怯なのはどっちかしら?』
  そうやって言い合いになる王子と許嫁」
鑑「……(ブツブツブツ)」
母「『こんな召し使いのどこがいいのよ、あなたなんか殺してやるわ』
  サーベルで王子に襲い掛かってくる許嫁。
  グサリ。
  どうなったと思う?そこで何と、召し使いが王子を庇って刺されるの。
  『お、おい、どうして俺なんかを庇った』
  召し使いを抱き寄せる王子。召し使いは息を切らしながらこう言うのよ。
  『王子のことを愛してるからでございます』
  もう何?許されないとわかっていても召し使いからしたら純愛だったのよ、純愛。
  許されない悲しきロンドよ。いい話でしょ」
鑑「完全に展開がさっき言ってたドラマと酷似している」
母「でもね、召し使いは一命を取り留めたの。どうしてかわかる?
  実は懐に入れておいたこの子の柄が身代わりになってたのよ。その時の傷がコレ」
鑑「コインとかならまだしも、掃除機の柄なんか懐に入れる対象物じゃないだろ……」
母「あら?祐介さん、ジンマシン出てるわよ」
鑑「すいません。僕、そういうのダメなんです」
母「え、そうなの?知らなかったわ、ごめんなさいね。
  じゃあ、この子しまってくるわね。でも、変わってるわね、掃除機アレルギーだなんて」
鑑「掃除機じゃなくて……」
≪母、掃除機をしまいに一旦舞台袖にはける≫
母「――でも、あれね。アレルギーがあるんだったらお仕事も大変でしょ。
  年代物の掃除機を鑑定しにくる人だっているでしょう」
鑑「まず、いないですね」
母「ああ、そうだわ。逆にジンマシンの出具合で値段がわかったりしないかしら?」
鑑「義理の息子をビックリ人間みたいな扱いしないで下さい」
母「ウケると思うわよ。ジンマシンのブツブツが値段表示みたいに一、十、百、千、万って」
鑑「そんな器用かつ気持ち悪いこと出来ませんよ」
母「鑑定しながら
  『いや〜、今日はいいジンマシンが出てますね〜』
  って言ったらどうかしら?流行ると思うわよ、きっと」
鑑「嫌ですよ。どんだけ僕はジンマシンをアピールする気ですか?それにパクリが安直すぎますよ」
母「じゃあ、喋り口調もブツブツ言うようにして」
鑑「それだと、ものすごく暗いですよね、僕」
母「ダメかしら。いいと思ったんだけど」
鑑「どこにそんな要素があったんですか。
  ……あの、ところで、もう一つ気になってたんですけど、そっちの羽根のない扇風機は何なんですか?」
母「ああ、アレ。祐介さん、知らないの、ハロゲンヒーターよ」
鑑「ハロゲンヒーター……キツツキ電気店で?」
母「ええ、そうよ。あの子はゲロンパちゃん」
鑑「ハロゲンでゲロンパ……何となくそう名付けたのがわかる自分が嫌だな」
母「本人希望価格は5万円!」
鑑「だから高いです。今度は確実に粗大ゴミですよ。
  それ、ハロゲンヒーターって言っても暖かくならないでしょ」
母「暖かくなる?何のことを言ってるの?ハロゲンヒーターはマイナスイオンを発生させる装置よ」
鑑「いうにことかいて、とんでもない売り方しますね、キツツキ電気店」
母「キツツキ電気店の商品はね、どれもマイナスイオンが出るようになってるんですって」
鑑「今のところ僕の中ではマイナスイメージしか出てないんだけどな。
  見るからに羽根のない扇風機だよ、コレ。普通に『弱』『中』『強』のボタンあるし」
母「あら、知らないの?『弱』は弱酸性。『中』は中性。『強』はアルカリイオン水よ」
鑑「途中まで上手いこといってたのに。『強』にいたっては文字関係ないですよね。しかも水が出るんですか?」
母「ええ。ビーンって変な音を鳴らしながら、雫みたいなのがポタポタと」
鑑「ヤバイことになってますよ、それ。何か漏れてるんですよ」
母「今のところ大丈夫よ」
鑑「そういう問題じゃないし……。それに、それじゃあ扇風機はどうするんですか?」
