司会:それでは見事OAを獲得した上位5組の発表です!








低気圧! 453いっぱいいっぱい 第位 (3/3)

3連勝で2連続のTOP合格&OVER450越え!


青西瓜
! 384いっぱいいっぱい 第4位 (2/2)

こちらは2戦目をきっちりと勝ち、今期2勝目GET!

シベリア派遣部隊! 419いっぱいいっぱい 第3 (2/3)

前回を上回っての2連続OVER400&今期2勝目!

アクティブビレッジ! 430いっぱいいっぱい 第2位 (1/1)

初挑戦は余裕を感じさせられるOVER400で初OA!


アイススケート! 350いっぱいいっぱい 第5位 (2/2)

前回の得点を確実に伸ばして、今期2勝目!



それでは勝ちあがった5組のネタをどうぞ!





●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


低気圧

コント[運動会] (3/3)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


桑折:3連勝することができました。

織部:低気圧です。

桑折:審査員の方々、ありがとうございます。

織部:低気圧です。



司会:2連続のOVER450! 2連続TOP合格! そして3連勝!

    今期もコント師の彼らがやって来た! 低気圧!



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

織部:……………。

桑折:……………。

織部:……………。

桑折:……………。

織部:……………。

桑折:……………。

織部:……………美しい。

桑折:おっと、出ました。自らへの賞賛「美しい」の一言です。
   このナルシストっぷりは得点にも表れてくるのではないでしょうか?

織部:……………………………フゥ。

桑折:ここで感嘆のため息ー!
   ナルシスト織部選手、見事なナルシストっぷりです!

(ワーワー!パチパチパチパチ)

桑折:得点は……………9.37!見事な高得点。昨年の優勝者の貫禄でしょうか。
   絶妙でいて妖艶、奇妙でいて……奇妙でした!リプレイを見てみましょう。

織部:……(飲み物を飲む)

桑折:まず、つま先立ちで入場。会場に笑顔を振りまいた後、ターン。
   ……と、ここで急に静止。これは鏡を見入っているためですね。

織部:……フゥーウ。

桑折:ここで一度、頭から転倒。短く「ゲフン」と叫んでしまったものの、
   なんとそのまま技に持っていく荒業を披露。……そしてまた静止。
   鏡を見て……………美しいの一言。見事です。

織部:ンフー……………。

桑折:昨年の点数は下回りました。あの転倒が大きかったもようです。

織部:……………ンフゥーン………。

桑折:さあ、午前9時に開会しました「稲山村村内ナルシスト運動会」。
   今のところ前回優勝者ナルシスト織部がトップ。

織部:フフン、退屈させやがって。

桑折:余裕しゃくしゃくです。
   さて、ここで趣向を変えまして、今までの「ナルシスト運動会」とは違う、
   ナルシストではない村民の方々も入り交じった、混同運動会とします。

織部:な、何だってー?!

桑折:落ち着いてください。実況は引き続き私、桑折がさせていただきます。

織部:ンフー………………。

桑折:第一種目は「借り物競走」です。赤組・白組、ともに準備をして下さい。
   ………あれ、ナルシスト選手、参加なさらないんですか?

織部:服が汚れるからね。

桑折:なるほどね。では始めます。……………(ピー!)
   両組第一走者が一斉にスタート!

織部:………………。

桑折:速い速い!ほぼ同時に両者が借り物カードをめくって………。

織部:やめろ……やめてくれー!!

桑折:おっとー?ナルシストが割り込んで来ました!これは競技妨害です!

織部:借り物競走………?
   借り物の僕なんて………本当の僕じゃない!

桑折:何やらおかしな事を言っています!
   先ほど競技中のナルシストの転倒、頭の打ち所が悪かったもようです!

織部:え?………なんだって……?
   しょうがないな………………………脱ぐよ。

桑折:誰も望んでません!とりあえずテントに戻ってください!

織部:フフン。

桑折:………第二種目は「綱引き」です。西側が赤組、東側が白組……。
   あれ、ナルシスト選手はまた参加なさらないんですか?

織部:服が……汚れるからね。

桑折:なるほどね。それでは始めたいと思います。
   ……………(ピー!)

