司会:それでは見事OAを獲得した上位5組の発表です!
パピーゲバ! 490いっぱいいっぱい 第1位 (2/2)
前回の超高得点から一転、さらにその記録を上回っての連勝! 歴代6位
言霊連盟! 444いっぱいいっぱい 第2位 (1/1)
期待の新人がOVER400を越える、高得点の初挑戦初OA!
アポカリプス! 416いっぱいいっぱい 第4位 (2/2)
前回を大幅に上回る記録で、連勝!
麒麟145! 416いっぱいいっぱい 第4位 (2/2)
2連続のOVER400で今回はコントでOAだ!
QQQ! 444いっぱいいっぱい 第2位 (2/2)
前期、初挑戦でOVER500を出した彼らが、今回もきっちり決めての2連勝!
それでは勝ちあがった5組のネタをどうぞ!
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パピーゲバ
コント・スパイ (2/2)
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栄光と名声の日々への階段を着々と登っている。
そんな感じだね。
司会:かー、格好よすぎる! 前回の記録をさらにのばして、歴代6位記録!
掛け合いのコントで2連続TOP合格! パピーゲバ!
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杉本:実はさ、俺、一流スパイなんだよ。
島田:うん。そんな事を簡単に口にしちゃう時点で、もう一流じゃねえけどな。
杉本:一番最近の仕事は、あれだ、盗まれた生物兵器の設計図を奪還せよ!ってやつだ。
島田:どんどんしゃべるなあ。まあ、聞くけど。
杉本:ボスから指令を受けたのは、合コンでスパイグッズショーを見せびらかしていい気になってたら、観客側に回った男女が盛り上がって、気づけば俺だけ孤立してたときだった。
島田:マジシャンの合コンエピソードじゃねえか。ていうか、スパイグッズを軽々しく披露してんじゃねえよ。
杉本:指令を受けた俺は、国家機密暴露ゲームもそこそこに、設計図を盗んだ秘密結社の追跡を開始したわけだ。
島田:なに、指令受けてから新しいゲームやりだしてんだよ。しかも国家転覆ものじゃねえか。
杉本:俺は超高性能マシンに乗り込んだ!自動走行システム!ガイド機能!テレビも見れてカラオケも出来る!それになんてったって、定員50名!
島田:それ、ツアーバスじゃねえかよ!自動走行システム?ガイド機能?運転手とバスガイドだろ!
杉本:前から3列目の中央の席に堂々と乗り込んだわけだ。
島田:補助席じゃん。
杉本:あの、前の車を追ってくれ!叫ぶ俺。別方向へ進むバス。
島田:当たり前だ。観光地へまっしぐらだよ。
杉本:俺はあきらめて寝た。いつもそうするように愛銃を抱えて。バスは高速に乗り、いくつものサービスエリアを通過した。
島田:寝てんじゃねえよ。任務を全うしろよ。どんだけ呑気なんだよ。
杉本:俺が目を覚ましたときには既にバスの温泉旅館の前だった。振り向くと、つっかえている観光客。彼らは一様に尿意を我慢していた。
島田:補助席で寝てるお前が邪魔で途中のサービスエリアで降りれなかったんだよ。銃なんか抱えてるから声をかけるにかけられなかったんだよ。
杉本:「あれ?207号室までで行き止まりじゃん!え?208からは別館なの?」俺は旅館側の仕掛けた迷宮トラップをなんとかかいくぐり、旅館の部屋に辿りついた。
島田:何がトラップだ。たまにややこしい旅館とかあるけども。
杉本:俺はスパイとしての慎重さを失わずに部屋へ侵入した。
島田:いいよ、こんなときに発揮しなくて。
杉本:隠しカメラや盗聴器をくまなく探した。しかし、あるのは掛け軸の裏にお札が張ってあったり、畳の裏に血痕があるばかりで怪しいものは何もないようだ。良心的な旅館のようだ。
島田:待て。めちゃくちゃ、いわく付きじゃねえか。
杉本:俺はようやく羽を伸ばした。「あー。一ヶ月前から楽しみにしてたんだよなあ。」
島田:あっさりツアーバスに乗り込んだり旅館に宿泊してるからおかしいとは思ってたけど、なんだ、一ヶ月前から企画してた旅行だったのか?