母「あら、扇風機は扇風機であるわよ。ちょっと待ってて」
≪母、扇風機を取りに一旦舞台袖にはける≫
母「――ほら、この子は本物よ」
鑑「形はさっきと同じで羽根もありますし、まあ、それは見たところ本物でしょうけど」
母「この子は伊賀益代さん」
鑑「何でそれだけ純和名なんですか?伊賀ってだけでくの一忍者みたいに聞こえますよ」
母「『風車の益代』の異名も持ってるのよ」
鑑「扇風機でしょ。風車以上にくるくる回りますよ」
母「どっちで呼ぶのがいいかしらね」
鑑「名前や異名の前に商品名で呼びましょうよ」
母「あ、そうそう。この子、すごいのよ。夜空に向けると流れ星が見えるの」
鑑「偽物ですよね」
母「この子もなの?」
鑑「妙な付加価値がついてません?」
母「流れ星が見える扇風機だって言うから『願いが叶いますように』って名前付けたのに」
鑑「『ねが伊賀かない益代うに』ですか。
  どうせなら金井益代でもよかったんじゃないですか。何でちょっと捻るんですか」
母「本人希望価格は5万円!」
鑑「さっきから一律じゃないですか。キツツキ電気店は5万円均一の店ですか?
  それに扇風機で5万って、十分ぼったくりじゃないですか」
母「そんなことないわよ。最初は10万円だったのよ。
  それを『奥さんキレイだから』って理由で半額にしてもらったんだから」
鑑「海外の日本人向けの店でありそうな手口ですけど、
  いきなり半額になる時点でおかしいとは思わなかったんですか?」
母「キレイって言われて悪い気はしないわ」
鑑「……それで、流れ星は見えたんですか?」
母「残念だけどまだ見れてないの。店長さんに何度か聞いたけど、曇りの日はダメなんですって。
  ここんところずっとハッキリしないお天気でしょう」
鑑「晴れててもダメですよ。それに、どういう原理で扇風機が流れ星と結びつくんですか?」
母「どういう原理って、この子の風で夜空の星を揺らして落とすんじゃない」
鑑「明らかに星が天井から糸でぶら下がってる感覚ですよね。学芸会じゃないんですから。
  普通に考えても、これ詐欺ですよ。訴えることも可能ですよ、お義母さん」
母「祐介さん、どうしてそんなことばかり言うの」
鑑「だっておかしいじゃないですか。中世のヨーロッパに掃除機があるわけないじゃないですか。
  それに扇風機の羽根がないだけでハロゲンヒーターなわけないでしょう。
  お義母さん騙されてますよ。わかってないんですか?」
母「……わかってないのは祐介さん、あなたよ」
鑑「急に何です?どういうことですか?」
母「私は夢を買ったのよ。それでいいじゃない」
鑑「(ブツブツブツ)……でも、騙されてますよ」
母「ええ。そんなことわかってるの、最初から」
鑑「え?」
母「あなたたちは都会暮らしだからわからないでしょうけど、ここ田舎でしょ。
  ご近所さんと持ちつ持たれつなの。騙されてるのわかってて騙されてるのよ」
鑑「でも……」
母「でも、騙されてるって考えるよりも、夢を買ったって考える方が、素敵でしょ。だからよ」
鑑「…………」
母「冷めちゃったかしら。粗茶入れ替えてくるわね」
≪母、粗茶を持って舞台袖にはける≫
鑑「夢を買った……まあ、そう考えるのもありなのかな……」
≪妻、最初にはけた側の舞台袖から現れる≫
妻「ただいま〜」
鑑「お、早かったな」
妻「ねえ見て見て、いいもの買っちゃった。流れ星が見える扇風機だって」
鑑「げ、益代」
妻「……誰よ、その女」
鑑「あ、いや、違うよ。そんなんじゃなくて」
妻「ああ、そう。そういうことなのね。祐介さん、ちょっとお話しましょう」
鑑「いや、だからさ。益代ってのは、その扇風機のことだよ」
妻「……何バカなこと言ってるの。嘘ならもっとマシな嘘つきなさいよ」
鑑「いや、だからさ、あー……お義母さーん!」