(ワーワーワーワー)

桑折:これは白熱しています!気迫のこもった両組!
   赤組と白組、戦いの火花が散っています!!

織部:みんな……………みんな、やめてくれー!!

桑折:おっとー?どうしたことでしょう。またナルシストが割り込みます。
   何か叫んでいるようです。

織部:やめろ!……やめてくれ……………。
   僕のために争うなんて……………。

桑折:とんでもない勘違いです!みんな引いています!

織部:争うなんて醜い事……いたっ!
   ちょっ、みんな、やめっ……いたい!

桑折:これは凄い。村民が一丸となって綱を持ち上げ、ナルシストを攻撃!
   痛いです。これは痛いです。

織部:……うぅっ…………いたい……………。
   でも……………。

桑折:……………。

織部:気持ちいい……。

桑折:もはや普通に変態です!!

織部:………フゥー。

桑折:………落ち着いたようなので次の種目です。
   次の種目は「大玉転がし」………あれ、ナルシスト、いい加減参加……。

織部:何を馬鹿げた事を。

桑折:そうですか。残念です。
   では競技開始です!……………(ピー!)

織部:……………。

桑折:おっ、これは両走者が激しく玉を転がしています!
   接戦です!が……………。

織部:うおおおおおおおお!

桑折:またしても割り込むナルシスト!運動会に恨みでもあるのでしょうか!

織部:うおお……あっ、ちょっ、やめろって。

桑折:今度は全村民から殴る蹴るの暴行を受けています!ざまみろです!

織部:やめろって………やめろー!!

桑折:………………。

織部:……お前の玉も転がしてやろうか……?

桑折:ここで下ネタです!これは僕たちの得点にも切実に表れてしまいます!
   とんでもない!とんでもないです!

織部:フフン。焦っちゃって………かわいい。

桑折:何で死なないんでしょうか。

織部:………フゥー。

桑折:………落ち着いたようです。それでは最後の種目に移ります。
   最後の種目は「障害物競走」です。

織部:障害が多いほど燃えるさ。

桑折:おっ、ここでナルシストがようやく参加!
   どんな障害物コースが表れるのか……おおっと?!

織部:……………。

桑折:何という事でしょう!ナルシスト有利のナルシストコース!
   さすがは「ナルシスト運動会」といったところ、
   ナルシスト織部、勝負あったかー?

織部:……………フフン。

桑折:それでは、選手が一斉にスタートです!……(ピー!)
   まずはハードルを超え………。

織部:フフン、軽いね。(ヒョイ)

桑折:ナルシスト、鮮やかです!ここで平均台に登る!

織部:ハッハン。(タッタッタッ)

桑折:ここもナルシスト選手、軽やかに切り抜け、

織部:(ジャッパーン!)

桑折:そのままお風呂へー!

織部:フウー……。

桑折:背中を流し風呂から出た後……ソファーに座り込みー………。

織部:……………。

桑折:ワイン片手に一言ー!

織部:「キミの瞳さえも、僕の瞳に完敗」

桑折:出ましたー!!得意気な顔をしていますが、まったくうまくありません!!

織部:ハッハッハッハッ!ハーッハッハッハッハ!

桑折:高笑いと共に………ゴールイーン!
   ダントツの1位!今年の優勝者も、ナルシスト織部ー…………ん?

織部:やったぜー……………ん?

桑折:えー……ただいま厳正な審査を行なった結果、不正が…。

織部:なっ…………。

桑折:残念ですが……ナルシスト選手、不正が発覚したもようです。

織部:何だってー?僕は今年も完璧だったはずだ!

桑折:優勝は剥奪!不正があったため、勝利は認められません!

織部:……………。

桑折:……………ナルシスト選手………。

織部:……………。

桑折:服を着て下さい。

織部:いっけね!

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

453/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


ブルースイカ

文章/コンビニ 微笑の始まり (2/2)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


有難さですよね。



司会:今回も我が道を行く文章の世界で、数々の笑いが巻き起こる! 今期2勝目! ブルースイカ!