杉本:そのとき、ボスから突然通信が入った。設計図を盗んだ連中がこの近くに潜伏しているらしい。俺はうなずく。「ふ、やはりな。」
島田:うるせえわ。奇跡的な偶然じゃねえか。
杉本:そして、俺は食事の前に温泉でも入ろうかと思ったわけだ。
島田:切り替え早っ!即効仕事モード終了か。満喫する気まんまんだな。
杉本:で、浴場の扉を開けた瞬間、風呂に粉を入れてる従業員と目が合うわけだよ。「お、お、お、お客様!まだ温泉のご利用時間じゃありません!」ま、そこはスパイで培ったご自慢の交渉術で強引に入ったわけだよ。いやあ、色も香りも良くてリラックスできたなあ。
島田:思いっきり、偽装温泉じゃねえか!スパイなら気づけよ。堪能してんじゃねえよ。
杉本:風呂をあがってさっぱりしたところで、晩飯だよ。宴会場でツアー客と一緒に食事だ。カニ料理の食べ放題だ。
島田:満喫してるなあ。
杉本:カニ料理って酢の物だけか!?食べ放題って白ご飯だけ!?…やられた。
島田:ようやくだまされまくってることに気づいたのかよ。
杉本:一色刷りの安っぽいチラシの「格安!」「食べ放題!」にだまされた!ヤツめ。プロだ。
島田:旅行のチラシの要注意文句目白押しじゃねえか!情報のやり取りのプロが何、そんな単純なのに引っかかってるんだよ。
杉本:俺は泣く泣く部屋に帰ると、部屋に異変が!布団が引いてある!
島田:サービスだな。
杉本:そして、俺はすぐにぐっすり眠ったわけだ。
島田:めちゃくちゃ警戒したわりにはあっさり寝るんだな。
杉本:途中金縛りにあったりしたが、まあ、ぐっすり眠ったわけだ。
島田:やっぱりその部屋、なんかあるなあ。
杉本:翌日、俺はツアー客の人たちと一緒に観光地めぐりだ。だが、特にめぐるところもないわけだよ。
島田:お前は一体なんでそのツアーに参加したよ。
杉本:仕方なく、お土産を探そうとぶらぶらしていたら、町外れの廃工場の方からいい匂いがするじゃないか。つられていってみると、「悪の秘密結社饅頭」なんてものが売ってるじゃないか。
島田:……むちゃくちゃだ。
杉本:饅頭12個入りを50箱ほど購入したころに、突然後ろから拳銃を突きつけられたわけだ。「貴様、スパイだな。」そこで俺はピンと来たね。ははあん。さてはこいつらが俺の追っていた秘密結社の連中だなってな。
島田:うん。もっと早く気づこうな。
杉本:すかさず応戦しようと試みる俺。しかし、拳銃もスパイグッズも貴重品とともにフロントに預けてしまっているわけだよ。
島田:ああ。お前は仕事とプライベートをきっちり線引きしたいタイプなんだな。バカッ!
杉本:……そこまでしか覚えてないなあ。
子分:親びん。こいつ本当にスパイなんでやしょうかねえ?捕まえて自白剤を使ってみたけど、さっきからこの調子ですぜ。
島田:ただのバカだろ。てかさ、「悪の秘密結社饅頭」って何よ?
子分:あ。
(終)
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言霊連盟
コント/一芝居 (1/1)
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槍沢:なんとか勝てました。
栃城:それでは僕らのいっぱいいっぱい杯最初で最後のネタをどうぞ。
司会:期待の新人が期待通りの高得点デビュー! 新たな地での幕開けだ! 言霊連盟!
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槍沢:部長。川神商事との営業ですが先方からの希望で来週の金曜に決まりました。はい、じゃあ私は昼休みに行ってきます。……はあ、ようやく仕事が一段落着いたよ。
栃城:あの……。槍沢さん。ちょっといいですか?
槍沢:ああ、栃城どうしたんだ?
栃城:実はちょっと頼みたいことがありまして……。
槍沢:なんだよ、急に改まって。
栃城:実はですね、今度田舎からオフクロが一泊二日の予定で上京して、僕の生活や会社での仕事ぶりを見に来るって言うんですよ。
槍沢:ふんふん。
栃城:で、僕毎月オフクロに手紙書いているんですけれど、そこでちょっと自分のことを大きく書きすぎていまして……。
槍沢:あーわかった。それでオフクロさんに送ってある手紙どおりに一芝居打って、騙してくれっていうわけだな。
栃城:そうです。そうです。オフクロを安心させてやりたいんですよ。
槍沢:なんか、純朴青年のコメディドラマみたいな話だな。……そういうことなら手伝ってやってもいいけどさ。
栃城:ありがとうございます!!
槍沢:で、お前自分のこと大きく書いてあるって言ってたけどなんて書いてるんだ?
同期の出世頭? それともエリート社員とか? まさか社長候補なんて書いてないよな。はっはっは。
栃城:若者のカリスマ。
槍沢:は?