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465/545いっぱいいっぱい

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シベリア派遣部隊

コント/人生すごろく  (4/5)


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碓氷:よーし、あの夕陽に向かって走るぞー!

市河:行ってらっしゃい。



司会:今回は歴代8位タイ記録で、チャンピオン大会に向け、猛ダッシュ! シベリア派遣部隊!


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市河:へー、ここが碓氷の家か。思ってたよりも狭いな。



碓氷:しょうがないよ。4畳に6LDKだもの。



市河:それ、一部屋が狭すぎない?



碓氷:慣れればどうって事無いよ。



市河:そんなもんか?

    それにしても・・・・・・・・・・なんか暇だな。



碓氷:暇だな。



市河:何か無いの?



碓氷:『人生すごろく』ならある。



市河:何そのバッタモン。



碓氷:いや、まだやった事無いから面白さは保証できないけど・・・やる?




市河:やる。昼寝するよりマシだし。タダじゃつまんないから、負けた方はジュースおごりな。



碓氷:わかった。じゃあ、じゃんけん。



市河:最初はグー じゃんけんぽん。



碓氷:勝ったー。



市河:じゃ、お前からな。



碓氷:6、6、6、コロ・・・・・「1」か。



市河:そんなもんだよ、すごろくなんて。



碓氷:えーと、

    「ゴールまで進む」
    勝ったー!



市河:おい!ちょっと待て。何だそのマスは?



碓氷:ほら、早くジュース買って来い。



市河:・・・・・よく見たらこれ、1から6まで全部マスの内容一緒じゃん。

    って事は、先行が絶対勝つ。何だよコレ、つまんね。



碓氷:負け惜しみは良くないぞ。



市河:今のは製造会社への怒り。なあ、ここ一帯のマスの内容は全部無視しよう。


    じゃないと、すぐ暇人になるから。



碓氷:その代わりもう一回振っていい?



市河:別にいいよ、1だし。



碓氷:コロ・・・・・「3」

    「ゴールまで進む」

    やったー!



市河:待て。話聞いてた?



碓氷:え?なんの?



市河:言っただろ、スタートからの6マスまでの内容は無視だって。



碓氷:いや、耳詰まってたから、あんまり聞こえなくて。



市河:耳かきある?それでお前の耳をかっぽじりたいんだけど。



碓氷:無い。



市河:綿棒は?



碓氷:無い。



市河:じゃ、小指でやれ。



碓氷:小指も無い。



市河:嘘つけ。



碓氷:本当。タンスの角にやられたんだよ。



市河:そんな破壊力ないぞ。

    手の小指はあるだろ?それでかっぽじれ。鼓膜が破けない程度に。




碓氷:うずまき管は?



市河:それもだ。

    はあ、ようやく回ってきたよ。それ。コロ・・・・・「5」

    無視無視。



碓氷:やべ、抜かれた。コロ・・・・・「3」

    「碓氷家の次男として生まれる。初めて喋った言葉は「女房は黙って酒持って来い!」



市河:その赤ちゃん言語能力発達し過ぎ。きっとその家庭亭主関白どころじゃないな。

    コロ・・・・・「5」また5だ。

    「身長50cm、体重3000gで市河家の長男として生まれる。」

    標準的でよかった。



碓氷:まだ続いてるぞ。



市河:えー・・・と

    「その内、頭が40cm、2500g」

    頭でか。



碓氷:赤ん坊の頃はみんな頭がでかいんだよ。



市河:明らかにでか過ぎるだろ。体は大丈夫か?



碓氷:頭の大きさ、ギネスもんじゃん。



市河:嬉しくない。



碓氷:市河結構進んでるな。コロ・・・・・「2」

   「地元の県立高校に入学。柔道部に入り、全国大会で優勝する」



市河:すげーな。よーし、こっちも。コロ・・・・・「6」大きい目ばっかだな。良い事だけど。

    「有名進学校に入学。学年で成績一番で、野球部のキャプテンになる   、が 続く」

    続いたよ!どうなるの?この先どうなるの?最後の「が」が気になる。




碓氷:お前もいいなー。負けないぞー。コロ・・・・・「5」やっと大きいの出た。

    「急いで走っていたら曲がり角で人とぶつかって、お互いに一目惚れした。 右隣の人と結婚する」

    右隣だって。



市河:右隣?