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

夜空に豆電球が光り始めた頃 僕の仕事がゆっくりと始まる

曇り・雨の日は 車で仕事場に行くので早めに始まる

PM11時半を過ぎると客足が少なくなる 当然だ バクに夢を食べさせる
 いわゆる餌付けの時間帯だ

僕は毎日レジの前で ボーっと座ったまま 1日を終え始める

この時間帯に来る人は 水商売か 怖い系の人か むしろマッチョな小学生か いつもの人くらいである

AM1時 そろそろ いつもの人がくる時間帯だ 楽しみである

とボーっとしながら思っていたら ドアのガラガラという開ける音が聞こえた

「いらっしゃいませー」

誰もいない店内に僕の声が響く 入ってきた人は水商売の人だった

お客様なのだから肩を落としてはならないのだが 何か拍子抜けである

水商売の人は だいたい化粧水と軽い食事…サンドイッチあたりを買う

しかしこの人は 化粧水とおいしい水とウォーターメロンを買った 

どうやら本当の意味での水商売らしい なら見た目も自然を感じさせたほうがいいのに

素肌に金銀の折り紙を貼っただけはアグレッシブ過ぎだと僕は感じた

それとも本当に良い水は逆にベタベタしていて貼れる ということを教えたかったのか

これが生命の母 水の魔力なのだろうか

僕はお釣りを渡す時 サービスとして アイス売り場に出来た霜をレジ袋につめて渡した

その人は軽く微笑み コンビニから出て行った 一度もこちらを振り返らず

「これが職人か」

無意識に声を発してしまった いつの間にか僕はあの人の魔力に惹かれてしまったようだ

「ありがとうございます」を言い忘れるほどに

またこの仕事に楽しみが増えた また会えるだろうか そんな小さな楽しみ

それにしても 本命のあの人はまだ来ない 今日は来ないのだろうかと思い始めたAM2時

ふすま型のドアはゆっくり開いた カラカラカラカラと まるでカラカラと音のする楽器のように

「いらっしゃいませー」

来た けどいつもとは格好が違う やはり何かあったのだろうか

いつもはスーツで腰に刀をさしているのに 今日は半そで短パンだ

僕は何故こんな格好なのかよくよく考えた まるでよくよくと音のする楽器のように

もしかしたら 僕と彼の間に信頼関係が生まれたのではないのか

現代に生ける侍は丸腰デビューした つまり丸腰デビューしたのだ これは喜ばしい

僕はサービスとして 赤飯をプレゼントすることをこの時 心に決めた

そうこう考えていると 彼がおいでおいでのポーズをしている そう三角倒立だ

早速 何がどうなのか 彼に近づいてみると 三角倒立のまま

第3の腕という名のケツアゴで 週刊誌を指した 困った表情で

とりあえず僕は彼を普通の体勢に戻した そうニ足で立たせるということだ

彼は立った瞬間 シュバッと第1と第2の腕で週刊誌を指した まるで張り切りすぎの前ならえのように

試されている 僕はすぐさま感じ取った どうりで虫のいい話だと思った

店長とお客様 この関係からたった4年ほどで信頼関係が生まれるはずが無い

丸腰デビューしたのは彼ではない 今日が僕のデビュー戦なのだと 

店長という名の剣 いや 権力をなくした僕の丸腰デビュー戦なのだと

考えた いや時間に直せば数秒だろう しかし僕には何時間にも思えた そんなAM2時10分

「再生紙です」

自分でもビックリするくらい 澄み切った声でハッキリこう答えた 彼は週刊誌にソフトタッチし 目をつむった

彼が目をつむった時間を秒にすれば数秒だろう しかし僕には何時間にも思えた

彼は今 何を考えているのだろうか 紙が再生する前の気持ちを感じ取っているのだろうか

それとも 自分の手汗を何かにぬぐいたかったのであろうか そんなAM2時15分

目を開けた彼は黙って側転をしながら 買うものを選びはじめた

いつもの光景 側転の光景 カーブだけは逆立ちで歩く オナラはしない トイレには寄る

しかし この行動だけは いつもと違った 一度側転を始めたら

レジの前に来るか トイレへ寄り 持参のスリッパに履き替える時にしか止めないのに

飲み物売り場の前 ニ足で立ち 第4の腕という名の右肘で缶コーヒーを指した

僕は初めての行動にも気が動転しないで 迷いなくこう言えた

「スチールです」