栃城:ですから、手紙には若者のカリスマと書いています。
槍沢:えーと……。お前が?
栃城:はい。
槍沢:どういうつもりだよ!
栃城:つい、大きく書いちゃって……。
槍沢:限度があるよ!! なんだよ若者のカリスマって! 会社でのポジションじゃねえの!?
栃城:あと、一部の人たちからは教祖と呼ばれているとも書いています。
槍沢:教祖!
栃城:ええ、皆から崇め奉られ、僕の話を聴けば心が清らかになると言っています。
槍沢:本当の教祖じゃん! なんだよ心が清らかにって。普段キャバクラの話しかしないじゃん。
栃城:それから、霊力が高まる石を25万で売ってる事になってます。
槍沢:しかもインチキ宗教かよ! さすがにオフクロさんも信じてないと思うぞ。
栃城:いえ、それ書いた次の月石を送ってくれって言って25万届けてきたんですよ。
槍沢:信じてんのか! もう本当の事言ったほうがよくないか?
栃城:だめですよ。もし嘘を書いていたってばれたらどうなることか……。
槍沢:そうは言ってもさ。
栃城:わかりました。25万円のうち半分上げます。
槍沢:よし。手を打とう。
栃城:よかった。それで芝居の台本を作っててきたんで、ちょっと練習してもらえますか?
槍沢:わかった。(台本を受け取る)これを読めばいいんだな。
栃城:はい。朝、会社に出社してくるところから作ってあります。
槍沢:なるほど。じゃ早速練習しよう。
栃城:「栃城『やあ、みんなお早う』とさわやかに挨拶」
槍沢:「槍沢『キャ〜! 栃城さ〜んこっち向いて〜』」 うんおかしいよな。なんで俺女子社員みたいになってるんだよ。
栃城:いや、槍沢さんは槍沢さんの役ですよ。
槍沢:だからおかしいんだろ。
栃城:とりあえず続けてください。
槍沢:わかったよ。えーと……。「槍沢『栃城さ〜んカッコイイ〜 抱いて』」 だからおかしいよな!! 俺ホモかよ!
栃城:槍沢さんがホモでも僕がカリスマならいいんですよ。
槍沢:よくねえよ! なんのつもりで入れたんだよこのセリフ!?
栃城:男をも魅きつけてしまうカリスマ性を持っているっていうことです。
槍沢:そんな無意味なところ強調しなくていいから!!
栃城:わかりましたじゃあ書き直しますよ。(台本に書き足す)はい。これでもう1回演じてください。
槍沢:「槍沢『キャ〜! 栃城さ〜んこっち向いて〜』」一緒じゃねえかよ!
栃城:その後、ちゃんと変えてますから。
槍沢:(渋々読む)「槍沢『栃城さ〜んカッコイイ〜 抱いて。でも俺は女が好きだ! 女の肌の柔らかさたまらない。手に残る感触が忘れられない』」セクハラだろ!
栃城:槍沢さんがセクハラしても僕が若者のカリスマなら……。
槍沢:(さえぎって)よくねえよ!!
栃城:続けますね。「栃城『ふーん』こうして、若者のカリスマの1日は終わった」
槍沢:終わり!?
栃城:だって早めに終わらせたいから。
槍沢:お前が願ってもダメだよ! お前の1日は3行で終わりか!
栃城:もっと書かなきゃダメですかね……?
槍沢:当たり前だろ! 芝居として成立してないだろ。そもそもお前、若者のカリスマっていうけど、どんなカリスマなのかまるで見えないし。
栃城:一応ファッションリーダーって事にしようと思っているんですけれど。
槍沢:ファッションリーダーって……。お前、普段どこで洋服買ってるんだ?
栃城:銀座のブティックです。
槍沢:略さずに言うと?
栃城:駅前ニコニコ銀座商店街のブティック笹本。
槍沢:そこではどんな洋服が売ってるの?
栃城:40代以上の主婦をターゲットにした洋服です。
槍沢:どこがファッションリーダーだ! この前飲み会で集まった時のお前の私服なんなんだよ、紫とピンクの地にラメが目いっぱい入ってて。毒々しいにも程があるよ!
栃城:あれ、スパンコールがワンポイントなんですよ。
槍沢:知らねえよ! あとどんなカリスマなのかって訊かれて「ファッションリーダーって事にしたい」ってなんで曖昧なんだよ?
栃城:いや、手紙には具体的なことはなにも書かないで、ただ若者のカリスマとしか書いてなくて、どういったカリスマにするかもこれから考えていこうかと思ってて……。
槍沢:漠然と!
栃城:はい。後はもう25万の石だとかそんなことしか書いてなくて。
槍沢:情報なんもないじゃん。そんなんでまともな芝居なんて出来る?