碓氷:右隣。



市河:・・・・・・・・・・オレお前の左に行くわ。



碓氷:何でだよ!



市河:だって男同士じゃん!



碓氷:恋に性別は関係ないだろ!



市河:大有りだ!むしろ一番のポイントだよ!容姿端麗だろうが才色兼備だろうが男だったら御免だ!



碓氷:市河、ルールには従え。



市河:やだ。これだけは無理。



碓氷:背負い投げの出来る嫁なんてそうそういないぞ。



市河:確かにな。谷亮子ぐらいだし。・・・・・でもやだ!それにお前は「嫁」じゃないし!



碓氷:市河、落ち着け!これはあくまでも「ゲーム」の中の話だから。な?




市河:・・・・・・・・・・そうだよな。別に現実のお前と結婚するわけじゃないし。



碓氷:それもあったり。



市河:やめろ。リアルで怖いわ。

    まあ、それはさておき。オレの番。コロ・・・・・「2」

    「浮気が妻にバレて離婚する」

    よかったー。助かったー。



碓氷:じゃ、次―。コロ・・・・・「3」

    「仕事でミスをする 3マス戻る」

    1、2、3・・・で、また

    「急いで走っていたら曲がり角で人とぶつかって、お互いに一目惚れした。 右隣の人と結婚する」



市河:やだー!いくらゲームとはいえ、ここまでしつこい女、いや、男はもっといやだ!



碓氷:仕事も手につかないくらいだったんだよ。



市河:やめろ、そんな事言うの。それに一度会ってるのにまた一目惚れは無いだろ。



碓氷:ま、その辺は妥協して。



市河:あー、こっちもまた離婚してー。コロ・・・・・「5」

    「

    念願のマイホームを建てる」



碓氷:これで一緒に生活できるな。



市河:いや、結婚しても別居のつもりだけど。



碓氷:なんで?夫婦でしょ?



市河:この場合「夫婦」じゃなくて「夫夫」だと思う。「おっとおっと」だよ。




碓氷:おっとっと。



市河:くだらない。



碓氷:あれ?何かそこめくれるぞ。



市河:はがしてみるか。ペリ・・・・・

    「ダイワハウスで

    念願のマイホームを建てる」



碓氷:なんでダイワハウスなんだ?



市河:・・・・・これどっかで見たぞ。



碓氷:ま、いいや。コロ・・・・・「4」

    「家が火事になる 家全焼」



市河:人の建てた家を燃やすな。コロ・・・・・「4」

    「、が頭の大きさが理由でいじめにあい、不登校となる」

    今頃続くな!話がややこしくなる。

    ちょっと待て・・・・・オレ今高校生だろ。結婚していいのか?



碓氷:大丈夫。5浪してるから。



市河:どんだけ落ちてんだよ、オレ。



碓氷:まずい。市河もうすぐあがる。コロ・・・・・「5」

    「子供が生まれる」



市河:おいおいおいおい、ちょっと待てよ!何で男と男の間に命が生まれるわけ?




碓氷:奇跡が起きたんだよ・・・市河、奇跡が起きたんだ!



市河:いらん奇跡だ。



碓氷:これからは男手二つで育てていこうな。



市河:「男手二つ」って初めて聞いたわ。コロ・・・・・「6」
   1、2、3、4、5、6!あーがりっと。



碓氷:うわ、やられた!



市河:それにしても何かリアルなすごろくだったー。

    碓氷が負けたんだからジュース買ってこい。水は無しだからな。

碓氷:しょうがない・・・買ってくるよ。

    あ、そうだ。ついでに婚姻届も買ってこよっか?



市河:余計なお世話だ。

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488/545いっぱいいっぱい

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たかとんび

漫才/公式キャッチフレーズ  (1/2)


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吉川:北海道はどんな大地?