彼はやさしく微笑んだ 僕も微笑んだ スチールは人の心をやさしくする

そして彼は側転しながらレジの前へやってきた

お釣りを渡す時に 僕はレンジで暖めておいた赤飯をサービスとして袋につめた

彼はやさしく受け取ってくれた 手の甲で

「ありがとうございました」

誰もいない店内にまた僕の声が響く

彼はいつものとおり 化粧水と軽い食事…サンドイッチを買っていった

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

384/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


シベリア派遣部隊

コント/超簡易裁判所  (2/3)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


碓氷:コント初勝利ですか。

市河:短いので(当社比40%カット)飛ばさず見てください。



司会:2連続OVER400で今期2勝目をGET! 漫才のお次はコントでOA! シベリア派遣部隊!


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

碓氷:あ、ペディグリーチャムって案外いけるんだな。うまっ。



    コンコン



市河:裁判官。入りますよ。



碓氷:うわ、どうしよ。とりあえずペディグリーチャムはここに閉まって。

    どうぞ。



   ガチャ



碓氷:何の用だ?



市河:また、何件かから訴訟がありまして、それらをうちで裁判をする事になりました。



碓氷:ひょっとして、また「進め」を意味する信号の色が青か緑かでもめるくらいくだらない内容か?



市河:ええ。プロ野球の最高出塁率のタイトルぐらいどうでもいい事ばかりです。




碓氷:やっぱり。いくらうちが「超」簡易裁判所だからってさ、くだらない事で裁判起こすなよ、国民。



市河:仮にもうちだって超簡易「裁判所」ですからね。考えてもらいたいですよ。




碓氷:で、最初のやつの内容は?



市河:あ、はい。小学生からで、「友達に、集めていた筋肉マン消しゴムを頭の部分だけ使われて、全部首無しになった」との事です。



碓氷:ほらー。やっぱりただの苦情じゃん。しかも小学生なのに筋消しは古いよ。




市河:で、どうします。裁判します。



碓氷:裁判レベルには程遠いでしょ。これで裁判起こしたら、チャボだって鳥骨鶏の卵産んじゃいますよ。



市河:その碓氷ワールドにはついていけませんが。



碓氷:別にいいんだよ、ついてこなくても。



市河:じゃあ、傍聴者になります。



碓氷:いや、あの、一人になるから戻ってきて。裁判官一人じゃ何もできないから。



市河:わかりました。それで、判決の方はどうしておきます?



碓氷:そうだな・・・明らかに原告の勝ちだから、被告人に

    「シャーペンに付いている消しゴムとキャップをボッシュートの刑」だな。

市河:それは困りますね。筆箱の中でシャーペンの芯が折れまくるじゃないですか。



碓氷:一緒に入っている消しゴムとかも黒くなるんだよな。



市河:じゃ、次いきますね。フリーターからで「マクドナルドで『スマイル一つ』と頼んだら、

    『すいません、スマイル売り切れです』と不貞腐れた顔で言われた」との事です



碓氷:今時頼むな。あと、スマイルって売り切れる事あるの?



市河:まあ、顔が筋肉痛になって口元が上がらないって状況じゃないでしょうか。




碓氷:まあ、滅多にないな。顔の筋肉痛なんて。



市河:ちょっと前に体操のお兄さんが顔面筋肉痛になりましたけど。



碓氷:あー、職業上なる人もいるのか。作り笑顔って大変だもんな。けど、それってホント?



市河:嘘。



碓氷:だろうな。そうと分かって聞いたよ。



市河:じゃあ、何で聞いたんですか?



碓氷:暇潰し。



市河:鰹節。



碓氷:アリ潰し。



市河:ソーラン節。



碓氷:拙者武士。



市河:・・・大の大人がこんな事に熱くなってどうするんですか。



碓氷:君から始めたんだろ、「鰹節」で。



市河:忘れてました。二千円札の存在並に忘れてました。で、話を戻しますが、判決の方はどうしますか?