栃城:それがなにも決めていないから、台本も全く思いつかないんですよ。
槍沢:だろうな。まあそれにしても3行はひどいけどな。もっとあるだろ、女子社員から慕われていていつも話しかけられるとかさ。
栃城:でも、先輩と僕の二人だけだと芝居にも限界がありますから。
槍沢:……どういうことだよ?
栃城:実はこのこと先輩にしか言ってないんですよ。
槍沢:なんで?
栃城:だって関係ない人巻き込むのは申し訳ない。
槍沢:巻き込まれた俺はどうなるんだよ! とにかく書き直して来い!!
栃城:わかりました……。
槍沢:よし、書き直してきたな。
栃城:はい! しっかりしたシナリオにするために取引をすっぽかしてまで書いてきました。
槍沢:そこまでしなくていいよ。頑張るのもほどほどにしとけ。
栃城:とにかくこれで完璧にオフクロを騙せます。早速練習しましょう。他の人のセリフは槍沢さんが代わりに演じてくださいね。
槍沢:わかった。
栃城:「栃城『おはよう』とさわやかに挨拶」
槍沢:「女子社員『キャ〜! 栃城さ〜んかっこいい〜』」ちゃんと女子社員になってるな。
栃城:「栃城、にこやかに微笑む」
槍沢:「気絶する女子社員一同(エキストラ300人使用)」多いなあ!
栃城:やっぱり、人多いほうが話も盛り上がるかと思って。
槍沢:そう入っても300人はやりすぎだろ。どうやってかき集めるんだよ。
栃城:最悪。どうしても集まらない場合は観光地にある顔パネルで代用ます。
槍沢:本当に最悪だよ! それで騙せるならお前のオフクロさんの目はどれだけ節穴なんだよ。絵だし、顔ないし。
栃城:そこはちゃんと、エキストラの人に顔を入れてもらいますから。
槍沢:どのみち300人必要じゃねえかよ! 二度手間だろ!!
栃城:そういったところはこれから直していくんでとりあえず続けてください。
槍沢:「槍沢『栃城さんおはようございます』
女子社員A『あんたなになれなれしく口利いてるのよ!』女子社員B
『そうよ、なんであんたが栃城さんに話しかけてるのよこのゴミ野郎!!』」
栃城:「栃城『二人とも辞めるんだ。どんなゴミ野郎にだって私に話しかける権利はあるんだし、私もそれを拒まない。槍沢さんこれからも挨拶を続けてくれ』」
槍沢:「女子社員A『さすが栃城さん』女子社員B『ますます好きになっちゃった』槍沢『こんなゴミにはもったいないお言葉(号泣)』」……俺に不満でもあるのか?
栃城:いえ、そんなことないですよ。
槍沢:なんだよゴミ野郎ってよ! おまけに『こんなゴミにはもったいないお言葉』ってなに俺も認めてんだよ! 否定させてくれそこは!!
栃城:まあ、おいおい変えていきますんで。とりあえず今は続けてください。
槍沢:わかったよ。えーと次のセリフね……!? あのさ。これ部長って書いてあるよね。
栃城:はいそうです。
槍沢:てことはさ。実際には部長が演じるわけだよね……。
栃城:僕の計画では演じてもらう予定です。
槍沢:……巻き込める? いくらなんでも部長は芝居に出るのOKしてくれないんじゃない?
栃城:あー……。じゃあ、最悪、朝の挨拶の後槍沢さんが部長に出世したって事で。
槍沢:ありえねえよな! なにその急激な大出世!!
栃城:大丈夫ですよ。オフクロ会社とかよくわかりませんから。
槍沢:そうは言っても、さっきまでゴミ野郎って呼ばれてたやつがいきなり部長だぞ。ありえないだろ?
栃城:大丈夫です! 仮に槍沢さんが部長役になってもゴミ野郎って呼び続けますから!!
槍沢:なんのフォローだ! むしろダメだろ。
栃城:なんだったら、芝居とは無関係にゴミ野郎って呼び続けます!!
槍沢:嬉しくねえよ! なんで俺がゴミ野郎って呼ばれたいみたいなんだよ。
栃城:いいから早く続き読んでくださいよ。
槍沢:わかったよ。「部長『キャ〜! 栃城さ〜んかっこいい〜』」なんで部長がキャ〜キャ〜言うんだよ!!
栃城:やっぱり男をも魅きつけてしまうカリスマ性は必要かなと思って。
槍沢:いらねえよそんなもん! なににこだわってんだよ
栃城:いや……でも。
槍沢:でもじゃねえよ! 社員にキャ〜キャ〜言って、これじゃバカ部長じゃねえかよ。こんなバカな部長のいる会社で働けるかよ!!