前田:ネタを見ればわかります!



司会:強豪の中で初OAをGET! 期待の新人がついに花咲いた! たかとんび!


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前「は〜い!ついにきました!たかとんびで〜す!」

吉「やってまいりました!唯我独尊!たかとんびで〜す!」

前「そんなキャッチフレーズはありません。暴走族みたいだからやめてよ。」

吉「んじゃ天上天下?」

前「言葉の問題じゃあない。お釈迦様かよ。」

吉「ん?何が?」

前「いや、だから天上天下唯我独尊ってお釈迦様かよって言ったんだよ。」

吉「え?あれってお釈迦様の言ったことだったの?」

前「そうだよ?知らなかった?」

吉「ってことはお釈迦様のキャッチフレーズか。」

前「まぁ現代風に言えばね。」

吉「へぇ〜。お釈迦様ってかっこいい〜!」

前「まぁもうお釈迦様は良いじゃないですか。」

吉「いや、俺もうお釈迦様のとりこだわ。もう抜けらんない。」

前「この短時間でお釈迦様って何回言ったよ。もう良いから。」

吉「もういいか。もう良いですね。ところでさっきキャッチフレーズの話が出ましたが。」

前「何々急に改まって。」

吉「最近結構各都道府県の公式キャッチフレーズって良く聞くよね。」

前「あ〜、結構聞くね。前にもはなわさんがネタで歌ってたしね。」

吉「あ〜やってたね。佐賀のキャッチフレーズが「佐賀を探して三千里」だったっけ?」

前「佐賀を探そうだよ!佐賀を探すのにどれだけ人生費やしてるんだよ。佐賀も佐賀でどこにあるんだよ。」

吉「まぁ、灯台下暗しだったかな?」

前「佐賀はそんなに小さくない。」

吉「まぁ他にも色々有りましたよね。埼玉だったら「彩の国・埼玉」ですよね。」

前「あと北海道だったら「試される大地」ですね。」

吉「あと沖縄は「勝手に来るなよ沖縄」ですよね。」

前「違うよ!「行こうよおいでよ沖縄」だよ!何来るもの拒もうとしてるんだよ。空港で入国許可証とか必要なの?」

吉「国土交通省の正式な許可証が必要なんだよ♪」

前「なんだよ♪じゃねぇよ!そんなものは必要ない。」

吉「まぁでもこういうキャッチフレーズは何も都道府県に限ったことじゃないよね。」

前「そりゃあね。いろんな店とか商品とかにもついてますよね。」

吉「有名なもので行けば「あなたの街の台所・ほっかほっか亭」とか。」

前「あ〜ありますね〜。確かにあんなキャッチフレーズがあればわかりやすいでずよね。」

吉「そ!わかりやすいんですよ!君いい事言うねぇ!」

前「どしたの急に。」

吉「いまの世の中数多くのキャッチフレーズあれどわかりやすい物はそう多くはない!だからこそそんな日本を変えるために俺が斬新なキャッチフレーズを考えてきた!」

前「この日本変える前にそのお前のえもいわれぬ異様なテンション変えてくれ。」

吉「そしてあわよくばこの僕の作ったキャッチフレーズを是非使っていただきたいなと。」

前「腹黒いよ。」

吉「まずはこれ。「よ〜りど〜りミドリ」だ。」

前「ミドリ電化でしょ?いいじゃん親しみやすくてねぇ。」

吉「確かに親しみやすいがこれでは聞いただけでは何の店かさっぱりわからない!」

前「まぁ言われてみればそうだけども。」

吉「そこで俺はこのミドリ電化が電気屋であることを最大限にアピールしたキャッチフレーズを作った。」

前「どうでもいいけど何でお前ちょいちょい言い回しが小芝居風なの?」

吉「これだ。「当店はミドリだからといって決して花屋ではなく電気屋である事は十分承知いただきたい。当店はお客様を第一に考えお客様の要望にスピーディーにお答えし迅速な対応を行うように」