碓氷:今時スマイルを頼む原告が悪いから、そのフリーターには、「今後マクドナルドで注文するハンバーガーのパンが全て油まみれの刑」だな。




市河:あー、たまにありますね、そういうハズレパン。



碓氷:油まみれは、「行列のできる法律相談所」で弁護士の意見が満場一致するぐらいの確率だぞ。



市河:どっちにしろ、滅多にないじゃないですか。



碓氷:貴理子の相談の時だぞ。



市河:あー、かなりの確率ですね。

で、次のにいきますか?



碓氷:もち。



市河:きなこ。



碓氷:あべかわ。



市河:わらび。



碓氷:ほら、また君からだ。



市河:貴方ものってたじゃないですか。

えー、3つ目は中学生からで「父親の携帯の着信音が年甲斐もなく『森の熊さん』なので、うざい」との事です。



碓氷:これこそマンホールの蓋の柄ぐらいくだらない事だな。だいたいそんな父親いるのか?



市河:いるんですよ、ここに書いてある事が事実なら。

    なんでも父親が仕事柄からよく電話が来るようで、家中が熊さんパラダイスのようです。



碓氷:熊さんパラダイスって初めて聞いたよ。



市河:それでは、史上最強の裁判官軍団の判定は?



碓氷:さっきの名残があるよ。日テレは忘れろ。



市河:それでは、判決の方、お願いします。



碓氷:判決。被告人に「まさかり担いで熊と相撲の刑」を言い渡す。



市河:完全に金太郎じゃないですか。



碓氷:あのさ、まだ残ってるの?



市河:ええ、結構。飽きたんですか?



碓氷:まあな。さっさと終わらせろ。



市河:あ、じゃあ早速。主婦からで「隣に住んでいるオバサンの騒音がひどい」との事。



碓氷:どんな騒音だ?



市河:なんでも、音量フルで音楽を聞いているそうで、

    曲はベートーベンの「ピアノソナタ8427番第679楽章」らしいです。




碓氷:もう全曲合わせたら天文学的数字だな。騒音オバサンには「喪黒福造の刑」。あとはあいつに任せる。



市河:ある意味死刑より酷いですよ、それ。次は小学生から。「友達に、未使用のビンゴカードを全部穴を開けられた」らしいです。



碓氷:絶対最初の子と一緒だろ。もう面倒くさいから友達に「家中の醤油を全部イソジンと交換の刑」な。



市河:そんなにうがいしませんよ、きっと。えー、次が最後です。

小学生からで「誕生日に友達からもらったお鍋の中からボワッとインチキおじさんが登場した」という事だそうです。



碓氷:うわ、なにそのピーヒャラピーヒャラパッパパラパーな出来事は。それもさっきの小学生だなきっと。

    さすがに一辺に3つも刑を下したら友達が可哀想だから、その小学生に「愛と勇気だけが友達の刑」。



市河:これで、友達からの悪戯も無くなりますね。



碓氷:もう終わりか?



市河:はい。今のが最後です。



碓氷:じゃあ、今の内容を、



碓氷の携帯「あるーひ もりのなーか くまさーんに であーった」

市河:・・・・・。



碓氷:・・・・・。

    まさかりってホームセンターに売ってるよな?

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

419/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


アクティブブレッジ

コント 本能寺が変  (1/1)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


有:初オンエアです!

株:適当にスルーしていただきたいです!

有:株君、いつものあれやったげて!

株:よぉし!ぷっぷくぷー!