……え? 部長? いや違いますって、バカとかそんな言ってませんよ。私は日ごろから部長の仕事ぶりを尊敬しているんですから……。
あ、はい。はい。はい。……ハァ〜。怒られたじゃねえかよ!!!
栃城:槍沢さん部長に不満でもあるんですか?
槍沢:お前のせいだろ!! もういい! 続けるぞ。
栃城:やる気になってくれましたか!
槍沢:やけになっただけだよ。次のセリフはと……。あのさぁなにこの展開?
栃城:ここからが重要なんですよ。
槍沢:あーそうですか。(棒読みで)「槍沢『僕みたいなゴミは死ねばいいんだー』ナイフを取り出して腹に刺す。グサッ。槍沢『うわー』」
栃城:「栃城『槍沢さんなにやってるんだ! 確かにあなたはゴミでクズで蛆虫だ。でも死んでいいなんてことはないんだ!! 待ってて今助けてる』手をかざす栃城」
槍沢:(棒読みで)「槍沢『うわあ……。見る見る傷がふさがっていくー』」……。なにこれ?
栃城:やっぱり伝説的なエピソードは必要かなと思って。
槍沢:本当に伝説じゃねえかよ!! 手をかざしたら傷が癒えるって!!
栃城:通勤の時は川を真っ二つに割って会社に通っているとも言ってあるんで、その話にも見劣りしないかと思って。
槍沢:手紙でなに言ってんだよ! モーゼじゃん。
栃城:オフクロも是非見たいって言ってるんで、槍沢さんなんとか川を真っ二つに出来ませんかね?
槍沢:無茶言うなよ!! もういい、やめだやめだ。付き合いきれるか!
栃城:え! なんでですか!?
槍沢:こんなむちゃくちゃな台本書いておいてよく言うよ。一連の流れまとめたら怪しい宗教の教祖ってだけだからね。
栃城:そんな、見捨てないでくださいよ……。25万あげますから。
槍沢:いらねえよ。もうオフクロさんに正直に言ったほうがいいと思うぞ。
栃城:だめですよ絶対!!
槍沢:なんで、そんなに嫌がるんだよ。
栃城:だってオフクロはいまや地元では知らぬものはいない伝説のロックシンガーなんですよ。
槍沢:お前も嘘つかれてんじゃん!
2人:どうもありがとうございました。
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アポカリプス
コント/全然似てない人 (2/2)
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喰らえ!必殺パンチ!
司会:ぐはっ。 笑いたい人、このネタ効きます!
今回も一風変わったシュールなコントで2連勝だ! アポカリプス!
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千葉:えっ?
??:驚くのは無理もない。このことを知らされて驚かない奴の方がおかしい。
千葉:そんな・・・
??:でもこれは事実だ。受け止めなきゃいけない。
千葉:あなたが・・・僕の・・・クローン?
??:そうだ。
千葉:でも全然似てない。
??:それは別にどうだって良いだろ!
千葉:全然良くないですよ。大問題ですよ。クローンなのに似てないって。
??:・・・・似てるよ。髪の毛の色とか・・・肌の色・・・目の色も。
千葉:それはほかに一億人ぐらい似てる人がいますよ。
??:・・・分かった。似てないことは認める。でも俺はお前よりの人間だ。
千葉:僕より?
??:そうお前より俺だ。
千葉:・・・・?
??:いや違うな。お前派俺だ。いや・・お前系俺・・ん?・・・お前イン俺だ。
千葉:最後僕あなたの中に入っちゃったよ!そんなこと言われたって信用できませんよ。だってクローンって言ったら生き写しみたいになるんでしょう。
??:俺はお前と同じ遺伝子だけど生き写しにはならない。遺伝子が同じでも生まれた場所や育った環境で人間は性格だけでなく外見も変わるんだ。
千葉:・・・・そうなのかな。そういえばお名前聞いていませんでしたね。お名前は?
??:俺はお前の熱海版だ。だから熱海と呼んでくれ。
千葉:熱海に住んでいたから熱海って明治時代の発想ですね。熱海さんって呼べばいいんですね。熱海で育ったんですか?
熱海:そう。そうだ熱海系お前だ。
千葉:なんで渋谷系みたいに言うんですか。熱海系って言われても全然イメージが湧きませんよ。
熱海:照り付ける太陽、さわやかな波しぶき、全国有数の有名温泉から秘湯まできみも熱海に WELCOME ATAMI!!
千葉:何の話ですか!熱海へようこそって熱海の良いとこ言われても行った気分にはなりませんよ。
熱海:新婚旅行は熱海に!!