前「長い長い長い長〜い!長いよ!長いし何か途中から社訓みたいになってんじゃん。」

吉「これぐらい客にこび売っておいた方がいいんだって。」

前「ちょっと極端すぎるでしょ。」

吉「そうかな?んじゃこっちはどうだ。Joshin。」

前「あぁ、Joshinねぇ。」

吉「あそこのキャッチフレーズもな、「まごころサービスのJoshin」だからいまいち何の店かわからないんだよ。」

前「キャッチフレーズってそういう物だと思うけどね。」

吉「そこで俺が考えた案はこれ。「当店はまごころサービスといってもあくまで電気屋ですので電気屋としてのサービスであり決してあっちの方のサービスではございませんのであしからず。当店はお客様を第一に考えお客様の要望にスピーディーにお答えし迅速な対応を行うように」

前「さっきと一緒じゃ〜ん。ひねれよ〜。それに何だよ、あっちの方ではご
ざいませんって。何ちょっとエロくなってんだよ。」

吉「その辺はしっかり理解してもらわないとな。」

前「客はみんなそれ前提で来てるからね。心配しなくでもみんな理解してるよ。」

吉「じゃあ次は思考を変えてさっきも話した都道府県のキャッチフレーズ変えてみるか。」

前「唐突だね。いやでも都道府県のはあれでいいだろ。各都道府県の特色が出てるいいキャッチフレーズだと思うよ。」

吉「いいや、俺の考えた方が絶対いい。」

前「その自信の根源を知りたいよ俺は。」

吉「まず俺が一番引っかかるのがさっきも出たけど北海道の「試される大地」だね。」

前「なんで?あれは良いと思うよ〜。」

吉「もっと若者にわかるようにしないとだめなんだよ。」

前「どんな感じ?」

吉「つまりこういう事だよ。北海道の新キャッチフレーズ「テストを受ける大地」。」

前「意味が違うよね?いや〜、その試されるじゃね〜よな。どう考えても試験の試じゃないと思う。」

吉「でも若者にもわかるだろ?」

前「まぁ若者にわかるって言うか、言葉としてはわかるけどこれを北海道って解釈できる人は大幅減少だろ。「鈴木大地が水泳のテスト受けるの?」って思う人も出てくるだろうよ。」

吉「それじゃ今度は新潟行ってみるか。」

前「あれ?新潟のキャッチフレーズってなんだっけ?」

吉「知らないの?「新潟の潟ってどうやって書くの?って聞いたら干潟の潟っていわれたけどそれがわからんから聞いてるんだよ!新潟」だよ。」

前「絶対違うだろ。俺神に誓えるよ、絶対違うって。それキャッチフレーズにしたら新潟の良いところどころか意外な所で悪いところ出ちゃってるよ。あ!思い出した。「風景さえおいしい・潤いの新潟」だ。」

吉「そうそれ!それも変えるべきだよ。」

前「なんで?新潟は米がおいしいし水も綺麗だから良い酒が造られてるんでしょ?」

吉「まぁそれもあるんだけどさ、もっと外見的な事から見ていったほうがわかりやすいんだよ。」

前「外見的とは?」

吉「まさに地図帳みて一言みたいな感じで、「日本のチリ・新潟」だ。」

前「うん、あながち間違ってないよ。確かにチリも新潟も細長いけどな。でもだからってそれが公式キャッチフレーズってのはどうだろ?「日本のチリ・新潟」って言われても「行きてぇ〜!」とはなんねぇよな。」

吉「それは新潟の努力次第だよ。」

前「いや〜驚くほど無責任だね。」

吉「だって俺に新潟を動かせる力は無いだろ?」

前「なら最初っからキャッチフレーズ変えるとか言うなよ。それがわかってるんだったら。」

吉「なら責任持てる範囲なら良い?」

前「何責任持てる範囲って。」

吉「俺たちのコンビのキャッチフレーズなら何言っても大丈夫っしょ。」

前「あっ、そういうのは良いよ。良いキャッチフレーズがあれば売れるかもしんないよ。」

吉「そこで俺が考えた俺たち自身のキャッチフレーズ。」

前「これはちょっと興味ありだな。どんなの?」

吉「名づけて「安全運転の飛行機ネタコンビ・たかとんび」だ!」

前「絶対オチないって事かよ!もういいよ。」

二人「たか!とんび!どうもありがとうございました〜。」

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コンソメパンチ

漫才「お見舞い」 (3/3)


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幸川:ポカリとって。

山田:どうぞ幸川様。

幸川:そんな関係です。

2人:どうぞ!