司会:初挑戦は見事なOVER400! 余裕しゃくしゃく、ぷっぷくぷー! アクティブビレッジ


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

―天正十年六月二日 本能寺ー

有@蘭丸:大変です!殿!
株@信長:どうした!
有:光秀が裏切り、本能寺を攻撃しています!
株:じゃあ、死ぬわ。
有:ちょちょちょ!早い早い!
株:え?
有:「え?」じゃないですよ!
  なんで生き急ぐこと風のごとしですか!
  殿はもっとどっしり構えててくださいよ!
株:うむ。どっしり。
有:もう、その発言がどっしり感を葬っているんですってば!
  そんなんだから、こないだザビエルさんが来たときに、
  ちょっと吹いちゃったりするんでしょうが!
株:だって、あれはしょうがないじゃない。
有:我慢してください!とにかく光秀が攻めてきてるんですよ!
株:守りはちゃんとしてなかったの?
有:私が監督して兵士を守備につかせておきましたが・・・
  どうやら、突破されてしまったようです・・・
株:お前はジーコか!
有:は?
株:おなかすいた。クッキー食べよっと。
有:いや、投げっぱなしにしないでください!
  だいたい、なんでこの時代にクッキーなんかあるんですか!
株:そりゃ、堺の港に着いた南蛮船から売ってもらった代物だよ。
有:なんで微妙にしっかりした理由が存在するんですか!
  とにかく、はやくここから逃げないと・・・!
  でも、もうすでに囲まれている・・・どう逃げれば・・・
株:空。
有:は?
株:だから空から逃げれば、追ってこれないでしょ。
有:いや、でもどうやって?
株:信ちゃんも、遊びで堺に行ってるんじゃないんだよ。
有:いや、殿!自分のこと信ちゃんっていうのやめてください!
株:名前の響きだけでノルウェーに行きたがるOLとはわけが違うんだよ。
有:いや、そういうのいいですから。どういうことなんですか?
株:ついてきなさい。

(違う部屋へ)

株:これを南蛮のものから手に入れたのだ。
有:こ、これは!?
株:空を飛ぶからくり兵器だ。
  彼らはヘリカァプターと呼んでいた。
有:いや、微妙に発音いいとか、そういうのいいですから。
  でも、殿!これなら確かに安全に逃げることができますよ!
株:よし、乗ろう!

(乗り込む)

有:殿。操縦はどうするんですか?
株:そこにマニュアル入ってる。
有:あ、これですね。
  まずは、これを引くと・・・

(プスンプスン)

有:あれ?

(プスン)

有:あれ?動かないな。
  ちょっと、殿。「お前、屁しただろ」みたいな目で見ないでください。
株:今の屁何ヘルツ?
有:いや、仮に私がおならしてたとしても、
  そんな無益な情報知ってなんになるって言うんですか!
株:どっしり。
有:だから、投げっぱなしにしないでくださいって!
  ど、どうやら、燃料がないみたいですね。
株:どっしり。
有:いや、適当な返答しないでくださいって!
  「どっしり」気に入ったんですか!
  とにかく、どうしましょう?
株:燃料作ればいいじゃん。
有:え?いや、どうやって?
株:みかんと砂糖を、適当に煮詰めてれば・・・
有:できないですよ!おいしいマーマレードができちゃうじゃないですか!
株:それはそれでいいじゃないの。
有:よくないですよ!とにかく、違う逃げ道を探しましょう!
株:いや、蘭丸。お前一人で逃げるのだ。
有:は?殿、何を・・・?
株:信ちゃんは今までしてきたことの報いを受けているのだ・・・
  全国統一のためとは言え明智も含め、部下にはつらい思いをさせてきた・・・
有:殿・・・自分のこと信ちゃんて言わないでください・・・
  とにかく、殿がそんなことではいけません!もっと贅沢を言うぐらいでいいです!
株:いいか、蘭丸。人はいずれは死ぬものだ。
  だが、蘭丸!お前が死ぬのは今ではない!
有:・・・・はい・・・・!
株:そして・・・信ちゃんはここで死ぬ!死ぬの!
有:殿!なんか、だだっこみたいです!
株:覚悟はできた・・・!行け!蘭丸!
有:はい!
株:ところで、さっきの屁、結局何ヘルツなの?
有:あんたやっぱりバカかよ!

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

430/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●




●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


アイススケート

漫才 桃  (2/2)


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


氷河「今日貰ったギャラはバーミヤンの人たちに渡します。」

大雪「ギャラは今月0円です。」



司会:前回の得点を超えて、決して運ではないことを証明した!

    前回はコント、今回は漫才で今期2勝目達成! アイススケート!