千葉:宣伝はいいです。それに熱海が新婚旅行のメッカだった時代は終わったでしょう。
熱海:俺系熱海に!!
千葉:なんで熱海さん色に熱海が染まってるんですか。そうじゃなくてあの熱海さんは何で僕に会いに来たんですか?
熱海:お前の携帯の番号を聞くためだよ。
千葉:えっ?
熱海:あっグループ名は遺伝子でいいから。俺の携帯赤外線で出来るから簡単だよ。
千葉:え〜〜っ。
熱海:まさかポケベル?
千葉:そういうことじゃないです!そのために来たんですか?
熱海:そうだよ。広げよう。友達の輪を計画だ。
千葉:そんなことのために僕は人生最大のショックを受けたんですか?
熱海:そんなことってなんだよ。
千葉:それなら知らないままの方が良かったな。
熱海:お前そんなことばかり言うと熱海に隔離するぞ!
千葉:熱海の研究所に?
熱海:違う熱海県に。
千葉:範囲が広いな!それに熱海は県じゃありませんよ。
熱海:お前が熱海から出ようとしても国境線を越えることは出来ない。
千葉:今度は熱海が国になっちゃいましたよ!さっきから熱海持ち上げすぎでしょう。
熱海:とにかくそんなことって二度と言うなよ。
千葉:・・・・はい。
熱海:・・・・・・・
千葉:二つ三つ質問していいですか?
熱海:どうぞ。
千葉:なんで僕なんですか?何で僕が選ばれたんですか?
熱海:赤ちゃんの頃の肌触りがすごいふっくらソフトでふわふわで良かったんだって。
千葉:肌触りのよさが選考基準!?
熱海:そう。
千葉:・・・それで僕の遺伝子をどこかで採取して熱海さんが生まれたんですか?
熱海:そう。お前からな。
千葉:・・・僕から?
熱海:お前が俺を産んだんだよ。
千葉:本当に熱海さんイン僕じゃないですか!
熱海:冗談だよ。男なんだから子供産めるわけないだろ。俺は試験管から生まれたの。
千葉:やめてくださいよ。・・・あとなんでこんなことが?国家の陰謀か何かですか?
熱海:違う。俺を作った博士がすごい暇だったんだ。
千葉:えっ?
熱海:恋人もいないのに手編みのセーターを作る的感覚で俺を作ったらしい。
千葉:セーター・・・毛糸?・・だから肌触りなんだ!
熱海:そして俺は出来たのは良いけどあげる相手がいないから弟にあげる的感覚で熱海に捨てられた。そう新婚旅行といえば熱海の時代に。
千葉:新婚カップルに拾ってもらおうと思ったんですね。
熱海:拾ってくれたのは温泉旅館の仲居だった。
千葉:目論見どおりにいきませんでしたね。
熱海:そして今に至るわけだよ。
千葉:・・・・そんな軽い考えで人間を誕生させるなんて。
熱海:確かに軽い。だが軽い考えで生まれようが俺はお前と同じ人間なんだ。同じ命の重さを持つ人間なんだよ。それだけは分かってくれ。
千葉:・・・・・・そうですね。僕はあなたがクローンだから少し差別していました。でも同じ人間なんですよね。それに僕とあなたは・・・・・兄弟だ。
熱海:ありがとう。俺を受け入れてくれるんだな・・・・・・あ・・兄貴。
千葉:そうだよ・・・弟!
熱海:それじゃあいつらも受け入れてくれるよな。
千葉:あいつら?
熱海:みんな出て来い!!
別府:おいらも。
登別:わても。
下呂:私も。
黒川:おいどんも。
千葉:うわっ!
熱海:みんな兄貴のクローンだ。
千葉:・・・・・・全然似てない!!
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麒麟145
コント:お見合い写真 (2/2)
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矢野:やりましたオンエアですよ!!
河島:今回はコントです
矢野:皆さん見てください!!
河島:いっぱいいっぱいさんも見てください!!どうぞっ!!
司会:今回も見事なOVER400! 前回は漫才、今回はコントを使いこなして2連勝だ! 麒麟145!
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矢野:は〜・・・・母さんが話があるって言ってたけど何だろ?
河島:よくぞ参られた我が息子よ
矢野:おいっ何だその喋り方!!
河島:魔王からこの世界を救ってくれるのか・・・?
矢野:だから俺勇者じゃねえよ!そんなことより母さん話って何?
河島:大した話じゃないんだけどね 1年後でも10年後でも100年後でもOK
矢野:早く話せ!!100年後ってどんだけ先延ばしするつもりだよ?
河島:あんた結婚する気ない?