司会:今回はギリギリながらも全勝継続! 山田さん頑張って! コンソメパンチ!


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幸川:はいどうもコンソメパンチです。

山田:大好物が離乳食!コンソメパンチですよろしくお願いします。

幸川:おまえは1歳児か。

山田:今日はいつものπ倍頑張っていきたいですね。

幸川:なんでそこで「およそ3」だよ、伝わりにくい表現を使うな。

山田:それにしてもインディアンの団結力ってすごいよね〜。

幸川:唐突だなオイ!ま、すごいっちゃすごいかもしれないけど。

山田:でも団結力っていうか仲の良さなら僕らも負けてませんよ。

幸川:そうですか?

山田:そうですよ、もしお前が入院とかしたらすぐお見舞い行くよ。

幸川:じゃあやってみますか。


幸川:入院って暇だな〜誰かお見舞いに来てくれないかな〜

(ガチャ)

山田:幸川〜入院って聞いて心配したぞ。

幸川:心配してくれたんだ。

山田:当たり前だろ、心配しすぎて最初間違って病院じゃなくて美容院行っちゃったよ。

幸川:お前それ小学生レベルのボケだぞ。

山田:ほら見て、この聖子ちゃんカット。

幸川:いまどき!?しかも男で・・・

山田:そんなことよりお見舞い持って来たよ。

幸川:サンキュー。

山田:はい、歯磨き粉。

幸川:え?なんで歯磨き粉?

山田:やっぱり我々現代人は常に虫歯リスクの犯されてますからね。

幸川:確かにそうだけど。

山田:レッツ エンジョイ プラークコントロール!

幸川:プラークコントロールは楽しむもんじゃねえよ!

山田:でもプラコンって大事でしょ?

幸川:なにラジコンみたいに略してんだよ。

山田:それに虫歯リスクは現代人にとっては死活問題ですから、もう現代人の悩みは虫歯リスクとドラえもんの新しい声優の声よりも名前になじめないってことだけだと言っても過言じゃないですからね。

幸川:過言だよ!確かにわさびって名前はありえないけど・・・

山田:あともう一つお見舞い持ってきたんだけど。はいこれ、世界地図。

幸川:歯磨き粉よりも需要無いですけどこれ。

山田:でもメルカトル図法ですよ。

幸川:そんな図法とかどうでもいいよ。それに入院してて世界地図を使う機会がまずないし、というかお見舞いなら果物とか買って来いよ。

山田:ごめん、今月小遣いピンチなんだ、父親の生命保険が入ってからでいい?

幸川:お金の入手経路が重いよ。自重してください。

山田:それよりさ、聞いてなったけど入院した理由って何?盲腸とか?

幸川:いや、違うけど。

山田:じゃあまさか・・・

幸川:なんだよ、言いかけたなら言えよ。

山田:人間初のコンピュータウイルスに感染、コンピューターおばあちゃんに進化・・・ってないか。

幸川:ないな。

2人:ないないないない。

山田:で、本当の入院のわけは?

幸川:それが、階段から落ちて足を骨折したんだ。

山田:マジかよ、スペランカーなら死んでたな。

幸川:たとえが古い、今時ファミコンて・・・

山田:骨折ですんでよかったじゃん。

幸川:でも、二度とサッカー出来ないって言われて、サッカー出来ないなら俺もう死んだほうがましだよ!

山田:バカヤロー!

幸川:山田・・・

山田:死にたいなら死ねばいい。

幸川:極論だよ、違うだろ、そこは励まさないと。

山田:じゃあお前に一つだけ大切なことを教えてやる。

幸川:そうそう、そんな感じで。

山田:虫歯リスクにはプラークコントロール!!

幸川:またそれかよ。いい加減にしろ。

2人:どうもありがとうございました。

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