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

大雪「こんにちは。アイススケートですお願いします。」

氷河「お願いします。」

大雪「漫才ですからがんばっていきましょう」

氷河「もち。

   というわけでこの前レストランいったんだよ。」

大雪「何処?」

氷河「バーミヤン」

大雪「ああ。中華料理店。」

氷河「そうそう。
   
   で、とてもおいしかったんです。

   でも一つ納得いかないことがありましてね。」

大雪「なんでしょうか?」

氷河「なんで中華料理店のマークが桃なんでしょうね?」

大雪「ああ、たしかに…」

氷河「中に何か入ってるのかな?」

大雪「おまえは何が入ってると思う?」

氷河「赤ん坊でしょ。」

大雪「桃太郎。」

氷河「ある日桃太郎は鬼を退治したいと…」

大雪「僕は桃太郎がどんな物語が知ってるよ。」

氷河「マジで?」

大雪「一応本は読んでたほうだから。」

氷河「そうか。
   
   じゃあおまえは何が入ってると思う?」

大雪「まぁ普通に考えたら果肉でしょ。」

氷河「ある日、果肉は鬼を退治したいと…」

大雪「僕は果肉にそれほどの強さは無いと思う。」

氷河「仲間が助けてくれるじゃん。」

大雪「仲間はきび団子より果肉を狙ってくるよ。」

氷河「そうか。」

大雪「しかも果肉がそんな事考えるなんて果肉は人間じゃないよ。

   神は人間のみに心を授けたんだよ。

   普通の桃だよ。」

氷河「そっか。

   でも中華な桃ってなんだろう?」

大雪「中国に桃のイメージ無いからなぁ。

氷河「スパイシーな桃なのかな?」

大雪「僕はスパイシーな桃食べた事無いからまったく予想が出来ないよ。」

氷河「一回食べてみるとピリッとするよ」

大雪「ピリッとするね。スパイシーだもん。

   でも味も普通だと僕は思う。」

氷河「そうか…

   じゃああの桃は普段どう思ってるのかなぁ?」

大雪「心は人間にしか授け…」

氷河「桃は普段看板とかにいるよね?」

大雪「いるね。」

氷河「看板でずっとまっすぐ見ていたら何が見える?」

大雪「車?」

氷河「そう。車。

   だから桃は車が運転したいんじゃないかな?」

大雪「僕はそうは思わないなぁ。」

氷河「なんで?」

大雪「アクセルどうやって踏むの?」

氷河「!」

大雪「ハンドルどうやって握るの?」

氷河「!!」

大雪「教習所にどうやっていくの?」

氷河「…」

大雪「…」

氷河「でもね。」

大雪「強引なスルーだね」

氷河「隣にイトーヨーカドーがあるわけよ。」

大雪「ああ、この前改名したところね」

氷河「で、そこで桃の値下げのセールやってたんだよ。」

大雪「うん。」

氷河「で、バーミヤンの桃は持って帰られてる桃に恋をするんだよ。」

大雪「恋心も人間にしか授けなかったんたんだよ。」

氷河「で、二人の結婚式にいった訳だよ」

大雪「行ったの?よくOKもらえたね。」

氷河「いっぱいいっぱいさんのTOPページの広告で結婚式に参加募集してたから送ってみたら見事に当たった。」

大雪「奇妙な広告だね」

氷河「で、結婚式にきてみたらメンバーがびっくり。」

大雪「誰がいるの?」

氷河「まずバーミヤン本社のみなさん。」

大雪「まぁこれは妥当かな」

氷河「イヌ、サル、キジ。」

大雪「さっきの桃太郎の仲間じゃん。」

氷河「桃愛好会のみなさん。」

大雪「どんな愛好会?

   しかも桃食べられちゃうよ。」

氷河「で、桃による乾杯。」

大雪「乾杯。」

氷河「飲み物はネクター。」

大雪「懐かしいなぁ。」

氷河「で、祝電が届くわけよ。」

大雪「ほぉ。」

氷河「同じイトーヨーカドーにいたレモン夫婦から。」

大雪「どんなカップルなんだか。」

氷河「内容は僕らが実現できなかった甘い生活を送ってください。」

大雪「すっぱいレモンだったんだろうね。」

氷河「とまぁこんなかんじかな。」

大雪「すごいね。その妄想。」

氷河「え、作り話ってばれてた?」

大雪「うん。」

二人「ありがとうございました。」

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

350/545いっぱいいっぱい

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●


審査結果の詳細はこちら