矢野:これ以上ないってぐらい重要な話じゃねえか!!
河島:とにかくさお見合い写真があるからそれ見てよ
矢野:わかったよ一通り見てみるよ
河島:東京ドームの数と同じぐらいあるわよ
矢野:・・・・1枚しかないじゃねえか!!
河島:じゃあダンプカー50台分ってことで
矢野:じゃあって何だよ!!大体極端すぎるだろ・・・・
河島:まずどれから行く?人?猫?チンパンジー?未知の生命体?
矢野:人でいいだろうが!!何だ最後の未知の生命体に至っては?
河島:人ね〜人と言っても人間からPersonまであるけど・・・
矢野:全部人じゃねえか!!
河島:あっこの人なんてどう?モー娘。の右から6番目の子そっくり
矢野:誰だよ!!
河島:ほらあの子よ〜高木さん
矢野:そんな奴いねえよ!!何処のどいつだそいつは?
河島:そう・・・いるはずのない女の顔がその写真には
矢野:心霊写真じゃねえか!!
河島:一緒に写ってる人が最近よくないことばかりあるのよ・・・
矢野:早くお払いしてもらえ!!お見合い写真出せよお見合い写真を!!
河島:あ〜お見合い写真ね はい信子夫人の写真
矢野:落合写真じゃねえか!!
河島:君もオレ流のお見合いをしないか?
矢野:やかましいわ!!ちゃんとしたの持って来いよ!!
河島:そもそもあんたどんな子がタイプなの?
矢野:そうだな〜藤原紀香とか優香とかかな〜
河島:じゃあこの人ピッタシだ
矢野:どんな人?
河島:足はスラッと長くスタイルもよく
矢野:いい感じいい感じ
河島:顔はね〜
矢野:これは期待出来そうだ
河島:右半分が藤原紀香左半分が優香
矢野:怖いだろうがそんなの!!!
河島:あっ逆のほうがいい?
矢野:そういう問題じゃねえよ 何で2分の1に顔分かれてんだよ
河島:じゃあ2人好み追加して4分の1ずつに・・・
矢野:もはやモンスターだろそいつは!!
河島:わかったわよ・・・じゃあこの子はどう?体系はイソ・フラ・ボン
矢野:意味わかんねえよ!!そんな例え聞いたことねえよ!!
河島:バストからは仄かな磯の香り ウエストからは腐乱臭
矢野:どんな女だよそれは!!他の出せ他の!!
河島:この子なら大丈夫かしら・・・・
矢野:今度こそちゃんとしてるんだろうな・・・
河島:足はスラっと長く 胸はかなり大きいわ
矢野:巨乳?どれぐらいだろ・・・?
河島:東京ドーム3杯分ぐらいかな
矢野:どんだけ巨乳なんだよ!!叶姉妹もびっくりだよ!!
河島:もうちょっと小さいほうがいい?神宮球場1個分って人がいるけど
矢野:東京ドームより小さくなってるけども!!どっちにしても嫌だそんなの!!
河島:貴様・・・我が組織の最高傑作を・・・・キシャーー!!
矢野:怖い怖い怖い!!大体何なんだよ組織って・・・?
河野:ハッハッハッ・・・じゃあさあんたどんな家庭を築きたいの?
矢野:何今の笑いは?!家庭?そうだね〜子沢山だといいね〜
河島:じゃあこれオススメ ラブラドールレトリバーの太郎君
矢野:もう人間とお見合いすることすら許されないの?
河島:じゃあこの人はどう?
矢野:何で白黒写真なんだ・・・
河島:それお母さんの若いころの写真
矢野:何の写真出してるんだよ!!もう自分で選ばせてよ・・・
河島:いいわよ ほらこれ写真全部
矢野:ん ありがとう
河島:これがロッテ時代そっちが中日時代それが巨人時代でそれが日ハム時代
矢野:落合写真混ざりすぎだ!!
河島:いい人見つけたら言いなさいね
矢野:わかったよ〜
(数時間後)
矢野:ん〜この子はっと ほうほう・・・
河島:いい人いたの?
矢野:この子いいね俺この子とお見合いしてみようかな
河島:あらホントに?じゃああんたの写真送らなきゃ
矢野:そっか一応向こうにも顔写真送らないとね
河島:あっじゃあここはビデオカメラに映像撮ろう
矢野:映像〜?何でまた?
河島:ほらあんたお笑いやってるでしょ それ見せてあげなさい
矢野:別にそんなんしなくても・・・
河島:我が組織の命令は絶対よ
矢野:だから何なんだよ組織ってのはよ!!
河島:ほらとにかくいつものようにツッコミしなさい
矢野:ごまかされたし・・・じゃあやるよ〜
(撮影終了)
(映像再生後)
河島:あらやだあんたツッコミなのに映像ボケてるじゃない
矢野:お前の撮り方が悪いんだよ!!!
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QQQ
コント/だるまさんが転んだ (2/2)
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Q1:やりました、2回目です。
Q2:このメンツの中OAはホントうれしいです。
司会:今回も見事な得点でOAしたのは実力の証! 不思議なコントで周囲を魅了! QQQ!
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Q1:ヒマだなぁ。
Q2:「だるまさんがころんだ」でもやるか?
Q1:なつかしいなぁ。
Q2:やるか?
Q1:かまわんよ。
Q2:じゃあやるか。
Q1:どっち鬼?
Q2:じゃあお前から。
Q1:OK。
Q1:だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜こ〜ろ〜ん〜だ!
Q2:(ピタッ)
Q1:・・・・・。だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜こ〜ろ〜ん〜だ!
Q2:(ピタッ)
Q1:・・・・・。だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜こ〜ろ〜ん〜で〜し〜ま〜っ〜た!
Q2:(ピタッ)
Q1:・・・・・。だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が・・・え!?転んだの!?
Q2:そうなんだよ。転んじまったんだよ、だるまさん。
Q1:どうして!?明日は大事な大会なんだぞ!畜生、なんでよりによってこんな時期に・・・。
Q2:そんなに悪く言うなよ。
Q1:お前何言ってんだよ!?一人でも欠けたら俺たち明日の駅伝に出れないんだぞ!
Q2:・・・助けたんだよ。
Q1:え・・?
Q2:だるまさん昨日、ランニング中に車にひかれそうになった子供見かけて、その子助けようとして・・・。
Q1:・・・転んだ!!はい!キュウジ動いたから次お前鬼な。
Q2:あ〜やっちまった〜!わかったよ・・。
Q2:だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜こ〜ろ〜ん〜だ!
Q1:(ピタッ)
Q2:・・・・・。だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜こ〜ろ〜ん〜だ!
Q1:(ピタッ)
Q2:・・・・・。だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が・・・・・・?だるまさん?おい、どうした!?
Q1:・・・俺、もうダメみたいだ。
Q2:何言ってんだよ。とにかく救助隊が来るまでの辛抱なんだ!
Q1:・・・なあ、キュウジ。
Q2:どうした?
Q1:俺の体はもう持たねぇ・・。見るからにズタズタだ・・。おそらくもう数分しか持たないだろう・・。
Q2:そんなこと言うなよ!!
Q1:お前だってホントは分かってるはずだ。俺の体はもうダメだって。
Q2:・・・・・。
Q1:だから・・最後に俺と・・転んでくれないか・・?
Q2:・・・わかった。
Q1:だ・・る・・ま・・さ・・ん・・が・・
Q2:転んだ!!はい、お前苦しそうに倒れたから次キュウイチ鬼だ!
Q1:あちゃ〜やっちまった〜!!
Q1:だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜こ〜ろ〜ん〜だ!
Q2:(ピタッ)
Q1:・・・・・。だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜こ〜ろ〜ん〜だ!
Q2:(ピタッ)
Q1:だ〜る〜ま〜さ〜ん、今なにしてんだろうなぁ?
Q2:そーだなぁ、だるまさんが転校してからもう半年かぁ。
Q1:元気かなぁ?
Q2:どーだろ〜なぁ。あいかわらずだるまさん転んでんだろうなぁ〜。
Q1:ははは。俺らもよくだるまさんと一緒に転んだもんだったなぁ。
Q2:でもやっぱあいつにはかなわなかったよ。
Q1:そうだな。俺ら陸上部なのにな。
Q2:ははは。・・・ん?あれ?あそこの河原で走ってんの、似てないか?
Q1:まさかぁ。あいつ遠くに引っ越したのにそんなわけ・・・!!
Q2:あ!!だるまさんが、だるまさんが、
Q1:転んだ。
Q2:(ピタッ)
Q1:だ〜る〜ま〜さ〜ん〜が〜・・・
Q2:タッチ〜!!
Q1:ああああ!!・・・・な〜んだ、先輩おどかさないでくださいよ〜。
Q2:あ、あああ!?
Q1:もぉ〜だるまさんなんかどこにも転んでないじゃないですかぁ〜。
Q2:いやいや、ホントなんだよ!!ついさっきお前の真横に・・・・っっっ!!!
Q1:また〜冗談きついなもぉ〜そんなわけ・・・・・っっっ!!!
Q2:だ、だるまさんが、
2人:笑ってるよ!?
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